平成23年7月埼葛斎場組合議会

議 事 日 程 (第1号)


                          平成23年7月26日(火曜日)午後2時開会


    開会と開議
    新議員の紹介
    仮議席の指定
    管理者のあいさつ
第 1 議席の指定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 会期の決定
第 4 諸般の報告
第 5 副議長の選挙
第 6 議案第 8号上程、説明、質疑、討論、採決
第 7 議案第 9号上程、説明、質疑、討論、採決
第 8 議案第10号上程、説明、質疑、討論、採決
第 9 議案第11号上程、説明、質疑、討論、採決
    管理者のあいさつ

    閉  会

出席議員(12名)
    1番   山  口  泰  弘  議員     2番   鬼  丸  裕  史  議員
    3番   今  尾  安  徳  議員     4番   和 久 井  伸  一  議員
    5番   岡  田  秀  夫  議員     6番   矢  島  章  好  議員
    7番   斉  藤  隆  宗  議員     8番   都  築  能  男  議員
    9番   野  口  克  博  議員    11番   関  根  頌  二  議員
   12番   大  木  正  則  議員    13番   中  川     朗  議員

欠席議員(1名)
   10番   小  島  文  男  議員

地方自治法第121条の規定による説明者
 管  理  者   春日部市長         石   川   良   三
 副 管 理 者   蓮田市長          中   野   和   信
    〃      白岡町長          小   島       卓
    〃      杉戸町長          古   谷   松   雄
    〃      春日部市副市長       笠   原       勤
 会計管理者     春日部市会計管理者     石   川       隆
 代表監査委員                  水   井   隆   治
 事 務 局 長                 山   口   俊   一
 担 当 課 長   春日部市市民課長      中   村   文   勝
 担 当 課 長   蓮田市みどり環境課長    関   口   隆   久
    〃      白岡町環境課長       齋   藤   辰   男
    〃      杉戸町環境課長       間   中   重   光
 出 納 室 長   春日部市出納室長      田   村   一   彦

職務のため出席した職員
           埼葛斎場組合事務局     片   桐   英   男
           主査兼事務局次長

開会及び開議の宣告

中川 朗議長 [ 1 ] ただいまから平成23年7月埼葛斎場組合議会定例会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。

                                                      (午後 2時00分)

新議員の紹介

中川 朗議長 このたび新たに選出された蓮田市の和久井伸一議員、斉藤隆宗議員、大木正則議員、白岡町の野口克博議員、関根頌二議員を紹介いたします。
 ただいまご紹介申し上げました議員のごあいさつを願います。
 まず、蓮田市の議員からお願いしたいと思います。
 初めに、和久井伸一議員、お願いいたします。
和久井伸一議員 [ 2 ]  蓮田市選出の和久井伸一でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
中川 朗議長 続きまして、斉藤隆宗議員、お願いいたします。
斉藤隆宗議員 [ 3 ]  蓮田市選出、斉藤隆宗と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
中川 朗議長 次に、大木正則議員、お願いいたします。
大木正則議員 [ 4 ]  蓮田市選出の大木正則でございます。よろしくお願いいたします。
中川 朗議長 それでは、続きまして、白岡町の議員にごあいさつをお願いいたします。
 それでは、まず野口克博議員、お願いいたします。
野口克博議員 [ 5 ]  白岡町の野口でございます。よろしくお願いします。
中川 朗議長 次に、関根頌二議員、お願いいたします。
関根頌二議員 [ 6 ]  白岡町の関根頌二です。よろしくお願いいたします。
中川 朗議長 ありがとうございました。

仮議席の指定

中川 朗議長 新たに議員が選出されましたので、ただいまご着席の議席を仮議席と指定いたします。

管理者のあいさつ

中川 朗議長 管理者のあいさつを願います。
石川良三管理者 [ 7 ]  本日は平成23年7月埼葛斎場組合議会定例会をお願い申し上げましたところ、議員の皆様には公私ともご多忙にもかかわらずご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 今定例会にご提案申し上げます議案は、平成22年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について、平成23年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)について、埼葛斎場組合監査委員の選任につき同意を求めるについて及び埼葛斎場組合公平委員会委員の選任につき同意を求めるについての4議案でございます。議員の皆様におかれましては、慎重審議の上、認定あるいは可決を賜りますようお願い申し上げ、開会に当たってのあいさつとさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

議席の指定

中川 朗議長 日程第1、議席の指定をいたします。
 会議規則第3条第2項及び第3項の規定によりまして、ただいまご着席の仮議席を議席に指定いたします。

会議録署名議員の指名

中川 朗議長 日程第2、会議録署名議員の指名をいたします。

会議録署名議員

   11番  関 根 頌 二 議員  
 12番  大 木 正 則 議員  

   を指名いたします。

会期の決定

中川 朗議長 日程第3、会期の決定についてを議題といたします。
 この際、お諮りいたします。7月定例会の会期は本日1日間としたいと思います。ご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

中川 朗議長 異議なしと認めます。
 よって、会期は本日1日間と決しました。

諸般の報告

中川 朗議長 日程第4、諸般の報告をいたします。
 地方自治法第121条の規定により、本定例会における説明者の出席を求めたところ、お手元に配付してあるとおり報告がありましたので、ご了承願います。

副議長の選挙

中川 朗議長 日程第5、副議長の選挙を行います。
 この際、お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選にしたいと思います。これにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

中川 朗議長 異議なしと認めます。
 よって、選挙の方法は指名推選で行うことと決しました。
 お諮りいたします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

中川 朗議長 異議なしと認めます。
 よって、議長が指名することに決しました。
 副議長に和久井伸一議員を指名します。
 お諮りします。ただいま副議長に指名した和久井伸一議員を当選人として定めることにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

中川 朗議長 異議なしと認めます。
 よって、ただいま指名いたしました和久井伸一議員が副議長に当選されました。
 ただいま副議長に当選されました和久井伸一議員が議場にいらっしゃいますので、会議規則第31条第2項の規定により、副議長の当選の告知をいたします。
 当選されました和久井伸一議員の副議長就任のあいさつをお願いいたします。
和久井伸一議員 [ 8 ]  ただいま副議長にご推薦いただきました蓮田市議会の和久井伸一でございます。中川議長を支えながら、当埼葛斎場組合の円滑なる議事を進め、広域組合の市民の皆様方のご要望におこたえできるような議会運営をやっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
中川 朗議長 ありがとうございました。

議案第8号

   議案第8号 平成22年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について  

中川 朗議長 日程第6、議案第8号 平成22年度埼葛斎場組合一般会計決算認定についてを議題といたします。
 事務局、朗読願います。

                          〔事務局朗読〕

中川 朗議長 本案についての説明を願います。
 事務局長。
山口俊一事務局長 [ 9 ]  平成22年度埼葛斎場組合一般会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。
 5ページ以降の事項別明細書によりご説明申し上げます。それでは、5ページ、6ページをごらんください。初めに歳入でございます。1款分担金及び負担金、1項1目負担金、予算現額3億2,490万円に対し、収入済額3億2,490万円でございます。これは、平成21年10月1日現在の人口割50%、世帯割50%の割合で各構成市町からご負担をいただいております。この負担金の詳細につきましては、決算附属資料であります主要な施策の成果に関する説明書の2ページを後ほどご参照願います。
 次に、2款使用料及び手数料、1項使用料、予算現額9,041万1,000円に対し、収入済額9,490万1,950円で、449万950円の収入増でございます。
 1目斎場使用料、予算現額4,180万1,000円に対し、収入済額4,430万9,000円で、250万8,000円の収入増でございます。収入増の理由は、火葬件数が見込みより増加したことによるものでございます。
 2目霊柩自動車使用料、予算現額142万6,000円に対し、収入済額162万6,000円で20万円の収入増でございます。
 3目小動物炉使用料、予算現額1,429万6,000円に対し、収入済額1,457万2,000円で、27万6,000円の収入増でございます。これは、犬、猫などペットの火葬使用料でございます。
 4目待合室等使用料、予算現額3,285万円に対し収入済額3,435万6,000円で、150万6,000円の収入増でございます。これは、火葬件数の増加に伴い、待合室の利用回数が見込みより増加したことによるものでございます。
 以上、使用料につきましては、決算附属資料の3ページから7ページの実績及び使用料を後ほどご参照願います。
 次に、7ページ、8ページをごらんください。5目財産使用料、予算現額3万8,000円に対し収入済額3万8,950円で、これは敷地内にある電柱及び自動販売機の行政財産使用料でございます。
 次に、3款1項1目繰越金、予算現額5,966万1,000円に対し、収入済額5,966万1,262円でございます。これは、前年度繰越金でございます。
 次に、4款諸収入、1項1目雑入、予算現額205万6,000円に対し、収入済額268万5,276円でございます。これは、主に預金利子や骨つぼセット代、自動販売機の電気代などでございます。歳入合計では、予算現額4億7,702万8,000円に対し、調定額、収入済額とも4億8,214万8,488円でございます。
 次に、9ページ、10ページの歳出につきまして説明申し上げます。1款1項1目議会費、予算現額118万8,000円に対し、支出済額108万2,456円で、10万5,544円の不用額でございます。1節報酬79万6,101円は、議長、副議長及び議員11名、計13名分の報酬でございます。9節旅費7万8,000円は、議会開催2日間、延べ26人分の費用弁償でございます。10節交際費2万5,750円は、鳴島議員の香典と生花代でございます。11節需用費18万2,605円は、議会会議録の印刷製本費でございます。
 次に、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、予算現額1億1,855万8,000円に対し、支出済額1億1,558万7,720円で、297万280円の不用額でございます。
 11ページ、12ページをごらん願います。1節報酬から4節の共済費につきましては、管理者、副管理者の報酬及び職員11名分の人件費でございます。7節賃金88万8,800円は、事務職員の育児休暇の取得に伴い雇用した臨時職員の賃金でございます。9節旅費7,800円でございますが、県庁等への出張旅費でございます。10節交際費2万5,750円は、鳴島議員への香典と生花代でございます。
 次に、13ページ、14ページをごらん願います。11節需用費1,310万6,798円でございますが、主なものは電気料、消耗品費及び水道料でございます。不用額の主なものは電気料で、使用料金が当初見込みより少なくて済んだことによるものでございます。12節役務費168万7,904円は、郵便料、電話料、各種保険料等でございます。不用額の主なものは、郵便料が見込みより少なくて済んだことによるものでございます。13節委託料1,567万6,829円は、清掃業務委託、空調設備点検委託、予約システム保守管理委託等の施設維持管理のための委託料でございます。詳しくは、決算附属資料8ページの業務委託一覧表に記載してございますので、後ほどご参照を願います。不用額の主なものは、契約差金でございます。
 次に、15ページ、16ページをごらんください。14節使用料及び賃借料173万3,026円は、複写機の借上料、火葬予約システム用のパソコン、事務用パソコンの借上料などでございます。19節負担金補助及び交付金632万9,352円は、総合事務組合の退職手当負担金でございます。
 次に、2目施設整備基金費、25節積立金2,460万円は、第2号補正において計上しました施設整備基金の積立金でございます。
 次に、2項1目委員費でございます。予算現額23万1,000円に対し、支出済額19万5,000円でございます。これは、監査委員、公平委員に係る報酬及び旅費でございます。不用額は、公務災害補償認定委員会が開催されなかったことによる委員の報酬及び旅費でございます。
 次に、17ページ、18ページをごらんください。3款事業費、1項1目事業管理費、予算現額8,659万6,000円に対し、支出済額8,549万7,038円で、109万8,962円の不用額でございます。11節需用費3,376万428円の支出の主なものは、骨つぼセット代や火葬業務で使用する消耗品費、火葬炉や空調の燃料に使用する都市ガス代や霊柩自動車2台のガソリンなどの燃料費、火葬炉の修繕費等でございます。不用額の主なものは、消耗品費と燃料費で、消耗品費に関しましては、火葬炉に使う五徳等の消耗品が安価な値段で購入できたこと、燃料費では当初予算の見積もり時点の料金単価より安くなったことによるものでございます。12節役務費9万3,058円は、霊柩車の自動車保険と車検代でございます。13節委託料5,135万7,600円は、火葬炉の運転業務等を火葬炉メーカーに業務委託した委託料でございます。詳しくは、決算附属資料9ページをご参照ください。18節備品購入費27万5,152円の主なものは、破損した木魚セットの購入費用とAED収納ボックスを購入し、AEDを式場と火葬棟に設置したものでございます。
 次に、19ページ、20ページをごらんください。4款1項公債費、予算現額2億669万2,000円に対し、支出済額2億669万899円で、1,101円の不用額でございます。
 1目元金、23節償還金利子及び割引料1億7,992万1,814円は、平成16年度から19年度に借り入れた長期債6件の元金償還分でございます。
 2目利子、23節償還金利子及び割引料2,676万9,085円の支出は、長期債6件の利子償還分でございます。
 次に、1ページにお戻りください。歳入歳出合計予算現額4億7,702万8,000円に対し、収入済額は4億8,214万8,488円でございます。
 3ページの支出済額は4億3,365万3,113円でございます。歳入歳出差し引き残額は4,849万5,375円となり、翌年度に繰り越すものでございます。
 以上でございます。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
中川 朗議長 続きまして、監査委員より監査結果の報告をお願いいたします。
 水井代表監査委員。
水井隆治代表監査委員 [ 10 ]  代表監査委員の水井でございます。この春までに関根議員と監査をやらせていただきましたが、代表いたしまして監査報告を申し上げます。
 本年は、お手元に平成22年度埼葛斎場組合一般会計歳入歳出決算審査意見ということでもって報告はしておりますが、形式的なことはそちらに載ってございますし、その1ページあるいは11ページのほうにも監査意見を付されてございます。内容を申し上げますと、地方自治法第233条第2項の規定に基づき審査に付された平成22年度の埼葛斎場組合一般会計歳入歳出決算につきまして審査を実施いたしましたので、その概要につきましてご説明申し上げます。
 審査の対象につきましては、平成22年度埼葛斎場組合一般会計の歳入歳出決算書並びに決算附属書類といたしまして歳入歳出事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書でございます。審査の実施日につきましては、この平成23年6月27日でございますが、当会議室において実施させていただきました。
 審査の方法につきましては、一般会計歳入歳出決算書及び決算附属書類が関係法令に準拠して正確に作成されているかどうか。また、予算が適正かつ効率的に執行されているか。あるいはまた、決算書の計数が正確であるか等々につきまして、関係諸帳簿及び証拠書類との照合等によって確認するとともに、関係職員からの説明を聴取させて審査を実施したところでございます。
 審査の結果につきましては、審査に付された、申し上げました書類等、いずれも関係法令に準拠して作成され、またその計数も関係諸帳簿及び証拠書類と符合しておりまして、予算執行は適正であると認められたところでございます。
 決算の総額につきましては、歳入4億8,214万8,488円、歳出は4億3,365万3,113円でございます。その歳入歳出差引額は4,849万5,375円となっております。
 また、平成23年の3月末現在の組合債の残高でございますが、これが16億9,638万9,670円となっております。最近は、このメンバーでございます各構成の市町とも大変厳しい財政状況の中でございますが、経費節減あるいはコスト意識の徹底に努められまして、限られた財源の中で健全な運営を図られますように要望いたしまして、決算審査についての説明とさせていただきます。
 以上でございます。
中川 朗議長 ありがとうございました。
 それでは、本案についての質疑を求めます。
 3番、今尾議員。
3番今尾安徳議員 [ 11 ]  5点ほど質疑をさせていただきます。
 まず、決算書の1ページで、今審査意見書のほうの最初のページに21年度、22年度の予算現額等が載っていますので、それを参考にしながら、ちょっと初めの何点かをお聞きします。分担金及び負担金についてなのですが、平成21年度決算と22年度決算においては、21年度が2億4,500万円、22年度が3億2,490万円と7,990万円の増となっております。約3割もふえているわけですが、この理由をお聞かせをいただきたいと思います。
 同じページ、決算書では1ページですが、繰越金についてなのですが、こちらも21年度1億4,791万3,000円、22年度が5,966万2,000円と8,825万2,000円の減となっております。基金等もあったもので、そういうこともあるのかもしれませんが、この理由もお示しをいただきたいと思います。
 あと次に、主要な施策の成果に関する説明書のほうの1ページの火葬実績についてなのですが、昨年は組合内外を含めて3,522体と、21年度の3,216体と比べても大きくふえました。同じく説明書の2ページですが、人口の推移では21年度と比較して、春日部市と蓮田市は人口は減少しています。白岡町、杉戸町ではふえていますが、合計では若干の増となっています。火葬実績で、昨年は何か夏やっぱり暑さで件数もふえたというようなこともありますが、この人口の増等も比較して高齢化も進む中で、現在稼働中の8基で大丈夫なのか、一応もう一基つくれる、たしか場所の確保はしてあると思うのですが、そのふやす必要はないのかについてお聞かせをください。
 あと、同じく説明書の8、9ページ、決算書ですと14ページですが、委託料と説明書には委託先があります。昨年度から比べて清掃業務の委託がさいたま市の業者から春日部市の業者に変更されました。組合内の市町の業者に委託をふやしていこうという姿勢だとは思いますが、ことしのものを見ても、委託15件中、昨年度決算を見ても8件が組合外への委託となっています。昨年度の決算でもお聞きしたときに、契約年数が複数年にわたるものもあるとか、専門技術のためとか、一番安かったというような理由がありましたが、今こういった大変厳しい状況なので、組合内の業者を直接やはり応援していくということも含めて、組合内市町の業者に委託できるものは委託していくというようなことが必要かと思いますが、これを今後ふやしていく考えがあるのか。また、推移も含めてお伺いします。
 あと、非常用発電機の点検ということですが、特にことし震災もあって、こういったことの点検も必要なのではないかと思いますけれども、この非常用発電の種類というか内容、性能ですね、どこまでこれでカバーできるのか、その能力についてお聞かせください。
 あと説明書の9ページの3款事業費の火葬業務委託ですが、21年度と比べると若干の減額決算となっています。昨年も聞きまして、職員の技術習得のあらわれというふうに見ていいのかなと思うのですが、今後職員で業務を進めていくと。委託をしないで職員で進めていくという予定がないのか。前回のお話では、技術の習得はかなり進んで、すべての職員がもうできるようになっているというふうに聞きましたが、これを委託を続ける根拠をお示しください。
 以上です。
中川 朗議長 答弁を求めます。
 山口事務局長。
山口俊一事務局長 [ 12 ]  それでは、順次お答えしていきます。
 1点目の負担金と2点目の繰越金に関しては、関連しておりますので、あわせてご質問にご答弁申し上げます。
 埼葛斎場組合の一般負担金につきましては、使用料収入、前年度の繰越金及び骨つぼ代等の雑入を合計した額の見込みと、歳出の見込みを差し引いて不足する額を一般負担金として構成市町に負担していただいておるものでございます。21年度の繰越金1億4,791万3,000円につきましては、平成20年度に正確な決算見込みに努め、余剰金をすべて21年度当初予算に計上させていただきました。21年度において長期債の元金の償還が始まり、20年度から比較すると元金の償還額は約8,500万円増加し、さらにこの繰越金を利用して平成18年度分の長期債の一部8,770万円を繰上償還いたしました。また、葬祭棟の改修工事の財源に活用を図る予定でしたが、改修工事は施工にいたりませんでしたので、その分の残りを22年度に繰り越したものでございます。平成21年度の歳出合計は4億7,800万で、公債費の増加などにより前年の20年度より約1億6,280万増加しましたが、繰越金を活用したことにより構成市町の負担金総額は2億4,500万円で、約5,000万円の増にとどめております。21年度から繰越金が4,800万円と約9,500万円減額となっております。22年度は建設当時借り入れた長期債が6件、すべて元金の償還が始まっております。償還額は1億8,000万円と繰上償還した21年度から約200万円減少しておりますが、繰越金の減少を補てんできるものではございません。そのため歳出削減を図りましたが、歳入歳出の不足を補てんする一般負担金に影響が出て増額となったものでございます。
 3点目、人口推移の予測と火葬炉の増設見込みについてのご質問にお答えいたします。まず、人口の推移の予測でございますが、議員ご指摘のように、組合内でもふえているところと減っているところがございます。予測としては、ちょっと難しいところがあると考えておりますが、人口推移については、急激な変化はないものと考えております。
 次に、火葬炉の増設の見込みでございますが、これは今後の火葬件数の見通しによると考えております。先ほど議員の質問にもございましたように、22年度は21年度に比べて火葬件数が大きく増加しております。これは、昨年の夏の猛暑の影響が大きいと考えられます。例年ですと夏場は火葬件数が比較的落ちつき、12カ月中で10番目程度の少ない件数となるのが多くあります。昨年の8月は292件と、火葬が最も多い冬場並みの件数となっておりました。これほど大きな増加は、やや特殊なケースだと考えております。高齢化が進んでいる現状では、少なくとも減少することはないと考えておりますので、緩やかに増加していくものと考えております。現在8基の火葬炉で1日最大21件の火葬が可能であることに対し、昨年度件数はふえましたが、1日の平均火葬件数は11.66件でございます。まだ多少の余裕がございますので、火葬の増設については、現時点で早急に増設をする必要はないと考えております。
 4点目、業務委託につきましては、平成21年度決算では、19件の委託業務中、組合外の委託は11件、58%の割合でございました。平成22年度決算では15件の委託業務中組合外への委託は8件で、53%の比率となっております。わずかではありますが、組合外の委託も比率が下がっております。組合内の業者に今後ふやしていく考えについてですが、組合内の業者に委託可能な業務については、可能な限り委託する方向で考えております。
 次に、非常用発電機点検についてでございますが、今回の点検は、全般的な点検と一部部品の交換を行っております。発電機は防災用自家発電装置でディーゼルエンジンで作動させるものでございます。発電機の容量は450キロボルトアンペアでございます。これは、斎場組合の主たる業務が火葬業務ということで、通常の同規模の公共施設に比べると多少大きな容量になっております。万が一停電になったときでも火葬業務自体には支障のないような容量を備えた発電機でございます。火葬業務優先なので、事務室、ロビー、待合室等は非常用の明かりとなるような形になります。燃料となります軽油は、最大950リッター保管できる設備となっておりますので、緊急時にも十分対応できる自家発電装置となっております。
 5点目、火葬業務につきましては、火葬業務は、霊柩車から火葬炉に搬送する炉前業務、実際に火葬をする火葬炉運転業務、遺骨を骨つぼにおさめる収骨業務に分かれております。そのうち火葬炉運転業務と収骨業務を火葬炉メーカーに委託しております。平成21年4月から職員1名が交代で運転操作技術を習得するため、委託業者と一緒に運転業務を行っているものです。職員も火葬炉の運転につきましては、習熟してきておりますが、簡単な部品の交換や修理などは、まだまだ学ぶべきことが多くあります。火葬炉の管理面を考えますと、委託業者に頼らざるを得ない状況になってございます。ご質問の職員でなく火葬業務委託を続ける根拠についてでございますが、現在一連の火葬業務をすべて職員で行おうとした場合、現在の7名では職員が人数不足となります。職員をふやして職員だけで火葬業務は行うのか、業務委託したほうが定期火葬炉の管理面で効率的ではないのかという点では、やはり委託のほうが効率的であると判断しております。そのため、職員の退職に合わせて業務委託に徐々に切りかえていくものと考えておりますので、火葬業務委託は続けていくものでございます。
 以上です。
中川 朗議長 ほかに質疑はございますか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

中川 朗議長 質疑がないようですので、議案第8号についての質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 討論を求めます。

                          〔「なし」と言う人あり〕

中川 朗議長 討論がないようですので討論を終結し、採決をいたします。
 本案について賛成の議員の起立を求めます。

                          〔起立全員〕

中川 朗議長 起立全員です。
 よって、議案第8号は認定されました。

議案第9号

   議案第9号 平成23年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)  

中川 朗議長 日程第7、議案第9号 平成23年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
 事務局、朗読願います。

                          〔事務局朗読〕

中川 朗議長 本案についての説明を願います。
 山口事務局長。
山口俊一事務局長 [ 13 ]  平成23年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
 補正予算書1ページをごらんください。第1条第1項でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ933万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を4億4,913万2,000円とするものでございます。
 第2条、債務負担行為につきましては、4ページをごらんください。第2表、債務負担行為補正ですが、当組合の斎場予約システムの保守管理契約やパソコン等の機器類のリース期間が今年度末で切れるため、機器類の更新と電話の自動応答システムによる予約となっているものを各構成市町で行っている公共施設予約システムと同様にインターネットでの予約を追加し、施設の予約状況をホームページ上で一般に公開できるようにするものでございます。そのため初期導入費用と導入後5年間の保守管理委託料及びパソコン等の機器類を借り上げるための費用を計上してございます。
 続きまして、5ページをごらんください。歳入歳出補正予算事項別明細書によりその内容についてご説明いたします。初めに、歳入でございます。3款1項1目繰越金933万2,000円の増は、前年度繰越金の増額分でございます。
 次に、6ページの歳出でございます。2款総務費、1項総務管理費、一般管理費485万8,000円の減は、13節委託料の減でございまして、清掃委託、空調設備点検委託及び植栽管理委託について制限つき一般競争入札を実施しましたところ発生しました契約差金を減額補正するものでございます。
 2目施設整備基金費1,419万円の増は、前年度繰越金の増額分と歳出の減額分を基金に積み立て、後年度の修繕費用に充てるものでございます。これにより基金残高は3,879万円となるものでございます。火葬炉に関する修繕につきましては、今後10年間でその費用が約2億6,100万円程度見込まれているところでございます。そのためこの基金を取り崩し、後年度の修繕料を基金で賄うためには、毎年約2,400万円程度の基金の積み立てが必要でございます。こうすることにより各構成市町の負担金は、火葬炉の大規模修繕に影響されることなく、約3億1,000万円程度で平成30年度まで推移し、負担金の平準化を図るものでございます。
 以上でございます。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
中川 朗議長 本案についての質疑を求めます。
 3番、今尾議員。
3番今尾安徳議員 [ 14 ]  平成23年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)について、補正予算書の6ページの歳出の2款総務費の一般管理費、清掃委託料、空調設備点検委託料、植栽管理委託料などと合わせて約500万円と大幅な減額となっていますが、制限つき一般競争入札の結果だと思いますが、何社の入札があって結果がどうだったのか昨年もお聞きしましたが、それをお示しいただきたいということと、あとこの入札のときに、やはり働く方、そこで働く方たちの時給などは把握できているのかどうか、最低賃金も含めてこれをちょっとお聞かせ、お示しをください。
 あと、7ページの予約システムについてなのですが、入札ではなくてプロポーザルということのお話をちょっとお聞きしました。どういった内容のもので、その競争性とかの確保についてはどうなっているのかお示しをください。
 以上です。
中川 朗議長 答弁を求めます。
 山口事務局長。
山口俊一事務局長 [ 15 ]  1点目の委託料の入札結果と、そこで働く人の賃金についてのご質問にお答えいたします。
 まず初めに、清掃委託ですが、入札参加事業者は12社、落札額は267万円、落札率66.67%です。
 次に、空調設備点検委託ですが、入札参加事業者は8社、落札額は365万8,667円、落札率は66.67%です。
 次に、植栽管理委託ですが、入札参加事業者10社、落札額は288万円、落札率72.9%でございます。働く人の賃金につきましては、それぞれの業務委託につきまして業務委託の積算において、除草や清掃では平米当たりの単価、点検等では1台当たり、1回当たりの単価をもって積算しておりますので、作業員の方の賃金が幾らかということは、把握してはございません。
 2点目の予約システムについてのご質問にお答えします。現在の予約システムは、電話による24時間自動対応システムを利用しております。今回は、新たにインターネットに対応した予約システムを作成し、施設の空き状況をホームページで一般公開し、利便性の向上をさせることが主な目的でございます。競争性の確保につきましては、プロポーザル方式により各業者のよい面、悪い面を考慮いたしまして業者選定を考えているところでございます。それによる競争性の確保といいますと、一般競争入札ほど競争性はないとは思いますが、予約する方々の利便性を考えますと、それが一番いいかと考えております。
 以上でございます。
中川 朗議長 3番、今尾議員。
3番今尾安徳議員 [ 16 ]  1点目の質問のやっぱり委託業者の人件費の把握はできていないということですが、この入札のときにその積算をいろいろと、面積だとかそういったことで出すようですけれども、そういった中で一定程度この事業にどの程度の人がかかわっていくのかとか、その人たちの待遇がどうなのかということを把握する方法みたいなものはないのかどうか、そこをちょっとお聞きしたいのですけれども。
中川 朗議長 山口事務局長。
山口俊一事務局長 [ 17 ]  例をとりまして、植栽管理委託で人力除草といいまして、鎌で低木の間の草を取ったりとか、そういうのは、平米当たり108円とかという単価が出ているのですけれども、年に4回除草を行いますが、そのたびに人数が違っていたりとか、かかる日数が違っていたりということで、なかなかそこまでの1人当たりの時給単価を出すのは難しいと考えております。
 以上です。
中川 朗議長 ほかに質疑はございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

中川 朗議長 質疑がないようですので、議案第9号についての質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 討論を求めます。

                          〔「なし」と言う人あり〕

中川 朗議長 討論がないようですので討論を終結し、採決をいたします。
 本案について賛成の議員の起立を求めます。

                          〔起立全員〕

中川 朗議長 起立全員です。
 よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。

議案第10号

   議案第10号 埼葛斎場組合監査委員の選任につき同意を求めるについて  

中川 朗議長 日程第8、議案第10号 埼葛斎場組合監査委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
 事務局、朗読願います。

                          〔事務局朗読〕

中川 朗議長 ここで、地方自治法第117条の規定により、9番、野口克博議員の退席を求めます。

                          〔9番 野口克博議員退席〕

中川 朗議長 本案についての説明を願います。
 管理者。
石川良三管理者 [ 18 ]  議案第10号 埼葛斎場組合監査委員の選任につき同意を求めるにつきまして提案理由及び内容を説明いたします。
 議会選出の監査委員は、白岡町選出の関根頌二議員にお願いをしてきたところでございますが、平成23年4月30日をもって任期満了となりましたので、新たに監査委員といたしまして白岡町選出の野口克博議員を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項並びに本組合規約第12条の規定によりまして議会の同意をお願い申し上げるものでございます。
 野口議員の住所は、白岡町新白岡2丁目22番地8、生年月日は昭和12年8月24日でございます。また、野口議員の略歴につきましては、参考資料にお示しのとおりでございます。白岡町の議員として2期目でございます。よろしくご同意のほどお願い申し上げます。
 以上でございます。
中川 朗議長 本案についての質疑を求めます。

                          〔「なし」と言う人あり〕

中川 朗議長 質疑がないようですので、議案第10号についての質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。

                          〔「なし」と言う人あり〕

中川 朗議長 討論がないようですので討論を終結し、採決をいたします。
 本案について賛成の議員の起立を求めます。

                          〔起立全員〕

中川 朗議長 起立全員でございます。
 よって、議案第10号は同意することと決しました。

                          〔9番 野口克博議員出席〕

議案第11号

   議案第11号 埼葛斎場組合公平委員会委員の選任につき同意を求めるについて  

中川 朗議長 日程第9、議案第11号 埼葛斎場組合公平委員会委員の選任につき同意を求めるについてを議題といたします。
 事務局、朗読願います。

                          〔事務局朗読〕

中川 朗議長 本案について説明を願います。
 石川管理者。
石川良三管理者 [ 19 ]  議案第11号 埼葛斎場組合公平委員会委員の選任につき同意を求めるにつきまして提案理由及び内容を説明いたします。
 白岡町よりご推薦いただきました議会の同意を得て公平委員会委員としてお願いしております神田和氏が、平成23年6月30日をもちまして辞職されましたことから、同じく白岡町よりご推薦いただいた濱敬祐氏を公平委員会委員に選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意をお願いを申し上げるものでございます。
 濱氏の住所は、白岡町大字千駄野1133番地8、生年月日は昭和18年6月29日でございます。また、濱氏の略歴につきましては、参考資料にお示しのとおりでございます。濱氏は、人格極めて高潔で、高い見識を持ち、地方自治にも理解のある方で、平成18年4月より白岡町の公平委員会委員を務められていることから、本組合の公平委員会委員として適任であると考えまして、議会のご同意を賜りたくお願い申し上げるものでございます。
 以上でございます。
中川 朗議長 本案についての質疑を求めます。

                          〔「なし」と言う人あり〕

中川 朗議長 質疑がないようですので、議案第11号についての質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。

                          〔「なし」と言う人あり〕

中川 朗議長 討論がないようですので討論を終結し、採決をいたします。
 本案について賛成の議員の起立を求めます。

                          〔起立全員〕

中川 朗議長 起立全員でございます。
 よって、議案第11号は同意することと決しました。

管理者のあいさつ

中川 朗議長 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。
 管理者のあいさつを願います。
 石川管理者。
石川良三管理者 [ 20 ]  本日の定例会にご提案申し上げました議案4件につきまして、議員各位におかれましては慎重なるご審議をいただき、いずれも認定、可決を賜り、厚く御礼申し上げます。議員の皆様から賜りました貴重なご意見を十分尊重し、今後の埼葛斎場運営に当たってまいる所存でございますので、より一層のご指導、ご協力を心からお願い申し上げます。
 議員の皆様におかれましては、暑さ厳しき折、健康に十分ご留意をいただき、ご活躍されますようご祈念申し上げ、閉会に当たってのあいさつとさせていただきます。本日はまことにありがとうございました。

閉会の宣告

中川 朗議長 以上で平成23年7月定例会を閉会いたします。
 ありがとうございました。

                                                      (午後 3時00分)