議 事 日 程 (第1号)
平成28年1月25日(月曜日)午後1時30分開会
開会と開議
新議員の紹介
仮議席の指定
管理者の挨拶
第 1 議席の指定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 会期の決定
第 4 諸般の報告
第 5 議案第1号上程、説明、質疑、討論、採決
第 6 議案第2号上程、説明、質疑、討論、採決
第 7 議案第3号上程、説明、質疑、討論、採決
第 8 議案第4号上程、説明、質疑、討論、採決
第 9 議案第5号上程、説明、質疑、討論、採決
第10 議案第6号上程、説明、質疑、討論、採決
管理者の挨拶
閉 会
出席議員(13名)
1番 水 沼 日 出 夫 議員 2番 会 田 幸 一 議員
3番 今 尾 安 徳 議員 4番 石 川 誠 司 議員
5番 石 川 敏 子 議員 6番 小 島 文 男 議員
7番 齋 藤 昌 司 議員 8番 窪 田 裕 之 議員
9番 松 本 栄 一 議員 10番 蛭 間 靖 造 議員
11番 黒 須 大 一 郎 議員 12番 栗 原 勇 議員
13番 武 幹 也 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定による説明者
管 理 者 春 日 部 市 長 石 川 良 三
副 管 理 者 蓮 田 市 長 中 野 和 信
〃 白 岡 市 長 小 島 卓
〃 杉 戸 町 長 古 谷 松 雄
〃 春日部市副市長 池 貝 浩
会 計 管 理 者 春日部市会計管理者 大 澤 雅 昭
事 務 局 長 丹 下 達 也
担 当 課 長 春日部市市民課長 戸 張 昌 代
〃 蓮田市みどり環境課長 中 野 敦 一
〃 白岡市環境課長 齋 藤 勝
〃 杉戸町環境課長 白 石 敏 明
職務のため出席した職員
埼葛斎場組合事務局 島 村 信 男
次長兼管理担当主査
◎開会及び開議の宣告
小島文男議長 ただいまから平成28年2月埼葛斎場組合議会定例会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
(午後 1時28分)
◎新議員の紹介
小島文男議長 このたび新たに組合議員として選出された杉戸町の石川敏子議員、窪田裕之議員を紹介いたします。
ただいまご紹介申し上げた議員のご挨拶を願います。
初めに、石川敏子議員。
石川敏子議員 杉戸町から選出されました石川敏子です。前回やった時期がありまして、ちょうど建設のときと有料化のときに私この斎場議員としていました。またここに立つことになったわけですが、またその間、相当長い期間ありますので、よくわかっていませんから、皆さん、ぜひよろしくお願いいたします。
小島文男議長 次に、窪田裕之議員、お願いします。
窪田裕之議員 こんにちは。杉戸町から選出されました窪田裕之でございます。埼葛斎場組合議員は初めてでございますので、どうか皆様、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
◎仮議席の指定
小島文男議長 ありがとうございました。
新たに議員が選出されましたので、ただいまご着席の議席を仮議席に指定いたします。
◎管理者の挨拶
小島文男議長 管理者の挨拶を願います。
石川管理者。
石川良三管理者 本日は、平成28年2月埼葛斎場組合議会定例会をお願い申し上げましたところ、議員の皆様には、公私ともにご多忙にもかかわらずご参集を賜り、厚く御礼申し上げます。
今定例会にご提案申し上げます議案は、条例の一部改正が2件、補正予算が1件、当初予算が1件、人事案件が2件の合計6議案でございます。
議員の皆様におかれましては、慎重審議の上、可決あるいは同意を賜りますようお願い申し上げ、開会に当たっての挨拶とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
◎議席の指定
小島文男議長 日程第1、議席の指定をいたします。
会議規則第3条第2項及び第3項の規定により、ただいまご着席の仮議席を議席に指定いたします。
◎会議録署名議員の指名
小島文男議長 日程第2、会議録署名議員の指名をいたします。
会議規則第73条の規定により、
5番 石 川 敏 子 議員
7番 齋 藤 昌 司 議員
を指名します。
◎会期の決定
小島文男議長 日程第3、会期の決定を議題といたします。
この際、お諮りします。2月定例会の会期は本日1日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
小島文男議長 異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日間と決しました。
◎諸般の報告
小島文男議長 日程第4、諸般の報告をいたします。
地方自治法第121条の規定により、本定例会における説明者の出席を求めたところ、お手元に配付してあるとおり報告がありましたので、ご了承願います。
◎議案第1号 埼葛斎場組合斎場使用条例の一部改正について
小島文男議長 日程第5、議案第1号 埼葛斎場組合斎場使用条例の一部改正についてを議題とします。
事務局、朗読願います。
〔事務局朗読〕
小島文男議長 本案について説明を求めます。
事務局長。
丹下達也事務局長 議案第1号 埼葛斎場組合斎場使用条例の一部改正について、提案理由及びその主な内容につきまして説明申し上げます。
初めに、提案理由でございますが、斎場使用料の見直しに伴い、別表の規定を改正したく提案するものでございます。
次に、条例改正の内容について説明申し上げます。議案書の2ページとあわせて参考資料1をごらんください。今回の改正は、火葬炉の安定稼働に多額の費用が必要なため、恒常的な財源確保策として斎場使用料を見直し、年間約2,500万円、12年間で約3億円の増収を見込むものでございます。
改正内容でございますが、火葬炉につきましては、組合市町の居住者のうち12歳以上を1体「7,000円」から「1万円」に、12歳未満を「3,000円」から「5,000円」に、死産児及び四肢の一部、改葬遺骨を「1,000円」から「3,000円」に改めるとともに、備考欄の改正に伴い、四肢の一部と改葬遺骨の行を入れかえるものでございます。
また、組合市町外の居住者につきましては、12歳以上を1体「5万円」から「6万円」に改めるものでございます。
次に、霊安室でございますが、組合市町の居住者を1昼夜「1,000円」から「2,000円」に、組合市町外の居住者を「2,000円」から「4,000円」に改めるものでございます。
次に、式場でございますが、組合市町の居住者につきましては、通夜に使用する場合と告別式に使用する場合を1回「2万円」から「2万5,000円」に、通夜から告別式まで使用する場合を「5万円」から「6万円」に改め、組合市町外の居住者につきましては、通夜に使用する場合と告別式に使用する場合を1回「4万円」から「5万円」に、通夜から告別式まで使用する場合を「10万円」から「12万円」に改めるものでございます。
次に、待合室でございますが、単位を1回から1室に改め、組合市町の居住者を1室「6,000円」から「7,000円」に、組合市町外の居住者を「1万2,000円」から「1万3,000円」に改めるものでございます。
また、備考につきましては、組合市町の居住者について、死亡者及び死産児、四肢の一部、改葬遺骨の定義を明確にするため、字句を改めるものでございます。
附則につきましては、この条例の施行期日を平成28年4月1日からとするものでございます。
また、経過措置ですが、見直し後の使用料は、この条例の施行日以降の使用に係るものから適用し、施行日前の使用に係るものについては、見直し前の使用料を適用するとしたものでございます。
以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
小島文男議長 本案についての質疑を求めます。
3番、今尾安徳議員。
3番今尾安徳議員 3番、今尾安徳です。何点かお聞きをしてまいります。
議案第1号 埼葛斎場組合斎場使用条例の一部改正についてですけれども、そもそも今回の料金値上げということで、この値上げとなる根拠についてですけれども、事前にいただいた説明資料では、埼葛斎場組合規約第13条で「組合の経費は、組合事業より生ずる使用料及びその他の収入を充て」と規定があるとおり、使用料の改定を行うことで恒常的な財源確保を目指すものであるというふうに書いてありました。では、この組合規約にある「その他の収入」というのが何を指しているのか、お示しをいただきたいと思います。
2点目ですけれども、火葬炉の修繕に必要な費用が12年ごとに約3億円、年間だと約2,500万円程度の増収を図れるように使用料金を設定したとのことです。組合内では12歳以上で7,000円から1万円に3,000円の値上げ、組合外では5万円を6万円に1万円の値上げと。特に、この組合外の利用が、埼葛斎場は、他の斎場と比較しても高い利用件数だという説明を受けました。平成26年度の実績では582体と。これが減少すると財政にも大きな影響が出ると見込んで6万円という設定にしたというふうにお聞きをしたのですけれども、近隣ではより安価な団体も今現在あるようですけれども、この影響について、件数が減ってしまう可能性はないのか、その影響についてどう見積もっているのかをお願いいたします。
3点目、式場の料金や待合室、霊安室などの料金も、今のご説明のとおり上がるわけですけれども、ただ実際にこの斎場を利用する際には、葬儀屋さんを経由して利用するということが多いと思うのですけれども、この斎場のこういった施設も含めた機能をフルに活用した場合は、総額で最大で幾らぐらいの負担増になるのか。多分これが葬儀代にかかわってくるのだと思いますけれども、また、実際に利用の実態としてはどういうふうになっているのかお示しをいただきたいと思います。
1回目は以上です。
小島文男議長 答弁を求めます。
事務局長。
丹下達也事務局長 ただいまの今尾議員のご質疑に順次答弁を申し上げます。
初めに、規約で規定する「その他の収入」とは何かとのご質疑でございますが、第13条には「組合の経費は、組合事業より生ずる使用料及びその他の収入を充て、なお不足すると認められるときは、次の割合をもって組合市町が負担する」と規定されておりますので、その他の収入とは組合事業より生ずる収入で、しかも使用料以外の収入を指すものでございます。具体的には、歳入予算の1款から6款の科目のうち、3款財産収入、4款繰入金、6款諸収入の3つがその他の収入に当たります。したがいまして、1款分担金及び負担金と5款繰越金は、組合事業より生ずる収入には当たりません。
次に、料金の値上げ、特に組合外の影響をどう見積もっているかとのご質疑でございますが、火葬件数につきましては、組合内はここ数年増加傾向にございます。また、組合外はほぼ横ばいの状況でございます。確かに組合外料金は、越谷市を除き近隣より高い額となりますが、組合外の約7割が岩槻区及び宮代町からの利用者であることを考慮すると、地理的利便性による利用が多いと推測され、料金改定後も、火葬件数は余り変わらないのではないかと見込んでおります。
最後に、当斎場の施設全てを使った場合の使用料の総額はどのぐらい増えるかとのご質疑でございますが、12歳以上の方が亡くなり、式場を利用して通夜・告別式を行い、火葬時に待合室を使った場合を例にしますと、組合内では6万3,000円だった料金が、改定後は7万7,000円と1万4,000円の増となります。組合外では16万2,000円だった料金が、改定後は19万3,000円と3万1,000円の増となります。
なお、霊安室につきましては、火葬前日のみの利用に限っておりますので、通夜・告別式は行わず、火葬のみで利用される場合が一般的ですので、増額分としては、火葬料金の増に加え、組合内は1,000円、組合外が2,000円の増となるものでございます。
以上です。
小島文男議長 3番、今尾議員。
3番今尾安徳議員 ただいまのご答弁ですと、その他の収入というのは、使用料以外の収入だということで、この中には分担金や負担金というのは、不足をする場合にはという条件がついているので、もともとの収入としてということでは、その他の収入に当たらないというご答弁でしたけれども、ただ、実際に今の社会背景などから考えたときに、今回のこの使用料の値上げ、先ほど式場などを全て使った場合に、組合内ですと約1万4,000円の値上げと、さらに組合外ですと3万1,000円でしたか、3万円を超える値上げということで、多分これがやはり葬儀屋さんの葬儀代の中に入ってくるということで、実際に値上げになると思うのです。利用件数は、逆にこの間は横ばい、組合外に限定しますと横ばいということで、地理的な条件から利用している方が多いので、件数は減らないと見込んでいるということですけれども、昨今のやはり社会実績の状況でいうと、大変やっぱり皆さん厳しい中で生活されているので、葬儀代が非常に高くなってしまうというのであれば、少しでも安いところを探していこうという動きにもなっていくのではないかというふうに私は考えてしまうのです。それで、分担金や負担金というのは、不足する場合に限ってということなので、その他の収入ではないということですけれども、年間2,500万円の負担ですよね。これをもしこの分担金や負担金で分け合うと、その春日部市、蓮田市、白岡市、杉戸町で分け合うとすると、今の割合で言うと大体どの程度の負担増になるのでしょうか。
小島文男議長 事務局長。
丹下達也事務局長 再度のご質疑に答弁申し上げます。
料金改定を行わず、仮に年間2,500万円を負担金に求めた場合、構成市町の負担増がどのぐらい増えるのかとのご質疑でございますが、負担割合につきましては、参考資料3をごらんいただきたいと存じます。負担金は、人口と世帯数に応じまして、それぞれ人口割、世帯割が定まってまいります。2,500万円に、参考資料にある構成市町の負担割合を乗じて計算いたしますと、春日部市は1,508万5,000円、蓮田市は392万4,000円、白岡市は314万7,000円、杉戸町は284万4,000円の負担増となる計算となります。
以上です。
小島文男議長 よろしいですか。
ほかにございますか。
5番、石川敏子議員。
5番石川敏子議員 議案第1号について何点かお伺いをいたします。
まず、使用料の値上げということですが、もともとこの埼葛斎場も、私が斎場議員だったときには無料だった時期もあるわけです。その後7,000円になり、そういう上がってきた経緯があるのですが、県内の状況については、どういう状況になっているのか。まだ無料にしている自治体もあるのだと思うのですが、その無料の自治体がどのぐらいあって、最高額は、その使用料についてはどのぐらいなのか、その金額を教えていただきたいと思います。
それから、現在7,000円という使用料なのですが、この使用料については、県内でどのぐらいの水準なのか、その点を明らかにしてください。
以上です。
小島文男議長 答弁願います。
事務局長。
丹下達也事務局長 石川議員のご質疑に順次答弁申し上げます。
初めに、県内で使用料が無料の斎場はあるかとのご質疑ですが、県内には20カ所の公営斎場がございまして、そのうち組合内、または市内の火葬料金が無料なのは、上尾伊奈斎場の1カ所だけでございます。ただし、無料なのは火葬料金だけで、式場や待合室などは有料と聞いております。
次に、改定前と改定後の県内順位、それからそれぞれの最高額ということでございますが、12歳以上の火葬料金で比較いたしますと、改定前の組合内料金は7,000円でございまして、無料の上尾伊奈斎場を最低額1位としますと、20カ所中第9位になります。改定後は1万円となりまして、県内では最高額となります。また、組合外料金は、改定前が5万円で、8,000円の秩父斎場を最低額1位としますと第5位、改定後は6万円で第10位となりまして、最高額は深谷市斎場の10万円となります。
以上でございます。
小島文男議長 石川議員。
5番石川敏子議員 値上げということで、最高額に火葬の費用がなるということなのですが、管理者にお尋ねいたします。この間、住民負担が、国やそれぞれの自治体でも住民負担が増えているというような中で、またさらに一番最後の、これが最後の負担になるのだと思うのですが、火葬に対して住民負担を増やすということをどのように検討してきたのか、その点を明らかにしていただきたいと思います。
小島文男議長 答弁願います。
管理者。
石川良三管理者 これまで正副管理者会議で検討してまいりました。
以上です。
小島文男議長 石川議員。
5番石川敏子議員 もう一度お尋ねいたします、管理者に。
負担が増えるということについては、別に何の痛みというか、住民負担が増えるわけですよ。そこについてはどのように検討なされたのか、内容をお知らせいただきたいと思います。
以上です。
小島文男議長 管理者。
石川良三管理者 火葬炉を安定稼働させていくには、多額の経費が必要であります。その経費を賄うには、規約で規定されたとおり、組合事業により生じる使用料などを充てる必要がございます。受益者負担の原則からも料金改定の実施は必然と考えております。
以上です。
小島文男議長 ほかにありますか。
〔「なし」と言う人あり〕
小島文男議長 ほかに質疑もありませんので、議案第1号についての質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論を求めます。
3番、今尾安徳議員。
3番今尾安徳議員 3番、今尾安徳です。私は、議案第1号 埼葛斎場組合斎場使用条例の一部改正について、日本共産党議員団を代表して反対の立場から討論をします。
この議案は、火葬炉、式場、霊安室、待合室の使用料をそれぞれ組合内、組合外を含めて値上げとするものです。全てを利用した場合、1度の葬儀で、組合内でもおおむね1万円以上の値上げとなります。火葬炉使用料では、これまで12歳以上で7,000円だったものが1万円の値上げで、県内最高額となります。
値上げの理由として、12年間で約3億円の火葬炉修繕費用がかかり、年間2,500万円の収入増を図る必要があるとお聞きしました。現在、各市町で負担している分担金及び負担金の中で案分すると、春日部市で約1,500万円、蓮田市で約400万円、白岡市で約315万円、杉戸町で約285万円の負担増となりますが、私は負担能力は十分あると思います。
かつては、条例上の使用料規定があるにもかかわらず、使用者が組合市町民である場合には徴収をせず、組合市町が負担を肩がわりするなど、極めて温かい措置をとっていたときもあったようです。実質有料化となった平成19年度の反対討論で、当時の秋山議員は、今、高齢者には年金課税の強化や国保税、介護保険料の値上げ、医療費負担増などがどっと押し寄せておりますと、当時の社会情勢を指摘していますが、今はなおさらのこと、年金の減額、国保税、介護保険料のさらなる高騰、医療費負担増が国によって推し進められ、さらには消費税の大増税によって国民生活が追い詰められています。亡くなられた方にこれまでの市町への貢献に感謝と敬意をあらわす意味でも、現在の国民生活を考えた上でも、料金を上げるのではなく、むしろ無料化や値下げをするべきものであると思います。
以上を指摘してこの議案に反対します。
小島文男議長 ほかに。
1番、水沼日出夫議員。
1番水沼日出夫議員 議案第1号 埼葛斎場組合斎場使用条例の一部改正について、賛成の立場から討論します。
今回の改正は、火葬炉修繕に必要な費用を恒常的に確保するため使用料の見直しを行うものであり、適正なものと考えます。火葬炉を安定稼働させるには、故障が発生してから行う対症療法型修繕ではなく、機械部品の耐用期間や火葬実績などに基づいて計画的に行う予防保全型修繕が大変重要であり、この予防保全型修繕を実施するには、12年間を1つのサイクルと仮定し、約3億円の費用が必要と聞いております。埼葛斎場組合規約第13条に「組合の経費は、組合事業より生ずる使用料及びその他の収入を充て」と規定されているとおり、火葬炉の安定稼働に必要な財源を確保するため使用料の見直しを実施することは、受益者負担の原則からも当然のことと考えます。高齢化が進展していくとともに、火葬炉の安定稼働はますます重要となりますが、今後とも適正な事務執行に努められるよう要望し、賛成討論といたします。
小島文男議長 以上で討論を終結し、採決をします。
本案について賛成の議員の起立を求めます。
〔起立多数〕
小島文男議長 起立多数です。
よって、議案第1号は可決されました。
◎議案第2号 埼葛斎場附属小動物火葬炉使用条例の一部改正について
小島文男議長 日程第6、議案第2号 埼葛斎場附属小動物火葬炉使用条例の一部改正についてを議題とします。
事務局、朗読願います。
〔事務局朗読〕
小島文男議長 本案について説明を求めます。
事務局長。
丹下達也事務局長 議案第2号 埼葛斎場附属小動物火葬炉使用条例の一部改正について、提案理由及びその主な内容につきまして説明申し上げます。
初めに、提案理由でございますが、使用料の見直しに伴い、別表の規定を改正したく提案するものでございます。
次に、条例改正の内容について説明を申し上げます。議案書の4ページとあわせて参考資料2をごらんください。今回の改正は、議案第1号と同様に、火葬炉の安定稼働に必要な財源確保のため使用料を見直すものでございます。
改正内容でございますが、組合市町の小動物につきましては、合同火葬について、1頭につき小を「4,000円」から「5,000円」に、中を「6,000円」から「7,000円」に、大を「8,000円」から「1万円」に改め、単独火葬については、1頭につき小を「8,000円」から「1万円」に、中を「1万2,000円」から「1万4,000円」に、大を「1万6,000円」から「2万円」に改めるものでございます。
また、組合市町外の小動物につきましては、合同火葬について、1頭につき小を「1万5,000円」から「2万円」に、中を「2万円」から「2万5,000円」に、大を「2万5,000円」から「3万円」に改めるものでございます。
附則につきましては、この条例の施行期日を平成28年4月1日からとするものでございます。
また、経過措置ですが、見直し後の使用料は、この条例の施行日以降の申請に係るものから適用し、施行日前の申請に係るものについては、見直し前の使用料を適用するとしたものでございます。
以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
小島文男議長 本案について質疑を求めます。
3番、今尾安徳議員。
3番今尾安徳議員 では、1点だけ。こちらも小動物火葬炉の料金値上げについてですけれども、これも県内平均よりも高い額となります。こちらも利用減になってやっぱり収入が減ってしまうということになると逆の効果になってしまうと思いますけれども、この可能性についてどう考えているのか、お示しをいただきたいと思います。
小島文男議長 答弁を求めます。
事務局長。
丹下達也事務局長 今尾議員のご質疑に答弁を申し上げます。
料金値上げの影響をどう考えているかとのことでございますが、改定後の小動物の火葬料金は、県内平均額をやや上回る程度でございます。人間と違い、ペットを火葬するかどうかは、飼い主の任意であり、動物葬利用者の約95%は組合内の方ですので、料金値上げで利用者数が減少する可能性は少ないものと考えております。
以上です。
小島文男議長 よろしいですか。
ほかにありますか。
5番、石川敏子議員。
5番石川敏子議員 先ほども議案第1号でもお聞きしたのですが、県内の状況というのはどういう状況なのか、お知らせをいただければと思います。どのぐらいの水準なのかというのも、済みません、同じ質問を小動物について……
〔何事か言う人あり〕
小島文男議長 発言中です。
5番石川敏子議員 無料の自治体はあるのかどうか、最高額はどのぐらいなのか。それから、現在の県内でどのぐらいの水準になっているのか、その点を明らかにしてください。
以上です。
小島文男議長 事務局長。
丹下達也事務局長 ただいまの石川議員のご質疑に順次答弁申し上げます。
まず、無料の自治体でございますが、小動物につきまして無料の自治体というのはございません。
それから、最高額ということでございますが、これは組合内の単独葬、合同葬、それから組合外の合同葬ということで、一番高い金額をお示ししたいと思います。組合内単独葬につきましては、2万1,000円が県内最高額となっており、合同葬につきましては、1万500円が最高額となっております。組合外の合同葬につきましては、5万円が最高額でございます。また、平均でございますが、これも一番高い金額で県内平均を答弁したいと思います。組合内単独葬では県内平均が1万8,386円、組合内合同葬では9,200円、組合外の合同葬では3万1,800円が平均の金額となっております。
以上です。
小島文男議長 5番、石川敏子議員。
5番石川敏子議員 済みません、再質問させていただきます。
最高額は今おっしゃったのですが、最低額というのは幾らなのか明らかにしてください。
以上です。
小島文男議長 事務局長。
丹下達也事務局長 答弁申し上げます。
先ほどと同様に組合内の単独葬と合同葬、組合外の合同葬の区分での一番低い金額でお答えさせていただきます。組合内単独葬の最低額は1万5,000円で、組合内合同葬の最低額は7,500円でございます。組合外合同葬の最低額は2万2,500円になります。
以上でございます。
小島文男議長 よろしいですか。
ほかに質疑がないようですので、議案第2号についての質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
小島文男議長 討論がないようですので、討論を終結し、採決します。
本案について賛成の議員の起立を求めます。
〔起立多数〕
小島文男議長 起立多数です。
よって、議案第2号は可決されました。
◎議案第3号 平成27年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第2号)について
小島文男議長 日程第7、議案第3号 平成27年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第2号)についてを議題とします。
事務局、朗読願います。
〔事務局朗読〕
小島文男議長 本案について説明を求めます。
事務局長。
丹下達也事務局長 議案第3号 平成27年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第2号)について説明申し上げます。
補正予算書の1ページをごらんください。今回の補正につきましては、第1条のとおり、歳出予算について款項の区分ごとの金額を補正するものでございます。また、平成28年度当初から始まる委託業務等について、事前に契約手続きが必要なため、第2条のとおり債務負担行為を設定するものでございます。
次に、具体的な補正内容につきまして説明申し上げます。初めに、3ページの第2表、債務負担行為をごらんください。先ほどご説明しましたとおり、平成28年度当初から業務開始が必要な清掃委託など10件の事項について、事前に契約手続きが行えるよう債務負担行為を設定するものでございます。
次に、4ページの歳出補正予算事項別明細書をごらんください。まず、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費ですが、給与改定に伴う職員手当等の増のほか、需用費、備品購入費の不足分として、合わせて115万7,000円の増を見込むとともに、委託料の契約差金253万7,000円を減額し、合計として138万円を減額するものでございます。
また、3款事業費、1項1目事業管理費につきましては、火葬前の小動物を保管する保冷庫が修理不能となったため、備品購入費33万5,000円を増額し、一般管理費の減額分と事業管理費の増額分との差額104万5,000円を積立金として、2款総務費、1項総務管理費、2目施設整備基金費へ積み立てるものでございます。
以上の結果、2款総務費が33万5,000円の減、3款事業費が33万5,000円の増となり、歳出予算全体では差し引きゼロのため、補正後の額は、補正前の額と変わらず4億4,740万5,000円となるものでございます。
以上、よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
小島文男議長 本案について質疑を行います。
〔「なし」と言う人あり〕
小島文男議長 質疑がないようですので、議案第3号についての質疑を終結します。
これより討論に入ります。
討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
小島文男議長 討論もないようですので、討論を終結し、採決します。
本案について賛成の議員の起立を求めます。
〔起立全員〕
小島文男議長 起立全員であります。
よって、議案第3号は可決されました。
◎議案第4号 平成28年度埼葛斎場組合一般会計予算について
小島文男議長 日程第8、議案第4号 平成28年度埼葛斎場組合一般会計予算についてを議題とします。
事務局、朗読願います。
〔事務局朗読〕
小島文男議長 本案についての説明を求めます。
事務局長。
丹下達也事務局長 議案第4号 平成28年度埼葛斎場組合一般会計予算について説明申し上げます。
予算書の1ページをごらんください。平成28年度当初予算につきましては、第1条第1項のとおり、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億1,804万円と定めるものでございます。
次に、予算の主な内容につきまして、4ページ以降の歳入歳出予算事項別明細書により説明申し上げます。初めに、歳出から説明いたします。6ページをごらんください。1款1項1目議会費111万円につきましては、組合議員の報酬や会議録作成のための需用費等でございます。
次に、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費1億2,404万2,000円につきましては、管理者報酬や職員給与等の人件費のほか、施設の維持管理に必要な需用費や委託料等で、前年度に比べて355万4,000円の増となりました。増額となった主な理由でございますが、給与改定などに伴う職員人件費の増などが要因でございます。
次に、9ページをごらんください。2目施設整備基金費3,510万7,000円につきましては、前年度繰越額などから毎年計上している約1,000万円に加え、使用料見直しに伴う増収見込み分として約2,500万円を計上したため、前年度より増額となったものでございます。
次に、2項1目委員費15万1,000円につきましては、監査委員や公平委員などへの報酬を計上したものでございます。
次に、3款事業費、1項1目事業管理費1億5,436万5,000円につきましては、火葬炉関連の需用費や委託料で、前年度に比べて5,414万2,000円の増額となりましたのは、火葬炉の修繕料が約5,400万円の増となったことが要因でございます。
次に、10ページをごらんください。4款1項公債費1億9,326万5,000円につきましては、長期債の償還に必要な額で、297万円の減額となりましたのは、元金の償還が進み、利子が減額となったことが要因でございます。
最後に、5款1項1目の予備費として1,000万円を計上しましたので、これらを合わせた歳出合計が5億1,804万円となるものでございます。
次に、歳入でございますが、4ページにお戻りください。1款分担金及び負担金、1項1目負担金3億1,206万6,000円につきましては、構成市町に負担いただく一般負担金で、ほぼ前年度並みの金額となっております。
次に、2款使用料及び手数料、1項使用料1億2,676万7,000円につきましては、斎場施設の使用料収入でございます。平成27年9月以前1年間の利用実績から推測し、利用件数が若干増えると見込み、あわせて使用料の見直しによる増収分を含め、前年度より2,597万円の増を見込みました。
次に、3款財産収入1万8,000円につきましては、施設整備基金の運用利子を計上したものでございます。前年度より7万5,000円の減となりましたのは、火葬炉修繕費用として施設整備基金を取り崩すことにより、運用利子が減額となるためでございます。
次に、5ページをごらんください。4款1項1目繰入金6,650万1,000円につきましては、火葬炉修繕費用を施設整備基金から繰り入れるもので、前年度に比べて5,441万5,000円の増となりましたのは、必要な修繕料の増額が見込まれるためでございます。
次に、5款1項1目繰越金1,000万円につきましては、前年度からの繰り越し見込み額を計上したものでございます。
最後に、6款諸収入、1項1目雑入268万8,000円につきましては、骨つぼセットの販売収入などを計上したもので、前年度に比べて1万6,000円の減額を見込みましたので、これらを合わせた歳入合計が5億1,804万円となるものでございます。
以上、よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
小島文男議長 本案について質疑を求めます。
5番、石川敏子議員。
5番石川敏子議員 何点かお尋ねをいたします。
まず、使用料が値上げになって、値上げを含んだ予算になっていますが、この使用料が増えた分はどこに使われるのか、その点を明らかにしていただきたいと思います。
それから、建設資金に対して、公債費として借金を返しているというような状況だと思うのですが、建設資金の公債費がいつ終わるのか。負担金の中にどのぐらい公債費の割合が含まれているのか、その点を明らかにしていただきたいと思います。
以上です。
小島文男議長 答弁を求めます。
事務局長。
丹下達也事務局長 石川議員の質疑に順次答弁申し上げます。
初めに、使用料を充てている費目でございますが、使用料は特定財源として、主に歳出予算の3款事業費に充てるほか、2款1項2目の施設整備基金費へ積み立てし、翌年度以降の火葬炉修繕料に充てております。したがいまして、使用料の値上げ分につきましては、料金改定で約2,500万円の増収が見込まれますが、全て施設整備基金への積み立てを予定しております。
次に、地方債の償還に関するご質疑ですが、現在借り入れ中の6件の地方債全ての償還が終わるのは、平成33年度末でございます。負担金は一般財源として、公債費の全額に充当する予算内容となっております。
以上です。
小島文男議長 石川議員。
5番石川敏子議員 今度の値上げされたものが基金に積み立てられていくという、修繕費用としての基金に積み立てられていくということなのですが、33年度に建設の借り上げ資金が終わるわけですよね。引き続き負担金をこの修繕費用として肩がわりしていくような、そういうことというのは考えられなかったのでしょうか。値上げしなくてもそこは済んだのではないかというふうに考えるのですが、その点はいかがでしょうか。
以上です。
小島文男議長 答弁願います。
事務局長。
丹下達也事務局長 先ほど答弁しましたとおり、負担金につきましては、一般財源として公債費の償還に充てております。したがいまして、火葬炉修繕料などの特定財源としては充当しないということでございます。
以上です。
小島文男議長 ほかにございますか。
12番、栗原勇議員。
12番栗原 勇議員 12番の栗原勇です。
まず、予算書の4ページですが、分担金及び負担金が55万4,000円の減となっていますが、その理由についてご答弁ください。
それから、2つ目、同じく4ページの使用料について、予算はいずれも料金改定を見込んでの増額と思います。その増額の計算書が資料2にあります。この資料2を見ますと、例えば@の火葬炉のところを見ますと、例えば組合内の大人が7,000円から1万円に上げられると。したがって、上げ額は3,000円ですね、3,000円掛ける平成26年度の実績3,179体、この掛け算をする、この掛け算をして合計、この@の火葬炉については1,548万3,000円の増収と、こういう計算ですね。このようにして、@、A、B、C、Dと、全て計算をして、総額2,555万6,000円の増額、増収の見込みというふうに計算をされていると思いますが、この2,555万6,000円という額と予算書の4ページの額が若干違うのです。4ページによりますと、使用料の総計、比較です。増として2,597万円の増を予定している。その若干違いについてご説明ください。
そして、この使用料の改定のところです。それぞれ火葬炉の場合はこのように変わる、式場はこのように変わる、それぞれ分けて説明をしているわけですが、この資料2の説明のほうです。例えば、A番の式場のところを見ます。ここでは計算書では302万5,000円の増収の見込みとあるのですが、予算書では、式場ですから、式場の欄がない、失礼いたしました。それはどこに入っているのかという、この比較してちょっとわかりにくかったのです。小動物のところを見てみますと、小動物の値上げした分で増収の見込みが、この計算書によると354万1,000円の増の当初見込みと。予算書では小動物の使用料が429万2,000円と、こういう違いがあるのですが、この違いがちょっとわからないので、教えてください。
それから、3つ目が8ページです。委託料についてお願いします。全部でこれ委託料15件あると思うのですが、この中で組合内の事業者に委託する件数、それから組合外の業者に委託する件数についてご答弁ください。
最後です。9ページです。9ページの事業費について、前年度比5,414万2,000円の増というわけで、その理由としては修繕料だということでした。何の修繕かについてをご答弁ください。
以上で1回目の質問を終わります。
小島文男議長 答弁願います。
事務局長。
丹下達也事務局長 栗原議員の質疑に順次答弁を申し上げます。
初めに、4ページの負担金の減額理由でございますが、負担金は一般財源として、共済費や人件費などのほか、火葬業務以外の委託料や需用費などの施設管理経費に充当しております。公債費が約300万円減額となったほか、不要不急の経費を削減した結果、負担金の減額につながったものでございます。
それから、利用実績と斎場使用料の予算の比較ということでございますが、議員がご質疑の根拠にしていると推察される使用料改定の事前説明資料は、あくまでも26年度実績でございまして、歳出予算の算出根拠と若干の違いがございます。当初予算は、平成27年9月以前1年間の利用実績からの推測で積算をしておりますので、どうしても26年度実績とは差が生じてしまうということでございます。
次に、8ページの13節委託料につきまして、組合内業者への委託見込みということでございますが、27年度の実績で申し上げますと、予算書の15件の委託業務のうち、組合内業者へ発注した業務は9件で、委託率は6割となっております。機械設備の保守点検など専門業者でなければ対応できないものは、指名または随契となりますので、組合内に請負可能な業者がなければ発注は困難ですが、それ以外の一般競争入札の場合などは、組合内に営業所があるなどの制限を付して、極力組合内業者へ発注できるよう工夫しております。また、28年度における委託内容や契約方法などの変更も今のところは考えておりません。
次に、9ページの事業費約5,400万円を増額した理由ですが、11節需用費に計上した火葬炉修繕料が、前年度に比べて約5,400万円増えたことが理由でございます。主な修繕内容を申し上げますと、火葬炉の急速冷却に必要な熱交換器下部交換に約3,500万円、排気ファンなどの交換に約1,000万円の支出を予定しております。
以上です。
小島文男議長 よろしいですか。
ほかに質疑ありますか。
〔「なし」と言う人あり〕
小島文男議長 ほかに質疑もないようですので、議案第4号について質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論を求めます。
5番、石川敏子議員。
5番石川敏子議員 当初予算について、反対の立場から討論を行います。日本共産党を代表して反対の討論をいたします。
まず、使用料の値上げが行われ、値上げが反映している予算となっていることが最大の理由です。住民には消費税の値上げや年金の引き下げ、介護保険料の値上げなど、本当に負担が強いられ、暮らしが大変になっているときに住民負担をさらに強いることなど認めるわけにはいかないということで、反対いたします。
以上です。
小島文男議長 13番、武幹也議員。
13番武 幹也議員 議案第4号 平成28年度埼葛斎場組合一般会計予算について、賛成の立場から討論いたします。
当初予算の総額は、歳入歳出それぞれ5億1,804万円で、前年度と比較し7,974万円の増となっております。前年度比18.2%の大幅増となったのは、斎場使用料の見直しで使用料収入が増えたことと、火葬炉修繕料が増大したことが主な要因であり、適正なものと考えております。特に、斎場使用料については、増収分のほとんどを火葬炉修繕料の原資となる施設整備基金費に積み立て、火葬炉の安定稼働に必要な財源として確保することは、大変重要なことであります。このまま使用料の改定を行わなければ累積債務はさらに増えることになりますので、今後限られた財源を有効かつ効果的に活用し、地方債を計画どおり返済されることを要望し、賛成討論といたします。
小島文男議長 以上で討論を終結し、採決をします。
本案について賛成の議員の起立を求めます。
〔起立多数〕
小島文男議長 起立多数です。
よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
◎議案第5号 埼葛斎場組合公平委員会委員の選任につき同意を求めるについて
小島文男議長 日程第9、議案第5号 埼葛斎場組合公平委員会委員の選任につき同意を求めるについてを議題とします。
事務局、朗読願います。
〔事務局朗読〕
小島文男議長 本案について説明を求めます。
石川管理者。
石川良三管理者 議案第5号 埼葛斎場組合公平委員会委員の選任につき同意を求めるについて、提案理由及びその内容につきまして説明申し上げます。
議案書の7ページをごらんください。提案理由でございますが、蓮田市からご推薦いただき、公平委員に選任していた池澤幸一氏が平成27年9月30日付で辞任したことに伴い、後任として同じく蓮田市からご推薦いただいた町田知啓氏を選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により議会の同意をお願いするものでございます。
町田氏の略歴につきましては、参考資料5にお示しのとおりでございますが、人格高潔で、地方自治にご理解があり、かつ人事行政に関する識見をお持ちの方で、これまでも国や県において各種委員を歴任され、平成27年6月からは蓮田市公平委員を務められていることから、本組合の公平委員としても適任と考えております。
なお、任期につきましては、前任者の残任期間である平成29年1月26日までとなるものでございます。
よろしくご同意賜りますようお願い申し上げます。
小島文男議長 本案について質疑を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
小島文男議長 質疑がないようですので、議案第5号についての質疑を終結します。
これより討論に入ります。
討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
小島文男議長 討論もないようですので、討論を終結し、採決します。
本案について賛成の議員の起立を求めます。
〔起立全員〕
小島文男議長 起立全員です。
よって、議案第5号は同意することに決しました。
◎議案第6号 埼葛斎場組合公平委員会委員の選任につき同意を求めるについて
小島文男議長 日程第10、議案第6号 埼葛斎場組合公平委員会委員の選任につき同意を求めるについてを議題とします。
事務局、朗読願います。
〔事務局朗読〕
小島文男議長 本案について説明を求めます。
石川管理者。
石川良三管理者 議案第6号 埼葛斎場組合公平委員会委員の選任につき同意を求めるについて、提案理由及びその内容につきまして説明申し上げます。
議案書の8ページをごらんください。提案理由でございますが、白岡市からご推薦いただき、公平委員に選任していた濱敬祐氏が平成28年1月26日をもって任期満了となることに伴い、後任として同じく白岡市からご推薦いただいた天野次子氏を選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により議会の同意をお願いするものでございます。
天野氏の略歴につきましては、参考資料6にお示しのとおりでございますが、人格高潔で、地方自治にご理解があり、かつ人事行政に関する識見をお持ちの方で、これまで白岡市において長く民生委員・児童委員を歴任され、平成22年10月からは人権擁護委員、平成24年4月からは白岡市公平委員も務められており、本組合の公平委員としても適任と考えております。
よろしくご同意のほど賜りますようお願い申し上げます。
小島文男議長 本案について質疑を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
小島文男議長 質疑がないようですので、議案第6号についての質疑を終結します。
これより討論に入ります。
討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
小島文男議長 討論もないようですので、討論を終結し、採決します。
本案について賛成の議員の起立を求めます。
〔起立全員〕
小島文男議長 起立全員です。
よって、議案第6号は同意することに決しました。
〔「議長」と言う人あり〕
小島文男議長 管理者。
石川良三管理者 春日部市議会では議会にバッジを着用は必然と思います。そういったことを聞いておりますけれども、今議会においてバッジを着用していない方もおいでかなというふうにお見受けいたします。各首長あるいは各市町を代表している議員でございますから、着用が義務ではないかと思うのですけれども、議長、いかがでしょうか。
小島文男議長 了解しました。対応をよく検討します。
◎管理者の挨拶
小島文男議長 以上で、本日の日程は全部終了しました。
管理者の挨拶を願います。
石川管理者。
石川良三管理者 本日の定例会にご提案申し上げた議案6件につきまして、議員の皆様におかれましては慎重なるご審議をいただき、いずれも可決あるいは同意を賜り、厚く御礼申し上げます。議員の皆様から賜りました貴重なご意見を十分尊重し、今後の斎場運営に当たってまいりますので、より一層のご指導、ご協力を心からお願い申し上げます。
議員の皆様におかれましては、寒さ厳しき折、健康に十分ご留意をいただき、ご活躍されますよう心から祈念申し上げ、閉会の挨拶といたします。本日はまことにありがとうございました。
◎閉会の宣告
小島文男議長 以上で平成28年2月定例会を閉会いたします。
ありがとうございました。
(午後 2時35分)
議 長 小 島 文 男
署 名 議 員 石 川 敏 子
署 名 議 員 齋 藤 昌 司