議 事 日 程 (第1号)

                         平成26年7月28日(月曜日)午前10時開会

    開会と開議                                       
    新議員の紹介                                      
    仮議席の指定                                      
    管理者の挨拶                                      
第 1 議席の指定                                       
第 2 会議録署名議員の指名                                  
第 3 会期の決定                                       
第 4 諸般の報告                                       
第 5 議長の選挙                                       
第 6 議案第3号上程、説明、質疑、討論、採決                         
第 7 議案第4号上程、説明、質疑、討論、採決                         
第 8 議案第5号上程、説明、質疑、討論、採決                         
    管理者の挨拶                                      
    閉  会                                        
                                              
出席議員(11名)
    1番   水  沼  日 出 夫  議員     2番   会  田  幸  一  議員
    3番   今  尾  安  徳  議員     4番   長 谷 部  芳  明  議員
    5番   坪  田  光  治  議員     6番   小  島  文  男  議員
    7番   齋  藤  隆  宗  議員     8番   M  田  章  一  議員
    9番   仲  丸  教  子  議員    12番   岸  尾  悦  子  議員
   13番   武     幹  也  議員                        

欠席議員(2名)
   10番   蛭  間  靖  造  議員    11番   関  根  頌  二  議員
                                              
地方自治法第121条の規定による説明者
 管  理  者   春 日 部 市 長    石   川   良   三
 副 管 理 者   白 岡 市 長    小   島       卓
    〃      杉 戸 町 長    古   谷   松   雄
    〃      春日部市副市長    山   田   俊   哉
    〃      蓮 田 市副市長    関   根   光   二
 (蓮田市長代理)
 会計管理者     春日部市会計管理者  香   田   寛   美
 代表監査委員               水   井   隆   治
 事 務 局 長              丹   下   達   也
 担 当 課 長   春日部市市民課長   戸   張   昌   代
    〃      蓮田市みどり環境課長 小   熊   康   由
    〃      白岡市環境課長    岡   安   秀   夫
    〃      杉戸町環境課長    武   井   義   和
                                              
職務のため出席した職員
           埼葛斎場組合事務局  片   桐   英   男
           次長兼管理担当主査

                                              
    開会及び開議の宣告
長谷部芳明副議長 ただいまから平成26年7月埼葛斎場組合議会定例会を開会いたします。
  これより本日の会議を開きます。
                                      (午前 9時55分)
                                              
    新議員の紹介
長谷部芳明副議長 このたび新たに選出された春日部市の水沼日出夫議員、会田幸一議員、今尾安徳議員、小島文男議員、蛭間靖造議員、武幹也議員を紹介いたします。
  ただいまご紹介申し上げました議員のご挨拶を願います。
  初めに、水沼日出夫議員、お願いいたします。
水沼日出夫議員 改めまして、おはようございます。春日部市議会議員に当選いたしまして、こちらに初めて伺いましたけれども、地元のここからすぐ近くに住んでおります水沼日出夫と申します。どうぞ、以後よろしくお願いいたします。
長谷部芳明副議長 ありがとうございました。
  続きまして、会田幸一議員、お願いいたします。
会田幸一議員 おはようございます。春日部市議会議員の会田幸一でございます。埼葛斎場組合議会は、以前も議員として参画させていただきましたが、また再び参画させていただくことになりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
長谷部芳明副議長 お願いいたします。
  次に、今尾安徳議員、お願いいたします。
今尾安徳議員 おはようございます。近くの内牧に住んでおります今尾安徳です。よろしくお願いします。
長谷部芳明副議長 次に、小島文男議員、お願いいたします。
小島文男議員 改めまして、おはようございます。私、春日部市議会の小島文男です。住まいは、牛島野球場のバックネットの下です。この埼葛斎場は、私の一番大好きな場所でございまして、議員皆さん方のご指導をいただきながら、一生懸命この議会運営に取り組んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
長谷部芳明副議長 お願いいたします。
  最後に、武幹也議員、お願いいたします。
武 幹也議員 おはようございます。春日部市議会の武でございます。地元内牧でございますので、よろしくお願いいたします。
長谷部芳明副議長 ありがとうございました。
  なお、蛭間靖造議員からは、本日欠席届が出されております。
                                              
    仮議席の指定
長谷部芳明副議長 新たに議員が選出されましたので、ただいまご着席の議席を仮議席に指定いたします。
                                              
    管理者の挨拶
長谷部芳明副議長 管理者の挨拶を願います。
  石川管理者、お願いいたします。
石川良三管理者 本日は、平成26年7月埼葛斎場組合議会定例会をお願い申し上げましたところ、議員の皆様には公私ともご多忙にもかかわらずご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。
  今定例会にご提案申し上げます議案は、専決処分の承認が1件、平成25年度決算認定が1件、補正予算が1件の計3議案でございます。
  議員の皆様におかれましては、慎重審議の上、承認あるいは認定、可決を賜りますようお願い申し上げ、開会に当たっての挨拶といたします。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
長谷部芳明副議長 ありがとうございました。
                                              
    議席の指定
長谷部芳明副議長 日程第1、議席の指定をいたします。
  会議規則第3条第2項及び第3項の規定により、ただいまご着席の仮議席を議席に指定いたします。
                                              
    会議録署名議員の指名
長谷部芳明副議長 日程第2、会議録署名議員の指名をいたします。
  会議規則第73条の規定により、
   12番  岸 尾 悦 子 議員
   13番  武   幹 也 議員
 を指名します。
                                              
    会期の決定
長谷部芳明副議長 日程第3、会期の決定を議題といたします。
  この際、お諮りいたします。7月定例会の会期は本日1日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
長谷部芳明副議長 異議なしと認めます。
  よって、会期は本日1日間と決しました。
                                              
    諸般の報告
長谷部芳明副議長 日程第4、諸般の報告をいたします。
  地方自治法第121条の規定により、本定例会における説明者の出席を求めたところ、お手元に配付してあるとおり報告がありましたが、説明者に変更が生じたため、事務局長より報告させますので、ご了承願います。
  事務局長。
丹下達也事務局長 本日お手元に配付いたしました出席者一覧表のうち、副管理者である蓮田市の中野和信市長が所用により欠席のため、代理として蓮田市の関根光二副市長に出席していただいておりますので、ご報告を申し上げます。
  以上でございます。
長谷部芳明副議長 ありがとうございました。
                                              
    議長の選挙
長谷部芳明副議長 日程第5、議長の選挙を行います。
  この際、お諮りします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選にしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
長谷部芳明副議長 異議なしと認めます。
  よって、選挙の方法は指名推選で行うことと決しました。
  お諮りします。指名の方法につきましては、副議長が指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
長谷部芳明副議長 異議なしと認めます。
  よって、副議長が指名することに決しました。
  議長に6番、小島文男議員を指名します。
  お諮りします。ただいま議長に指名した小島議員を当選人として定めることについてご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
長谷部芳明副議長 異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名した小島議員が議長に当選されました。
  ただいま議長に当選された小島議員が議場にいらっしゃいますので、会議規則第31条第2項の規定により、議長当選の告知をします。
  当選されました小島議員の議長就任の挨拶を願います。
小島文男議員 改めまして、議会議員の皆さんのご推挙いただきまして、斎場組合議長に就任をさせていただきました。もとより浅学非才の身であります。議員各位、執行部各位のご指導とご協力を賜りながら職務を全うしていきたい、そういうふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げまして、就任の挨拶といたします。ありがとうございました。
長谷部芳明副議長 ありがとうございました。
  小島議長、議長席へお着き願います。
                 〔副議長、議長と交代〕
                                              
    議案第3号 専決処分の承認を求めるについて
小島文男議長 それでは、議長職を務めさせていただきます。引き続き議事を進めます。
  日程第6、議案第3号 専決処分の承認を求めるについてを議題といたします。
  事務局、朗読願います。
                 〔事務局朗読〕
小島文男議長 本案について説明を求めます。
  事務局長。
丹下達也事務局長 議案第3号 専決処分の承認を求めるについて、提案理由及びその内容につきまして説明申し上げます。
  提案理由でございますが、本議案は埼玉県市町村総合事務組合規約の一部を変更する規約について、関係地方公共団体として議会の議決を要する協議を求められましたが、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したので、同法同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
  規約変更の内容でございますが、議案書3ページ及び参考資料1の新旧対照表をごらんください。同組合規約の別表第1に組合を組織する地方公共団体が掲げられ、別表第2に組合の共同処理する事務が掲げられておりますが、その組合市町村のうち、「彩北広域清掃組合」の名称を「鴻巣行田北本環境資源組合」に改めるものでございます。
  今回、専決処分に至った経緯でございますが、同組合から依頼文書が届いたのが2月定例会終了後でございました。さらに、規約変更内容につきましては構成団体の名称変更のみであり、特に異議を申し立てる性質のものでなかったため、3月20日の協議書等提出期限までに議会を招集することは困難と判断し、専決処分としたものでございます。
  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
小島文男議長 本案について質疑を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
小島文男議長 質疑がないようですので、議案第3号についての質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
小島文男議長 討論がないようですので、討論を終結し、採決をいたします。
  本案について賛成の議員の起立を求めます。
                 〔起立全員〕
小島文男議長 起立全員です。
  よって、議案第3号は承認されました。
                                              
    議案第4号 平成25年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について
小島文男議長 次に、日程第7、議案第4号 平成25年度埼葛斎場組合一般会計決算認定についてを議題といたします。
  事務局、朗読願います。
                 〔事務局朗読〕
小島文男議長 本案についての説明を求めます。
  事務局長。
丹下達也事務局長 議案第4号 平成25年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について、決算書に基づきその主な内容を説明申し上げます。
  始めに、歳入でございますが、決算書と一緒に参考資料2をごらんください。収入済額について、前年度収入済額との比較により、その増減理由を説明させていただきます。
  まず、決算書の5ページ、6ページをごらんください。1款分担金及び負担金、1項1目負担金でございますが、参考資料2をごらんいただきますと、左から3つ目の欄、収入済額が3億861万円に対し、右から2つ目の欄、前年度収入済額は3億2,340万円で、右端の欄、前年度比較では1,479万円の減となっております。減額となった主な理由でございますが、前年度は火葬受け付けをインターネット予約に変更するための初期導入費用約700万円と、定年退職者の退職金に対する後年度負担約400万円の支出が一時的に増大したのに対し、25年度にはそれがなかったため支出が減少し、負担金の減につながったものでございます。
  次に、2款使用料及び手数料、1項使用料でございますが、収入済額9,674万3,870円に対し、前年度収入済額は1億92万3,980円で、前年度比較では418万110円の減となっております。内訳でございますが、1目斎場使用料につきましては、収入済額4,664万9,000円に対し、前年度収入済額は4,920万8,000円で、255万9,000円の減、2目霊柩自動車使用料につきましては、平成24年度末をもって運行廃止となったため収入済額はなく、前年度収入済額と同額の102万5,000円の減、3目小動物炉使用料につきましては、収入済額1,469万7,000円に対し、前年度収入済額は1,478万7,000円で、9万円の減、4目待合室等使用料につきましては、収入済額3,534万8,000円に対し、前年度収入済額は3,586万5,000円で、51万7,000円の減、5目財産使用料につきましては、収入済額4万9,870円に対し、前年度収入済額は3万8,980円で、1万890円の増となったため、総額として418万110円の減となるものでございます。減額となった主な理由でございますが、火葬件数等はほぼ横ばいでしたが、料金の高い組合外の利用件数が50件以上減少したことが、約420万円の減につながった理由でございます。
  次に、7、8ページをごらんください。3款財産収入でございますが、1項財産運用収入は施設整備基金の預金利子、2項財産売払収入は霊柩自動車の売払収入で、合計すると収入済額39万1,459円に対し、前年度収入済額は72万8,876円となり、前年度比較では33万7,417円の減となっております。減額となった主な理由でございますが、霊柩自動車の売払収入が前年度より約37万円低かったことが要因でございます。
  次に、4款1項1目繰入金でございますが、収入済額1,984万2,207円に対し、前年度収入済額は2,296万3,500円で、前年度比較では312万1,293円の減となっております。繰入金は、火葬炉等の修繕費用に充てるため、施設整備基金を取り崩して繰り入れるものですが、前年度と比べ修繕費用が少なかったため減額となったものでございます。
  次に、5款1項1目繰越金でございますが、収入済額1,969万7,677円に対し、前年度収入済額は1,849万5,868円で、前年度比較では120万1,809円の増となっております。繰越金は、前年度の歳入歳出差引残額を繰り越すものですが、平成24年度は料金の高い組合外の利用が多く、使用料収入が予算現額より多かったことが、23年度の繰越金を上回り増額となった主な理由でございます。
  次に、9、10ページをごらんください。6款諸収入、1項1目雑入でございますが、収入済額243万6,461円に対し、前年度収入済額は264万7,721円で、前年度比較では21万1,260円減となっております。減額となった主な理由でございますが、骨つぼセットの売り上げが前年度に比べ約17万円減ったことが要因でございます。
  以上の結果、歳入合計は、収入済額が4億4,772万1,674円で、前年度収入済額4億6,915万9,945円と比較すると、2,143万8,271円の減額となるものでございます。
  次に、歳出について説明申し上げます。歳出につきましては、決算書により、予算現額に対する支出済額及び不用額と支出内容などについて説明いたします。11ページ、12ページをごらんください。
  始めに、1款1項1目議会費でございますが、予算現額110万3,000円に対し、支出済額は100万4,685円で、不用額は9万8,315円でございます。議会費は、議員報酬などのほか、議長交際費や会議録の印刷製本などに要する経費ですが、1節報酬につきましては、蓮田市及び白岡市で組合議員の改選があり、旧議員の離職日と新議員の選任日が同日だったため、条例の規定で重複して報酬を支払う必要があり、予算不足が生じたことで、11節需用費から152円を流用いたしました。
  次に、2款総務費、1項総務管理費でございますが、13、14ページをお開きいただき、1目一般管理費をごらんください。予算現額1億1,392万2,000円に対し、支出済額は1億1,124万2,283円で、不用額は267万9,717円となっております。主な内訳を申し上げますと、1節報酬から4節共済費までは管理者1人及び副管理者4人と職員10人の人件費でございますが、共済組合負担金が当初見込みより少なかったことなどの理由により、合計で141万1,415円の不用額が生じました。
  さらに、15、16ページをごらんいただきたいと存じますが、11節需用費につきましては、節約、節水などに努めた結果、57万1,541円を不用額として残すことができ、13節委託料では契約差金などにより36万2,820円の不用額が生じたため、一般管理費全体では約270万円の不用額が生じたものでございます。
  次に、17、18ページをごらんください。2目施設整備基金費でございますが、予算現額2,321万8,000円に対し、支出済額は2,321万5,459円で、不用額は2,541円となっております。この予算は、前年度の繰越金や契約差金などの余剰金を基金に積み立てるためのものですが、不用額が生じたのは基金の預金利子が当初見込みを下回ったためでございます。
  なお、基金残高につきましては24ページをごらんください。財産に関する調書の3、基金の(1)施設整備基金の欄でございますが、先ほど歳入でご説明しましたとおり、繰入金として火葬炉等の修繕費用に充てるため1,984万2,207円を基金から取り崩しましたので、実質的には前年度末現在高に決算年度中増減高の337万3,252円を加え、決算年度末現在高は5,831万7,752円となるものでございます。
  次に、19、20ページにお戻りください。3款事業費、1項1目事業管理費でございますが、予算現額1億84万4,000円に対し、支出済額は1億60万5,619円で、不用額は23万8,381円でございます。事業費は、火葬炉の維持管理等に必要な経費で、内訳を申し上げますと、11節需用費では消耗品等の節減に努めた結果、23万7,531円を不用額として残すことができました。また、13節委託料の不用額850円につきましては、予算の端数調整で生じたものでございます。
  次に、4款1項公債費でございますが、予算現額2億44万4,000円に対し、支出済額は2億44万2,690円で、不用額は1,310円でございます。内訳でございますが、1目元金では長期債6件の元金償還分として1億8,124万8,252円を支出いたしました。
  さらに、21、22ページをごらんいただき、2目利子では、同じく長期債6件の利子償還分として1,919万4,438円を支出いたしました。なお、不用額の1,310円につきましては予算の端数調整で生じたものでございます。
  以上の結果、歳出合計は予算現額4億4,968万2,000円に対し、支出済額が4億3,664万6,236円で、不用額は1,303万5,764円となるものでございます。
  次に、2ページにお戻りください。表の左側、収入済額の欄の一番下の合計欄に記載された4億4,772万1,674円から、4ページにお進みいただきまして、表の左側、支出済額の欄の一番下の合計欄に記載された4億3,664万6,236円を差し引きますと、その下に記載された歳入歳出差引残額1,107万5,438円となり、この金額を平成26年度へ繰り越すものでございます。
  最後に、公有財産の減少がございましたので説明申し上げます。再度24ページの財産に関する調書をごらんください。2の物品の表中、霊柩自動車1台につきましては、平成24年度末で運行を廃止し、25年度中に売却いたしましたので、保有台数1台がなくなり、決算年度末現在高が空欄となるものでございます。
  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
小島文男議長 ありがとうございました。
  続きまして、監査委員から決算審査の報告をお願いいたします。
  水井代表監査委員。
水井隆治代表監査委員 代表監査委員の水井でございます。現在、関根議員さんと2人で監査委員を務めさせていただいておりますけれども、私のほうで代表いたしまして決算審査の報告を申し上げます。
  詳細につきましては、お手元に配付いたしました平成25年度埼葛斎場組合一般会計決算審査意見書のとおりでございますが、去る6月25日、当斎場会議室におきまして、地方自治法第233条第2項の規定によりまして決算審査を実施いたしましたので、その概要をご説明申し上げます。
  審査の対象は、平成25年度埼葛斎場組合一般会計決算並びに決算附属書類といたしまして歳入歳出決算事項別明細書、それと実質収支に関する調書及び財産に関する調書でございます。
  審査の方法につきましては、決算書及び決算附属書類が関係法令に準拠して作成されているかどうか、また予算が適正かつ効率的に執行されているか、決算書の計数が正確であるかという点につきまして、関係諸帳簿及び証拠書類との照合等を行うとともに、関係職員から説明を聴取するなどによりまして審査を実施したところでございます。
  その結果、審査に付された決算書及び決算附属書類は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、またその計数も関係諸帳簿及び証拠書類と符合しており、予算執行は適正であると認められました。
  決算総額につきましては、歳入が4億4,772万1,674円、歳出が4億3,664万6,236円で、歳入歳出差引残額は1,107万5,438円でございます。
  また、平成25年度末の組合債の残高は11億5,398万6,430円となっております。
  審査をさせていただいた結果、結びといたしまして、国、地方公共団体いずれも財政状況が厳しい中にありまして、各構成市町におきましても、さらなるコスト削減が求められていると思います。そのため、より一層職員が一丸となって効率化に努めるとともに、限られた財源を有効活用し、健全な財政運営を図られますようお願いいたしまして、決算審査報告とさせていただきます。
  以上でございます。
小島文男議長 ありがとうございました。
  それでは、本案についての質疑を求めます。
  今尾議員。
3番今尾安徳議員 私からは、1点お聞きをいたします。
  決算書の2ページ、歳入の使用料及び手数料についてなのですけれども、この使用料の関連で、今ほどの説明ですと減額の理由としては、件数としては横ばいということですけれども、組合外が減少したと、高い収入があるところが減ったということなのですけれども、この間の火葬炉の利用実績について、ちょっと経年について何年間かのデータをお示しをいただきたいと思います。
小島文男議長 答弁を求めます。
  事務局長。
丹下達也事務局長 今尾議員のご質疑に答弁申し上げます。
  過去5年間の火葬件数の推移ですが、平成21年度は組合内が2,705体、組合外が511体で、合わせて3,216体、使用料収入は4,282万5,000円、平成22年度は組合内が3,023体、組合外が499体で、合わせて3,522体、使用料収入は4,430万9,000円、平成23年度は組合内が3,063体、組合外が544体で、合わせて3,607体、使用料収入は4,663万8,000円、平成24年度は組合内が3,118体、組合外が581体で、合わせて3,699体、使用料収入は4,920万8,000円、平成25年度は組合内が3,178体、組合外が524体で、合わせて3,702体、使用料収入は4,664万9,000円となっております。火葬件数は毎年増大しており、組合内の件数も平成22年度の前年対比318体の大幅増を例外といたしまして、毎年50体前後の増となっております。しかし、組合外の件数はおおむね500体台で増減を繰り返しておりまして、1体当たりの火葬料金が5万円と大きいため、使用料収入の増減に大きな影響を与えているのが現状でございます。
  以上です。
小島文男議長 今尾議員。
3番今尾安徳議員 ありがとうございます。件数としては、やはり増えていっている傾向だけれども、組合外が減少したことによる減収だということでした。件数としては、この間やはり増えてきているということでしたけれども、この主要な施策の成果に関する説明書の3ページの組合内と組合外の火葬実績、月別の件数が載っておりますけれども、例えばこれを見ますと、1月などは件数としては、月でいうと一番多い月になるのかなと思いますけれども、今の埼葛斎場の火葬炉の利用状況と、その中で混んでいるときに予約待ちの状況とかあるのかないのか、そこら辺をお願いします。
小島文男議長 答弁を求めます。
  事務局長。
丹下達也事務局長 予約待ちの状況でございますが、やはり冬場は火葬件数が多うございます。埼葛斎場では1時間当たり3体の火葬を、9時から15時まで7時間行っておりますので、最大で1日21体の火葬が可能でございますが、これにつきましてはインターネットによる申し込みを行っており、仮にその日予約がとれない場合は翌日、またその翌日と予約日を繰り延べていただいておりますので、火葬申し込みができないといった苦情は今のところございません。また、1日に最大の21体火葬を行うのは、年に数回でございますので、特に予約ができなくて困ったということはございませんでした。
  以上です。
小島文男議長 今尾議員。
3番今尾安徳議員 火葬予約に関しては、一応苦情はないとのことですが、混んでいる時期では最大待たなければいけない日数はどれぐらいあるのかということと、火葬炉はあと1炉増やせる、たしか余裕があったと思いますけれども、この1炉増やすという必要性については、どう考えているのかお願いします。
小島文男議長 答弁を求めます。
  事務局長。
丹下達也事務局長 まず、先の質問ですが、火葬時間を選ばなければ、混雑期であっても1日程度の待ち時間で大丈夫だと思います。ただし、式場を利用される場合、式場は1室しかございませんので、1週間待ちぐらいは当たり前のような状況となっております。また、火葬時間につきましては、お昼を中心に11時台、12時台、1時台が一番混む時間帯でして、それ以外の時間帯であれば比較的あいていることが多うございますので、そういったことを考慮して予約をいただければ待つようなことはないものと思われます。
  次に、1炉増設についてですが、先ほど答弁しましたとおり1日最大21体の火葬が可能でございまして、斎場の休場日は正月三が日と友引のみですので、年間約300日稼働しており、21体掛ける300で、年間約6,300体の火葬が可能でございます。ちなみに平成25年度は3,702体ということで、使用率は58.8%となっております。したがいまして、火葬件数の推移だけで考えれば、近い将来での増設はまだ不要と考えております。
  以上です。
小島文男議長 ほかにございますか。
  岸尾議員。
12番岸尾悦子議員 決算の歳入のところですけれども、まず5ページ、6ページのところの2款1項2目霊柩自動車使用料、1節使用料ゼロについてと、7ページ、8ページの3款2項1目1節物品売払収入、霊柩車売払収入26万2,500円、それから歳出について15、16ページの2款1項1目13節委託料1,666万1,180円についてお伺いいたします。
  それでは、1つ目に歳入のところの5ページと6ページ、霊柩自動車と、7ページ、8ページの霊柩車売払収入26万2,500円についてお伺いいたします。この点につきましては、これまで質疑をしていますので、それらを踏まえて売却に至る経過についてお伺いいたします。
  まず、1点目として、霊柩車売り払いに関する日程についてお伺いいたします。公募入札、契約の日にちはいつだったのでしょうか。
  2点目、昨年7月の専決処分の議案に対する答弁で、平成25年1月8日の正副管理者会議で廃止の方向性が示されたとありましたが、この平成25年1月8日の正副管理者会議の内容についてご答弁ください。
  3点目、その方向性が示される前の、つまり平成25年1月8日以前、その前の正副管理者会議で霊柩自動車について話し合われた、この正副管理者会議の日にちと、その内容についてご答弁ください。
  次に、歳出についてお伺いいたします。15ページと16ページになるのですけれども、歳出の2款1項1目13節委託料1,666万1,180円についてお伺いいたします。主要な施策の成果に関する説明書の7ページ、8ページの中で、委託業務一覧がございます。それを見てみますと、委託先の業者がさいたま市と春日部市だけに結果的になっているわけですけれども、ではお伺いいたします。
  1点目として、業者選定の仕方についてご答弁ください。
  2点目は、構成市町の業者への発注についての位置づけはどのようにされているのでしょうか。
  以上、答弁をお願いいたします。
小島文男議長 答弁を求めます。
  事務局長。
丹下達也事務局長 岸尾議員の質疑に順次答弁申し上げます。
  まず、霊柩自動車の公募日程ということでございますが、霊柩車は2台体制で、1台は平成24年度に公募して売却いたしました。その公募日程ですが、開札日時は平成24年8月7日でございます。このときは2社の応募があり、そのうちの1社を落札業者と定めたものでございます。もう一台は、25年度に公募を行い、平成25年9月4日に開札いたしました。4社の応募があり、そのうち一番金額の高かった1社を落札候補者としたものでございます。
  次に、霊柩車廃止に関する正副管理者会議等の状況でございますが、そもそも霊柩車の廃止が正式な検討課題に上りましたのは、平成22年度の正副管理者会議、日程としては平成23年1月5日の会議でございました。その理由ですが、1つ目として平成23年度末で霊柩車の運転や火葬受け入れを担当する現業職員1名が定年退職予定であること、また2つ目として霊柩車の老朽化が進行し、今後の安全運行が危ぶまれること、3つ目として火葬に対する霊柩車使用の割合が約1割と低く、費用対効果が望めないことの3点が大きな理由でございます。
  その後、23年度の正副管理者会議、これは平成23年7月8日でございますが、そこにおいて霊柩車廃止に向け、24年度から霊柩車2台を1台体制とし、その間の利用状況を見て廃止時期を決定することといたしました。それまでの過去3年間の利用実績でございますが、平成21年度は410回で、火葬件数に対する利用率が12.7%、22年度は450回で12.8%、23年度は399回で11.8%と、年平均で約400回、利用率12%前後で推移しておりました。さらに、1台体制となった24年度は、12月までの利用実績が226回で、利用率が8.5%と減少傾向だったことに加え、利用者からは1台体制に変更したことに対する意見や、利用しにくいといった苦情は1件もなく、仮に24年度末で霊柩車を廃止しても問題ないという判断のもと、平成25年1月8日の正副管理者会議において、24年度末をもって霊柩車を廃止するという方向性が示されたものでございます。この1月8日の具体的な会議の内容でございますが、霊柩車に関するこれまでの経緯や利用状況、1台体制となった24年度の状況、外部機関の意見などを確認し、平成24年度末で霊柩車を廃止する理由として、次の6点が了承されました。
  まず、1点目ですが、霊柩車の老朽化が進行し、安全運行が危ぶまれること。これは、平成24年度末で17年目を迎えるということでございます。それから、2点目として、火葬に対する霊柩車の利用率が約1割と少ないこと。3点目として、少数の特定業者の利用が約9割と多いこと。これは、おおむね4〜5社で、ほとんどが春日部市内の葬祭業者でした。4点目として、ほとんどの葬儀に葬祭業者が関与しており、霊柩車を廃止しても支障を来すおそれのないこと。5点目として、生活保護受給者に対する葬祭扶助には霊柩搬送から火葬までが含まれ、減免が適用されなくても影響がないこと。6点目として、県の総合助言制度で、民間との役割分担の観点から撤退に向けた検討が必要との助言を受けていること。以上の理由により、平成24年度末をもって霊柩車を廃止するという方向性を出し、あわせて規約改正などの事務作業スケジュールを確認したものでございます。
  次に、主要な施策の成果に関する説明書につきまして、委託業務の契約方法の違いなどについて答弁いたします。まず、契約方法についてですが、主要な施策に関する説明書の7、8ページをごらんいただきまして、全部で24件の委託業務のうち、一般競争入札が4件ございます。これは、4件とも本社が構成市町内にあることを条件とする制限付き一般競争入札を行い、全て春日部市の業者が受注しております。
  次に、指名競争入札が3件で、一定の能力を備えた業者間での競争が必要な火葬業務や有害物質の分析などについて指名競争とし、3件のうち2件はさいたま市の業者が受注しております。
  残りの17件は随意契約でございますが、契約理由が地方自治法施行令第167条の2第1項第1号に規定する規則で定める額を超えないものと、第2号の競争入札に適さないものとの2つに分かれます。まず、1号適用の随契につきましては、全部で8件ございます。そのうち春日部市の業者が5件、さいたま市の業者が2件、東京都の業者が1件受注しております。また、競争入札に適さないという2号適用の随契につきましては9件ございます。競争入札に適さない理由ですが、機械設備の保守点検など専門業者でなければ対応ができないなどが理由でございます。これにつきましては、春日部市の業者が1件、さいたま市の業者が5件、鴻巣市の業者が1件、富山市の業者が2件受注しております。
  以上でございます。
小島文男議長 岸尾議員。
12番岸尾悦子議員 再質疑を行います。
  まず、霊柩自動車の関係なのですけれども、これは24年度末で廃止して、25年度からは使用料がゼロということと、それから売払収入という形で決算にあらわれていますけれども、まず管理者にお伺いいたします。埼葛斎場組合の事業として大きな柱というのが、それまでは霊柩自動車と、それから斎場ということがあったと思うのですけれども、その一つの大きな柱である霊柩自動車の廃止に至る手続についてお伺いいたします。規約の改正ということで、構成市町の3月議会に提案し、4月から廃止、埼葛斎場組合議会には7月22日の議会で専決処分という形で提案されました。
  それでは、1点目として、周知期間についてはどのような認識のもとに判断されたのでしょうか。今、事務局長のほうから答弁がありましたけれども、25年1月8日の正副管理者会議の中で廃止の方向性が示されたと思いますけれども、それ以前の7月8日ですか、23年の7月8日の会議の中で、利用状況を見てということがあってという答弁がされたわけですけれども、具体的に23年7月8日の正副管理者会議の中ではどうだったのかということなのですけれども、昨年蓮田市議会の3月議会の質疑の中で、担当部長はこのように答弁されていました。その部分について、24年の利用状況を見てということと、周知期間の長さや撤退の時期等について検討するということで、7月8日の正副管理者会議では話されたということも答弁されておりました。しかし、周知期間は全くないという中での霊柩車業務からの撤退としたわけですけれども、では管理者は先ほど伺いましたように、周知期間に対してはどのような認識のもとに判断されたのか答弁ください。
  2点目に、専決処分に対する認識ですけれども、規約に定められていた共同事務として、斎場及び霊柩自動車の設置並びに維持管理に関する事務を共同処理すると、それまではありました。その柱の一つである霊柩自動車を廃止することに関するものです。では、昨年4月1日に霊柩車業務を廃止としたわけですけれども、埼葛斎場組合の柱の一つである事業、その霊柩車業務の廃止の条例、それを専決処分することについての認識はいかがでしょうか。
  以上、管理者からご答弁ください。
  次に、歳出の15ページと16ページの委託料に関することですけれども、委託方法等についてご答弁があったのですけれども、構成市町の位置づけという点では、制限付き一般競争入札ということで、本社が構成市町であることということで位置づけているのだということですけれども、これまでそういった中で、春日部市以外の構成市町の業者が契約をとった件数はどうだったのかご答弁ください。
小島文男議長 答弁を求めます。
  管理者。
石川良三管理者 ご答弁申し上げます。
  1月の方向性決定から3月の霊柩車廃止まで、スケジュール的には厳しいという思いがありましたが、総合的に考慮した結果、平成24年度末で霊柩車を廃止すると判断したものでございます。
  第2点目、条例の制定、改廃は議会に議決権がありますが、先の専決処分はあくまでも規約変更に伴って共同処理する事務でなくなった霊柩車の使用条例を事務的に廃止したものでございますので、決して議会軽視には当たらないと考えております。
  以上です。
小島文男議長 次に、事務局長。
丹下達也事務局長 委託契約に関し、構成市町内の業者への委託の状況につきまして答弁申し上げます。
  過去の状況ということでございますが、24年度につきましては一般競争入札4件、指名競争入札2件、随意契約16件の計22件ございました。そのうち、春日部市への委託が全部で10件あります。しかし、残念ながら、ほかの構成市町である蓮田市、白岡市、杉戸町の業者への委託はございませんでした。
  また、その前年、23年度につきましては、一般競争入札が3件、指名競争入札が3件、随意契約が14件の計20件ございましたが、春日部市の委託が8件で、その他の構成市町への委託はありませんでした。
  以上です。
小島文男議長 岸尾議員。
12番岸尾悦子議員 まず、霊柩自動車の関係ですけれども、総合的に考慮したということですけれども、通常事業を始める場合とか廃止する場合というのは、逆算的にスケジュールを決めていくと思うのです。いつから廃止するためには、議会の議決をこうするとか周知期間をこのぐらいとってということで、通常行政の場合は決めていると思うのです。ですから、今管理者が答弁された総合的に考慮ということでは、非常に不十分だと思うのです。
  それから、議会軽視には当たらないということですけれども、これこそまさに議会の議決を必要とすることを、ましてや大きな柱である、2つの柱だったわけですよね。その1つの柱を、条例を廃止することに対して議会軽視に当たらないということは極めて不適切なことだと思うのです。これこそが議会軽視だと思うのですけれども、再度管理者の答弁をお願いいたします。
  次に、委託についてお伺いいたします。今、24年、23年ということで答弁されて、構成市町ということで位置づけているということでしたけれども、実際結果を見ますと春日部以外はないということだったのですけれども、そのほかの年度、そのほか実際に構成市町内の業者が委託をとった件数、24年と23年だけご答弁されましたけれども、そのほかはどうだったのか。このように、24年、23年を見ますと春日部以外は全くないということですけれども、こうした中で位置づけとしてはどのように考えていくのかご答弁ください。
小島文男議長 答弁を求めます。
  管理者。
石川良三管理者 先ほど事務局並びに私が答弁したとおりでございます。そして、先ほど監査委員のほうからご指摘がございました。厳しい経済情勢の中から、しっかりとした費用対効果を考えて運営するべきというふうなこと、そういった内容に準じてしっかりやっているつもりでございます。
  以上です。
小島文男議長 事務局長。
丹下達也事務局長 委託契約についてでございますが、過去の状況につきましては、平成23年度と24年度の資料しか手元にございません。ただ、委託契約ではなく、工事でございますが、平成23年度に杉戸町の業者に対して1件工事を発注した、そういった経緯がございます。
  なお、これまでも機械設備の保守点検など専門業者でなければできない業務以外は、可能な限り組合内の業者に発注するよう配慮してまいりましたので、今後もできる限りそういった努力を続けたいと思っております。例えば本社が構成市町内にあることを条件とする制限付き一般競争入札の際は、構成市町のホームページなどで、これまで以上に入札を行っていることをPRしてもらうようお願いしたり、1号随契、いわゆる価格が低い委託の場合は、構成市町の契約担当課から指名登録業者の情報提供などをいただき、そういった業者も加えて見積もり合わせをするなど、春日部市以外の構成市町の業者へ発注できるよう工夫を重ねていきたいと考えております。
  以上です。
小島文男議長 ほかに。
  仲丸議員。
9番仲丸教子議員 参考資料の3、組合債調書につきまして2点ほどお伺いいたします。
  まず、1点目は、起債の相手方が主として民間金融機関であり、政府資金というものは使われておりませんが、それは何か理由があってのことなのでしょうか。
  それから、2点目としましては、利率が1.96%あるいは1.89%など比較的高いものがございますが、借りかえなどはできないのでしょうか。起債のときの契約などご説明いただければと思います。
小島文男議長 答弁を求めます。
  事務局長。
丹下達也事務局長 仲丸議員のご質疑に順次答弁申し上げます。
  まず、政府資金は利用できなかったのかというご質疑でございますが、地方債を起こすには埼玉県との協議が必要で、事業内容によって政府資金が充当されるか、民間資金が充当されるかが振り分けられてまいります。通常、政府資金が充当されるのは、学校教育施設など国庫補助を受けた事業が対象で、斎場を建設したり改築したりする事業は一般単独事業という区分に該当し、民間資金を充当する地方債のみが対象となるものでございます。したがいまして、当斎場の借入金も、県貸付金以外は全て民間銀行から借り入れた縁故債となるものでございます。
  次に、借りかえなどができないかというご質疑でございますが、現在の契約内容では借り入れ後10年間は借入時の固定金利を適用し、10年経過後に金利を見直すという内容になっております。したがいまして、10年経過時に金融機関との協議で金利見直しを行い、引き続き同じ金融機関で返済を続けるのか、あるいは残金を繰上償還するかなどの判断が必要となるものでございます。ただし、繰上償還を行うには、それに見合う資金を確保する必要がありますので、現在の財政状況では難しいものと考えております。なお、10年経過後の金利見直しにつきましては、10年目の最終償還日直前の5年ものの金利が適用される見込みになっておりますので、現在の状況では金利が1%ほど減少するものと見込んでおるところでございます。
  以上です。
小島文男議長 仲丸議員。
9番仲丸教子議員 ご説明了解いたしました。私も何とか金利を安くすることはできないかと思いまして、いろいろ調べておりましたら、埼玉県ふるさと創造貸付金貸付要綱の一部を改正する要綱というのが本年、つい先ほどですが、7月23日から施行されるということをお聞きしております。その中の一般事業の中に、交付税措置のない地方債を振りかえるときということで、県のふるさと創造貸付金というのが使えるのではないかなというふうに考えておりますが、今後借りかえ等をご検討いただくときにこれらも考慮していただいて、金利をできるだけ下げていただくご努力をお願いして質問を終わります。
小島文男議長 そうですね、いいことです。
  事務局長。
                 〔「いいんでしょう」と言う人あり〕
小島文男議長 いいですか。
9番仲丸教子議員 はい。
小島文男議長 努力する。
9番仲丸教子議員 それだけでよろしいです。
小島文男議長 いいですか、答弁なしで。
9番仲丸教子議員 はい、よろしいです。
小島文男議長 ほかにございますか。
                 〔「なし」と言う人あり〕
小島文男議長 ほかに質疑もないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論を求めます。
  岸尾議員。
12番岸尾悦子議員 12番、岸尾悦子です。日本共産党を代表して、議案第4号 平成25年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について、反対の立場から討論を行います。
  反対の理由は、霊柩自動車の廃止に伴う事由によるものです。平成25年4月1日からは霊柩車業務が廃止となり、埼葛斎場組合議会には7月22日に専決処分の承認を求める議案として提案されました。私ども日本共産党は、この専決処分の議案に対し、埼葛斎場組合議会を軽視するものであり、認めることはできないと反対しました。また、今質疑の答弁の中で、管理者は費用対効果としての答弁がございました。しかし、そもそも論として、一人の人間が人生の幕を閉じる際の、その一つである霊柩業務から撤退すること、霊柩自動車、霊柩車の撤退すること、それが住民に対する責務としてどうなのか、このことこそ議会の議論が必要とされていることです。しかし、今回このような形で、専決処分という形で提案されました。また、この専決処分の承認に対しての賛成討論の中でも、ただし、条例の制定、改廃については、今後は正規の手続を踏まれるよう要望するとした中での賛成討論でした。埼葛斎場組合の大きな柱の一つである霊柩車業務からの撤退に関する条例を、霊柩業務の廃止後の7月の議会に専決処分として取り上げることは許されません。よって、日本共産党は、議案第4号 平成25年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について反対するものです。
  以上で反対討論を終わります。
小島文男議長 ほかにございますか。
  水沼議員。
1番水沼日出夫議員 1番、水沼日出夫です。議案第4号 平成25年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について、賛成の立場から討論いたします。
  今回の決算は、歳入が約4億5,000万円で、前年度と比較し、約2,100万円の減となり、歳出が約4億4,000万円で、前年度と比較し、約1,300万円の減となっております。歳入につきましては、構成市町の負担金が約1,500万円の減となり、使用料収入も組合外の利用者の減少で約400万円の減となりましたが、歳出につきましても人件費や維持管理費用の抑制、削減努力などによって減額となったものであり、適正なものと考えます。
  特に霊柩自動車の売り払いについては、昨年3月の組合規約の改正で、組合で共同処理する事務から霊柩自動車の設置並びに維持管理に関する事務が削除され、運行廃止となったために、その必要性が生じたものであり、今後とも限られた財源を有効かつ効果的に活用し、最少の経費で最大の効果を挙げるべく、適正な事務執行に努められるよう要望し、賛成討論といたします。
小島文男議長 ほかにございますか。
                 〔「なし」と言う人あり〕
小島文男議長 以上で討論を終結し、採決をいたします。
  本案について賛成の議員の起立を求めます。
                 〔起立多数〕
小島文男議長 起立多数です。
  よって、議案第4号は認定されました。
                                              
    議案第5号 平成26年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)につ
           いて
                         
小島文男議長 次に、日程第8、議案第5号 平成26年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
  事務局、朗読願います。
                 〔事務局朗読〕
小島文男議長 本案について説明を求めます。
  事務局長。
丹下達也事務局長 議案第5号 平成26年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)について説明申し上げます。
  補正予算書の1ページをごらんください。今回の補正予算につきましては、第1条第1項のとおり歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ107万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億3,427万5,000円とするものでございます。
  次に、補正額の内容につきまして説明申し上げます。4ページの歳入歳出補正予算事項別明細書をごらんください。
  始めに、歳入でございますが、5款1項1目繰越金107万5,000円の増につきましては、平成25年度決算で繰越金が1,107万5,438円と確定しましたので、当初予算との差額107万5,000円を増額するものでございます。
  次に、歳出でございますが、5ページをごらんください。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございますが、13節委託料につきましては、清掃委託料において制限付き一般競争入札を実施した結果、契約差金が生じましたので、151万6,000円を減額するものでございます。
  また、2目施設整備基金費につきましては、繰越金の増額分107万5,000円と委託料の減額分151万6,000円とを合わせた259万1,000円を基金に増額して積み立てるものでございます。
  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
小島文男議長 本案について質疑を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
小島文男議長 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
小島文男議長 討論もないようですので、採決をいたします。
  本案について賛成の議員の起立を求めます。
                 〔起立全員〕
小島文男議長 起立全員です。
  よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
                                              
    管理者の挨拶
小島文男議長 以上をもちまして、本日の日程は全部終了しました。
  管理者の挨拶を願います。
  石川管理者。
石川良三管理者 本日の定例会にご提案申し上げました議案3件につきまして、議員の皆様におかれましては慎重なるご審議をいただき、いずれも承認、認定、可決を賜り、厚く御礼申し上げます。議員の皆様から賜りました貴重なご意見を十分尊重し、今後の斎場運営に当たってまいりますので、より一層のご指導、ご協力を心からお願い申し上げます。
  議員の皆様におかれましては、暑さ厳しき折、健康に十分ご留意をいただき、ご活躍されますよう祈念申し上げ、閉会に当たっての挨拶といたします。本日はまことにありがとうございました。
                                              
    閉会の宣告
小島文男議長 以上で平成26年7月定例会を閉会いたします。
  ありがとうございました。
                                      (午前11時07分)

 議     長   小  島  文  男

 副  議  長   長 谷 部  芳  明

 署 名 議 員   岸  尾  悦  子

 署 名 議 員   武     幹  也