平成20年2月埼葛斎場組合議会 議 事 日 程 (第1号) 平成20年2月1日(金曜日)午前10時00分開会 開会と開議 新議員の紹介 仮議席の指定 管理者のあいさつ 第 1 議席の指定 第 2 会議録署名議員の指名 第 3 会期の決定 第 4 諸般の報告 第 5 議案第1号上程、説明、質疑、討論、採決 第 6 議案第2号上程、説明、質疑、討論、採決 第 7 議案第3号上程、説明、質疑、討論、採決 第 8 議員派遣の件上程、説明、質疑、討論、採決 管理者のあいさつ 閉 会 出席議員(13名) 1番 秋 山 文 和 議員 2番 鳴 島 武 議員 3番 石 川 勝 也 議員 4番 長 谷 部 芳 明 議員 5番 岡 田 秀 夫 議員 6番 川 鍋 秀 雄 議員 7番 成 田 能 祥 議員 8番 都 築 能 男 議員 9番 興 淳 明 議員 10番 大 山 利 夫 議員 11番 本 澤 晴 美 議員 12番 石 川 誠 司 議員 13番 滝 澤 英 明 議員 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定による説明者 管 理 者 春日部市長 石 川 良 三 副 管 理 者 蓮田市長 中 野 和 信 〃 白岡町長 濱 田 福 司 〃 杉戸町長 野 口 勝 久 〃 春日部市副市長 秋 村 成 一 郎 会計管理者 春日部市会計管理者 石 川 隆 事 務 局 長 折 原 幹 雄 参 事 間 中 秀 男 (施設担当) 施設担当課長 大 塚 洋 二 参事兼出納室長 松 本 敏 幸 担 当 課 長 春日部市市民課長 中 村 栄 〃 蓮田市みどり環境課長 関 口 隆 久 〃 白岡町生活環境課長 田 口 嘉 章 〃 杉戸町環境課長 大 串 雅 治 職務のため出席した職員 埼葛斎場組合事務局 山 ア 旭 管理担当▼開会及び開議の宣告
○鳴島 武議長 [ 1 ] | ただいまから埼葛斎場組合議会平成20年2月定例会を開会いたします。 |
これより本日の会議を開きます。 |
(午前10時00分)
▼新議員の紹介
○鳴島 武議長 | このたび、新たに埼葛斎場組合議会議員として選出されました杉戸町の岡田秀夫議員、都築能男議員を紹介します。 |
ただいま紹介申し上げましたお二人のごあいさつをお願いいたします。 | |
初めに、岡田秀夫議員、お願いいたします。 |
◆岡田秀夫議員 [ 2 ] | おはようございます。このたび、杉戸町議会より選出をされてまいりました岡田秀夫と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 |
○鳴島 武議長 | 続きまして、都築能男議員、お願いします。 |
◆都築能男議員 [ 3 ] | おはようございます。昨年の8月の選挙のときに初めて当選させていただきました。今後ともよろしくお願いいたします。 |
(午前10時30分)
▼仮議席の指定
○鳴島 武議長 | 杉戸町より新たに埼葛斎場組合議会議員が選出されました。 |
ただいまご着席の議席を仮議席と指定いたします。 |
▼管理者のあいさつ
○鳴島 武議長 | 管理者のあいさつをお願いします。 |
管理者、石川春日部市長。 |
◎石川良三管理者 [ 4 ] | このたび、埼葛斎場組合の平成20年2月の定例会をお願い申し上げましたところ、議員の皆様におかれましては、ご多忙の折にもかかわらずご参集をいただきまして、厚く御礼を申し上げるところでございます。 |
今回ご提案申し上げます議案は、条例の一部改正を初め3議案でございます。よろしくご審議をいただきまして、いずれも承認、可決を賜りますようお願い申し上げまして、開会のあいさつとさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 |
▼議席の指定
○鳴島 武議長 | 日程第1、議席の指定をいたします。 |
会議規則第3条第2項及び第3項の規定によりまして、議長において指定をいたします。 | |
ただいまご着席の仮議席を議席に指定いたします。 |
▼会議録署名議員の指名
○鳴島 武議長 | 日程第2、会議録署名議員の指名をします。 |
▽会議録署名議員
8番 都 築 能 男 議員 | |||
9番 興 淳 明 議員 |
を指名します。 |
▼会期の決定
○鳴島 武議長 | 日程第3、会期の決定についてを議題とします。 |
この際、お諮りします。2月定例会の会期は本日1日間としたいと思います。ご異議ありませんか。 |
〔「異議なし」と言う人あり〕
○鳴島 武議長 | 異議なしと認めます。 |
よって、会期は本日1日間と決しました。 |
▼諸般の報告
○鳴島 武議長 | 日程第4、諸般の報告をします。 |
地方自治法第121条の規定により、本定例会における説明者の出席を求めたところ、お手元に配付してあるとおり報告がありましたので、ご了承願います。 |
▽議案第1号
議案第1号 埼葛斎場組合職員の育児休業等に関する条例の一部改正について |
○鳴島 武議長 | 日程第5、議案第1号 埼葛斎場組合職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 |
事務局、朗読願います。 |
〔事務局朗読〕
○鳴島 武議長 | 本案についての説明を願います。 |
折原事務局長。 |
◇折原幹雄事務局長 [ 5 ] | 議案第1号 埼葛斎場組合職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、提案理由及びその主な内容につきましてご説明申し上げます。 |
議案書1ページをごらんください。提案理由でございますが、国における地方公務員の育児休業等に関する法律の一部が改正されたことに伴いまして、条例の第1条及び第8条に規定されている法律の引用条項をそれぞれ改正するものでございます。 | |
改正内容につきましては、第1条中「、第6条の2」を「、第7条」に、「、第7条」を「、第8条」に、「第9条」を「第19条」、また第8条中「第9条」を「第19条」にそれぞれ改めるものでございます。 | |
附則につきましては、この条例の施行期日を公布の日からとするものでございます。 | |
以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 |
○鳴島 武議長 | 本案についての質疑を求めます。 |
秋山文和議員。 |
◆1番秋山文和議員 [ 6 ] | 1点お尋ねをしておきます。引用条文の条項が変わっただけのように見えますけれども、内容がどういうふうに改正をされたか、この1点お尋ねしておきたいと思います。 |
○鳴島 武議長 | 答弁を求めます。 |
折原事務局長。 |
◇折原幹雄事務局長 [ 7 ] | それでは、条例改正の具体的な内容につきましてご答弁申し上げます。 |
このたびの条例改正は、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部が平成19年8月1日に改正されたことに伴いまして、法律の引用条項を改正するものでございまして、その地方公務員の育児休業等に関する法律の改正による変更点について申し上げます。 | |
実質的な変更点といたしましては、大きく2点ございます。1点目は、育児休業のうちの部分休業につきまして、これは1日2時間を限度として取得できる休業でございますが、対象となる子供の年齢が「3歳未満」から「小学校就学前」までに拡大されるものでございます。 | |
2点目といたしましては、新たに地方公務員に育児のための短時間勤務制度が導入できるようになったものでございます。 | |
以上でございます。 |
○鳴島 武議長 | ほかに質疑はありませんか。 |
〔「なし」と言う人あり〕
○鳴島 武議長 | 質疑がないようですので、議案第1号についての質疑を終結いたします。 |
これより討論に入ります。 | |
本案についての討論を求めます。 |
〔「なし」と言う人あり〕
○鳴島 武議長 | 討論がないようですので、討論を終結し、採決をします。 |
本案について賛成の議員の起立を求めます。 |
〔起立全員〕
○鳴島 武議長 | 全員起立です。 |
よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。 |
▽議案第2号
議案第2号 平成19年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第2号)に | |||
ついて |
○鳴島 武議長 | 日程第6、議案第2号 平成19年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第2号)についてを議題とします。 |
事務局、朗読願います。 |
〔事務局朗読〕
○鳴島 武議長 | 本案についての説明を願います。 |
折原事務局長。 |
◇折原幹雄事務局長 [ 8 ] | 議案第2号 平成19年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第2号)につきまして、内容をご説明申し上げます。 |
補正予算書1ページの第1条第1項歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,876万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億1,787万3,000円とするものでございます。 | |
第2項、歳入歳出予算の款、項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページ、3ページの「第1表 歳入歳出予算補正」のとおりでございます。 | |
内容につきましては、歳入歳出補正予算事項別明細書によりご説明を申し上げます。 | |
第2条、継続費補正は、4ページ、「第2表 継続費補正」のとおりでございます。継続費の補正でございますが、工事請負費が減額となることから、年割額を変更するものでございます。 | |
第3条、債務負担行為は、5ページの「第3表 債務負担行為」のとおりでございます。これは新年度当初から業務委託が始まります清掃業務及び火葬業務の契約行為を平成19年度中に行わせていただくものでございます。 | |
第4条、地方債補正は、6ページの「第4表 地方債補正」のとおりでございます。 | |
それでは、歳入歳出補正予算事項別明細書、8ページ以降の歳出より、その内容につきましてご説明を申し上げます。 | |
2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、11節需用費804万9,000円の減は、例規集の追録が少なくて済んだこと及び電気料、水道料の10月までの実績に基づく執行見込額が少なかったため、減額補正するものでございます。13節委託料766万円の減は、委託内容を精査したことと、入札による請負差金によるものでございます。19節負担金補助及び交付金の増は、蓮田市、白岡町からの派遣職員2人分の給与等負担金の増によるものでございます。 | |
3款事業費、2項施設建設費、1目施設建設費、13節委託料64万2,000円の減は、環境事後調査事務委託の調査内容の精査及び入札による請負差金によるものでございます。15節工事請負費1,161万5,000円の減は、工事内容の精査及び入札による請負差金が生じたことによるものでございます。 | |
22節補償補てん及び賠償金250万円の増は、埼葛斎場改築工事に伴い、近隣家屋等の事前調査と事後調査の結果を比較しまして、損傷が拡大したもの及び新たに発生した損傷が工事に係るものと認められたものを修復するための補償費として計上したものでございます。 | |
4款公債費、1項公債費、2目利子、23節償還金利子及び割引料2,900万7,000円の減は、長期債利子が当初見込んでいた利率よりも低率で借りられたことにより減額となったものでございます。 | |
5款予備費1,476万5,000円の増は、歳入歳出の余剰金を計上するものでございます。 | |
次に、歳入につきましてご説明申し上げます。7ページにお戻り願いたいと思います。1款分担金及び負担金、1項負担金、1目負担金、1節負担金3,216万4,000円の減は、建設負担金の算出根拠となっている施設建設費及び公債費が減額となったことによるものです。 | |
5款組合債660万円の減は、組合債の算出根拠となっている起債対象工事費が減額となったことによるものでございます。歳入合計、補正前の額5億5,663万7,000円、補正額3,876万4,000円の減で、歳入合計5億1,787万3,000円とするものでございます。 | |
以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 |
○鳴島 武議長 | 本案についての質疑を求めます。 |
秋山文和議員。 |
◆1番秋山文和議員 [ 9 ] | 何点かお尋ねします。 |
8ページ、例規集、先ほど少なくて済んだということなのですけれども、当初計上が132万1,000円で、大分100万以上減らすので、約8割ぐらい減らすことになりますが、例年どおり多分上げたのだろうと思いますが、この年度だけは極端に少ないと、そういうことでよろしいですか。 | |
それから、電気料と水道料、それぞれ当初は、もちろんここでは出ていませんけれども、電気料は当初の32%減額をする。水道料は当初の78%を減額する。特に水道料金についてはものすごい減額で、これは計上の仕方が相当狂ったかなというふうに思うのですけれども、このあたりのご説明をいただきたいというふうに思います、電気料と水道料。 | |
それから、委託料ですけれども、清掃業務委託料も45%減です。それから、消防設備点検業務委託料も、これは9割減なのです、90%マイナスと。それから、斎場移転業務委託料は87%、減るのが。新しい事業に取り組んだ年度ですから、この1年間、丸々1年間ありませんけれども、予算の計上も難しかったのだろうとは思いますが、計上、減額幅の大きいものについて説明をいただきたい。 | |
それから、工事請負費の外構、植栽、解体、それぞれ外構が3.96%、植栽は30%、解体が4.4%、道路側溝改良工事が23.15%、これは当初予定額の予算を計上した、先ほどのご説明だと工事内容を精査をしたということと入札差金というような2つの原因というふうにお聞きしたのですけれども、そうすると予定価格も変わってきているのですか。当初予算に計上した、例えば植栽工事ですと1,090万2,000円当初予算上げていましたけれども、予定価格は、ではもっと下げて発注したのかどうか、この4件の工事について、ほかに何か電気設備工事と給排水衛生設備工事が本年度あって、全部で6件あったのですけれども、それぞれの入札、契約方法についてお尋ねをしておきたい。 | |
それから、春日部市ですと、工事請負費については最低制限価格8割ということになっているわけなのですけれども、当初比で見ると植栽工事などは30%、例えば当初の計上額が予定価格だとすれば、それに対して3割、7割の落札率ということになるのかな。そうすると最低制限価格、これはその工事はこういうものに該当しないということになるのかどうか、ちょっとこの最低制限価格との適用の関係ではどういうふうになっているかお尋ねをしておきたい。 | |
それから、先ほど建築に伴って周辺の家屋に対して損害が出たということで、補正増が250万ほど上がっておりますけれども、この対象戸数など補償内容についてご説明をいただきたいと思います。 | |
それから、9ページです。長期債の利子が2,714万8,000円の減額補正ですけれども、当初上げてきたのは5,456万9,000円、約5割減ですよね。ですから、当初の利率の見込みと実際の利率はどうなのか、これは変動なのかどうか、多分変動ということはないと思うのですけれども、長期債についての利率についてご説明いただきたい。 | |
それから、一時借入金の利子は185万9,000円マイナスで、当初189万3,000円計上していなかったですか。何かこう98.2%も減額ということで、これは一借を起こさなかったということになるのか、起こしたけれども、数日間ということなのか、ちょっとご説明いただきたい。 | |
それで、最後に組合債の融資金融機関はどちらになっているのか、それをお尋ねをしておきたい。 | |
以上です。 |
○鳴島 武議長 | 答弁を求めます。 |
折原事務局長。 |
◇折原幹雄事務局長 [ 10 ] | それでは、私のほうから需用費の減と委託料の減についてご答弁申し上げます。 |
まず、需用費の減額補正についてご説明申し上げます。例規集の追録代につきましては、当初予算につきましては18年度の実績に基づいて計上したところでございますが、19年度ここにきまして42ページの追録を行いまして、今後、年度内には追録が予定されていないところから減額をするものでございます。 | |
また、電気料及び水道料につきましては、議員のご質疑の中にもございましたが、19年度につきましてはご承知のように新設の稼働の最初の年でございまして、私どもといたしましても当初予算算出のもとになる実績が出ていなかったことから、実際予算を組むに当たってはいろいろ悩んだところでございまして、1つにはこの施設の設計等に携わった方に試算していただいたり、あるいは近隣の斎場さんなんかに問い合わせ、実際出向いたこともありましたけれども、そういう数値を参考にさせていただいて算定をしたところでございました。実際、当初では、電気料が1,682万8,000円、水道料については209万1,000円を計上いたしましたが、この10月まできました中で実績も出てきまして改めて計算しましたところ、電気料については537万円、水道料については163万6,000円の補正減をお願いするものでございます。 | |
続きまして、委託料の減額補正についてご説明申し上げます。まず、1点目の清掃業務委託料でございますが、これは業務内容を精査した中で、具体的には、1つ、駐車場の清掃とか、あるいは火葬炉、炉前の清掃あるいは告別室の清掃の日常的な清掃につきましては、職員が朝とか夕方、利用者のいない時間帯を利用して行うことにしまして、実際委託する内容についてはトイレ等の日常清掃と、それと施設の定期清掃にした結果、入札差金も出まして、結果として減額補正をお願いするものでございます。 | |
それと、消防設備の点検業務でございますが、ただいま非常に大幅な減額云々というご質疑いただきましたが、この内容につきましても19年度当初は同じように見込んだところでございました。その中で、実際我々、今度また契約するに当たって、点検の項目や、あるいは回数等を見直した結果、安価な契約ができたことによるものでございます。実際、件数等につきまして、我々当初、年度内2回を予定したところですが、実際は1回で済んだこと、ですからそれについても半分で済みましたし、項目としても我々が考えた項目が、この消防設備点検の中ではしなくても済んだ項目も出まして、非常に大幅な減額補正をお願いするものでございます。 | |
それと、斎場の移転業務でございますが、これはちょうど昨年になりますけれども、3月からこのオープン前の、竣工式4月12日とございますが、竣工式前に実際我々職員が書類とかを箱に詰めたり、あるいはもう不用になったものは廃棄したり、そういうことは仕事の合間に行ってまいりました。それと、現場のほうも大分年数もたっておりまして、備品等も、例えばロッカーであるとか机とかというのは大分古くなってきておりまして、かなりさびの出ているのもございまして、そういうものについては処分をさせていただいたわけですが、その処分の方法としては、ちょうど昨年5月の連休時分ですが、この解体工事ございましたけれども、その解体のときにロッカーとか机とか要らないものについては一緒に片づけていただけるということだったものですから、そういうものは新しい施設のほうへの移動というものがなくなりまして、当初我々が考えていた金額よりも少ない金額で済んだことによりまして減額補正をお願いするものでございます。 | |
以上でございます。 |
○鳴島 武議長 | 間中参事。 |
◇間中秀男参事(施設担当) [ 11 ] | 補正予算書8ページの施設建設費請負工事費の内容についてお答えいたします。 |
まず、減額の理由といたしまして設計内容の精査についてはどのような精査があったかということなのですけれども、当初予算に対して設計額はどのくらいになるかというご質問だと思います。主なものといたしまして、まず道路側溝改良工事につきましては、当初予算額では1,428万円を予定していたところでございますが、これにつきましても解体工事、それからほかの工事との絡みございまして、先ほど申し上げました内容を精査いたしました結果、設計では1,168万9,650円となったところでございます。それから、あと大きなところでは植栽工事がございまして、植栽工事につきましても当初予算額といたしまして1,090万2,000円を予定したところでございますが、これにつきましても植木の内容、本数等を精査した結果、設計におきまして756万円となったところでございます。 | |
それから、あと契約方法というご質問だと思います。契約方法につきましては、ご質疑のとおり、平成19年度当初予算で電気工事など工事請負費といたしまして6件の予算計上となっております。このうち電気設備工事、給排水衛生設備工事は平成17年度発注工事でございまして、18年度までが本体工事にかかわる部分で、そして今回、当該19年度につきましては外構にかかわる工事部分の予算計上でございます。したがいまして、この2件につきましては17年度に発注ということでございまして、いずれも制限つき一般競争入札で実施しております。今回補正減をお願いしています4件につきましては、いずれも指名競争入札により実施しております。この中で平成19年度に発注いたしました外構工事その2、植栽工事その2、道路側溝改良工事につきましては、受注機会の均等または公正な競争原理の促進という点を考慮いたしまして、指名競争入札ではありますが、実質的な制限つき一般競争に近い方法、つまり事業所、本社、支店などが構成市町内にあるとか、ランクA、B、C相当の評点、これらの制限によりまして制限をつけるということを検討しまして、その旨を指名委員会に諮りまして、それによりまして各工事の業者選定が行われることになりました。結果、指名審査委員会におきまして選定されました業者は、外構工事その2では20社、植栽工事その2では7社、道路側溝改良工事では16社となり、これらすべてを指名し、入札を実施しております。なお、これらの制限をつけた中での対象業者のすべてで実施した入札の結果といたしまして、すべての工事におきまして95%以下の落札での契約となっております。 | |
続きまして、補正予算書9ページですか、長期債利子の減額のご質疑でございますけれども、利率につきましては見込みでは3%でございました。実際は、決算のときにもちょっとお話しいたしましたけれども、これは3機関といいますか、3カ所から借り入れをいたしまして、実際には川口信用金庫から1.65%、埼玉りそな銀行から1.89%、それから埼玉県ふるさと創造資金ということで1.1%でございます。これにつきましては、すべて固定金利、主に15年償還、3年据え置きという形になってございます。 | |
続きまして、一時借入金利の減額につきましてですけれども、当初予算では組合債の借入額と同額の1億2,800万円を一時借入金といたしまして、利率3%、借入期間を180日として利子を189万3,000円を計上したわけでございます。このように工事等の完成払いのために組合債借り入れまでのつなぎ資金としての一時借り入れを予定いたしましたが、しかし借入限度額までを借り入れを行わずに、また借入期間も短縮して資金繰りができる見込みとなったため、補正減をするものでございます。全部今回減額するということではございませんでして、今回の補正予算では約2,000万円を借り入れまして、率を2%予定してございます。借入期間を30日ということで、約2月末ごろに借り入れを予定しているところでございます。 | |
以上でございます。 |
○鳴島 武議長 | 限度額。 |
◇間中秀男参事(施設担当) [ 12 ] | 申しわけありません。最低限度額につきましては、設計額、予算額に対しての限度額ということではございませんので、あくまでも設計して、予定価格を決めた中での予定価格の最低限度額ということでありますので、これも組合の契約規則に基づきまして予定価格の10分の8という形で設定してございます。 |
事後調査につきましては、冒頭説明させていただきましたように、工事による影響範囲の結果、損傷箇所が認められるものについてのこれを補償するということでございまして、11件の対象家屋等がございました。主なものは、外壁のクラック及びまた内壁のクラック等でございました。それら11件のトータルで今回お願いしております250万円ということでございます。 | |
以上でございます。 |
○鳴島 武議長 | 秋山文和議員。 |
◆1番秋山文和議員 [ 13 ] | 清掃業務委託、消防設備点検委託、斎場移転業務、この業者選定はどういうふうになさったのでしたか、ちょっとこれ聞き漏らしたので、それから契約方法を説明してください。 |
それから、工事請負費なのですけれども、ご説明では、例えば植栽工事は設計価格は750万円に減額になっていますよね。それで、331万4,000円今回減額をするということになると、落札率43%ということになりませんか。そうすると、こういう植栽工事もあれですか、最低制限価格8割というこういう決まりになっていないのでしょう。なっているのだったら、これおかしいよねと思ってちょっと聞いたのですが、このあたりもう少し整理をして、予算計上額が設計価格でないということはわかりました。大分精査をして減額をしていてというような、大丈夫かな。例えば、道路側溝改良工事、設計価格は1,168万9,000円に減額したと。予算は1,400万以上上げていましたけれども、それで今回330万ほど減額してしまうわけだから、落札率が71.7%程度にならないのでしょうか。そうすると、最低制限価格8割というものを下回っているように私の計算ではなってしまうのですけれども、このあたりはどうなのですか。その工事1とか2とかという何かそういう言い方で、ちょっとその辺に誤解があるのかどうか伺いたいと思います。ご説明いただきたいというふうに思います。 | |
それから、工事に伴って周辺家屋への損害が発生をして、これはもう円満解決ということになっているかどうか、補修工事が終了しているのかどうか。公共施設に対する周辺の皆さんが少しでも被害を受けたということになれば余り感情的にもよろしくないでしょうから、誠心誠意補償するというのは当然だと思うのですけれども、このあたりの解決しているのか、円満に落着しているのかどうかお尋ねをしておきたいというふうに思います。 | |
そういうことで、外部工事請負についても、指名競争入札にしてもたくさんの業者を指名をしたというふうな工夫をされているようで、ぜひ今後、競争性を高めていくということでは鋭意努力をお願いをしたいというふうに思います。主にこの2点、最低制限価格の問題と周辺の補償問題について、これお尋ねしておきたいと思います。 |
○鳴島 武議長 | 答弁を求めます。 |
折原事務局長。 |
◇折原幹雄事務局長 [ 14 ] | それでは、私のほうから委託関係につきましての契約方法と選定方法についてご答弁申し上げます。 |
契約方法につきましては、清掃業務が7社による指名競争入札、それと消防設備点検、それと斎場移転業務がそれぞれ2社見積もりによる随意契約でございます。選定方法につきましては、構成市町の入札参加資格者名簿に登録されている業者の中から選定しております。 | |
委託については以上でございます。 |
○鳴島 武議長 | 間中参事。 |
◇間中秀男参事(施設担当) [ 15 ] | 植栽工事と道路の関係でございますけれども、道路改良工事につきましては予定価格、設計額、今回同額に扱っていますので、1,168万9,650円という形の中で落札金額が1,097万2,500円ということでございまして、93.87%の落札率ということでございます。 |
それから、補償の関係ですけれども、補修は完了しているかということと、あと円満にというご質疑でございましたけれども、これは事後調査やった段階ではそんなにトラブルとか特に問題はございませんでした。その中で補修とか今後の補償につきましては、今回の補正250万を可決していただいた段階で、今後、その11件の方とは補償交渉に入らせていただきたいと思いますけれども、感覚的にはこのままスムーズに補償契約が結べるということは考えております。 | |
以上でございます。 |
○鳴島 武議長 | 秋山文和議員。 |
◆1番秋山文和議員 [ 16 ] | ちょっと私、計算ミスをしました。当初予算額に対してこれだけ減額をする。見積もり、実際の工事発注設計価格は大分下回っていたわけですね。そうすると、ちゃんと8割以上になっていると、こういうことでしたね。ここの点大変失礼しました。では、終わります。 |
○鳴島 武議長 | ほかにございますか。 |
石川勝也議員。 |
◆3番石川勝也議員 [ 17 ] | 7ページの組合債ですが、660万ほど減額されておりますが、その説明欄に斎場改築事業債となっていますが、もう少し具体的な内容をちょっとお尋ねいたします。 |
○鳴島 武議長 | 答弁求めます。 |
間中参事。 |
◇間中秀男参事(施設担当) [ 18 ] | 組合債の減額につきましては、組合債の対象経費というのがございまして、主に工事関係でございますけれども、それが組合債の対象経費になるわけでございますけれども、先ほど秋山議員からのご質問にお答えしましたように、工事の内容の精査、それからあと入札によります請負差金等が出まして、対象事業費が減額になりましたので、その分の起債額75%になるわけですけれども、その分が減額になったということでございます。 |
○鳴島 武議長 | ほかに質疑ありませんか。 |
〔「なし」と言う人あり〕
○鳴島 武議長 | 質疑がないようですので、議案第2号についての質疑を終結いたします。 |
これより討論に入ります。 | |
本案についての討論を求めます。 |
〔「なし」と言う人あり〕
○鳴島 武議長 | 討論がないようですので、討論を終結し、採決をします。 |
本案について賛成の議員の起立を求めます。 |
〔起立全員〕
○鳴島 武議長 | 起立全員です。 |
よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 |
▽議案第3号
議案第3号 平成20年度埼葛斎場組合一般会計予算について |
○鳴島 武議長 | 日程第7、議案第3号 平成20年度埼葛斎場組合一般会計予算についてを議題といたします。 |
事務局、朗読願います。 |
〔事務局朗読〕
○鳴島 武議長 | 本案について説明を願います。 |
折原事務局長。 |
◇折原幹雄事務局長 [ 19 ] | 議案第3号 平成20年度埼葛斎場組合一般会計予算につきまして内容をご説明申し上げます。 |
1ページの第1条、第1項歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億1,519万7,000円と定めるものでございます。 | |
第2項、歳入歳出予算の款、項の区分及び当該区分ごとの金額は、2ページ、3ページの「第1表 歳入歳出予算」のとおりでございます。 | |
それでは、内容につきまして4ページ以降の歳入歳出予算事項別明細書によりご説明を申し上げます。 | |
まず、6ページ以降の歳出よりご説明いたします。前年度より大きく変わったもの、また主なものをご説明申し上げます。6ページ、7ページをお開き願いたいと思います。 | |
1款議会費は253万2,000円で、前年度比5,000円の減でございますが、これは11節需用費の会議録の印刷部数を減らしたことによるものでございます。 | |
2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、2節給料、3節職員手当、4節共済費につきましては、職員13名分でございます。給料、職員手当、共済費の総額は1億35万9,000円でございまして、前年度比237万2,000円の増の主な理由につきましては、地域手当の支給率が2%になったことと、管理職手当が20%カットから規定どおりの支給となったこと及び勤勉手当の支給率が0.05カ月分ふえたことによるものでございます。11節需用費1,849万9,000円は、前年度比504万5,000円の減でございますが、前年度は施設規模の拡大による光熱水費の増額を見込みましたが、本年度は実績に基づいて見込んだことによるものでございます。 | |
8ページ、9ページ、13節委託料2,377万7,000円は、前年度比513万7,000円の減でございますが、こちらも前年度は新設稼働に伴う委託料の増額を見込みましたが、本年度は実績に基づいて見込んだことによるものでございます。19節負担金及び交付金2,030万5,000円は、前年度比34万3,000円の増でございますが、総合事務組合の負担率が1,000分の195から1,000分の205になったことによるものでございます。 | |
3款事業費、1項事業管理費、1目事業管理費、11節需用費2,602万1,000円は、前年度比197万2,000円の増でございますが、主な理由としましては火葬炉用の燃料の都市ガス料金の増でございまして、前年度は新設供用開始後の11カ月分の予算計上でしたが、本年度は12カ月分を見込んだことと、単価の増によるものでございます。 | |
次に、10ページでございます。13節委託料5,638万7,000円は、前年度比772万6,000円の増でございますが、これは火葬業務委託料の増でございまして、こちらの先ほどの燃料費と同様に前年度の新設供用開始後の11カ月分の予算計上から12カ月分の予算計上となったことによるものでございます。 | |
次に、前年度は2項として施設建設費がありましたが、改築工事が完了いたしましたので、廃項となっております。 | |
4款公債費、1項公債費、1目元金、23節償還金利子及び割引料1,843万6,000円は、平成16年度に借り入れました組合債の据え置き期間が終了し、元金の償還が始まることから新たに計上するものでございます。 | |
同じく4款公債費、1項公債費、2目利子、23節償還金利子及び割引料3,249万3,000円は、平成16年度から18年度までの組合債と、平成19年度に借り入れを予定しております組合債の償還金利子を計上するものでございます。 | |
5款予備費、1項予備費、1目予備費1,000万円は、不測の事態に備えての予備財源として計上するものでございます。 | |
次に、歳入についてご説明を申し上げます。4ページ、5ページにお戻り願いたいと思います。主なものをご説明申し上げます。 | |
1款分担金及び負担金、1項負担金、1目負担金、1節負担金1億9,420万8,000円は、前年度比8,371万4,000円の減でございまして、主な理由は埼葛斎場改築工事の完了に伴いまして建設負担金がなくなり、一般負担金のみとなったことによるものでございます。構成市町の負担割合につきましては、平成19年10月1日現在の人口及び世帯数をもとに人口、世帯の案分を構成市町の比率で算出したものでございます。また、参考資料といたしまして負担金計算書を配付してございますので、ご参照いただきたいと存じます。 | |
次に、2款使用料及び手数料7,939万8,000円でございますが、1目斎場収入につきましては、組合内2,465件、1,676万7,000円、組合外407件、1,993万円を見込んだものでございます。2目霊柩自動車使用料は、組合内339回、101万7,000円、組合外36回、36万円を見込んだものでございます。3目小動物炉使用料は、組合内1,915頭、1,064万4,000円、組合外84頭、146万円を見込んだものでございます。4目待合室等使用料は、組合内2,416回、2,278万8,000円、組合外373回、634万8,000円を見込んだものでございます。 | |
3款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、1節繰越金4,000万円は、前年度繰越金として見込んだものでございます。 | |
4款諸収入、1項雑入、1目雑入、1節雑入159万1,000円の主なものは、骨つぼセット実費代860個分でございます。 | |
歳入合計3億1,519万7,000円で、前年度比1億9,634万8,000円の減でございます。なお、11ページ以降に給与明細書及び地方債についての調書を添付してございますので、ご参照いただければと存じます。 | |
以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 |
○鳴島 武議長 | 本案についての質疑を求めます。 |
秋山文和議員。 |
◆1番秋山文和議員 [ 20 ] | 何点かお尋ねいたします。 |
歳入についてです。斎場使用料、19年度当初と比べると約1割増ですけれども、これは利用が1割ぐらいふえるだろうと、こういうことになりますか。ちなみに、先ほど件数、組合外・内と言っていただいたのですけれども、改めて何件ずつを予定をしていて、合計何件か。ちなみに、平成18年度の実績だと2,896回、そういうことで19、20とこの基本的な利用についての推移の予想をご答弁いただきたいと思います。 | |
それから、利用料の中に式場の利用があると思うのですけれども、大変立派な式場になりました。平成18年度は180回程度古い方では使われているようですけれども、19、20とせっかくこういう新設のいい式場になりましたので、多分利用もふえるのではないかと、PRに値するようなものになっていますので、それはどういうふうに見ているのか。 | |
それから、歳出で2点ほどお尋ねしておきたい。10ページの火葬業務委託料5,500万余計上してありまして、この年度は12カ月丸々ですから、前年度よりもふえているというのはよくわかります。これはどういう委託の形式、競争性はどう担保されるか、その点をお尋ねをしたいと、こういうふうに思います。 | |
それから、長期債の実施ですけれども、昨年度よりも少なく利率は考えているのかな、どうですか。昨年並みとすれば、19年度並みとすれば3,200万は要らないのではないかと思いますが、どうでしょうか。昨年度、19年度並みと考えるとどういうふうになるか、この点をお願いしたい。 |
○鳴島 武議長 | 答弁を求めます。 |
折原事務局長。 |
◇折原幹雄事務局長 [ 21 ] | ご答弁申し上げます。 |
斎場使用料でございますが、本年度の見込みということでございますけれども、現在、平成19年12月末で算定をしてみました。まず、組合内につきましては、12月末の実績が大人が1,889、それと小人、子供さんについては6でございます。それと、死胎等が64でございます。合計で1,959になるかと思います。組合外につきましては、大人が322、子供さんが2、それと死胎等が20、組合外の合計につきましては344ということで、12月末の合計で申し上げますと2,303という数字になろうかと思います。この数値をもとにしまして、単純な方法かもわかりませんけれども、一月間当たりの数を出しまして、19年、あと3カ月を見込みますと、組合内につきましては大人が2,518、子供さんについては7、死胎等については85、合計で2,600と、それと組合外につきましては大人が429、子供さんが2、それと死胎等で26、組合内の合計が457になろうかと思います。合わせまして合計で3,067、単純な見込みかもわかりませんけれども、19年度末ではこれぐらいいくかなというふうに考えております。 | |
これに関連して20年度の当初予算でございますが、20年度の当初予算につきまして大体作業に入るのが10月ごろでございまして、見込んだところでございます。10月ごろですから、これが前1年間の実績をもとにして見込んだところでございます。さらに、実は組合内につきましては、何といいましても歳入ということもございますので、少々割り落としといいますか、少し何%か内輪に見積もっておるところもありますが、件数につきましては20年度当初予算につきましては、組合内が大人2,381、子供さんにつきましては8、死胎等については76、合計で2,465、組合外につきましては大人が385、子供さんにつきましては2、死胎等につきましては20、組合外の合計につきましては407になるかと思います。組合内、組合外合わせて合計で2,872というのを20年度当初では見込ませていただきました。 | |
続きまして、式場でございますが、式場の見込み方につきましても、先ほどの使用料と全く同じ方法で、19年12月末の実績は、組合内が168、組合外が23、合計で191でございました。この数値をもとに19年度見込みについては、組合内が216、組合外が24、合計で240になるかと思います。20年度当初予算につきましては、私どもで見込んだ数値は組合内が208、組合外が24、合計で232というのを見込ませていただきました。 | |
続きまして、歳出の火葬業務でございます。火葬業務の委託料の5,569万2,000円でございます。まず、競争性をどう考えるかというご質疑でございますけれども、このことにつきましては確かに大変重要なことだということは認識しております。ですから、今後も業務を進めていく中では常に意識していかなければならないと考えております。また、委託の内容、19年度につきましては炉を製作した会社に随意契約しておるところでございます。 | |
以上でございます。 |
○鳴島 武議長 | 間中参事。 |
◇間中秀男参事(施設担当) [ 22 ] | 長期債の利子の件でございますけれども、19年度並みではどうなのかというお話でしたけれども、19年度につきましてはまだ見込みでございますので、利子の確定しております直近の利率で算定いたしますと、先ほどお話しありました18年度に借り入れしました3行、3カ所の中で、中間的な川口信用金庫の利率で1.65%というのがございますので、これに当てはめますと約3,096万1,000円程度になりますので、今回上げさせていただきました3,249万3,000円からすると、約153万円程度減となるとは思いますけれども、19年度につきましてはこれから借り入れを行いますので、あくまで見込みということでございます。 |
以上でございます。 |
○鳴島 武議長 | 秋山文和議員。 |
◆1番秋山文和議員 [ 23 ] | 火葬利用実績、また予測、それをなぜ聞くかというと、今8炉建設をして、9炉目はスペースだけと、需要に応じてということですけれども、漸増をしていくわけですが、これは当分増炉せずに稼働ができていくのだろうと思うのですが、このあたりの見通しについて、そんな詳しくなくていいですから、見通しはどうかということで。 |
それから、火葬業務の委託なのですけれども、この業務の中では5,000万を超えるもので最もこの事業としては大きな委託料になっていくわけなのです。炉を製作をしていたところに随意契約ということになるわけで、今公共事業の透明性などを担保するには競争性をどう考えるかということがどうしても出てくると思うのです。例えば、この操作を業務委託せずに職員でできるようにはならないのかどうか、そういう点とか、製作をした会社でなければこの運転ができないのかどうか、こういうところをどう検討しているかです。5,000万超えるものをいつまでも1社随意契約ということをずっと未来永劫続けるというのではちょっとまずいと思うのです。春日部のごみの焼却の関係の運転業務も一般競争入札を実施をして、大変節約がこの19年度はできたということがございました。そういう点では、やはり製作をしたところに随契というのは安易ではないかなという声がどうしても出てくるだろうと私は思うのですけれども、そういう点でどうお考えかどうか。 | |
以上です。 |
○鳴島 武議長 | 答弁願います。 |
折原事務局長。 |
◇折原幹雄事務局長 [ 24 ] | 使用料に関連する件数の今後の見通しかと思いますが、決算の数値で、例えば17年度は2,876、18年度は2,896ということで、少なくてもここ数年は横ばい状態でいくのかなと思っておりますが、ただ、やはり日本の人口構成比といいましょうか、それを考えますと、いろいろ言われていますが、団塊の世代、非常に膨らんでいる世代の方が、例えば10年あるいは20年、これは直に言えませんけれども、高齢になってきますと、この地域においてもやはり高齢者の割合もふえてきますので、そういった時期になるとやはり増は十分考えるところでございますが、ここ数年は3,000前後で推移するのかなというふうには私どもは考えておるところでございます。 |
もう一点の委託の関係でございますが、ずっと随意契約でいくのかどうかということでございますが、議員のご質疑の中にもありましたけれども、例えば斎場職員を育てることによってというような方法もございました。もちろんそういう方法も今後検討していかなければならないかと考えておりますし、製作した会社のほうにずっとやっていくのはちょっと安易ではないかというふうなご質疑かと思いますが、少なくても19年度随意契約した理由といたしましては、何分にも火葬という業務は非常に特殊な業務だということ、それとそういう業者さんが非常に組合内でも少ないということございました。そこで私どもも初めてのことでございましたから、県内の斎場かなり問い合わせもしましたが、県内ほとんどやっぱり随意契約で行っていたということもございまして、随意契約したところでございます。さらに、この業者さんの契約しているところの話等も聞かせていただいた中では、非常に実績もございましたので、当組合にとっても有利ではないかというふうな判断もしたところでございます。 | |
さらに、火葬炉の製造業者ということでありますが、このことについては、このメーカーの炉の運転とか、あるいは日常的な維持管理というものが、どうしても製造メーカーとのこともございまして非常に熟知しているということも言えるかと思います。ですから、そういった観点から軽易な故障とかそういうのは今お願いしている火葬担当職員の方なんかでも対応もできますし、またトラブルが発生した場合、人員の派遣あるいは部品の調達といった部分が非常に迅速に、的確に行われるのではないかというふうに考えております。 | |
しかし、いずれにいたしましてもずっとこのままいくのかというご質疑かと思いますので、そのことに関しましては、例えば議員さんのご質疑になった方法も一つかと思いますけれども、今後委託の範囲を、あるいは契約方法とかを見直すとか幾つかの選択肢あるかと思いますので、今後それぞれのメリットあるいはデメリット等を調査研究してまいりたいというふうに考えております。 | |
以上でございます。 |
○鳴島 武議長 | ほかにご質疑ございますか。 |
〔「なし」と言う人あり〕
○鳴島 武議長 | ほかに質疑はないようですので、議案第3号についての質疑を終結いたします。 |
これより討論に入ります。 | |
本案についての討論を求めます。 |
〔「なし」と言う人あり〕
○鳴島 武議長 | 討論がないようですので、討論を終結し、採決をします。 |
本案について賛成の議員の起立を求めます。 |
〔起立全員〕
○鳴島 武議長 | 起立全員です。 |
よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 |
▼議員派遣の件
○鳴島 武議長 | 日程第8、議員派遣の件を議題といたします。 |
本案については、議案のとおり目的、期間、場所を定め、議員を派遣するもので、去る1月10日の代表者会議において了解をいただいたものです。したがいまして、本案につきましては質疑、討論を省略することにご異議ありませんか。 |
〔「異議なし」と言う人あり〕
○鳴島 武議長 | ご異議ありませんので、質疑、討論を省略することに決しました。 |
お諮りします。本案について原案のとおり派遣することにご異議ございませんか。 |
〔「異議なし」と言う人あり〕
○鳴島 武議長 | ご異議ありませんので、本案は原案のとおり可決されました。 |
▼管理者のあいさつ
○鳴島 武議長 | 以上をもちまして、本日の日程は全部終了しました。 |
管理者のあいさつをお願いします。 | |
石川春日部市長。 |
◎石川良三管理者 [ 25 ] | 本日ご提案申し上げました3件の議案につきまして、慎重審議を賜りまして、いずれも承認、可決をいただき、厚く御礼を申し上げる次第でございます。 |
これからもよりよい斎場運営に努めてまいりますので、議員皆様方にはさらなるご指導をお願い申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。 |
▼閉会の宣告
○鳴島 武議長 | 以上で平成20年2月定例会を閉会します。 |
(午前11時10分)
議 長 鳴 島 武 署 名 議 員 都 築 能 男 署 名 議 員 興 淳 明