平成21年7月埼葛斎場組合議会

議 事 日 程 (第1号)


                   平成21年7月24日(金曜日)午前10時00分開会


    開会と開議
    新議員の紹介
    仮議席の指定
    管理者のあいさつ
第 1 議席の指定
第 2 会議録署名議員の指名                                  
第 3 会期の決定                                       
第 4 諸般の報告                                       
第 5 議長の選挙                                       
第 6 副議長の選挙                                      
第 7 議案第7号上程、説明、質疑、討論、採決                         
第 8 議案第8号上程、説明、質疑、討論、採決                         
    管理者のあいさつ                                    

    閉  会                                        

出席議員(13名)
  1番   秋  山  文  和  議員   2番   鈴  木     保  議員
  3番   石  川  勝  也  議員   4番   中  野  政  廣  議員
  5番   岡  田  秀  夫  議員   6番   会  田  幸  一  議員
  7番   中  里  幸  一  議員   8番   都  築  能  男  議員
  9番   興     淳  明  議員  10番   五 十 嵐  み ど り  議員
 11番   関  根  頌  二  議員  12番   堀  内  善  仁  議員
 13番   山  口     保  議員

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定による説明者
 管  理  者   春日部市長         石   川   良   三
 副 管 理 者   蓮田市長          中   野   和   信
    〃      白岡町長          小   島       卓
    〃      春日部市副市長       秋   村   成 一 郎
 杉戸町長
           杉戸町副町長        倉   持   正   雄
 職務代理者
 会計管理者     春日部市会計管理者     石   川       隆
 代表監査委員                  水   井   隆   治
 事 務 局 長                 飯   野       勝
 担 当 課 長   春日部市市民課長      折   原   章   哲
    〃      蓮田市みどり環境課長    野   口   勝   夫
    〃      白岡町生活環境課長     田   口   嘉   章
    〃      杉戸町環境課長       小   暮   正   幸
 出 納 室 長   春日部市出納室長      國   米   純   子

職務のため出席した職員
           埼葛斎場組合事務局     山   口   俊   一
           主幹兼事務局次長   

年長議員の紹介

飯野 勝事務局長 [ 1 ]  おはようございます。事務局長の飯野でございます。埼葛斎場組合議会議員の辞職に伴いまして、現在議長、副議長ともに欠けている状態でございます。議長が選挙されるまでの間、地方自治法第107条の規定によって、出席議員の中で年長の議員が臨時に議長の職務を行うことになっております。年長の山口保議員をご紹介します。

臨時議長のあいさつ

山口 保臨時議長 [ 2 ] おはようございます。事務局長のほうから私の仮の臨時議長というご指名をいただきましたので、暫時の間臨時議長を務めさせていただきます。座らせていただきます。
 地方自治法第107条の規定によって臨時に議長の職務を行います。よろしくお願いいたします。

開会及び開議の宣告

山口 保臨時議長 ただいまから平成21年7月埼葛斎場組合議会定例会を開会します。
 これより本日の会議を開きます。

                                                      (午前10時15分)

新議員の紹介

山口 保臨時議長 このたび新たに選出された春日部市の鈴木保議員、蓮田市の中野政廣議員、中里幸一議員、堀内善仁議員を紹介いたします。
 ただいまご紹介申し上げました4人の議員さんのごあいさつをお願いいたします。
鈴木 保議員 [ 3 ]  春日部市議会の鈴木保と申します。鳴島議員と交代いたしまして、今度お世話になることになりましたので、よろしくお願いいたします。
山口 保臨時議長 続いて、蓮田市の中野政廣議員。
中野政廣議員 [ 4 ]  おはようございます。蓮田市議会の中野政廣と申します。よろしくお願いいたします。
山口 保臨時議長 次に、堀内善仁議員。
堀内善仁議員 [ 5 ]  それでは、議長のご指名でございますが、順番が違って大変申しわけないですが、蓮田市議会の堀内です。どうぞよろしくお願いいたします。
山口 保臨時議長 失礼しました。
 中里幸一議員。
中里幸一議員 [ 6 ]  おはようございます。蓮田市の中里です。よろしくどうぞお願い申し上げます。
山口 保臨時議長 ありがとうございました。

仮議席の指定

山口 保臨時議長 新たに議員が選出されましたので、ただいまご着席の議席を仮議席と指定いたします。

管理者のあいさつ

山口 保臨時議長 管理者のごあいさつをお願いいたします。
石川良三管理者 [ 7 ]  改めまして、おはようございます。まずは遅参したことを心からおわび申し上げます。大変失礼いたしました。
 本日は、平成21年7月埼葛斎場組合議会定例会をお願い申し上げましたところ、議員の皆様には公私ともご多忙にもかかわらずご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 今定例会にご提案申し上げます議案は、平成20年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について及び平成21年度埼葛斎場組合一般会計補正予算についての2議案でございます。議員の皆様におかれましては、慎重審議の上、認定あるいは可決を賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たってのあいさつとさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

議席の指定

山口 保臨時議長 日程第1、議席の指定をいたします。
 会議規則第3条第2項及び第3項の規定によりまして、ただいまご着席の仮議席を議席と指定いたします。

会議録署名議員の指名

山口 保臨時議長 日程第2、会議録署名議員の指名をします。

会議録署名議員

   1番  秋 山 文 和 議員  
 2番  鈴 木   保 議員  

   を指名します。

会期の決定

山口 保臨時議長 日程第3、会期の決定についてを議題といたします。
 この際、お諮りいたします。7月定例会の会期は本日1日間としたいと思います。ご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

山口 保臨時議長 異議なしと認めます。
 よって、会期は本日1日間と決しました。

諸般の報告

山口 保臨時議長 日程第4、諸般の報告をします。
 地方自治法第121条の規定により、本定例会における説明者の出席を求めたところ、お手元に配付してあるとおり報告がありましたので、ご了承願います。

議長の選挙

山口 保臨時議長 日程第5、議長の選挙を行います。
 この際、お諮りします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選にしたいと思います。これにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

山口 保臨時議長 ご異議なしと認めます。
 よって、選挙の方法は指名推選で行うことと決しました。
 お諮りします。指名の方法については、臨時議長が指名することといたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

山口 保臨時議長 異議なしと認めます。
 よって、臨時議長が指名することに決しました。
 議長に石川勝也議員を指名します。
 お諮りします。ただいま議長に指名した石川勝也議員を当選人と定めることにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

山口 保臨時議長 ご異議なしと認めます。
 よって、ただいま指名いたしました石川勝也議員が議長に当選されました。
 ただいま議長に当選されました石川勝也議員が議場にいらっしゃいますので、会議規則第31条第2項の規定により、議長当選の告知をいたします。
 当選されました石川勝也議員の就任のごあいさつをお願いいたします。
石川勝也議員 [ 8 ]  皆様、おはようございます。
 ただいま山口臨時議長並びに議員の皆様方のご推挙をいただき、埼葛斎場組合議長にお世話になります石川勝也でございます。どうぞよろしくお願いいたします。何分勉強不足ではございますが、議員の皆様方、また事務局のご指導をいただきながら、円満なる斎場運営に誠心誠意努力してまいりますので、今後ともよろしくご指導をお願いいたします。
 以上、極めて簡単ではございますが、就任のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
山口 保臨時議長 石川議長、議長席にお着き願います。

                          〔臨時議長、議長と交代〕

副議長の選挙

石川勝也議長 日程第6、副議長の選挙を行います。
 この際、お諮りします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選にしたいと思います。これにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

石川勝也議長 異議なしと認めます。
 よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決しました。
 お諮りします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

石川勝也議長 異議なしと認めます。
 よって、議長が指名することに決しました。
 副議長に堀内善仁議員を指名いたします。
 お諮りします。ただいま副議長に指名した堀内善仁議員を当選人として定めることにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

石川勝也議長 異議なしと認めます。
 よって、ただいま指名いたしました堀内善仁議員が副議長に当選されました。
 ただいま副議長に当選されました堀内善仁議員が議場にいらっしゃいますので、会議規則第31条第2項の規定により、副議長の当選の告知をいたします。
 当選されました堀内善仁議員の就任のあいさつをお願いします。
堀内善仁議員 [ 9 ]  12番、堀内でございます。ただいまは皆様のご推挙により副議長に就任することになりました蓮田の堀内と申します。皆さんのご指導、それからご協力いただきながら副議長職を全うしたいと思っております。よろしくお願いいたします。

議案第7号

   議案第7号 平成20年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について  

石川勝也議長 日程第7、議案第7号 平成20年度埼葛斎場組合一般会計決算認定についてを議題といたします。
 事務局、朗読願います。

                          〔事務局朗読〕

石川勝也議長 本案について説明を願います。
 飯野事務局長。
飯野 勝事務局長 [ 10 ]  議案第7号 平成20年度埼葛斎場組合一般会計歳入歳出決算について説明申し上げます。5ページ以降の事項別明細書により説明申し上げます。
 それでは、5ページ、6ページをご覧願います。歳入でございます。1款分担金及び負担金、1項負担金、1目負担金、予算現額1億9,420万8,000円に対し、収入済額1億9,420万8,000円でございます。これは、平成19年10月1日現在の人口割50%、世帯割50%の割合で各市町から負担をいただいております。負担金の詳細につきましては、決算附属資料であります主要な施策の成果に関する説明書の2ページを後ほどご参照願います。
 次に、2款使用料及び手数料、1項使用料、予算現額8,789万8,000円に対し、収入済額9,359万2,530円で、569万4,530円の収入増でございます。
 次に、1目斎場使用料、予算現額4,069万7,000円に対して、収入済額4,375万3,000円で、305万6,000円の収入増でございます。収入増の主な理由は、組合外の斎場使用件数が当初の見込みより増加したことによるものでございます。
 次に、2目霊柩自動車使用料、予算現額137万7,000円に対して、収入済額145万7,000円で、8万円の収入増でございます。
 次に、3目小動物炉使用料、予算現額1,310万4,000円に対し、収入済額1,405万2,000円で、94万8,000円の収入増でございます。これは、犬、猫等ペットの火葬のための使用料でございます。
 次に、4目待合室等使用料、予算現額3,263万6,000円に対し、収入済額3,427万7,000円で、164万1,000円の収入増でございます。これは、式場の利用回数が見込みより増加したことによるものでございます。以上の使用料につきましては、決算附属資料の3ページから7ページの実績及び使用料を後ほどご参照願います。
 次に、7ページ、8ページをご覧願います。5目財産使用料、予算現額8万4,000円に対し、収入済額5万3,530円で、3万470円の収入減でございます。これは、電柱等及び自動販売機の使用料でございます。収入減の理由につきましては、民間業者が自動販売機の設置を取りやめ、その後、春日部市身体障害者福祉会が引き受けることとなり、行政財産使用料を免除したことによるものでございます。
 次に、3款1項1目繰越金、予算現額1億297万7,000円に対し、収入済額1億297万7,445円でございます。これは前年度繰越金でございます。
 次に、4款諸収入、1項雑入、1目雑入、予算現額159万1,000円に対し、収入済額226万1,014円でございます。これは、主に預金利子や骨つぼセットの実費代などでございます。
 歳入合計では、予算現額3億8,667万4,000円に対し、調定額、収入済額とも3億9,303万8,989円でございます。
 次に、9ページ、10ページの歳出につきまして説明申し上げます。1款1項1目議会費、予算現額220万6,000円に対し、支出済額177万7,745円で、42万8,255円の不用額でございます。不用額の主なものは、議会会議録用印刷製本費の執行残でございます。
 次に、1節報酬81万7,493円は、議長、副議長及び議員11名、計13名分の報酬でございます。
 次に、9節旅費60万8,940円は、議会開催2日分、延べ26人分の費用弁償と愛知県安城市安城市総合斎苑及び豊川市豊川宝飯衛生組合斎場会館を視察した際の11名分の特別旅費でございます。
 次に、11節需用費21万2,737円は、議会会議録の印刷製本費でございます。
 次に、14節使用料及び賃借料13万2,575円は、行政視察研修の際の自動車、バス借上料でございます。
 次に、11ページ、12ページをご覧願います。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございますが、予算現額1億2,506万6,000円に対し、支出済額1億1,955万3,909円で、551万2,091円の不用額でございます。
 次に、1節報酬から4節共済費につきましては、管理者等の報酬及び職員11名分の人件費でございます。
 次に、9節旅費34万4,340円でございますが、主なものは特別旅費で、行政視察研修随行者の日当及び宿泊料でございます。
 次に、13ページ、14ページをご覧願います。11節需用費1,406万2,735円でございますが、主なものは、電気料、消耗品費及び水道料でございます。不用額の主なものは、電気料の値上げや電気使用料が見込みより少なく済んだことによるものでございます。
 次に、12節役務費143万9,087円は、電話料、各種保険料等でございます。不用額の主なものは、電話料などが見込みより少なくて済んだことによるものでございます。
 次に、13節委託料1,841万2,246円は、清掃業務委託、空調設備点検委託、予約システム保守管理委託等の施設維持管理のための委託業務でございます。詳しくは決算附属資料8ページの委託業務一覧表に記載してございますので、後ほどご参照願います。不用額の主なものは契約差金でございます。
 次に、15ページ、16ページをご覧願います。14節使用料及び賃借料197万7,291円は、複写機の借上料、火葬予約システムのパソコン借上料等でございます。不用額の主なものは、複写機の借上料におけるコピー枚数を節約したことによるものでございます。
 次に、18節備品購入費35万6,968円は、式場の木魚及び掃除機が破損したための買いかえや、動物葬受付入り口に段差解消のためのスロープを設置したものでございます。
 次に、19節負担金補助及び交付金588万8,004円は、退職手当組合負担金でございます。
 次に、27節公課費1万1,200円は、霊柩車1台の自動車重量税でございます。
 次に、2項1目委員費、予算現額23万1,000円に対し、支出済額17万8,739円でございます。これは、監査委員、公平委員に係る報酬及び旅費でございます。不用額は、議会選出監査委員が10月1日から1月15日まで不在だったことによるものでございます。
 次に、17ページ、18ページをご覧願います。3款事業費、1項事業管理費、1目事業管理費、予算現額7,696万6,000円に対し、支出済額7,516万5,204円で、180万796円の不用額でございます。
 11節需用費2,000万304円の主なものは燃料費で、火葬用燃料の都市ガス及び霊柩車2台分のガソリン代でございます。不用額の主なものは燃料費でございまして、都市ガスの価格の高騰や使用料が見込みより少なかったことによるものでございます。
 次に、13節委託料5,516万4,900円は、火葬炉の運転業務を火葬炉メーカーに業務委託した委託料等でございます。詳しくは決算附属資料9ページをご参照願います。
 次に、4款1項公債費、1目元金、23節償還金利子及び割引料1,843万5,980円の支出は、平成16年度借り入れ長期債の元金償還分でございます。
 次に、19ページ、20ページをご覧願います。2目利子、23節償還金利子及び割引料3,001万4,085円の支出は、平成16年から平成19年度に借り入れました長期債6件の利子償還分でございます。
 歳出合計、予算現額3億8,667万4,000円に対しまして、支出額2億4,512万5,662円でございます。歳入歳出差引残額は1億4,791万3,327円となり、翌年度へ繰り越すものでございます。
 続きまして、22ページをご覧願います。財産に関する調書でございますが、土地面積の増加がございましたので、説明申し上げます。平成19年度に新施設の改築工事等がすべて終了し、平成20年度には道路内の斎場所有地と斎場敷地内の春日部市の所有地を交換し、敷地全体が斎場組合のものとなりました。そこで、従来は公簿面積で表示しておりました土地面積について、敷地の全体測量に基づく実測面積での表示とするために、増加分を計上するものでございます。なお、増加の主な理由は、買収が始まる平成11年度以前の調書の記載誤りや買収した土地の伸び等が影響しているものでございます。
 以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
石川勝也議長 続きまして、監査委員より監査結果の報告をお願いいたします。
 水井代表監査委員。
水井隆治代表監査委員 [ 11 ]  代表監査委員を務めております水井でございます。実は、昨年の7月29日に委員を拝命させていただいておりまして、この間、本澤委員、それからことしの1月以降につきましては関根委員、毎月大体25日を中心にして、事務局のほうにお邪魔していろんなチェック、営業状況等を確認してまいりました。
 それでは、早速監査報告に入らせていただきたいと思います。
 地方自治法第233条第2項の規定に基づきまして審査に付されました平成20年度埼葛斎場組合一般会計歳入歳出決算につきまして審査を実施いたしましたので、その概要につきましてご説明させていただきます。
 審査の対象につきましては、ただいまご説明がありました平成20年度埼葛斎場組合一般会計の歳入歳出決算書並びに決算附属書類といたしまして歳入歳出事項別明細書、それと実質収支に関する調書及び財産に関する調書でございます。審査の日時につきましては、6月25日に行わさせていただきました。
 審査の方法につきましては、一般会計歳入歳出決算書及び決算附属書類が関係法令に準拠してちゃんと作成されているかどうか、また予算が適正かつ効率的に執行されているか、また決算書の計数が正確に処理されているか等々につきまして、関係諸帳簿及び証拠書類との照合等により確認をするとともに、関係職員から説明を聴取するなどして審査を実施したところでございます。
 審査の結果につきましては、審査に付されました一般会計歳入歳出決算書及び決算附属書類は、いずれも関係法令に準拠して作成され、予算執行も適正であることを認めるところでございます。先ほどご説明にありましたように、この決算総額は、歳入3億9,303万8,989円、歳出につきましては2億4,512万5,662円で、歳入歳出の差引額は1億4,791万3,327円となっております。
 また、平成21年の3月末におけます組合債の残高でございます、借金でございますけれども、これは20億6,766万4,020円となっております。非常に多額なまだ残額があるわけでございますけれども、この組合の各構成市町等は大変厳しい財政の中にあると推察されるわけでございますけれども、なお一層その経費の削減及びコストの意識の徹底に努めるとともに、限られた財源の中で健全な運営を図られますよう要望いたしまして、決算審査についての説明とさせていただきます。
 以上でございます。
石川勝也議長 それでは、本案についての質疑を求めます。
 1番、秋山議員。
1番秋山文和議員 [ 12 ]  何点かお尋ねをします。
 まず、歳入、5、6ページですけれども、斎場使用料についてです。火葬の実績が資料では3,226体と、過去19年度では3,194体、18年度では2,896体と。ですから、19年度と比べるとほぼ横ばい、1%程度ふえていると。当初の予算のこの年度見込みは2,872体ということで、ほぼ18年度並みを当初見込んでいたのですが、実際はふえる傾向にありますので、これはもう少し当初から多く見込んでもよかったのではなかろうかというふうに考えますが、この点ではいかがでしょうか。
 それから、7ページの繰越金1億297万7,445円ということで、小さな会計の割には繰越金が大変多く出ているということだと思います。この閉鎖された会計ですから、ほかにどこかへ出ていってしまうというわけではありませんので、最後の歳入歳出の残も1億4,000万でしたかね、余りと。小さな会計の割には大変使い残しが多いという結果的にはなっておりますので、この分はできれば本来各市、町の財政もなかなか厳しいものがありますので、極力残さずに戻すということが私は必要なのではないかというふうに考えますけれども、この点ではどのようにお考えになるでしょうか。
 それから、7ページ、8ページに預金利子、2種類あります。預金利子が17万6,889円か、それから譲渡性預金利子というのがまた別にありまして、34万9,808円と。これ2つあるというのはどういうことですか、この譲渡性というのはですね。
 それから、歳出で何点か伺いますが、火葬業務委託料、決算は5,447万4,000円ですが、当初の予算は5,569万2,000円、やや減額ということになっています。120万ほど減額になっているのですが、この減額した理由はどんなことでしょうか。これは火葬業務は特殊だということで、1社の随契、随意契約ということになっておりますので、そのあたりはどういうことで、減額幅は余り大きくはありませんけれども、どのようになっているのかと。
 それから、資料ですね、説明書8から9ページには委託業務一覧があります。先ほども説明ありましたけれども、総務費の中で14業務を委託をしていると、こういうことになっております。資料を見ますと、14業務中7業務が委託先が組合市町外の業者さん、そういう会社ということになっているわけですね。そのうち7業務のうち6つがさいたま市でありますけれども、この組合市町外に委託をした業務の中で、組合市町ではできない、組合市町内の業者さんではできないものはどんなものがあるかと、どれが幾つあるかと。ちなみに、金額としても1,841万2,246円の委託料のうち、963万7,614円が組合市町外の仕事としてやっていただいていると。52.3%が組合外に委託をしておりますので、私はこういう経済状態ですから、なるべく組合市町内の業者さんを多用するというふうに考えていく必要があるのではないかと思いますので、この点でご説明をいただきたいと。
 最後ですが、先ほど監査委員さんからも債務残高などのご説明ございましたけれども、長期債務元金と利子が計上されておりますけれども、年度末における残高と償還計画ですね、何年度までで終了するのか、この点でお答えいただきたいと思います。
 以上です。
石川勝也議長 答弁を願います。
 飯野事務局長。
飯野 勝事務局長 [ 13 ]  それでは、20年度決算に関するご質問に順次お答えいたします。
 まず、斎場使用料につきましては、年度途中で見込みより件数が多くなることが予想されましたので、2月補正予算で使用料を増額補正いたしましたが、このタイミングでは増額分は20年度の財源として活用することができませんことから、ご指摘のとおり、当初においてもう少し多く見込むべきであったものと考えております。なお、21年度予算ではより実績に近い件数で見込んでおるところでございます。
 続きまして、繰越金が大き過ぎるのではないかとのご指摘でございますけれども、平成20年度当初予算では平成19年度の決算見込みを十分に考慮せずに繰越金を4,000万円と少な目に計上したために、実態とずれが生じてしまいました。これを踏まえまして、21年度の当初予算におきましては決算見込みを考慮し繰越金を計上することで、財政負担の軽減につながります組合債の繰上償還や利用者のサービス向上に向けた葬祭棟の増築等の財源として有効に活用を図る予定であり、来年度以降につきましては適正な規模の繰越金にしてまいりたいと考えているところでございます。
 続きまして、預金利子でございますけれども、預金利子につきましては普通預金の利子でございまして、譲渡性預金利子についてでございますけれども、平成20年度は普通預金のうち1億4,000万円を9月2日から21年2月2日まで、約5カ月間でございますけれども、譲渡性預金として資金運用いたしました。この譲渡性預金は定期預金の一種でございます。5,000万円以上の金額を満期日を自由に指定して預けるものでございます。特徴といたしましては、満期日まで解約ができないこと、預金をそのまま譲渡することができること、及び利回りがよいことでございます。春日部市においても譲渡性預金を活用した資金運用を行っておりましたが、大口定期預金の利回りが0.25%、これに対して譲渡性預金は0.45%から0.52%と約2倍の利回りがあり、有利なものでございました。本組合での資金運用では、期間が5カ月間と長かったため、0.6%の利回りで運用することができたものでございます。
 続きまして、火葬業務委託料の減額分でございますけれども、平成19年度は火葬炉メーカーと随意契約していたものを、平成20年度は指名競争入札としたことによる契約差金でございます。
 続きまして、委託業務につきましてでございますけれども、総務費では14業務の委託を行っております。このうち、ご指摘のとおり、7業務が組合外の業者となっております。まず、警備委託につきましては、機械警備用の設備等を設置しました綜合警備保障と随意契約で委託しております。綜合警備保障は春日部市内に営業所はございますが、契約する支社はさいたま市となっているところでございます。空調設備点検の落札業者でございますけれども、空調設置業者、県内業者2社及び組合内業者3社による指名競争入札において、さいたま市の業者が落札したものでございます。それから、昇降機、エレベーターの保守点検に関しましては、専門的かつ特殊な技術を要することから、エレベーターを設置したメーカーの関連会社に随意契約しているものでございます。自動扉の保守点検につきましても、火葬炉の扉が特殊なものであるため、メーカーに随意契約をいたしております。それから、斎場の予約システム保守管理委託でございますが、予約システムの構築を行ったNECの関連会社であるNECキャピタルソリューションと随意契約で委託をしております。また、電気保安業務につきましては、公益法人であり、東京電力と提携のある財団法人関東電気保安協会に随意契約で委託したものであります。このように、空調点検委託以外の6業者につきましては、その業者でなくてはできないものもございまして、組合外の業者に委託したものでございます。
 続きまして、長期債の20年度末残高でございますけれども、先ほどもご説明申し上げておりますけれども、20億6,766万4,020円でございます。長期債については6本ございまして、平成16年度借り入れのものが20年度より元金償還が始まりました。また、21年度からは17年度借り入れの縁故債と18年度借り入れの埼玉県ふるさと創造貸付金の元金償還が始まっております。22年度は平成18年度借り入れの縁故債、19年度借り入れの埼玉県ふるさと創造資金の元金償還が始まります。すべての償還が終了いたしますのは、平成33年ということになります。
 以上でございます。
石川勝也議長 秋山議員。
1番秋山文和議員 [ 14 ]  では、2度目お聞きします。
 火葬の実績はもう少し多く見込むべきであったと思うと。それから、私これを聞くのは、高齢社会を迎えて今後まだふえるだろうと。8基設置をしていますけれども、火葬炉は、9基目が設置できるようにスペースを1つ残して建設をしたと、こういう経過がありますので、この8基の使用率というのはどのぐらいになっているのでしょうか。それから、1つだけ大きい体の方、大きいご遺体を火葬するという炉もありますけれども、これはどういうふうな使われ方をしているのか、このあたりをお答えいただきたいなと、こういうふうに思います。要するに、9基目をまだまだつくる必要は全然ないのかどうか、そういう見通しについてお聞きをしたいということでこれを取り上げましたので、お答えいただきたいと。
 それから、繰越金や何かの考えで繰上償還ということでしたけれども、本来負担金でやっている事業ですから、会計内に残ったものは負担金を減額をするということでやっていくべきではないかと、こういうふうに思います。ですから、歳入歳出の残額、この考え方もそういう考え方でやっていただきたいと思いますけれども、この点でいかがでしょうか。
 それから、火葬業務委託料は、この年度は指名競争ということでしたね。はい、これは失礼しました。
 それから、私、この火葬業務委託の資料の中で、お通夜の管理業務とか、待合室の湯茶のサービスの業務とか、そういう業務も火葬業務委託の中に仕事として入れているのですけれども、このあたりは分離をして独自に地元に発注と、こういう考えをしたらいかがなのでしょうか。その点ではどうでしょうか。
 それから、先ほど14業務のうち委託業務7業務が組合市町外の業者さんと。私、的確に7業務のうち組合市町内ではできないものは幾つか、これもう少し明確にしていただけますか。
 それから、競争入札で、指名でしたか、一般でしたか、春日部の業者も入ったけれども、結果的に落札したのがさいたま市の業者さんだと、こういうことも1業務についてご説明ありましたけれども、あえて春日部でできるものを、組合市町内でできるものをよそまで参加させる必要はないのではないかというふうに私は思うのですけれども、その点では春日部の中でも市内の公共事業は市内の業者さんにと私主張させていただいておりますが、この点では管理者いかがでしょうか。そんなに金額は大きいものではありませんけれども、半分以上が市外という実態を見て、もう少し考慮の余地があるのではないかと、こういうふうに思いますので、この業務委託についての管理者の方針、これは重要だと思うので、これをぜひお答えをいただきたいと、こういうふうに思います。
 それから、譲渡性の預金利子、どうも話に聞くと大分うまい話に聞こえるのですけれども、これはデメリットというものはあるのですか、リスクは。一定期間これはおろせないよというだけがデメリットなのかどうか、この点はどういうふうに判断をしているのでしょうか。
 以上です。
石川勝也議長 飯野事務局長。
飯野 勝事務局長 [ 15 ]  6点のご質問、ご質疑いただいております。順次お答え申し上げます。
 まず1点目の火葬炉の炉数が現在8基でございまして、1基分ですか、増設のスペースございますけれども、現在の使用状況でございますと、現在フルに稼働しますと18件ですか、1日処理が可能でございますけれども、多いときでも十五、六件ですか、というような状況でございますので、まだもう一基分増設をして火葬業務を行わなければならないと、そのような状況には至っておらないところでございます。
 失礼しました。私、先ほど1日最大「18件」と申しましたけれども、「21件」ということでございまして、このところを見ておりましても、多いときでも十五、六件ということでございますので、まだ若干余裕があるということでご理解いただきたいと思います。
 それから、大型炉の使い方につきましては、これは炉のスペースそのものがかなり大きくなっておりまして、遺体が大きな方ですか、そういった方をこちらのほうを使って火葬すると、そのような対応をさせていただいております。
 それから、2点目の繰越金の関係で、負担金の減額に回すべきではないかと、このようなご質問でございますけれども、これにつきましては、組合債の繰上償還という形で、結果的にはこれが将来の利息の負担軽減等につながりまして、各市町で負担していただいております負担金の軽減、それにもつながっていくというふうに考えているところでございます。
 それから、3点目の待合室の管理あるいは通夜の管理等につきまして、分離発注ということでお話がございました。これにつきましては、例えば待合室の管理等につきましては、火葬業務とそれから収骨業務、そういったものと非常に密接に連携してございまして、そういった面では同一業者でございますと非常にスムーズに円滑にそういった業務が行えるという部分がございまして、現在のところ分離発注ということは考えておらないところでございます。
 それから、4点目でございますけれども、業務委託関係でございまして、6業者ですか、この中でできないものですね、組合内の業者ではできないものが幾つあるのかということでございますけれども、まず警備委託関係、それから空調に関しましては、今年度は組合内の業者が受託しておりますので、こちらについては組合内でも可能ということでございまして、それから昇降機、自動扉、それから予約システム、これに関しましては、やはり組合内の業者ではちょっと難しいというふうに考えてございます。あとそれから、電気保安保守業務ですか、これに関しましては、ただいまご指摘いただいておりますので、そういったものが組合内の業者でできないか、今後十分検討させていただきたいと思います。
 それから、あと委託業務の関係でしたか、市外の業者を外してはどうかというところでございますけれども、競争性を発揮させるため、多くの業者を指定いたしましてやってきたところでございますけれども、これについてもこういったものが可能かどうか、今後十分検討させていただきたいと思います。
 それから、譲渡性預金利子でございますけれども、デメリット、リスクということでございます。これに関しましては、先ほどお話ございましたとおり、満期日までの間に解約ができないということが大きなデメリットというふうになろうかと思います。そういう面では十分資金運用の際、手元に残す預金等もこれが不足しては元も子もございませんので、その点を十分配慮しながら資金運用をしていかなければならないというふうに考えてございます。リスクに関しましては、特に大きなリスクはないというふうに考えているところでございます。
 以上でございます。
石川勝也議長 石川市長。
石川良三管理者 [ 16 ]  組合内業者優先というふうなことであろうというふうに思っております。今事務局から答弁させていただいたように、できないもの、これはいたし方がないというふうに思っております。組合内業者におきましても、やはり競争性というのも当然なければならないというふうなことを思っておりますので、そういう点を踏まえながら、組合内の業者にできれば持っていきたいというふうな気持ちはございます。ただ、先ほども申しましたように、競争性を維持して、より効率よく運営できるというのが主眼かなというふうに思っております。そういったところはもう十分秋山議員も踏まえているというふうに認識しておりますので。
 以上でございます。競争性というふうなところです。
石川勝也議長 秋山議員。
1番秋山文和議員 [ 17 ]  では、最後もう2点ほど。
 火葬業務について、炉の製作会社が受託をしているわけですけれども、特殊なものでそれしかできないということではないのだというふうにお答えが前年度あったと思うのですが、こちらの埼葛斎場で雇っている職員にその炉の運転操作などを習得していただいて自前でできないかと、こういうふうに私申し上げていた経過があるのですけれども、それはどのように進んでいらっしゃるかどうか、この点をお聞きをしたいと。
 それから、管理者にはお答えいただいたのですが、競争性を担保しつつ組合市町と、市町内ということで、この14のうちできないものはやむを得ないとしても、できるものについては極力その点は重々考えていただきたいと、これは要望しておきます。
 以上です。
石川勝也議長 飯野事務局長。
飯野 勝事務局長 [ 18 ]  ご指摘は1点でございます。職員による火葬業務についてでございますけれども、火葬炉の運転技術の習得と火葬業務につきましては、本年の2月、3月に技能職員全員が火葬炉の運転に係る研修を行いまして、4月から毎日職員1名がローテーションで火葬業務に従事をしているところでございます。
 以上でございます。
石川勝也議長 秋山議員。
1番秋山文和議員 [ 19 ]  ことしは1名が毎日やっていると。そうすると、来年度の新しい委託する際の何か変化がありますか。
石川勝也議長 飯野事務局長。
飯野 勝事務局長 [ 20 ]  今年度1名ですか、炉裏のほうにまいりまして火葬業務、火葬炉の運転業務に従事しておりますけれども、職員数限りがございまして、こちらの受付業務であるとか、そういったもろもろの業務、そちらのほうもございますので、これ以上また職員を火葬業務のほうに回すというのは難しい状況もあると思いますので、今後さらに効率的、効果的な運営が図れるように、もう少し検討はさせていただきますけれども、現段階で来年度はこういうふうに変わりますということはちょっと現時点では申し上げられません。
 以上でございます。
石川勝也議長 ほかに質疑ございますか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

石川勝也議長 質疑がないようですので、議案第7号についての質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 討論を求めます。

                          〔「なし」と言う人あり〕

石川勝也議長 討論がありませんので、討論を終結し、採決をします。
 本案について賛成の議員の起立を求めます。

                          〔起立全員〕

石川勝也議長 起立全員であります。
 よって、議案第7号は認定されました。

議案第8号

   議案第8号 平成21年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)に  
       ついて                         

石川勝也議長 日程第8、議案第8号 平成21年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
 事務局、朗読を願います。

                          〔事務局朗読〕

石川勝也議長 本案についての説明を願います。
 飯野事務局長。
飯野 勝事務局長 [ 21 ]  議案第8号 平成21年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)について説明申し上げます。
 補正予算書1ページの第1条第1項、歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ451万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億8,251万2,000円とするものでございます。
 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページ、3ページの第1表、歳入歳出予算補正のとおりでございます。
 それでは、歳入歳出補正予算事項別明細書5ページの歳出より、その内容につきまして説明申し上げます。
 2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費500万円の減は、13節委託料の清掃委託、空調設備点検委託及び植栽管理委託の契約差金を減額補正するものでございます。
 次に、4款1項公債費、1目元金941万9,000円の増、2目利子17万6,000円の増、3目公債諸費310万円の減につきましては、関連がございますので一括して説明申し上げます。当初、平成11年度に埼玉りそな銀行から借り入れました、利率が最も高い8,460万円の組合債の一括償還を予定したところでございますが、市場金利の変動により310万円を見込んでいた解約補償金が約1.5倍の450万円に増加する状況が発生いたしました。そこで、埼玉りそな銀行への一括償還を取りやめ、平成18年度に川口信用金庫から借り入れた組合債の一部繰上償還に変更したことに伴う関連予算として649万5,000円を増額補正するものでございます。なお、一部繰上償還による効果といたしましては、約1,038万円の利子の節減につながるものでございます。
 次に、5款1項1目予備費301万7,000円の増は、前年度繰越金及び減額補正に伴う歳入歳出の超過分を計上するものでございます。
 次に、歳入につきまして説明申し上げます。4ページにお戻り願います。3款1項1目繰越金451万2,000円の増は、前年度繰越金でございます。
 以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
石川勝也議長 本案について質疑を求めます。
 秋山議員。
1番秋山文和議員 [ 22 ]  長期債元金の増、長期債利子の増、解約補償金の減ということで、ちょっと説明が飲み込めなかったのですけれども、りそな銀行へ8,460万円の平成17年に借りたものを一遍で返してしまうということを考えたが、解約補償金がうんと取られると、450万も取られるので、これはやめたと。それでかわりに川口信金でしたか、そこで一括償還をすることにしたと。それで、何か一等最後に、それをやると1,000万円の利子が浮くと、結果的に、ここがこうちょっと話が飛んでいるので飲み込めなかったのです。何で1,000万円もあれなのかな。川口信金は幾ら借りて、何年間の償還で、元利を合わせて全部で幾ら返すことになっていたのが幾らで済むので1,000万円利子が浮くと、こういうふうにお話しいただくともう少しわかりやすかったかなと思うのですけれども、川口信金にはそうすると解約の補償金というのは要らないのですか。そこいらをもう少し……

                          〔「別の話」と言う人あり〕

1番秋山文和議員 [ 23 ]  別な話、別な話でも同じように聞こえてしまったので、そのあたりもう少しわかりやすくご説明いただきたいと。
石川勝也議長 飯野事務局長。
飯野 勝事務局長 [ 24 ]  それでは、わかりづらくて申しわけございません。埼玉りそな銀行のほうに今年度予定しました償還は、解約をいたしまして一括の繰上償還、これを予定したところでございます。ただ、先ほどお話ししましたとおり、市場金利の変動等によりまして解約補償金が一気に1.5倍ほどはね上がってしまった関係で取りやめたところでございます。そのかわりに今度川口信用金庫ですか、こちらのほうの元金の償還をいたしたところでございますが、こちらについては解約を行ったものではなくて、元金の一部繰上償還ということでございまして、川口信用金庫については基本的に解約補償金等は発生いたしません。これは一部の繰上償還ということでございまして、川口信用金庫、こちらのほうが、全部で18年度に借り入れておりますけれども、融資の全体額が4億5,210万円でございます。18年度に借り入れまして、33年度まで償還が続くわけでございますけれども、今回8,000万強、こちらを繰上償還いたすことによりまして、33年度までの利息の額が約1,038万軽減になると、このようなことでございます。
石川勝也議長 ほかに質疑ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

石川勝也議長 質疑がないようですので、議案第8号についての質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 討論を求めます。

                          〔「なし」と言う人あり〕

石川勝也議長 討論がないようですので、討論を終結し、採決をいたします。
 本案について賛成の議員の起立を求めます。

                          〔起立全員〕

石川勝也議長 起立全員であります。
 よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。

管理者のあいさつ

石川勝也議長 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。
 管理者のあいさつをお願いします。
石川良三管理者 [ 25 ]  本日の定例会にご提案申し上げました議案2件につきまして、議員各位におかれましては慎重なるご審議をいただき、いずれも認定、可決を賜り、厚く御礼を申し上げます。議員の皆様から賜りました貴重なご意見を十分尊重し、今後の斎場運営に当たってまいる所存でございますので、より一層のご指導、ご協力を心からお願い申し上げます。
 議員の皆様におかれましては、暑さ厳しき折、健康に十分ご留意をいただきご活躍されますようご祈念申し上げ、閉会のあいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。

閉会の宣告

石川勝也議長 以上で平成21年7月定例会を閉会いたします。

                                                      (午前11時20分)