議 事 日 程 (第1号)
平成25年7月22日(月曜日)午前10時開会
開会と開議
新議員の紹介
仮議席の指定
管理者の挨拶
第 1 議席の指定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 会期の決定
第 4 諸般の報告
第 5 副議長の選挙
第 6 議案第10号上程、説明、質疑、討論、採決
第 7 議案第11号上程、説明、質疑、討論、採決
第 8 議案第12号上程、説明、質疑、討論、採決
第 9 議案第13号上程、説明、質疑、討論、採決
管理者の挨拶
閉 会
出席議員(13名)
1番 岩 谷 一 弘 議員 2番 鬼 丸 裕 史 議員
3番 今 尾 安 徳 議員 4番 長 谷 部 芳 明 議員
5番 坪 田 光 治 議員 6番 矢 島 章 好 議員
7番 齋 藤 隆 宗 議員 8番 M 田 章 一 議員
9番 仲 丸 教 子 議員 10番 栄 寛 美 議員
11番 関 根 頌 二 議員 12番 岸 尾 悦 子 議員
13番 武 幹 也 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定による説明者
管 理 者 春 日 部 市 長 石 川 良 三
副 管 理 者 蓮 田 市 長 中 野 和 信
〃 白 岡 市 長 小 島 卓
〃 杉 戸 町 長 古 谷 松 雄
〃 春日部市副市長 山 田 俊 哉
会計管理者 春日部市会計管理者 高 橋 時 夫
代表監査委員 水 井 隆 治
事 務 局 長 丹 下 達 也
担 当 課 長 春日部市市民課長 戸 張 昌 代
〃 蓮田市みどり環境課長 小 熊 康 由
〃 白岡市環境課長 斎 藤 俊 治
〃 杉戸町環境課長 武 井 義 和
会 計 担 当 春日部市会計課長 田 村 一 彦
職務のため出席した職員
埼葛斎場組合事務局 片 桐 英 男
次長兼管理担当主査
◎開会及び開議の宣告
鬼丸裕史議長 ただいまから平成25年7月埼葛斎場組合議会定例会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
(午前10時00分)
◎新議員の紹介
鬼丸裕史議長 このたび新たに選出された蓮田市の長谷部芳明議員、齋藤隆宗議員、岸尾悦子議員、白岡市の仲丸教子議員、関根頌二議員を紹介いたします。
ただいまご紹介申し上げました議員のご挨拶を願います。
まず、蓮田市の議員からお願いしたいと思います。
始めに、長谷部芳明議員、お願いします。
長谷部芳明議員 蓮田市の長谷部でございます。よろしくお願いします。
鬼丸裕史議長 続きまして、齋藤隆宗議員、お願いします。
齋藤隆宗議員 蓮田市の齋藤でございます。よろしくお願いします。
鬼丸裕史議長 次に、岸尾悦子議員、お願いします。
岸尾悦子議員 蓮田市の岸尾でございます。よろしくお願いします。
鬼丸裕史議長 続きまして、白岡市の議員にご挨拶をお願いいたします。
始めに、仲丸教子議員、お願いします。
仲丸教子議員 白岡市の仲丸でございます。よろしくお願いします。
鬼丸裕史議長 続きまして、関根頌二議員、お願いします。
関根頌二議員 白岡市の関根でございます。よろしくお願いします。
◎仮議席の指定
鬼丸裕史議長 ありがとうございました。
新たに議員が選出されましたので、ただいまご着席の議席を仮議席に指定いたします。
◎管理者の挨拶
鬼丸裕史議長 管理者の挨拶を願います。
石川良三管理者 本日は、平成25年7月埼葛斎場組合議会定例会をお願い申し上げましたところ、議員の皆様には公私ともご多忙にもかかわらずご参集を賜り、厚く御礼申し上げます。
今定例会にご提案申し上げます議案は、専決処分の承認が1件、平成24年度決算の認定についてが1件、補正予算が1件、人事案件が1件の計4議案でございます。
議員の皆様におかれましては、慎重審議の上、承認あるいは認定、可決、同意を賜りますようお願い申し上げ、開会に当たっての挨拶とさせていただきます。
◎議席の指定
鬼丸裕史議長 日程第1、議席の指定をいたします。
会議規則第3条第2項及び第3項の規定により、ただいまご着席の仮議席を議席に指定いたします。
◎会議録署名議員の指名
鬼丸裕史議長 日程第2、会議録署名議員の指名をいたします。
会議規則第73条の規定により、
8番 M 田 章 一 議員
9番 仲 丸 教 子 議員
を指名いたします。
◎会期の決定
鬼丸裕史議長 日程第3、会期の決定を議題といたします。
この際、お諮りします。7月定例会の会期は本日1日間としたいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
鬼丸裕史議長 異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日間と決しました。
◎諸般の報告
鬼丸裕史議長 日程第4、諸般の報告をします。
地方自治法第121条の規定により、本定例会における説明者の出席を求めたところ、お手元に配付してあるとおり報告がありましたので、ご了承願います。
◎副議長の選挙
鬼丸裕史議長 日程第5、副議長の選挙を行います。
この際、お諮りします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
鬼丸裕史議長 異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選で行うことと決しました。
お諮りします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
鬼丸裕史議長 異議なしと認めます。
よって、議長が指名することに決しました。
副議長に長谷部芳明議員を指名します。
お諮りします。ただいま副議長に指名した長谷部芳明議員を当選人として定めることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
鬼丸裕史議長 異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました長谷部芳明議員が議長に当選されました。
ただいま副議長に当選されました長谷部芳明議員が議場にいらっしゃいますので、会議規則第31条第2項の規定により、副議長当選の告知をいたします。
当選されました長谷部芳明議員の副議長就任の挨拶をお願いいたします。
長谷部芳明議員 いながらにしてご挨拶を申し上げます。
副議長という大任を仰せつかったわけではございますが、鬼丸議長にいろいろご指導いただきながら、一緒にやっていきたいなというふうに思っております。前回も副議長を仰せつかったわけなのですが、前回は斎場を建てるときに副議長を仰せつかったという経緯がございます。今回は、また数年たっておりますけれども、鬼丸議長ともども頑張ってやらせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。
鬼丸裕史議長 ありがとうございました。
◎議案第10号 専決処分の承認を求めるについて
鬼丸裕史議長 続きまして、日程第6、議案第10号 専決処分の承認を求めるについてを議題といたします。
事務局、朗読願います。
〔事務局朗読〕
鬼丸裕史議長 本案についての説明を求めます。
事務局長。
丹下達也事務局長 議案第10号 専決処分の承認を求めるについて、提案理由及びその内容につきまして説明申し上げます。
提案理由でございますが、本議案は埼葛斎場組合霊柩自動車使用条例の廃止を専決処分したことを報告し、承認を求めるものでございますが、条例を廃止するには、それ以前に埼葛斎場組合規約を変更する必要がございます。平成25年度から霊柩自動車の運行を廃止するための規約変更を埼玉県知事へ申請したところ、平成25年3月19日付でその許可を受けましたが、その後4月1日からの運行廃止に必要な条例廃止を審議いただくには、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分しましたので、同法同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
次に、条例の内容でございますが、議案書3ページをごらんください。平成25年度から霊柩自動車の運行業務を廃止するため、埼葛斎場組合霊柩自動車使用条例を廃止するもので、施行日は平成25年4月1日でございます。
以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
鬼丸裕史議長 本案についての質疑を求めます。
12番、岸尾議員。
12番岸尾悦子議員 12番、岸尾悦子です。2点質疑いたします。
1点目としては、春日部市、蓮田市、白岡市、杉戸町それぞれの構成市町の議決日はいつだったのか。
2点目として、今説明がございましたが、県の承認が平成25年3月19日と今言われたのかと思うのですけれども、それで議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるためということですけれども、この承認からどこの時点で、それぞれ議会がこうで、そして県に申請したのはいつで、承認がおりたのはいつで、そしてその間4月1日施行で実施ということで、その時系列的な流れをもう少し詳しくお願いいたします。
鬼丸裕史議長 事務局。
丹下達也事務局長 ただいまの岸尾議員の質疑に順次答弁を申し上げます。
初めに、構成市町の議決年月日ということでございますが、蓮田市が平成25年2月27日、白岡市及び杉戸町が3月7日、春日部市が3月14日でございます。
続きまして、廃止までの時系列のスケジュールということでございますが、霊柩自動車の廃止につきまして正式に議題に上りましたのは、平成25年1月8日の正副管理者会議でございます。もちろんそれまでに廃止につきまして種々検討した結果、廃止をするかどうかの方向性が出たというのが1月8日の正副管理者会議でございました。その後、1月18日に組合議会の代表者会議を行いましてご説明をいたしました。1月25日、2月定例会終了後に全員協議会を開きまして、ここで撤退に至った経緯、それから今後のスケジュールについてご了承をいただいたというふうに考えております。その後、2月中旬よりそれぞれ構成市町の3月議会に規約の改正について上程をされまして、それぞれ議決いただいたのが先ほど申し上げた日にちでございます。最後の春日部市の議決を待ちまして、3月15日に規約の変更について埼玉県知事に申請をいたしました。その後、その申請が許可されたのが3月19日付でございます。その許可書を組合で受領しましたのが3月22日、それから3月31日の廃止までに、土、日を除くと実質的に5日間程度の日にちしかなかったため、組合議会を開く暇がないという判断となったものでございます。
以上です。
鬼丸裕史議長 岸尾議員。
12番岸尾悦子議員 再質疑いたします。
県から来たのが3月19日付で許可書が来たと、そして3月22日に正式で、3月31日まで、廃止まで5日間しかなくて暇がないというご答弁だったのですけれども、緊急の場合ということで臨時議会、これは開けるわけですよね、その考えがどうなのかということが、条例については議会で議決ということを行わなければならないわけです。しかし、今回のことについては暇がないということで、専決処分として今議会に提案だったのですけれども、まず蓮田では2月22日開会して、委員会省略して2月27日に議決しているわけです。こちらの組合の事務局のほうから早くするようにということで、わざわざ委員会省略をして27日に議決していると、それぞれ杉戸町や白岡市でもそのようにしているわけです。管理者のいらっしゃる春日部市議会は最終日だったようですけれども、しかしそれを受けても5日間あったということで、蓮田では2月27日に議決しているわけですから、4月1日からということですので、ぎりぎり3月中には臨時会があるというふうな流れだったと思っていたわけですけれども、5日間しかない、暇がないということで専決処分にしたということですけれども、臨時会を開くべきだったと思うのですけれども、管理者にお尋ねいたします。3月中に臨時議会を開く考え、開かなければならないと思わなかったのでしょうか、これが1点目です。
2点目、もう一点管理者にお尋ねいたします。これは、自らが行っている事業ですよね、自ら行っている事業である霊柩自動車使用条例の廃止について、専決処分という形はおかしいと思わなかったのでしょうか、議会軽視ということにはならないと思ったのでしょうか。
2点、管理者からご答弁ください。
鬼丸裕史議長 石川管理者。
石川良三管理者 事務手続上困難だったというふうな認識をしております。
また……ちょっと、議長、休憩していただけますか。
鬼丸裕史議長 では、暫時休憩いたします。
(午前10時15分)
鬼丸裕史議長 再開いたします。
(午前10時17分)
鬼丸裕史議長 石川管理者。
石川良三管理者 失礼しました。先ほど事務局で説明したとおりでございまして、霊柩自動車使用条例は、斎場組合規約に基づき共同処理する事務とされていた霊柩自動車の設置及び維持管理に関する事務を実施するため、霊柩車の使用方法や利用料金などの運用事項を定めたものでございます。したがいまして、規約の変更により、この霊柩業務が共同処理する事務から除外されたため、速やかに条例を廃止する必要があったものでございます。
以上です。
鬼丸裕史議長 岸尾議員。
12番岸尾悦子議員 3回目の質疑をいたします。
これで最後ですので、今管理者が言われたように、規約が変更されたときは速やかに条例を変えなければならないと、速やかにしなければならないということですので、私は臨時議会が必要だったのではないかと、3月中にやるべきだったのではないかと。次の定例議会に、専決処分も4月1日から実施しているわけですから、そういった自らが行う事業についてはスケジュール的に決まっているわけですから、こういう見通しは自分たちのところで進めるわけですから、急に国からこういった条例改正が必要だとか、そういったものではありませんので、自らが行う事業ですから、地方自治法でも、これでは179条で専決処分ということでありますけれども、自治法の113条では緊急の場合はその限りでないということであるわけですから、速やかにやるべきだったと、そのように思うわけですけれども、そういったことの認識、この点を管理者としてお伺いしているわけですけれども、いかがでしょうか。
鬼丸裕史議長 石川管理者。
石川良三管理者 ご指摘のように、大変詰まったスケジュールであることは認識しておりました。しかしながら、廃止の時期につきましては、霊柩車の利用が減少傾向にあることから斎場利用者への影響は少ないと判断し、平成25年4月1日としたものでございます。条例廃止を専決処分で行うことにつきましては、1月25日に開催した全員協議会において議員の皆様に説明申し上げ、ご了承をいただいたものと理解しております。
以上です。
鬼丸裕史議長 岸尾議員。
12番岸尾悦子議員 先ほど113条と言いましたけれども、101条の誤りです。済みません、それだけちょっと文言の訂正お願いします。
鬼丸裕史議長 ほかにございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
鬼丸裕史議長 ないようですので、議案第10号についての質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論を求めます。
12番、岸尾議員。
12番岸尾悦子議員 12番、岸尾悦子です。議案第10号 専決処分の承認を求めるについて、反対の立場から討論いたします。
埼葛斎場組合霊柩自動車使用条例を廃止する条例について、議会を招集する時間的余裕がないとして専決処分といたしました。本議案の反対理由として、果たして本当に時間的余裕がなかったのか、自らが行う事業である埼葛斎場組合霊柩自動車使用条例を廃止する条例に対して、専決処分を行使するべきではないという点です。
構成市町の議会が議決した日は、蓮田市が2月27日、白岡市と杉戸町が3月7日、春日部市が3月14日であり、3月末に臨時議会を招集することはできました。条例の制定、改廃は議会の議決を要するものであり、埼葛斎場組合が行っている事業の霊柩自動車使用条例の廃止の条例を議会を招集する時間的余裕がないと専決処分とすることは、埼葛斎場組合議会を軽視するものであり、認めることはできません。よって、日本共産党は議案第10号、専決処分の承認について反対するものです。
以上です。
鬼丸裕史議長 1番、岩谷議員。
1番岩谷一弘議員 議案第10号 専決処分の承認を求めるについて、賛成の立場から討論させていただきます。
一部事務組合は、自治体が行政サービスの一部を共同で行うことを目的に設置した組織であり、変更前の埼葛斎場組合規約には、斎場及び霊柩自動車の設置並びに維持管理に関する事務を共同処理することが規定されております。斎場組合で霊柩業務が始まった当時は、町内の隣組で行う葬儀が一般だったため、行政サービスの一環として火葬業務に合わせて霊柩車の運行を行ってきましたが、近年では葬祭業者に葬儀を依頼する場合がほとんどで、その業者が所有する霊柩車を使用する例が多くなってきております。そのため霊柩車の利用回数は減少しており、平成24年度では1日平均1回未満の利用で、年間火葬実績に対する利用率は約8%と伺っております。そこで、費用対効果や民間との役割分担など種々検討した結果、平成25年度から霊柩車の廃止を実施するため、構成市町の議会において斎場組合で共同処理する事務を斎場の設置及び維持管理のみとする規約変更を議決し、埼玉県知事の許可を受けたものであります。
よって、規約の変更後は共同処理する事務でなくなった霊柩車の使用条例は廃止しなければなりません。今回の条例廃止については、県知事の規約変更許可を受けてから条例廃止を審議する組合議会を開くことは事務手続上困難であると判断し、条例廃止を専決処分したわけでございますが、これについてはやむを得ないものと考えます。ただし、条例の制定、改廃については、今後は正規の手続を踏まれるよう要望し、賛成討論といたします。
以上です。
鬼丸裕史議長 ほかにございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
鬼丸裕史議長 ないようですので、以上で討論を終結し、採決をいたします。
本案について賛成の議員の起立を求めます。
〔起立多数〕
鬼丸裕史議長 起立多数です。
よって、議案第10号は承認されました。
◎議案第11号 平成24年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について
鬼丸裕史議長 次に、日程第7、議案第11号 平成24年度埼葛斎場組合一般会計決算認定についてを議題といたします。
事務局、朗読願います。
〔事務局朗読〕
鬼丸裕史議長 本案についての説明を求めます。
事務局長。
丹下達也事務局長 議案第11号 平成24年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について、決算書に基づきその主な内容を説明申し上げます。
始めに、歳入でございますが、決算書と一緒に参考資料1の平成24年度埼葛斎場組合一般会計歳入歳出決算前年度比較一覧をごらんいただきまして、収入済額の前年度比較により、その増減理由をご説明いたします。
まず、決算書の5ページ、6ページをお開きください。1款分担金及び負担金、1項1目負担金でございますが、収入済額3億2,340万円に対し、参考資料1の右から2行目の欄、前年度収入済額は3億780万円で、その右側の欄、前年度比較では1,560万円の増となっております。負担金が増えた主な理由でございますが、斎場予約システムをインターネット予約に変更したことによる初期導入費用約700万円と、平成23年度末に定年退職した職員の退職金に対する後年度負担金約400万円の支出が前年度に比べて増えたことが、一般負担金の増額につながった主な理由ございます。
次に、2款使用料及び手数料、1項使用料でございますが、収入済額1億92万3,980円に対し、前年度収入済額は9,644万7,950円で、前年度比較では447万6,030円の増でございます。内訳でございますが、1目斎場使用料につきましては、収入済額4,920万8,000円に対し、前年度収入済額は4,663万8,000円で、257万円の増、2目霊柩自動車使用料につきましては、収入済額102万5,000円に対し、前年度収入済額は135万2,000円で、32万7,000円の減、3目小動物炉使用料につきましては、収入済額1,478万7,000円に対し、前年度収入済額は1,383万5,000円で、95万2,000円の増、4目待合室等使用料につきましては、収入済額3,586万5,000円に対し、前年度収入済額は3,458万4,000円で、128万1,000円の増、5目財産使用料では、金額の端数調整等で30円の増となったため、総額で447万6,030円の増となるものでございます。増収となった理由でございますが、霊柩自動車を除く他の施設等の使用件数が前年度より増えたことが主な理由でございます。
次に、7、8ページをごらんください。4款1項1目繰入金でございますが、収入済額2,296万3,500円に対し、前年度収入済額はゼロで皆増となっております。繰入金は、火葬炉等の修繕費用に充てるため、施設整備基金から取り崩して繰り入れるものですが、平成23年度までは基金を取り崩すことなく修繕費用を支出していたため、皆増となったものでございます。
次に、5款1項1目繰越金でございますが、9、10ページをごらんください。収入済額1,849万5,868円に対し、前年度収入済額は4,849万5,375円で、前年度比較では2,999万9,507円の減でございます。繰越金は、前年度の歳入歳出差引残額を繰り越すものですが、平成22年度に予定していた葬祭棟の改修工事などが未着工となり、約2,500万円の支出が減ったことなどで平成23年度の繰越金が多くなったため、平成24年度の繰越金と比較すると、約3,000万円の減額となったものでございます。
以上の結果、歳入合計は、収入済額で4億6,915万9,945円で、前年度収入済額4億5,585万3,541円と比較すると、1,330万6,404円の増収となるものでございます。
次に、歳出について説明いたします。歳出につきましては、決算書によりまして、予算現額に対する支出済額及び不用額と支出内容などを説明申し上げます。11ページ、12ページをごらんください。
始めに、1款1項1目議会費でございますが、予算現額118万3,350円に対し、支出済額は104万8,157円で、不用額は13万5,193円でございます。議会費は、議長、副議長、議員報酬のほか、議長交際費や会議録の印刷製本などに要する経費ですが、10節交際費につきましては、香典及び生花代の支出が当初見込みより多かったため、予備費より2万1,350円を充用しております。
次に、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございますが、13、14ページをごらんください。予算現額1億2,285万7,350円に対し、支出済額は1億1,905万9,909円で、不用額は379万7,441円となっております。主な内訳を申し上げますと、1節報酬から4節共済費までは管理者1人及び副管理者4人と職員10人の人件費でございます。また、10節交際費は管理者交際費でございますが、先の議長交際費と同様に香典及び生花代の支出が当初見込みより多かったため、予備費より2万1,350円を充用いたしました。
次に、15、16ページをごらんください。11節需用費につきましては、消耗品費や電気水道料などですが、節約、節水などに努めた結果、76万5,637円を不用額として残すことができました。また、13節委託料の不用額142万9,675円につきましては契約差金でございます。
次に、17、18ページをごらんください。2目施設整備基金費2,397万8,000円でございますが、平成24年度における繰越金や執行残などの余剰金を基金に積み立てたものでございます。
なお、基金残高につきましては24ページをごらんください。財産に関する調書の3 基金の(1)施設整備基金の欄でございますが、先ほど歳入でご説明しましたとおり、繰入金として火葬炉等の修繕に充てる2,296万3,500円を基金から取り崩しておりますので、実質的には決算年度中増減高の欄にありますとおり、その差額の101万4,500円を積み立てることとなり、決算年度末現在高は5,494万4,500円となるものでございます。
また、前にお戻りいただきまして、19、20ページをごらんください。3款事業費、1項1目事業管理費でございますが、予算現額1億472万1,000円に対し、支出済額は1億271万9,686円で、不用額は200万1,314円でございます。事業費は、火葬炉及び霊柩車の維持管理等に必要な経費で、主な内訳を申し上げますと、11節需用費は火葬業務に必要な消耗品費や修繕料などの費用ですが、経費節減に努めた結果、94万9,090円を不用額として残すことができました。また、13節委託料の不用額105万1,850円につきましては契約差金でございます。
次に、4款1項公債費でございますが、21、22ページをごらんください。予算現額2億250万8,000円に対し、支出済額は2億250万7,016円で、不用額は984円でございます。内訳でございますが、1目元金では長期債6件の元金償還分として1億8,079万8,546円を支出いたしました。また、2目利子では同じく長期債6件の利子償還分として2,170万8,470円を支出いたしました。なお、不用額984円につきましては予算の端数調整で生じたものでございます。
以上の結果、歳出合計は予算現額4億6,538万3,000円に対し、支出済額は4億4,946万2,268円で、不用額は1,592万732円となるものでございます。
次に、決算書2ページにお戻りください。収入済額の一番下の欄の収入済額合計4億6,915万9,945円から、4ページに進んでいただきまして、支出済額の一番下の欄の支出済額合計4億4,946万2,268円を差し引きますと、その下の歳入歳出差引残額1,969万7,677円となり、この金額を平成25年度に繰り越すものでございます。
最後に、公有財産の減少がございましたので、ご説明を申し上げます。再度、決算書24ページの財産に関する調書をごらんください。1 公有財産の表中、普通財産38.85平方メートルにつきましては、さいたま市の管理する配水管が埋設された土地であり、平成25年2月定例会において、さいたま市への無償譲与が議決されたため、皆減となったものでございます。
また、2 物品の表中、霊柩自動車につきましては平成24年度から2台体制が1台体制に変更となったため、保有台数が減少したものでございます。
以上、よろしくご審議のほどお願いいたします。
鬼丸裕史議長 続きまして、監査委員より監査結果の報告をお願いいたします。
水井代表監査委員。
水井隆治代表監査委員 代表監査委員の水井でございます。この1年間、野口議員さんと毎月の月例監査を始めとして、今回の監査をさせていただきました。私が代表いたしまして、監査報告を申し上げます。
お手元に、埼葛斎場組合一般会計決算審査意見書がございますが、内容につきましてはそのとおりでございますけれども、去る6月26日に当斎場の会議室におきまして、地方自治法第233条第2項の規定に基づき審査に付されました平成24年度埼葛斎場組合一般会計歳入歳出決算につきまして審査を実施いたしましたので、その概要につきましてご説明いたします。
審査の対象につきましては、平成24年度埼葛斎場組合一般会計の歳入歳出決算書並びに決算附属書類といたしまして歳入歳出事項別明細書、それと実質収支に関する調書及び財産に関する調書でございます。
審査の方法につきましては、一般会計歳入歳出決算書及び決算附属書類が関係法令に準拠して作成されているかどうか、予算が適正かつ効率的に執行されているかどうか、また決算書の計数が正確であるかどうかということにつきまして、関係諸帳簿及び証拠書類との照合等により確認するとともに、関係職員から説明を聴取するなどによりまして審査を実施したところでございます。
審査の結果につきましては、審査に付された一般会計歳入歳出決算書及び決算附属書類は、いずれも関係法令に準拠して作成され、またその計数も関係諸帳簿及び証拠書類と符合しておりまして、予算執行は適正であると認めるところでございます。
決算総額は、歳入4億6,915万9,945円、歳出4億4,946万2,268円で、歳入歳出差引額は1,969万7,677円となっています。
また、平成25年3月末の組合債残高は13億3,523万4,682円となっております。結びでございますけれども、毎年のことでございますが、各構成市町とも大変厳しい財政状況の中にあると思います。経費削減やコスト意識の徹底に努められ、限られた財源の中で健全な運営を図られますよう要望いたしまして、決算審査についての説明とさせていただきます。
以上でございます。
鬼丸裕史議長 ありがとうございました。
それでは、本案についての質疑を求めます。
9番、仲丸議員。
9番仲丸教子議員 9番、仲丸でございます。2点ほど質疑をさせていただきます。
まず、第1点は施設整備基金繰入金についてでございますが、歳入で基金を取り崩した額を繰り入れ、歳出で基金を積み立てております。これは、両方とも多額になっておりますが、補正予算は別といたしまして、当初予算を編成し、計上する段階では、これを差し引いた額を計上すべきではないかと私は考えますが、その点はいかがでしょうか。
それから、2点目でございますが、決算の附属資料として組合債に関する調書が添付されておりませんが、これは添付をされるべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。監査委員の審査意見書の中では、その総額が示されておりますけれども、それのみでは、いつどのような事業で、政府債なのか、あるいは縁故債なのか、あるいは利率は幾らで償還期間は何年なのかなどにつきまして、十分理解する資料が提出されておりません。議会に決算添付資料としてご報告があってしかるべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。
鬼丸裕史議長 事務局。
丹下達也事務局長 ただいまの仲丸議員のご質疑に対し、順次答弁申し上げます。
まず、歳入の施設整備基金繰入金と歳出の施設整備基金費で、差し引いた金額を計上すべきといったご質疑内容でございましたが、基金から修繕料を支出するには歳入に受け入れ科目の設定が必要なため、繰入金の科目を設定しております。したがいまして、歳入における施設整備基金繰入金につきましては、全て火葬炉等の修繕費用として支出する目的で繰り入れるものでございます。また、歳出の施設整備基金費につきましては、基金のほうに積み立てる金額を明記するために科目設定しているものでございまして、おのずと性格が違いますことからこういった分け方をしているものでございます。
次に、長期債の理解のために決算説明資料の追加をということでございますが、これにつきましてはやはり少し説明不足のところがあるように思いますので、今後、参考資料として添付していく方向で検討させていただきたいと思います。
以上です。
鬼丸裕史議長 9番、仲丸議員。
9番仲丸教子議員 再質疑をいたします。
先ほどの施設整備繰入金と積立金の話でございますが、考え方としては理解できるわけでございますが、同一予算の中の同一の施設整備基金でございますから、私は余りこういう計上の仕方が望ましいというふうには考えないのですが、結果は同じことでございますから、やはり差し引きをした額を当初予算には計上すべきではないかというふうに考えますが、恐縮ですが、もう一度ご答弁を願います。
それから、2点目の問題につきましては、先ほど今後検討するというお答えでしたので、ぜひ実施をしていただきたいと思いますが、どこの自治体におきましても地方債調書というのは当然提出されているわけでございますので、一部事務組合だからなくてもよいということにはならないと思いますので、ぜひ早急にご検討いただき、ご報告いただけますよう望むものでございます。
鬼丸裕史議長 事務局。
丹下達也事務局長 それでは、施設整備基金に関する質疑について答弁申し上げます。
こちらにつきましては、先ほどご説明したとおりでございますが、一旦基金に繰り入れたものを支出するには、それを受け入れる科目設定が必要でございまして、これが歳入における繰入金でございます。したがいまして、その年度中に修繕料に使った金額と、剰余金として基金に積み立てるべき金額の差額を最終的に基金へ積み立てればいいというものではございません。あくまで基金から必要な額を引き出すために繰入金の歳入科目が必要ですし、基金に積み立てるために歳出に基金の科目設定が必要である、そういうことでございます。
以上です。
鬼丸裕史議長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
鬼丸裕史議長 ないようですので、議案第11号についての質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
鬼丸裕史議長 討論がないようですので、討論を終結し、採決をいたします。
本案について賛成の議員の起立を求めます。
〔起立全員〕
鬼丸裕史議長 起立全員です。
よって、議案第11号は認定されました。
◎議案第12号 平成25年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)について
鬼丸裕史議長 次に、日程第8、議案第12号 平成25年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
事務局、朗読願います。
〔事務局朗読〕
鬼丸裕史議長 本案についての説明を求めます。
事務局長。
丹下達也事務局長 議案第12号 平成25年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)について説明申し上げます。
補正予算書の1ページをごらん願います。今回の補正予算につきましては、第1条第1項のとおり歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ853万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億4,943万1,000円とするものでございます。
次に、補正額の内容につきまして説明申し上げます。4ページの歳入歳出補正予算事項別明細書をごらんください。始めに、歳入でございますが、1款分担金及び負担金、1項1目負担金116万6,000円の減につきましては、後ほど歳出でご説明いたします職員の給与減額に伴って生じた削減額について、構成市町の一般負担金の額からそれぞれの負担割合に応じた額を減額するものでございます。
次に、5款1項1目繰越金969万7,000円の増につきましては、先ほど平成24年度決算で繰越金が1,969万7,677円に確定しましたので、当初予算との差額969万7,000円を増額するものでございます。
次に、歳出でございますが、5ページをごらんください。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございますが、2節給料、3節職員手当等、4節共済費につきましては、春日部市において国からの給与減額要請に応じ、地方交付税の削減分に相当する額を職員の給与減額で賄うために給与条例等の改正が行われたことに伴い、春日部市の給与条例等を準用する斎場組合においても職員給与の減額を実施したため、人件費の減額を行うものでございます。
また、13節委託料につきましては、清掃委託料及び空調設備点検委託料において制限付き一般競争入札を実施した結果、契約差金が生じましたので、これらを合わせた429万3,000円を減額するものでございます。
また、2目施設整備基金費につきましては、繰越金の増額分969万7,000円と委託料の減額分312万7,000円を合わせた1,282万4,000円を基金に増額して積み立てるものでございます。
以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
鬼丸裕史議長 本案についての質疑を求めます。
3番、今尾議員。
3番今尾安徳議員 3番、今尾です。2点お伺いします。
5ページの歳出、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、補正額429万3,000円についてですが、2節の給料や3節職員手当等の減額として10人分の減額となっております。最も減額の大きい役職ですと6カ月間で幾らになるのか、少ない減額の人で幾らなのか、平均で春日部市は5.67%だったと思いますが、平均で一緒だと思うのですけれども、何%の減額となるのか、お示しください。
あと、2点目として、先ほどちょっと説明があったのですけれども、13節の委託料312万7,000円について、これだけの減額となった理由についてもう少し詳しく説明をお願いします。
鬼丸裕史議長 事務局。
丹下達也事務局長 ただいまの今尾議員の質疑に順次答弁を申し上げます。
一般職10人のうち最も減額が大きいのは局長で、給料及び職員手当の6カ月分の合計で27万3,438円でございます。また、最も少ない人の6カ月分の合計は5万1,504円で、これら全職員の給料の平均減額率は5.1%となっております。
次に、委託料の減額理由でございますが、先ほど提案理由で申し上げましたとおり委託契約2つの契約差金の減額でございます。1つ目の清掃委託料につきましては、制限付き一般競争入札を実施したところ7社の応札があり、落札金額が税込みで285万6,000円だったため、予算との差額142万8,000円を減額するものでございます。
また、2つ目の空調設備点検委託料につきましては、同じく制限付き一般競争入札を実施したところ6社の応札があり、落札金額が税込みで339万8,080円になったため、予算との差額169万9,000円を減額するものでございます。
以上です。
鬼丸裕史議長 ほかにございますか。
9番、仲丸議員。
9番仲丸教子議員 2点質疑をいたします。
まず最初は、埼葛斎場組合職員の給与に関する条例におきまして、埼葛斎場組合職員の給与に関しては春日部市職員の給与に関する条例を準用するとなっておりますことから、今回職員給与の改定においても条例改正というものは提出をされておりません。しかし、一部事務組合でありましても独立した行政組織でございますから、独立した給与条例を持つべきではないのでしょうか。春日部市の給与条例を準用したとしても、その内容は同様であったとしても、やはり独立の給与条例をつくるべきではないかと考えますが、この点はいかがでしょうか。
2点目に伺います。今回の給与改定は、7月分から12月分までとなっておりますが、7月の給与は7月19日に既に支給されているものと私は考えますが、その点はいかがでしょうか。
鬼丸裕史議長 事務局。
丹下達也事務局長 仲丸議員の質疑に答弁申し上げます。
職員の給与条例を独立したものでつくるべきではないかというご質疑でございますが、斎場組合につきましては特別地方公共団体ということで、人事・庶務などの一般事務から斎場の施設管理など広範な業務について、実質的には事務職員4名で行っておりまして、市役所で行う事務と同様に行うのはなかなか難しいと考えております。したがいまして、給与条例を準用するということにつきましては一定の合理性があると考えているところでございます。
それから、職員給与につきましては7月から12月分を減額するものですので、7月の給料は既に減額しております。
以上です。
鬼丸裕史議長 9番、仲丸議員。
9番仲丸教子議員 第1点の問題ですが、事務局が4名しかいないので、事務手続上合理的なやり方だというお答えでございましたけれども、1度つくれば事務的な作業は終わるわけでございますから、一部事務組合でありましても当然独立した行政組織でございますから、やはり独立した給与条例を持つのが本来であると私は考えます。ぜひ今後ともご検討をいただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
それから、2点目でございますが、7月の給与は既に減額支給をされているというお答えでございました。本日7月22日に補正予算を審議いたしましても、それは結果として追認するだけということになりまして、事実上の専決処分と同じことになると私は考えます。議会の議決というものをどのようにお考えになっておられるのか、管理者からご答弁をいただきたいと思います。
鬼丸裕史議長 事務局。
丹下達也事務局長 給与条例についてのご質疑でございますが、仲丸議員のおっしゃるとおり条例を1度つくれば、後は手直しをしていくだけだろうということではございますが、やはり事務手続上、条例でありますから組合議会への上程をする必要がございまして、どんな少ないものでもやはり事務手続としましては負担になるものでございます。組合につきましては、3市1町の事務組合ということで、当然その給与は3市1町を上回るものではいけませんし、下回るものであってもいけない、その中で春日部市と同一のものを使っているということには、ある一定の合理性があり、今後、給与条例をこちらで単独でつくるということは困難であると考えております。
以上です。
鬼丸裕史議長 石川管理者。
石川良三管理者 ご指摘の点でございますけれども、この職員給与の減額に関しましてはご存じのとおり異例のことでございまして、各自治体でも大変困惑したというふうな状況でございます。各自治体ともに、今後こういったことのないようにという申し入れをして、春日部市の場合はのんだという形になりますけれども、決して議会を軽視したということではなく、もろもろの諸般の事情ということでご理解を賜りたいと思っております。
以上です。
鬼丸裕史議長 9番、仲丸議員。
9番仲丸教子議員 第1点の問題は、事務手続上いろいろ困難があるので、準用しているというお答えでございました。準用すること自体に私は異議を申し立てているものではございません。準用をしたとしても、やはり独立した組織として独立した給与条例を持つのが当然ではないかというふうに申し上げております。再度ご答弁を求めます。
2点目の問題につきましては、異例の事態で議会を軽視したわけではないというご答弁でございましたが、しかし結果として、7月19日に既に減額された給与が支給されていて、本日22日に補正予算が出されて議会が議決をするということになれば、結果として議会軽視をしたと、なぜもっと前に議会を開かなかったのかと言われても、それは当然のことではないかと思いますが、再度管理者のご答弁を求めます。
鬼丸裕史議長 事務局。
丹下達也事務局長 給与条例の独立化でございますが、昭和29年の施設設立以来、給与条例につきましては、ほぼ春日部市の給与を踏襲してまいったというふうに記憶をしております。それで特にこれまでも大きな問題が生じることはございませんでしたし、合理的な事務の遂行に必要な範囲内で規定を準用するのはやむを得ないものと考えております。
以上です。
鬼丸裕史議長 石川管理者。
石川良三管理者 職員給与は春日部市の条例を準用しております。どうしても独立の条例が必要とのことであれば、これからまた組合議会でしっかりともんでいただいて、今後ご提案、あるいはご議論願えればよろしいのかなと思っております。
以上です。
〔「2問目のお答えはありません」と言う人あり〕
石川良三管理者 議会軽視かということですか。
〔「はい」と言う人あり〕
石川良三管理者 今回の減額に関しましても春日部市の条例を準用しております。したがいまして、こういった結果になりましたけれども、先ほど申し上げたとおり異例のことでございますし、各管理者あるいは副管理者、あるいは議員の方々も含めて時間調整等も非常に困難を期するというふうな事務方の話を聞いております。そういったものを含めまして、総合的な判断の結果だったと思っておりますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。
鬼丸裕史議長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
鬼丸裕史議長 ないようですので、議案第12号についての質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論を求めます。
今尾議員。
3番今尾安徳議員 3番、今尾安徳です。議案第12号 平成25年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)について、反対の立場から討論します。
今回の補正には、職員の給与や管理職手当の減額が盛り込まれています。これは、春日部市が市職員の給与を7月から12月までの6カ月間にわたって平均5.67%減額することを受けて、埼葛斎場組合職員の給与に関する条例において、埼葛斎場組合職員の給与に関しては春日部市職員の給与に関する条例を準用するとの規定から、今議会に上程されたものです。そもそも市職員の給与の減額は、国が地方自治体に対し平成25年度の地方交付税の算定で地方公務員の給与を7月から平均7.8%引き下げ、地方交付税を8,504億円削減することを決定したことによるものです。これは、自治体が自主的に決めるべき地方公務員の給与を国が強制するものであり、地方固有の財源である地方交付税を国の政策目的達成の手段とし、全国知事会や市長会などの意見に耳をかさず、労働基本権の制約の上に問答無用で賃下げを押しつけるものであり、決して容認できません。
地方では、これまで国に先んじて人件費の削減を行ってきましたが、春日部市においては1999年から2011年の平均給与で年額104万円もの減額を行い、準用している埼葛斎場組合職員も同様の減額を行われてきたものです。今回最大で約27万4,000円もの減額、こうしたことがあるということは、これまでも減額の中、市民サービス向上のために努力してきた斎場職員の努力を踏みにじるものです。よって、この議案に反対をします。
鬼丸裕史議長 1番、岩谷議員。
1番岩谷一弘議員 1番、岩谷一弘議員です。議案第12号 平成25年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)について、賛成の立場から討論をいたします。
今回の補正予算の内容は、春日部市において国からの給与減額要請に応じ、地方交付税の削減分に相当する額を職員給与の減額によって賄うために実施された給与条例等の改正に伴い、春日部市の給与条例等を準用する斎場組合においても同様の減額を実施したことにより、歳出予算の減額を行うものであります。また、これによって生じた削減額については給与減額実施の趣旨に鑑み、構成市町の一部負担金からそれぞれの負担割合に応じた額の減額に充てるため、歳入予算を減額するという内容であり、適正なものであると考えます。職員の皆さんへの負担は大きなものとなりますが、引き続き業務に精励されることをお願いし、賛成討論といたします。
鬼丸裕史議長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
鬼丸裕史議長 ないようですので、以上で討論を終結し、採決をいたします。
本案について賛成の議員の起立を求めます。
〔起立多数〕
鬼丸裕史議長 起立多数です。
よって、議案第12号は原案のとおり可決いたしました。
この際、暫時休憩をいたします。
(午前11時05分)
鬼丸裕史議長 引き続きまして、会議を再開いたします。
(午前11時10分)
◎議案第13号 埼葛斎場組合監査委員の選任につき同意を求めるについて
鬼丸裕史議長 日程第9、議案第13号 埼葛斎場組合監査委員の選任につき同意を求めるについてを議題といたします。
事務局、朗読願います。
〔事務局朗読〕
鬼丸裕史議長 ここで、地方自治法第117条の規定により11番、関根頌二議員の退席を求めます。
〔11番 関根頌二議員退席〕
鬼丸裕史議長 本案についての説明をお願いします。
石川管理者。
石川良三管理者 議案第13号 埼葛斎場組合監査委員の選任につき同意を求めるについて提案理由及びその内容につきまして説明申し上げます。
提案理由でございますが、白岡市選出の埼葛斎場組合議員で議会選出の監査委員であった野口克博氏が平成25年6月6日をもって組合議員を辞職したことに伴い、同じく白岡市選出の関根頌二議員を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項及び埼葛斎場組合規約第12条第2項の規定により、議会の同意をお願いするものでございます。
関根議員におかれましては、平成20年10月から現在に至るまで引き続き組合議員を務められており、その間平成21年1月から平成23年4月まで組合の議会選出監査委員を務められておりますことから、監査委員には適任と確信しております。なお、関根議員の略歴につきましては、参考資料4にお示しのとおりでございます。よろしくご同意賜りますようお願い申し上げます。
鬼丸裕史議長 本案についての質疑を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
鬼丸裕史議長 質疑がないようですので、議案第13号についての質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
鬼丸裕史議長 討論がないようですので、討論を終結し、採決をいたします。
本案について賛成の議員の起立を求めます。
〔起立全員〕
鬼丸裕史議長 起立全員です。
よって、議案第13号は同意することと決しました。
〔11番 関根頌二議員出席〕
◎管理者の挨拶
鬼丸裕史議長 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。
管理者の挨拶をお願いいたします。
石川管理者。
石川良三管理者 本日の定例会にご提案申し上げました議案4件につきまして、議員の皆様におかれましては慎重なるご審議をいただき、いずれも承認、認定、可決、同意を賜り、厚く御礼申し上げます。議員の皆様から賜りました貴重なご意見を十分尊重し、今後の斎場運営に当たってまいる所存ですので、より一層のご指導、ご協力を心からお願い申し上げます。
議員の皆様におかれましては、暑さ厳しき折、健康には十分ご留意いただき、ご活躍されますようご祈念申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。本日はまことにありがとうございました。
◎閉会の宣告
鬼丸裕史議長 以上で平成25年7月定例会を閉会いたします。
ありがとうございました。
(午前11時15分)
議 長 鬼 丸 裕 史
署 名 議 員 M 田 章 一
署 名 議 員 仲 丸 教 子