議 事 日 程 (第1号)
平成29年7月28日(金曜日)午後1時30分開会
開会と開議
新議員の紹介
仮議席の指定
管理者の挨拶
第 1 議席の指定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 会期の決定
第 4 諸般の報告
第 5 副議長の選挙
第 6 議案第4号上程、説明、質疑、討論、採決
第 7 議案第5号上程、説明、質疑、討論、採決
第 8 議案第6号上程、説明、質疑、討論、採決
第 9 議案第7号上程、説明、質疑、討論、採決
管理者の挨拶
閉 会
出席議員(12名)
1番 石 川 友 和 議員 2番 河 井 美 久 議員
3番 今 尾 安 徳 議員 4番 中 里 幸 一 議員
5番 石 川 敏 子 議員 7番 中 野 政 メ@ 議員
8番 窪 田 裕 之 議員 9番 松 本 栄 一 議員
10番 栄 寛 美 議員 11番 菱 沼 あ ゆ 美 議員
12番 栗 原 勇 議員 13番 中 川 朗 議員
欠席議員(1名)
6番 小 島 文 男 議員
地方自治法第121条の規定による説明者
管 理 者 春 日 部 市 長 石 川 良 三
副 管 理 者 白 岡 市 長 小 島 卓
〃 杉 戸 町 長 古 谷 松 雄
〃 春日部市副市長 池 貝 浩
会 計 管 理 者 春日部市会計管理者 岩 井 照 子
代 表 監査委員 水 井 隆 治
事 務 局 長 前 田 良 行
担 当 課 長 春日部市市民課長 飯 口 信 彦
〃 蓮田市みどり環境課長 中 野 敦 一
〃 白岡市環境課長 大 橋 浩 明
〃 杉戸町環境課長 伊 塚 武 史
職務のため出席した職員
埼葛斎場組合事務局 島 村 信 男
次長兼管理担当主幹
◎開会及び開議の宣告
河井美久議長 定刻前ではございますけれども、全員そろいましたので、ただいまから平成29年7月埼葛斎場組合議会定例会を開会します。
これより本日の会議を開きます。
(午後 1時26分)
◎新議員の紹介
河井美久議長 このたび新たに組合議員として選出された蓮田市の中里幸一議員、中野政ルc員、栗原勇議員、白岡市の松本栄一議員、菱沼あゆ美議員を紹介いたします。
ただいまご紹介申し上げた議員のご挨拶を願います。
まず、蓮田市の議員からお願いしたいと思います。
初めに、中里幸一議員、お願いします。
中里幸一議員 皆さん、こんにちは。ただいまご紹介いただきました蓮田市議会議員の中里幸一と申します。埼葛斎場は2回目か3回目ぐらいで、しばらくこちらのほうには来させていただいていなかったので、もう一度一から勉強して一生懸命頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。
河井美久議長 次に、中野政ルc員、お願いします。
中野政ルc員 皆さん、こんにちは。同じく蓮田市議会議員の中野政モニ申します。任期はもう4期目でございまして、足らないところがいろいろあるかと思いますけれども、ひとつよろしくお願いいたします。
河井美久議長 次に、栗原勇議員、お願いします。
栗原 勇議員 こんにちは。蓮田市会議員の栗原勇です。まだまだわからないことが多いのですけれども、一生懸命勉強しながら頑張りますので、よろしくお願いします。
河井美久議長 続きまして、白岡市の議員からご挨拶を願います。
初めに、松本栄一議員、お願いします。
松本栄一議員 皆さん、こんにちは。白岡市、松本栄一でございます。前期、一昨年から、この斎場組合の議員をさせていただいております。まだ1期目でございます。今後ともご指導よろしくお願いします。
河井美久議長 最後に、菱沼あゆ美議員、お願いします。
菱沼あゆ美議員 こんにちは。白岡市の市議会議員をしています菱沼と申します。2期半ばでございます。今回、初めてこちらの任務につかせていただくことになりました。まだまだ勉強不足ですので、どうぞご指導のほどよろしくお願いいたします。
河井美久議長 ありがとうございました。
◎仮議席の指定
河井美久議長 新たに議員が選出されましたので、ただいま着席の議席を仮議席に指定いたします。
◎管理者の挨拶
河井美久議長 管理者の挨拶を願います。
石川管理者。
石川良三管理者 本日は、平成29年7月埼葛斎場組合議会定例会をお願い申し上げましたところ、議員の皆様には公私とも大変ご多忙にもかかわらずご参集を賜り、厚く御礼申し上げます。
今定例会にご提案申し上げます議案は、条例の一部改正についてが1件、平成28年度決算認定についてが1件、平成29年度補正予算についてが1件、監査委員の選任につき同意を求めるについてが1件の4議案でございます。
議員の皆様におかれましては、慎重審議の上、可決、認定あるいは同意を賜りますようお願い申し上げ、開会に当たっての挨拶といたします。よろしく審議のほどお願い申し上げます。
◎議席の指定
河井美久議長 日程第1、議席の指定をいたします。
会議規則第3条第2項及び第3項の規定により、ただいまご着席の仮議席を議席に指定いたします。
◎会議録署名議員の指名
河井美久議長 日程第2、会議録署名議員の指名をいたします。
会議規則第73条の規定により、
1番 石 川 友 和 議員
3番 今 尾 安 徳 議員
を指名します。
◎会期の決定
河井美久議長 日程第3、会期の決定を議題といたします。
この際、お諮りします。7月定例会の会期は本日1日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
河井美久議長 異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日間と決しました。
◎諸般の報告
河井美久議長 日程第4、諸般の報告をいたします。
地方自治法第121条の規定により、本定例会における説明者の出席を求めたところ、お手元に配付してあるとおり報告がありましたが、説明者に変更がありましたので、事務局長に報告させますので、ご了承願います。
事務局長。
前田良行事務局長 本日副管理者の中野蓮田市長におかれましては、公務が重なっており欠席とのことでございますので、ご報告申し上げます。
以上です。
◎副議長の選挙
河井美久議長 日程第5、副議長の選挙を行います。
この際、お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
河井美久議長 異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選で行うことと決しました。
お諮りいたします。指名方法につきましては、議長が指名するということにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
河井美久議長 異議なしと認めます。
よって、議長が指名することに決しました。
副議長に4番、中里幸一議員を指名します。
お諮りいたします。ただいま副議長に指名した中里幸一議員を当選人として定めることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
河井美久議長 異議なしと認めます。
よって、ただいま指名した中里幸一議員が副議長に当選されました。
ただいま副議長に当選された中里幸一議員が議場にいらっしゃいますので、会議規則第31条第2項の規定により、副議長に当選の告知をします。
当選された中里幸一議員の副議長就任のご挨拶をお願いします。
中里幸一副議長 皆さん、改めましてこんにちは。ただいま河井議長よりご推薦のご指名をいただきまして、議員諸氏のご賛同を賜り、副議長に就任をさせていただきました。まだまだ未熟なところがたくさんございますが、河井議長の補佐役として、議会運営の円滑化あるいは統制化に尽力をしてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
河井美久議長 ありがとうございました。
◎議案第4号 埼葛斎場組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償
等に関する条例の一部改正について
河井美久議長 日程第6、議案第4号 埼葛斎場組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
事務局、朗読を願います。
〔事務局朗読〕
河井美久議長 ありがとうございます。
本案についての説明を求めます。
事務局長。
前田良行事務局長 議案第4号 埼葛斎場組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について、その主な内容につきまして説明申し上げます。
初めに、提案理由でございますが、地方公務員災害補償法施行令の一部改正に伴い、他の法令による給付との調整規定を改正したく提案するものでございます。
次に、条例の改正内容について説明申し上げます。議案書の2ページとあわせて参考資料1をごらんください。今回の改正は、附則第5条にあります表中の率を改正するもので、厚生年金法の規定による障害厚生年金に係る率を改めるものでございます。
施行日は公布の日からとし、適用は平成28年4月1日といたします。経過措置は、平成28年4月1日以後に支給すべき理由が生じたものに適用し、同日前に生じたものにつきましては改正前の率とするものでございます。
この議案の上程に当たりましては、平成27年度末に地方公務員災害補償法施行令の一部改正に関する通知がありましたが、現在に至ってしまいましたこと、大変申しわけないと深く感じております。幸い現状におきまして、適用を受ける対象者はおりません。
以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
河井美久議長 本案についての質疑を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 質疑はないようですので、議案第4号についての質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 討論もないようですので、本案について賛成の議員の起立を求めます。
〔起立全員〕
河井美久議長 起立全員であります。
よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
◎議案第5号 平成28年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について
河井美久議長 日程第7、議案第5号 平成28年度埼葛斎場組合一般会計決算認定についてを議題といたします。
事務局、朗読を願います。
〔事務局朗読〕
河井美久議長 本案についての説明を求めます。
事務局長。
前田良行事務局長 議案第5号 平成28年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について、決算書に基づき、その主な内容を説明申し上げます。
初めに、歳入でございますが、決算書と一緒に参考資料2をごらんいただきながら、収入済額について、前年度収入済額との比較により、その増減理由を説明いたします。
まず、決算書の6ページ、7ページをお開きいただき、あわせて参考資料2の歳入の表をごらんください。1款分担金及び負担金、1項1目負担金でございますが、参考資料2、分担金及び負担金の欄をごらんいただきますと、収入済額3億1,206万6,000円に対し、前年度収入済額は3億1,262万円で、ほぼ同額となりますが、前年度比較では55万4,000円の減となっております。
次に、2款使用料及び手数料、1項使用料でございますが、収入済額1億2,663万5,870円に対し、前年度収入済額は9,862万8,870円で、前年度比較では2,800万7,000円の増となっております。内訳でございますが、1目斎場使用料につきましては、収入済額6,643万7,000円に対し、前年度収入済額は4,842万8,000円で、差し引き1,800万9,000円の増、2目小動物炉使用料につきましては、収入済額1,828万円に対し、前年度収入済額は1,535万9,000円で、差し引き292万1,000円の増、3目待合室等使用料につきましては、収入済額4,186万9,000円に対し、前年度収入済額は3,479万2,000円で、差し引き707万7,000円の増、4目財産使用料につきましては、収入済額4万9,870円に対し、前年度収入済額は同額の4万9,870円で増減なし、以上から前年度比較で、2,800万7,000円の増となるものでございます。増額となった主な理由でございますが、火葬件数が176件増加し、またその増加にあわせて待合室等の利用件数が123件増加したことも一つの要因でございますが、平成28年度4月から使用料金を改定したことが大きな要因でございます。
3款財産収入、1項財産運用収入でございますが、収入済額4,876円に対し、前年度収入済額は12万5,094円で、前年度比較では12万218円の減となっております。減額となった主な理由でございますが、施設整備基金から火葬炉修繕に充てるため、平成28年度の取り崩し額が増大したことに伴い基金残高が減少し、かつ定期預金の利率が減少していること、昨年度末から今年度当初における支出に対応するための現金保有を維持するため、定期預金を保留してきていることから利子収入が減となったものでございます。
次に、4款1項1目繰入金でございますが、収入済額5,832万円に対し、前年度収入済額は1,052万4,600円で、前年度比較では4,779万5,400円の増となっております。繰入金は、火葬炉等の修繕費用に充てるため、施設整備基金を取り崩して繰り入れるものですが、前年度と比較し修繕費用が多かったため、増額となったものでございます。
次に、5款1項1目繰越金でございますが、収入済額2,152万6,551円に対し、前年度収入済額は1,910万5,105円で、前年度比較では242万1,446円の増となっております。繰越金の比較は、前年度の歳入歳出差引残額と前々年度の歳入歳出差引残額の比較となります。前年度は、前々年度より火葬件数の減少により使用料収入の減少がありましたが、それよりも燃料単価の減額による減少額が多かったことにより増額となったものでございます。
次に、6款諸収入、1項1目雑入でございますが、収入済額170万796円に対し、前年度収入済額は200万3,809円で、前年度比較では30万3,013円の減となっております。減額となった主な理由でございますが、骨つぼセットの売り上げが減少したことが主な要因でございます。
以上の結果、歳入合計は、収入済額が5億2,025万4,093円で、前年度収入済額4億4,300万7,478円と比較すると7,724万6,615円の増額となるものでございます。
次に、決算書8ページ、9ページをお開きください。歳出でございますが、予算現額に対する支出済額及び不用額により、その主な内容及び不用額が生じた理由につきまして説明申し上げます。
初めに、1款1項1目議会費でございますが、予算現額111万1,000円に対し、支出済額は101万3,531円で、不用額は9万7,469円でございます。議会費は、議員報酬、議長交際費及び会議録の印刷製本に要する経費となっております。不用額は、議長交際費及び会議録の印刷製本費で当初の見込みより支出が少なかったことによるものでございます。
次に、2款総務費、1項総務管理費でございますが、1目一般管理費をごらんください。予算現額1億2,637万2,000円に対し、支出済額は1億1,986万6,016円で、不用額は650万5,984円でございます。主な内訳を申し上げますと、1節報酬から4節共済費までは、管理者1人及び副管理者4人と職員10人の人件費でございますが、扶養手当、職員手当等及び共済組合負担金の支出が当初見込みより少なかったことなどの理由により、合計で198万4,311円の不用額が生じました。11節需用費をごらんください。需用費につきましては、電気使用料単価が減額になったことなどから352万2,067円の不用額となりました。以上から、一般管理費全体で約650万円の不用額が生じたものでございます。
次に、10ページ、11ページをお開きください。2目施設整備基金費でございますが、予算現額4,468万2,000円に対し、支出済額は同額の4,468万2,000円となっております。施設整備基金費は、前年度の繰越金や契約差金などの余剰金を基金に積み立てたものでございます。
なお、基金残高につきましてご説明いたします。15ページをお開きください。財産に関する調書の3、基金の(1)施設整備基金の表をごらんください。表の中ほどの決算年度中増減高マイナス1,363万8,000円につきましては、先ほど歳入でご説明した繰入金として基金から取り崩しました5,832万円を、積立金4,468万2,000円から差し引いた実質的な金額でございます。したがって、決算年度末現在高は5,947万6,703円となるものでございます。
再度歳出の10ページ、11ページにお戻りください。3款事業費の1項1目事業管理費でございますが、予算現額1億5,436万5,000円に対し、支出済額は1億3,289万4,003円で、不用額は2,147万997円でございます。事業費は、火葬業務に必要な経費です。不用額の内容を申し上げますと、11節需用費で、火葬炉に必要な消耗品の購入費などの減で約290万円、燃料のガス料金単価の減少で約1,020万円、火葬炉に関する修繕の契約差金等で約818万円の減となった結果、事業費全体で2,139万6,357円の大きな不用額となったものでございます。
次に、12ページ、13ページをお開きください。4款1項公債費でございますが、予算現額は1億9,288万5,000円に対し、支出済額は1億9,288万3,888円で、不用額は1,112円でございます。内訳でございますが、1目元金では、長期債6件の元金償還分として1億8,322万2,360円を、2目利子では、同じく長期債6件の利子償還分として966万1,528円を支出いたしました。なお、不用額の合計1,112円につきましては、予算の端数調整で生じたものでございます。
以上の結果、歳出につきましては、歳出合計の欄のとおり、予算現額5億2,956万6,000円に対し、支出済額は4億9,148万8,938円で、不用額3,807万7,062円となるものでございます。
最後に、平成28年度の歳入歳出差引残額でございますが、5ページをお開きいただき、右下をごらんください。歳入合計の収入済額5億2,025万4,093円から、歳出合計の支出済額4億9,148万8,938円を差し引いた2,876万5,155円が歳入歳出差引残額となります。この額2,876万5,155円は、平成29年度へ繰り越すものでございます。
以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。以上です。
河井美久議長 続きまして、監査委員から決算審査の報告を願います。
水井代表監査委員。
水井隆治代表監査委員 代表監査委員の水井でございます。お手元の審査意見書をごらんいただきたいと思いますが、そこの11ページにも書いてございますように、地方自治法第233条第2項の規定に基づき審査に付された平成28年度埼葛斎場組合一般会計歳入歳出決算について審査を実施いたしましたので、その概要につきましてご説明をさせていただきます。
審査の対象につきましては、平成28年度埼葛斎場組合一般会計の歳入歳出決算書並びに決算附属書類として、歳入歳出決算事項別の明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書でございます。
審査の実施につきましては、平成29年6月26日、当斎場の会議室で行いました。なお、白岡市選出の松本議員さんとは毎月例月出納検査を実施しているところでございます。
審査の方法につきましては、一般会計歳入歳出決算書及び決算附属書類が関係法令に準拠して作成されているかどうか、また予算が適正かつ効率的に執行されているか、また決算書の計数が正確であるかどうか、それにつきまして、関係諸帳簿及び証拠書類との照合等により確認するとともに、関係職員から説明を聴取することにより審査を実施したところでございます。
審査の結果につきましては、審査に付された一般会計歳入歳出決算書及び決算附属書類は、いずれも関係法令に準拠して作成され、またその計数も関係諸帳簿及び証拠書類と符合しておりまして、予算執行は適正であると認めるところでございます。
決算額は、歳入5億2,025万4,093円、歳出4億9,148万8,938円で、その歳入歳出差引額は2,876万5,155円となっております。
また、平成29年3月末の組合債残高は6億626万2,884円となっております。
終わりに、各構成市町とも大変厳しい財政状況のことと思いますが、経費の削減やコスト意識の徹底に努められまして、限られた財源の中で健全な運営を図れますよう要望いたしまして、決算審査の説明とさせていただきます。
以上でございます。
河井美久議長 ありがとうございました。
それでは、本案についての質疑を求めます。
3番、今尾安徳議員。
3番今尾安徳議員 3番、今尾安徳です。平成28年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について、4点ほどお聞きをしてまいります。
まず、決算書の2ページの歳入の2款使用料及び手数料、これ予算現額との比較ではマイナス13万1,130円。審査意見書、今ご説明があった3ページでは、款別歳入決算額の状況では28年度と27年度で2,800万7,000円の増と。増減率は28.4%。そして、歳入歳出差引残額が2,876万5,155円と。ほぼ使用料及び手数料の値上げのやっぱり収入増だと思うのですけれども、利用件数はどうなっているのか。前年度との比較では若干増えたようですけれども、組合内、組合外、小動物や待合室などの使用実績について、3年間程度の比較で示していただきたいと思います。
あと6款の諸収入、3款同様前年比マイナス30万余、増減率15%強と。今のご説明では、骨つぼセットが減ったということだと思いますけれども、その原因とか傾向についてどのように考えているのか、これについてお願いします。
3点目、9ページ、需用費の中の電気料1,096万2,698円、これは過去との比較ではどうなっているのか。それで、使われているところはどういうところなのか。照明がどうなのか。火葬炉は電気ではないと思いますので、照明が主なのかなと思うのですけれども、この斎場内のLEDの利用化というか、その現状はどうなっているのか、どういった種類のものがあるのか。主にでいいですので、お答えをしていただきたいと思います。
最後、4点目ですけれども、11ページの総務費、一般管理費の中の委託料、これ19の委託があって、附属資料の12ページにはそれぞれ委託先業者も載っています。この組合内では、やはり春日部市しかないと、事業者として春日部市しかない状況だということで、問い合わせも含めて組合内の事業者のかかわりがどうなっているのか。これまでの質疑の中で、ホームページなどで告知はそれぞれの自治体にしているということでしたけれども、この間ずっとこの事業者、組合内の事業者の利用率というのは余り変わらないで来ているのかなと。なかなか専門的な分野というのは、この組合内では難しいというような話が理由だったと思いますけれども、そういった組合外に委託しているものに対しての問い合わせ等も中にはあるのかどうか。そういった現状についてお聞きをしたいと思います。
以上です。
河井美久議長 答弁を求めます。
事務局長。
前田良行事務局長 議案第5号 平成28年度埼葛斎場組合一般会計決算認定についてのご質疑に答弁申し上げます。
決算書2ページ、3ページ、2款使用料及び手数料の利用件数についてでございますが、まず火葬件数でございますが、平成26年度は組合内が3,242件、組合外が601件、合計で3,843件となっております。平成27年度は、組合内が3,175件、組合外が558件、合計で3,733件となっております。平成28年度は、組合内が3,320件、組合外が589件で、合計で3,909件となっております。
次に、小動物火葬ですが、平成26年度は合同葬で組合内1,548件、組合外121件、合計で1,669件、単独葬は617件で、全体合計で2,286件でございます。平成27年度は、合同葬で組合内1,438件、組合外142件、合計で1,580件、単独葬は728件で、全体合計2,308件でございます。平成28年度は、合同葬で組合内1,476件、組合外107件、合計で1,583件、単独葬は711件で、全体合計で2,294件となっております。
次に、待合室等でございますが、平成26年度は組合内の待合室利用が2,939件、式場が243件、霊安室が21件で、合計3,203件でございます。組合外の待合室利用が541件、式場が31件、霊安室が3件で合計575件。全体合計で3,778件となっております。平成27年度は、組合内の待合室が2,866件、式場が269件、霊安室が28件で、合計3,163件。組合外の待合室が501件、式場が12件、霊安室が0件で合計513件。全体合計で3,676件となっております。平成28年度は、組合内の待合室が2,973件、式場が261件、霊安室が24件で、合計3,258件。組合外の待合室が522件、式場が17件、霊安室が2件で合計541件。全体合計で3,799件となっております。
続きまして、決算書6ページ、7ページ、6款諸収入の主な減額の理由でございますが、骨つぼセットの売り上げが前年度と比較いたしまして、販売個数で89個、販売金額で24万1,400円の減少となったことによるものでございます。
決算書の8ページ、9ページ、2款1項1目一般管理費の需用費のうち、電気料についてのご質疑にお答えいたします。まず、電気料の推移についてですが、過去3年間で申し上げますと、平成26年度は年間使用量53万1,060キロワット、金額は1,437万2,784円、平均単価は27.06円です。平成27年度は、年間使用量50万3,090キロワット、使用料は1,256万9,051円、平均単価は24.98円です。28年度は、年間使用量48万8,636キロワット、使用料は1,096万2,698円、平均単価は22.43円でございます。
主な電気使用の内容についてでございますが、屋内、屋外の照明及びエアコンの送風機でございまして、蛍光灯、ダウンライト、ハロゲンランプ、水銀灯などで約1,400灯、エアコンの送風機で約170台ございます。
次に、LEDにつきましては、現在1カ所、天井照明の1つをLED照明に変えているというのが現状でございます。
続きまして、決算書10ページ、11ページ、2款1項1目一般管理費の委託料の契約状況についての質疑に答弁申し上げます。組合内事業者との関係と告知でございますが、まず告知でございますが、議員がおっしゃっていたように、当組合のホームページに入札の公告を掲載するとともに、各構成市町のホームページ上に当組合の公告に接続する情報を掲載していただいて、組合内外業者への周知を図っている状況でございます。
こういった中で、組合内事業者の関係でございますが、特定の免許取得者若しくは技術者等に限定される業務並びに設計金額が低く随意契約となる業務を除いて、制限付一般競争入札または指名競争入札を実施した結果、清掃業務につきましては6社の応札で全てが春日部市、植栽管理委託が8社の応札で春日部市が6社、蓮田市が2社、空調設備点検委託が3社の応札で全てが春日部市、消防設備点検委託が3社の応札で全てが春日部市、定期報告点検調査委託が3社の応札で春日部市が2社、蓮田市が1社、分析委託が2社の応札で全てが組合外の業者となっております。
なお、専門的な委託業務についての組合内事業者からの問い合わせ等につきましては、残念ながら皆無でございます。
以上でございます。
河井美久議長 3番、今尾安徳議員。
3番今尾安徳議員 では、2回目の質疑を行います。
使用料の利用件数に関しては、特に火葬とか待合室の利用に関しては、27年度は26年度と比較して若干減ったけれども、ことしは件数としては増えたということで、これは今後の傾向としては、まだまだ利用件数というのは減らないのではないかなというふうに思うのですけれども、この使用料の収入との関係で、そこら辺の見通しについてはどのように考えているのか教えていただきたいと思います。
あと6款の諸収入の骨つぼセット、これは個数で89個、額で24万1,400円の減額と。2月に行われた議会のときには、なかなかこういうところにお金をかける人がいなくなって、だから値段が安いものに変わってきているというような話もあったと思うのですけれども、この骨つぼの諸収入というのは、ある部分で言うと斎場の議会の大切な収入源でもあるとは思うのですけれども、ここら辺についてどのように考えていくのか。民間の業者などもいろいろ取り組んでいることもあるようですけれども、そこら辺についてどう考えているのか。充実させるような方向でもできるのではないかなと思うのですけれども、そこら辺はどう考えているでしょうか。
あと需用費、電気料金についてですけれども、わかりました。LEDは1カ所ということで、これは26年度から28年度までの電気使用料、単価は出ているのを見ても、年々下がってきているのかなということはわかりましたけれども、春日部市などは街路灯などを全部LEDにしまして、かなりのやっぱり節電効果が市長の決断で進んだと思うのですけれども、LED化というのも、この斎場もやはりいろいろ経費厳しいという中で言ったら、計画的に進めていくべきではないかなと。1個LEDになぜなったのかはよくわからないのですけれども、そこら辺計画的なLEDの導入についてはどう考えていくのか。ちょっと初期投資はかかるかと思いますけれども。
あと、春日部市との比較で言いますと、民間の電力会社の利用、活用なんか、この斎場では単独でできないのかどうか。民間の電力会社のほうが安い、今契約している電力会社もだんだん単価は下がっているようですけれども、そういったことも検討できるのではないかなと思うのですが、そこら辺についてはどうでしょうか。
委託業務に関してはわかりました。春日部や蓮田市などからはいろいろあるということで、組合内の事業者は、専門的な分野はなかなか問い合わせがないということでしたけれども、専門的なところにも入ってくるような事業者をやっぱり育てる必要があるのかなと思いました。これは結構です。
以上です。
河井美久議長 事務局長。
前田良行事務局長 使用料、手数料につきましての今後の見通しということでございますが、現在のところ27年の下がったという状況を1つ捉えなくてはならないところがありまして、ただ28年度の料金改定におきます推計値につきましては横ばいの状況でいくだろうということでなっておりますし、超高齢化というようなことを考えますと、徐々にはある程度、多少は増えていくのかなと考えております。見通しとしては、多少上がるかなという感じで考えております。
次に、骨つぼセットの充実ということでございますが、骨つぼの販売につきましては、当組合は民営を圧迫しない程度ということで考えておりますので、充実については、ちょっと今のところは難しいのかなと考えております。
次に、LED化につきましてですが、議員ご指摘のとおり計画性を持ってやるということが基本になるかなと思っております。先ほども言いましたけれども、電灯で約1,400灯という形で、器具もそれだけあるということになりますので、交換時期が来たときにそういったものを検討していくということで考えていくのがよろしいかなと、今のところ考えております。
あと電力の購入先の民間利用でございますが、現在のところ今検討していない状況でございますが、春日部市とか、そういったところではやっている状況がございますので、今後参考にしていければなと考えております。
以上でございます。
河井美久議長 今尾安徳議員。
3番今尾安徳議員 では、1点だけ。
使用料に関しては、多少上がっていくのかなという見通しだということで、そういう点では収入はやはりきちんと確保していける方向、増えていく方向だということだと思います。一方で経費節減というところで、LEDは交換の時期が来たときに順次やっていくというような、今ご答弁だったと思いますけれども、全体やったほうが単価として安くつく。もちろん初期の投資はかかってしまうとは思うのですけれども、そういった見積もりみたいなものも研究していく必要があるのではないかなというふうに思うのですけれども、そこら辺の考えだけちょっとお伺いをしたいと思います。
河井美久議長 事務局長。
前田良行事務局長 そうですね、そういった計画を作成するに当たっては、専門事業者からの見積もり等をやっぱりとって計画書をつくっていくということは必要だろうと考えております。
河井美久議長 よろしいですか。
ほかに質疑はございませんか。
5番、石川敏子議員。
5番石川敏子議員 一般会計決算について何点かお尋ねをいたします。
まず1つ目には、斎場使用料が値上げになって初めての決算だということでありますので、実績値で値上げによってどのくらいの影響額になっているのか明らかにしていただきたいと思います。
それから、使用料改定に伴う増収ということで、2,800万7,000円でしたっけ、の増収というふうになっているようなのですが、それで2,500万円を基金積み立てに、値上げして2,500万円を基金に積み立てしていくというのが最初の目的だったと思うのですが、その関係ではどうだったのか明らかにしていただきたいと思います。
それと、2つ目に稼働率、どのくらいの稼働率になっているのか。また、フル稼動した日数はあるのかどうか、その点も明らかにしていただきたいと思います。
以上です。
河井美久議長 事務局長。
前田良行事務局長 使用料の改定に係る影響額についてと、あと収入改定に伴う増収につきましては似たようなところがありますので、まとめて答弁をさせていただきたいと思います。
まず、28年度の実績につきまして、予算段階で約2,500万円の増収を見込むというような形で予算化したと思いますが、そういった意味からすると28年の実績を27年度までの単価に置きかえた件数で比較をしたところの増額についてお答えしたいと思います。斎場使用料につきましては、1,527万2,000円が増額となっております。小動物炉使用料は357万8,000円の増、待合室等の使用料は628万6,000円の増となっておりまして、合計で2,513万6,000円増額となっております。当初予定の2,500万以上を積み立てていきたいということはクリアできたのかなと考えております。
次に、平成28年度の稼働率についてですが、現在の火葬能力は8基の火葬炉で、1日最大21体の火葬が可能でございます。平成28年度の稼働日が301日でございましたので、年間最大6,321件となります。平成28年の実件数は3,909件でしたので、稼働率は61.84%になります。また、1日当たり最大の21件の火葬を行った日数でございますが、平成28年度は3日ございました。
以上でございます。
河井美久議長 石川議員、よろしいですか。
石川敏子議員。
5番石川敏子議員 先ほどお答えいただきました2,500万はクリアしているということなのですが、使用料の金額で……ごめんなさい、2,800万ぐらい当初よりも多くなっていますよね、使用料の収入については。2,500万をクリアしていくのだという、2,500万そのものはクリアされているということなのですが、それ以上に出てきている分というのは、それはみんな基金に積み立てていくというお考えなのでしょうか。その点。
河井美久議長 答弁を求めます。
事務局長。
前田良行事務局長 2,800万円というお話につきましては、参考資料2のほうに出ています前年度との比較で2,800万という話だと思うので、今回の使用料についての2,800万円ということはちょっと違うのかなというふうに考えていますので、その辺はご理解いただきたいと思います。
それと、そもそも2,500万につきましては、増収を狙って基金に積み立てていきたいと考えておりましたことから、基金に積み立てをさせていただきたいと考えてございます。
以上です。
河井美久議長 5番、石川敏子議員。
5番石川敏子議員 ごめんなさい。1点だけ、2,500万をクリア、それ以上増えた分についても全て基金に積み立てていくというお考えなのかどうか、その点。増える可能性だってあるわけですよね。そこはどういうふうに考えていらっしゃるのか、明らかにしていただきたい。
河井美久議長 事務局長。
前田良行事務局長 先ほども収入見込みというのはどのくらいになるかというのは、実績として出てこないとわからないので、一応平成28年度当初予算のときの料金改定につきましては、年間2,500万円の上乗せ収入を見越して料金改定をしたと。引き続き2,500万クリアできればいいなという形の計画でやっておりますので、それ以上上がった場合についてのことについてはちょっと考えていなかったというところもありますが、増えればそれにこしたことはないので、そういう点からすれば基金に積み立てて、なるべく早くクリアしていくような形がよろしいのかなと思います。
以上です。
河井美久議長 よろしいですか。
ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 質疑がないようですので、議案第5号についての質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論を求めます。
栗原勇議員。
12番栗原 勇議員 12番、栗原勇です。日本共産党を代表して、議案第5号 平成28年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について反対の立場から討論を行います。
平成28年度から、火葬炉、式場、霊安室、待合室の使用料をそれぞれ組合内、組合外を含めて値上げしました。火葬料の使用料を、12歳以上を1体7,000円から1万円に、12歳未満を1体3,000円から5,000円に、式場の使用料を通夜と告別式で仮泊なしの場合、4万円から5万円に値上げしての決算となっています。使用料を平成28年度実績をもとに旧料金で計算すると、先ほど答弁にありましたように2,513万6,000円の負担増となっています。
かつては、条例上の使用料規定があるにもかかわらず、使用者が組合市町民である場合には徴収せず、組合市町が負担するという極めて温かい措置をとっていました。お亡くなりになった方が市町民であった場合、長年の市町への貢献に感謝と敬意をあらわし、自治体本来の福祉増進の心で施策を進めていくことを求めて反対討論といたします。
河井美久議長 ほかに討論は。
1番、石川友和議員。
1番石川友和議員 議席番号1番、石川友和でございます。議案第5号 平成28年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について、賛成の立場から討論いたします。
今回の決算内容のうち、歳入の使用料については当初火葬炉の安定稼働に必要な財源確保のため、12年間で3億円確保するための料金改定を行い、年間約2,500万円程度の増収を見込むものでした。その結果は、約13万円減収となっていますが、前年度より約2,800万円多い、約1億2,660万円の収入となったこと。また、歳出の施設整備基金の積立金も、増収を見込んだ約2,500万円を増額した目標を達成している現状から、適正なものと捉えております。
今後、施設整備面においても、経年劣化による修繕費などの増大が予想されるところでございますが、限られた財源を有効かつ効果的に活用しながら、利用者サービスの維持向上と良好な斎場運営に努めてもらえるよう要望し、賛成討論といたします。
以上です。
河井美久議長 ほかにはございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 ないようですので、以上で討論を終結し、採決をいたします。
本案について賛成の議員の起立を求めます。
〔起立多数〕
河井美久議長 起立多数です。
よって、議案第5号は認定されました。
◎議案第6号 平成29年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)につ
いて
河井美久議長 日程第8、議案第6号 平成29年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
事務局、朗読を願います。
〔事務局朗読〕
河井美久議長 本案についての説明を求めます。
事務局長。
前田良行事務局長 議案第6号 平成29年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)について説明申し上げます。
補正予算書の1ページをお開きください。今回の補正予算につきましては、まず第1条第1項のとおり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,876万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億7,963万7,000円とするもの、次に第2条第1項のとおり、新たに債務負担行為を定めるものでございます。
次に、補正の内容につきまして説明いたします。5ページをお開きください。第2表、債務負担行為をごらんください。新規設定分といたしまして、債務負担行為に定める事項として、複写機賃貸借、期間は平成29年度から平成34年度まで、限度額につきましては209万5,000円でございます。この賃貸借内容につきましては、先の2月定例会におきまして新たな複写機借り上げの債務負担行為を設定しておりましたが、本年度から新たに借り上げたパソコンシステムと結合させることでプリンターの故障に対応が可能なこと、プリンターによる原本作成を省略できることなど、事務の省力化及び事務能力の向上を図りたく検討してきた結果、結合費用等が限度額を超えてしまうこととなり、補正対応したいところでございましたが、債務負担行為の補正は同一年度内に限られるという条件を満たせないことから、新たに債務負担行為を設定するものでございます。
続きまして、6ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細書について説明いたします。8ページ、9ページをお開きください。まず、歳入でございますが、5款1項1目繰越金の補正額につきましては、平成28年度決算で繰越金が2,876万5,155円と確定しましたので、当初予算との差額1,876万5,000円を増額するものでございます。
次に、歳出でございますが、10ページ、11ページをお開きください。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費において375万6,000円を増額補正するものです。内訳といたしましては、4節共済費で、当初再任用職員分の共済費は短期勤務に対応できるようにと社会保険を要求しておりましたが、休職者対応を図る必要性からフルタイムの再任用職員としたため76万3,000円を、11節需用費で施設の案内表示等で使用するラベル作成機が故障したことによる買いかえや、排気ファン修繕等を行うため127万3,000円を、13節委託料で清掃委託料の契約差金と、新たに非常照明制御用蓄電池交換業務、技能職員の任用がえを視野に入れた職員適性検査等を行うため158万3,000円を、また複写機賃貸借料の増額分や備品購入費においてそれぞれ増額補正するものでございます。
次に、同項2目施設整備基金費におきまして1,352万9,000円を増額補正するものでございます。増額の理由につきましては、今後予定する火葬炉の大規模修繕や急な施設修繕に対応するため、基金へ積み立てるものでございます。
次に、3款事業費、1項事業管理費、1目事業管理費において614万3,000円を増額補正するものです。内訳といたしまして、11節需用費で高所の電灯等の取りかえに使用するはしごや、交換用の蛍光灯などの消耗品の購入と、待合室の椅子のシートと机の天板を張りかえる修繕で560万5,000円を、18節備品購入費で窓口担当、火葬担当及び待合室担当の間で利用者の円滑な場内移動や案内を行うために、お互いの連絡用でPHS電話機を使用しておりますが、老朽化が著しく機能低下が顕著なため、買いかえを行うことなどで53万8,000円を増額するものです。
次に、4款公債費、1項公債費、2目利子において466万3,000円を減額補正するものです。減額の理由は、平成18年度借り入れ分の長期債が2件、変更契約による金利見直しにより利率が減少したことによるものでございます。今回の変更契約を行った長期債の返還条件が元利均等償還であるため、利子のみの減額となっております。
以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
河井美久議長 本案についての質疑を求めます。
5番、石川敏子議員。
5番石川敏子議員 議案第6号の一般会計補正予算について何点かお尋ねをいたします。
まず、11ページの職員適性検査委託料、予算にも載っていなかったというものなのですが、ここはどういう内容なのか、ここを明らかにしていただきたいと思います。
同じく施設整備基金、基金の積み立てがありますが、1,352万9,000円の積み立てがありますが、この内容について、この金額はどこからどういうふうに持ってきているのか、その点を明らかにしていただきたいと思います。
それと、参考資料の4について、基金の参考資料の年度末見込み額が9,794万9,703円とあります。今後5,000万円の基金が増える見通しというのはどういうふうに考えていらっしゃるのか、要因は何なのか明らかにしていただきたいと思います。
それと、同じページ、公債費について、長期償還利子が、ここは利子が減ったということで公債費が減額になっているのですが、参考資料の3によりますと、まだ残っている5、6についての借りかえについて、借りかえをすれば公債費が減るというような内容だと思っていますので、この5、6について、ここは借りかえの予定はないのかどうか、この点を明らかにしていただきたいと思います。
以上です。
河井美久議長 事務局長。
前田良行事務局長 平成29年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)についての質疑にご答弁申し上げます。
2款1項1目一般管理費の13節委託料の職員適性検査委託料5万円につきましては、火葬業務の委託に伴いまして斎場担当の技能職員が減少してきておりますが、今後の人員と委託業務量のバランスを考慮した場合、技能職員の任用がえによる対応をいたしたく、この適性をはかる検査を予定するものでございます。
続きまして、施設整備基金の1,352万9,000円の内容ということでございますが、繰り越し金額の1,876万5,000円から、その他の歳出予算に必要な金額523万円を差し引いた金額を積み立てをしたいという考え方でございます。
次に、参考資料4で5,000万円の上乗せというのがちょっとわからないのですが、平成28年度末現在積立額5,947万6,703円から平成29年度見込み9,794万9,703円を比較すると3,847万3,000円の増額となるのですが、5,000万というのは、積立額の平成29年度見込み額の積立額4,732万9,000円と考えるのですが、平成27年までの状況を見ますと、大体2,200万円ぐらいの数字が出ていると思うのですが、ここに2,500万円の上乗せという形になっておりますので、平成28年度、平成29年度はそれに応じて2,500万円上乗せとなっておりますので、ご理解をしていただければと思います。
あと、参考資料3の組合債の借りかえでございますが、5番、6番の埼玉県から借りている貸付金につきましては利子の変更はしないと、するということの契約になっておりませんので、こちらについては借りかえができない、利子の変更はできないということになりますので、ご理解いただきたいと思います。
以上でございます。
河井美久議長 石川議員、よろしいですか。
5番、石川敏子議員。
5番石川敏子議員 職員適性検査委託料について、再度お尋ねいたします。
火葬炉業務については、10年前に委託業務、委託になったという経緯があるのですが、10年たってなぜ今回技能職員を一般職員に格上げするというかそういう、この間どういうふうに検討なされてきたのか。その点を明らかにしていただきたいのと、職員の意向、今いる技能職員の意向というのはどういうふうに掌握しているのか。職員は今何人いるのかも明らかにしていただきたいと思います。
それと、先ほどの基金積立金の、先ほど言った29年度見込みで積立額が4,732万9,000円で、年度末が9,794万、これで5,000万というふうに私は聞いたのですが、5,000万円増えるということではないのですか。済みません、見方が悪いのかなと、今のお話聞くと、そこの差が大きいので、ちょっとそこはどういうふうになっているのか明らかにして、もう一度ご説明いただきたいと思います。済みません。
河井美久議長 事務局長。
前田良行事務局長 平成19年度に火葬業務を委託したということでございますが、当時は7名の職員がいたということで、そういった意味からすると職員と委託業務のバランスを考えながら、例えば通夜業務を委託していたのですけれども、それを廃止したとか、パート職員がいたのですけれども、それを廃止したとか、あと霊柩車サービスを廃止したとかそういったことで、なるべく職員と業務とのバランスをとってここまで来ていたのですが、技能職員の採用はしていなかったと。今後、技能職員の採用はもうしていかないという方針がありまして、委託業務に切りかえていくという形になるのですが、委託業務は3年間スパンの契約になっておりまして、次は32年を予定しています。33年度には技能職員が3名になってしまうので、もうそのときになると今度は変則勤務に対応ができない状況になってしまうということになりますので、今現在いる技能職員から事務職員に任用がえをして事務職員として活躍していただいて、32年からの委託業務については委託業務を若干上げて実施していきたいと考えております。
それと、任用がえの意向について職員はどういうふうに思っているのかについてでございますが、昨年度から職員と面談を行っておりまして、おおむね職員はご理解していただいているという状況になっています。
以上でございます。
河井美久議長 よろしいですか。
前田良行事務局長 済みません、もう一つ。あと、申しわけございません。積立金の5,000万、9,700万と積立額4,700万を引いて5,000万ということでございますが、そうではなくて、あくまでも年度末の現在積立額を引いていただかないとおかしくなってしまうので、簡単に計算式で言いますと、平成28年度末の積立現在額5,947万6,703円、これに平成29年度の積立額4,732万9,000円を足して、取り崩し額885万6,000円を引いて9,700万になるという計算になりますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
河井美久議長 よろしいですか。
ほかに質疑はございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 質疑がないようですので、議案第6号についての質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 討論がないようですので、討論を終結し、採決いたします。
本案について賛成の議員の起立を求めます。
〔起立全員〕
河井美久議長 起立全員であります。
よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
◎議案第7号 埼葛斎場組合監査委員の選任につき同意を求めるについて
河井美久議長 日程第9、議案第7号 埼葛斎場組合監査委員の選任につき同意を求めるについてを議題といたします。
事務局、朗読願います。
〔事務局朗読〕
河井美久議長 ここで、地方自治法第117条の規定により、11番、菱沼あゆ美議員の退席を求めます。
〔11番 菱沼あゆ美議員退席〕
河井美久議長 本案についての説明を求めます。
石川管理者。
石川良三管理者 議案第7号 埼葛斎場組合監査委員の選任につき同意を求めるについて、提案理由及びその内容につきまして説明申し上げます。
提案理由でございますが、白岡市選出の埼葛斎場組合議員で議会選出の監査委員であった松本栄一氏が平成29年5月31日をもって監査委員を辞職したことに伴い、同じく白岡市選出の菱沼あゆ美議員を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項及び埼葛斎場組合規約第12条第2項の規定により、議会の同意をお願いするものでございます。
菱沼議員の住所は、白岡市篠津2150番地5で、生年月日は昭和40年9月19日でございます。また、菱沼議員におかれましては、平成23年5月から現在に至るまで白岡市議会議員を務められていることから、監査委員には適任と確信しております。なお、菱沼議員の略歴につきましては、参考資料5にお示しのとおりでございます。
よろしくご同意のほど賜りますようお願い申し上げます。
河井美久議長 本案についての質疑を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 質疑がないようですので、議案第7号についての質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 討論がないようですので、討論を終結し、採決をいたします。
本案について賛成の議員の起立を求めます。
〔起立全員〕
河井美久議長 起立全員であります。
よって、議案第7号は同意することに決しました。
菱沼議員の入室をお願いします。
〔11番 菱沼あゆ美議員着席〕
◎管理者の挨拶
河井美久議長 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。
管理者の挨拶を願います。
石川管理者。
石川良三管理者 本日、定例会にご提案申し上げた議案4件につきまして、議員の皆様におかれましては慎重なるご審議をいただき、いずれも可決、認定並びに同意を賜り、厚く御礼申し上げます。議員の皆様から賜りました貴重なご意見を十分尊重し、今後の斎場運営に当たってまいりますので、より一層のご指導、ご協力を心からお願い申し上げます。
議員の皆様におかれましては、暑さ厳しき折、健康に十分ご留意をいただき、ご活躍されますことを心から祈念申し上げ、閉会の挨拶といたします。本日はまことにありがとうございました。
◎閉会の宣告
河井美久議長 以上で平成29年7月定例会を閉会いたします。
ありがとうございました。
(午後 2時41分)
議 長 河 井 美 久
署 名 議 員 石 川 友 和
署 名 議 員 今 尾 安 徳