議 事 日 程 (第1号)

                         平成30年2月1日(木曜日)午後1時30分開会

    開会と開議                                       
    管理者の挨拶                                      
第 1 会議録署名議員の指名                                  
第 2 会期の決定                                       
第 3 諸般の報告                                       
第 4 議案第1号上程、説明、質疑、討論、採決                         
第 5 議案第2号上程、説明、質疑、討論、採決                         
第 6 議案第3号上程、説明、質疑、討論、採決                         
第 7 議案第4号上程、説明、質疑、討論、採決                         
    管理者の挨拶                                      
    閉  会                                        
                                              
出席議員(12名)
    1番   石  川  友  和  議員     2番   河  井  美  久  議員
    3番   今  尾  安  徳  議員     4番   中  里  幸  一  議員
    5番   石  川  敏  子  議員     7番   中  野  政  メ@ 議員
    8番   窪  田  裕  之  議員     9番   松  本  栄  一  議員
   10番   栄     寛  美  議員    11番   菱  沼  あ ゆ 美  議員
   12番   栗  原     勇  議員    13番   中  川     朗  議員

欠席議員(1名)
    6番   小  島  文  男  議員
                                              
地方自治法第121条の規定による説明者
 管  理  者   春 日 部 市 長    石   川   良   三
 副 管 理 者   蓮 田 市 長    中   野   和   信
    〃      白 岡 市 長    小   島       卓
    〃      杉 戸 町 長    古   谷   松   雄
    〃      春日部市副市長    池   貝       浩
 会 計 管 理 者   春日部市会計管理者  岩   井   照   子
 事 務 局 長              前   田   良   行
 担 当 課 長   春日部市市民課長   飯   口   信   彦
    〃      蓮田市みどり環境課長 中   野   敦   一
    〃      白岡市環境課長    大   橋   浩   明
    〃      杉戸町環境課長    伊   塚   武   史
                                              
職務のため出席した職員
           埼葛斎場組合事務局  島   村   信   男
           次長兼管理担当主幹



                                              
    開会及び開議の宣告
河井美久議長 ただいまから平成30年2月埼葛斎場組合議会定例会を開会いたします。
  これより本日の会議を開きます。
                                      (午後 1時30分)
                                              
    管理者の挨拶
河井美久議長 管理者の挨拶を願います。
  石川管理者。
石川良三管理者 本日は、平成30年2月埼葛斎場組合議会定例会をお願い申し上げましたところ、議員の皆様には、公私ともに多忙にもかかわらずご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。
  本定例会にご提案申し上げます議案は、埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少が1件、同組合の規約の変更が1件、補正予算が1件、当初予算が1件の合計4議案でございます。
  議員の皆様におかれましては、慎重審議の上、可決を賜りますようお願い申し上げ、開会に当たっての挨拶とさせていただきます。よろしく審議のほどお願い申し上げます。
                                              
    会議録署名議員の指名
河井美久議長 日程第1、会議録署名議員の指名をいたします。
  会議規則第73条の規定により、
   4番  中 里 幸 一 議員
   5番  石 川 敏 子 議員
 を指名いたします。
                                              
    会期の決定
河井美久議長 日程第2、会期の決定を議題といたします。
  この際、お諮りいたします。2月定例会の会期は本日1日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
河井美久議長 ご異議なしと認めます。
  よって、会期は本日1日間と決しました。
                                              
    諸般の報告
河井美久議長 日程第3、諸般の報告をいたします。
  地方自治法第121条の規定により、本定例会における説明者の出席を求めたところ、お手元に配付してあるとおり報告がありましたので、ご了承願います。
                                              
    議案第1号 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少
           について

河井美久議長 日程第4、議案第1号 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少についてを議題といたします。
  事務局、朗読を願います。
                 〔事務局朗読〕
河井美久議長 本案についての説明を求めます。
  事務局長。
前田良行事務局長 議案第1号 埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少について説明申し上げます。
  提案理由でございますが、埼玉県市町村総合事務組合から入間東部地区衛生組合を脱退させることについて協議したいので、地方自治法第290条の規定により提案するものでございます。
  入間東部地区衛生組合の脱退の理由でございますが、入間東部地区衛生組合が平成30年3月31日をもって解散することによるものでございます。
  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
河井美久議長 本案についての質疑を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 質疑もないようですので、議案第1号についての質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 討論がないようですので、討論を終結し、採決をいたします。
  本案について賛成の議員の起立を求めます。
                 〔起立全員〕
河井美久議長 起立全員です。
  よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
                                              
    議案第2号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について
河井美久議長 日程第5、議案第2号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についてを議題といたします。
  事務局、朗読を願います。
                 〔事務局朗読〕
河井美久議長 本案についての説明を求めます。
  事務局長。
前田良行事務局長 議案第2号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について説明申し上げます。
  参考資料1をお手元にご用意くださるようお願いいたします。まず、提案理由でございますが、平成30年4月1日から入間東部地区消防組合の名称変更に伴い、埼玉県市町村総合事務組合規約を変更することについて協議したいので、地方自治法第290条の規定により提案するものでございます。
  次に、規約変更の内容でございますが、先ほどの議案第1号の入間東部地区衛生組合の脱退と「入間東部地区消防組合」の名称を「入間東部地区事務組合」に変更するものでございます。
  参考資料1の埼玉県市町村総合事務組合規約新旧対照表をごらんください。規約の変更は、別表第1と別表第2の組合市町村の欄の中で、「北本地区衛生組合 入間東部地区衛生組合」を「北本地区衛生組合」に、「入間東部地区消防組合」を「入間東部地区事務組合」に改めるものでございます。
  また、施行日を平成30年4月1日とするものでございます。
  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
河井美久議長 ご苦労さまでした。
  本案についての質疑を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 質疑がないようですので、議案第2号についての質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 討論もないようですので、以上で討論を終結し、採決をいたします。
  本案について賛成の議員の起立を求めます。
                 〔起立全員〕
河井美久議長 起立全員であります。
  よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
                                              
    議案第3号 平成29年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第2号)について
河井美久議長 日程第6、議案第3号 平成29年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。
  事務局、朗読を願います。
                 〔事務局朗読〕
河井美久議長 本案についての説明を求めます。
  事務局長。    
前田良行事務局長 議案第3号 平成29年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第2号)について説明申し上げます。
  補正予算書の1ページをお開きください。今回の補正につきましては、第1条のとおり、歳出予算補正で、款項の区分ごとの金額を補正するものでございます。
  次に、第2条の債務負担行為で、平成30年度当初から始まる委託業務等について事前に契約手続が必要なため、債務負担行為を設定するものでございます。
  次に、補正の内容につきまして説明申し上げます。まず、3ページの第2表、債務負担行為をごらんください。平成30年度当初から業務開始が必要な清掃委託など8件の業務について、事前に契約手続が行えるよう債務負担行為を設定するものでございます。
  次に、6ページ、7ページの歳出補正予算事項別明細書をごらんください。2款総務費、1項総務管理費、1目総務管理費でございますが、11節需用費につきまして、ここ数年エアコンの故障が目立つことから、室外機24台の点検調査を実施したところ、オイルやプラグ及び電気系統などの部品の交換が必要との調査報告を受けましたことから、修繕料258万1,000円を増額するものでございます。13節委託料につきましては、植栽管理及び空調設備点検委託料の契約差金により、194万7,000円を減額するものでございます。そのほか18節備品購入費及び19節負担金、補助及び交付金で若干の増額を行うものでございます。
  次に、3款事業費、1項事業管理費、1目事業管理費につきまして、先に説明申し上げます。13節委託料につきましては、平成29年度から31年度までの3年間の火葬業務委託契約金額が設計金額より年間98万3,000円ほど安価となったことによる減額でございます。
  最後、2款総務費に戻りまして、2目施設整備基金費、25節積立金につきましては、契約差金の減額分を不足する各科目へ配分し、残りました減額分に相当する額31万2,000円を積み立てるものでございます。
  補正の財源といたしましては、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の委託料及び3款事業費、1項事業管理費、1目事業管理費の委託料の減額分を2款総務費の不足する各節の増額部分へ配分するもので、補正後の額は補正前の額と変わらない内容とするものでございます。
  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
河井美久議長 ご苦労さまでした。
  本案についての質疑を求めます。
  12番、栗原勇議員。
12番栗原 勇議員 12番、栗原勇です。ただいまのご説明の中で、6ページ、7ページにかかわってですが、2款1項1目11節需用費258万1,000円の増額補正の理由ですが、エアコンの修繕ということでした。その修繕するエアコン室外機の設置年数をご答弁ください。
  もう一点、9ページです。委託料について、この契約の仕方はどのような方法で決めていくのかについてご答弁ください。
  以上です。
河井美久議長 事務局。
前田良行事務局長 平成29年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第2号)についての質疑に答弁申し上げます。
  まず6ページ、7ページの2款1項1目11節需用費につきまして、修繕を行うエアコン室外機の設置年度でございますが、当施設の改築を行った平成17年、18年度に設置をいたしまして、平成19年度の施設供用開始時から現在に至るまで使用しているものでございます。
  続いて、9ページの債務負担行為設定に係る委託等の契約方法でございますが、表の上から順に平成29年度実績で申し上げます。清掃委託及び空調設備点検委託は制限つき一般競争入札、昇降機保守点検委託、自動扉保守点検委託、ホームページ管理委託及び火葬炉設備保守点検委託につきましては、専門業者1者による随意契約となっております。残灰処理委託及び物品等賃貸借につきましては、金額が50万円未満であることから随意契約としておりますが、この2件につきましては、3者以上の者から見積書の提出をいただき、その中で最も安価な者と契約をする方法としております。
  以上です。
河井美久議長 ご苦労さまでした。
  ほかに質疑はございませんか。
  栗原勇議員。
12番栗原 勇議員 ご答弁ありがとうございました。1点目の室外機の設置年数については了解いたしました。
  質疑の2点目のところで、契約について答弁いただきましたが、平成29年度の場合のその業者の所在地、市、町の名前で結構ですので、ご答弁ください。
河井美久議長 事務局長。
前田良行事務局長 再度の質疑に答弁申し上げます。
  債務負担行為に係る委託業者の所在地でございますが、こちらにつきましても9ページの表の上から順に申し上げます。清掃委託及び空調設備点検委託は春日部市、昇降機保守点検委託及び自動扉保守点検委託はさいたま市、ホームページ管理委託は鴻巣市、火葬炉設備保守点検委託は富山県富山市、残灰処理委託は東京都江戸川区、物品等賃貸借は春日部市となってございます。
  以上でございます。
河井美久議長 ほかに質疑ありませんか。
                 〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 質疑がないようですので、議案第3号についての質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 討論もありませんので、本案について賛成の議員の起立を求めます。
                 〔起立全員〕
河井美久議長 起立全員であります。
  よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
                                              
    議案第4号 平成30年度埼葛斎場組合一般会計予算について
河井美久議長 日程第7、議案第4号 平成30年度埼葛斎場組合一般会計予算についてを議題といたします。
  事務局、朗読を願います。
                 〔事務局朗読〕
河井美久議長 本案についての説明を求めます。
  事務局長。    
前田良行事務局長 議案第4号 平成30年度埼葛斎場組合一般会計予算について説明申し上げます。
  予算書の1ページをごらんください。平成30年度当初予算につきましては、第1条第1項のとおり、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億7,834万1,000円と定めるものでございます。また、第2条で債務負担行為を設定するものでございます。
  次に、予算の主な内容につきまして説明申し上げます。初めに、5ページの第2表、債務負担行為をごらんください。この債務負担行為につきましては、斎場担当職員用として新たにパソコンを借り上げたく、平成30年度から平成34年度までの5年間、限度額143万3,000円を設定するものでございます。
  続いて、6ページ以降の歳入歳出予算事項別明細書により説明申し上げます。
  初めに、歳出から説明いたします。10ページをごらんください。1款1項1目議会費112万円につきましては、組合議員の報酬や会議録作成のための需用費等でございます。前年比較1万円の増につきましては、議長交際費を例年2件分で5万円の予算としておりましたが、お悔やみに係る支出額が1件2万5,000円を超えてきておりますことから、2件分をご用意したく増額したものでございます。
  次に、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費1億3,469万4,000円につきましては、管理者報酬や職員給与等の人件費のほか、施設の維持管理に必要な需用費や委託料等でございます。前年度に比べ350万5,000円ほど増となっております。増額となった主な理由でございますが、職員の人件費におきまして、給与改定及び技能職員から事務職員への転任に伴う給料、職員手当等及び共済費における増額が要因でございます。
  次に、12ページをごらんください。2目施設整備基金費3,558万9,000円につきましては、前年度繰越額などから毎年計上している約1,000万円に加え、使用料見直しに伴う増収見込み分として約2,500万円及び預金利子を計上し、前年度より増額となっております。なお、基金の管理状況につきましては、後ほど参考資料3をご参照ください。
  次に、2項1目委員費15万1,000円につきましては、監査委員や公平委員などの報酬を計上したものでございます。
  次に、3款事業費、1項1目事業管理費1億1,177万1,000円につきましては、火葬炉の維持補修、点検などに関連した需用費や委託料を計上したものでございます。前年度に比べて1,793万9,000円の増額となりました主な要因は、火葬炉の修繕料が約1,730万円の増額となったことによるものでございます。
  次に、14ページをごらんください。4款1項公債費につきましては、長期債の償還金でございます。予算額は元金、利子の合計で1億8,501万6,000円を計上したものです。577万4,000円の減額となりましたのは、平成29年度に2件の元金均等長期債の変更契約を締結し、利率が減少したことにより、利子分が減額となったものでございます。
  最後に、5款1項1目の予備費として、例年どおり1,000万円を計上いたしました。
  7ページをお開きください。これらを合わせた歳出合計は4億7,834万1,000円となるものでございます。
  続きまして、8ページをお開きください。次に、歳入につきまして説明申し上げます。1款分担金及び負担金、1項1目負担金3億1,395万4,000円につきましては、構成市町にご負担いただく一般負担金で、前年度より14万4,000円の減額となっております。なお、各市町の負担金額の計算につきましては、後ほど参考資料2をご参照ください。
  次に、2款使用料及び手数料、1項使用料につきましては、1目斎場使用料から4目財産使用料の合計額1億2,704万7,000円を見込んでございます。見込み額の算定につきましては、平成29年9月以前1年間の利用実績から推測した数値としております。1目斎場使用料につきましては192万9,000円の増額となっておりますが、2目小動物炉使用料及び3目待合室等使用料につきましては若干減少すると見込み、前年度よりそれぞれ45万円及び26万4,000円減となってございます。
  次に、3款財産収入1万8,000円につきましては、施設整備基金の運用利子を計上したものでございます。前年度より1万7,000円の増となりましたのは、昨年9月に施設整備基金のうち6,000万円を定期預金としたことから、利子収入を見込んだものでございます。
  次に、4款1項1目繰入金2,615万8,000円につきましては、火葬炉修繕費用を施設整備基金から繰り入れるものでございます。前年度に比べ1,730万2,000円の増となりましたのは、必要な修繕が前年度より多く見込まれるためでございます。
  次に、5款1項1目繰越金1,000万円につきましては、前年度からの繰越見込み額を計上したものでございます。
  最後に、6款諸収入、1項1目雑入116万4,000円につきましては、骨つぼセットの販売収入などを計上したもので、前年度に比べ92万1,000円の減額を見込みました。
  6ページをお開きください。以上、これらを合わせた歳入合計が4億7,834万1,000円となるものでございます。
  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
河井美久議長 ご苦労さまでした。
  本案についての質疑を求めます。
  3番、今尾安徳議員。
3番今尾安徳議員 何点かお聞きをします。
  8ページの歳入のご説明ありましたけれども、2款1項の使用料について、斎場使用料は前年比約200万円の増と、基準は前年度の9月以前から1年間の統計ということだったと思うのですけれども、これ増額の理由というのはやっぱり火葬件数の増なのか、そこら辺の原因についてはどういうふうに考えているのか、お願いします。
  逆に2目の小動物炉使用料と3目待合室使用料はともに微減ということで見込みですけれども、この見込みもこういうふうに見込んだ、件数も含めてですけれども、原因とか、そこら辺についてもう少し説明をしていただければと思います。
  2点目、4款1項1目の繰入金、こちらは前年比1,730万円の増ということで、今のご説明で修繕費用がことしは多くかかるということですけれども、具体的にはどこら辺の内容の部分で大きくかかってくるのか、そこについてお願いをいたします。
  あと次に、6款1項1目雑入の先ほどご説明あった骨つぼセット、こちらも減少するという説明でしたけれども、前年比で約半額、その前の年の予算と比べると、前の年は60万円程度の額だったのですけれども、大きく半額に減っています。徐々に減少傾向、前回のときにもいろいろ購入したいものが違っていると、多様化がしているというようなご説明もあったと思いますけれども、これどのような要因が考えられるのか、改めてお願いをいたします。
  以上です。
河井美久議長 事務局長。
前田良行事務局長 平成30年度埼葛斎場組合一般会計予算についての質疑に答弁申し上げます。
  最初、8ページ、9ページの歳入、2款1項使用料につきましては、平成28年10月から平成29年9月までの実績から平成30年度見込み数を積算してございます。まず1目斎場使用料の増額理由でございますが、高齢化社会を反映して若干の伸びが見られることから、約200万円を増額しております。件数でしょうか。
3番今尾安徳議員 いや、件数はいいです、要因について。
前田良行事務局長 ありがとうございます。次に、2目小動物炉使用料の減額理由でございますが、火葬や収骨の立ち会いができる、可能な施設のほうの利用へ移行されている方が若干多くなってきた、その反面埼葛斎場組合のほうは減少傾向が見られるということがうかがえるので、45万円を減額したものでございます。
  次に、3目待合室等使用料の減額理由でございますが、家族葬の増加による少人数利用の傾向が見受けられ、待合室を利用しない方が増加していることが一つの要因と思っておりますが、約30万円を減額しております。
  続いて、4款1項1目繰入金の増額理由でございますが、基金からの繰入金につきましては、12年を1サイクルとした火葬炉修繕計画に基づいた年度ごとの修繕内容に相違がございますことから、前年度より約1,700万円の増額となったものでございます。
  次に、骨つぼセット代の減額理由でございますが、近年におきましては骨つぼにお名前、また写真、そういったものをお入れした付加価値をつけた葬祭業者の骨つぼセット、そういったものをご利用する傾向が多くなってきているようです。そういった意味から、うちのほうはそういったことはできませんので、約90万円を減額しております。
  以上でございます。
河井美久議長 今尾安徳議員。
3番今尾安徳議員 ありがとうございました。では、2回目の質疑を行います。
  まず最初に、繰入金、12年サイクルで修繕の内容がその年によって違ってくるということと、次の骨つぼセットについて、名前入りとか、写真入りとか、そういった多様化の中で求めるものが違ってきているということで、これはわかりましたが、骨つぼセットについても減額していると、先ほどご説明あったように、火葬の使用料のほうの火葬件数については伸びが見込めるだろうということで、一方で小動物炉使用料ですか、こちらは収骨なども、飼っていた動物に対するお別れの仕方なんかもいろいろ多様化しているということのあらわれなのかなと思いますけれども、待合室使用料はやっぱり家族葬が増えているということでした。
  2回目として、値上げ前と比べて、幾らの増益見込んでいるのか。当初、先ほどの説明でも少し触れていましたけれども、年間2,500万円の増益ということですけれども、どの程度増益を見込んでいるのか、お願いします。
河井美久議長 事務局長。
前田良行事務局長 再度の質疑に答弁申し上げます。
  使用料の改正に伴う増加分でございますが、見込みの数量を用いまして改正前の使用料で試算した額でございますが、こちらが1億184万2,000円となりまして、今回の予算額を比較しますと、その増額分は2,520万5,000円と見込んでございます。
  以上でございます。
河井美久議長 今尾安徳議員。
3番今尾安徳議員 ありがとうございます。2,520万5,000円の増ということで、ほぼその値上げした分ということだと思いますけれども、先ほど火葬件数は若干伸びていると、春日部市の公共施設マネジメント計画でも斎場については今後しばらくは増加傾向ということですけれども、今後も引き続きこの小動物炉使用料や待合室使用料などが減っていって、骨つぼなども減っていきますけれども、その見込みとしては、使用料収入としては増えていくというのですか、そういう見込みは持っているのかどうか、そこら辺の見通しについてお願いします。
河井美久議長 事務局長。
前田良行事務局長 火葬実績は伸びていくと考えて、しばらくは伸びると考えておりますが、今言われました待合室、骨つぼセット、そういったものにつきましては予測が非常に難しいところというふうに考えております。横ばいもしくは多少の減少傾向になっていくかなという、現時点ではそう考えますが、非常に予測は難しいというところです。
河井美久議長 ほかに質疑はございませんか。
  石川敏子議員。
5番石川敏子議員 5番の石川です。何点かご質問させていただきます。
  まず1つ目には、8ページの使用料が1億2,704万7,000円計上されていますが、使用料のこの金額、支出はどこになるのか、少しご説明いただければというふうに思います。
  それから、13ページにあります財務会計システム、委託料の中にあります財務会計システム、それと財務書類作成支援事業業務委託料と財務会計システム変更委託料、この3つが計上されているのですが、この内容についてそれぞれどういう内容なのかお教えいただきたいのと、また今回の予算書で財務会計システムへの移行というのがこの予算書の中で何らかの形の上で見えているものがあるのかどうか、その点を明らかにしていただきたいと思います。
  それから、18ページにあります技能職員についてお尋ねをいたします。前のときに技能職員を行政職員として変更していくというような中身もあったのですが、具体的には本年度は、30年度からはどういうふうに技能職員が配置され、全くいなくなっていくのか、その点を明らかにしていただきたいと思います。
  以上です。
河井美久議長 事務局長。
前田良行事務局長 平成30年度埼葛斎場組合一般会計予算についての質疑に答弁申し上げます。
  予算書8ページ、9ページの歳入、2款使用料及び手数料1億2,704万7,000円につきましては、4目財産使用料の4万9,000円を除きました1億2,699万8,000円につきまして、歳出の2款総務費、1目一般管理費へ581万4,000円、及び2目施設整備基金費へ3,558万9,000円、また3款事業費へ8,559万5,000円を充てております。
  続きまして、財務会計に関する委託料の業務内容でございますが、まず財務会計システム保守委託料は、平成28年9月から導入いたしました予算編成から予算執行の管理、また会計帳票の作成、決算統計などの事務処理に活用するシステムの借り上げ及び保守管理に係る費用でございます。
  次に、財務書類作成支援業務委託料は、財務会計システムで蓄積いたしました会計データから公会計制度に基づいた財務書類の作成支援に係る費用でございます。
  次に、財務会計システム変更委託料でございますが、来年予定されております元号の変更がございますが、この変更に伴い支障が起こらない対応を図るため、処理システムの変更を行う費用でございます。
  続きまして、16ページ以降にございます給与費明細書に基づきまして平成30年度の技能職員数でございますが、平成29年度につきましては再任用の技能職員1名を含め6名となっております。今後技能職員の補充計画はございませんから、平成30年度は再任用職員を除く5名の技能職員につきまして、事務職員への転任を考えております。転任につきましては、昨年末に適性検査を実施いたしまして、現在は人事評価制度に基づく能力業績評価を実施している状況にありますので、これらを総合的に判断した実証に基づき今後対応していきたいと考えております。したがいまして、現時点で平成30年度の人事については未定となってございます。
  なお、30年度における人件費予算につきましては、技能職員の転任に対応できる内容としております。そういうことでご理解をいただきたいと思います。
  以上でございます。
河井美久議長 石川議員。
5番石川敏子議員 先ほど財務会計システム、公会計に移行するというようなことで、財務書類作成支援業務委託料というのがあるのですが、具体的にはこの予算書の中でそれは出てこないのでしょうか。それが1つと、それから技能職員についてはまだ未定ということでありましたが、技能職員を行く行くはなくしていく方向というような前にお答えいただいていたと思うのですが、30年度にもしかしたら技能職員が、再任用職員はいても、技能職員としてはいなくなるというか、なくなる予定があるのだろうというふうに思うのですが、例えばどこまでで技能職員は全くなくなった上で全面委託にするとか、そういうこの火葬業務のあり方が変わってくるのかなというふうに思うのですが、そこは何らかのご検討はなされているのでしょうか。
  以上です。
河井美久議長 事務局長。
前田良行事務局長 再度の質疑に答弁申し上げます。
  財務書類作成支援業務委託料の公会計への移行に伴って作成する書類につきましては、財務会計システムは違う内容となりますので、こういった予算決算書とか、そういったものについて、そちらにそういった書類がつくということはなくて、一般的に簿記会計に準じた財務帳票に行政の情報を転換して、それを公表するという形になりますので、公表はいたしますけれども、こちらのほうの書類等には載ってこないというふうにご理解をしていただきたいと思います。別のものだということでご理解をしていただければありがたいです。
  それと、今後の技能職員のあり方というような形から減っていくだろうということで、今後どのような形で考えているのかというご質疑だと思うのですけれども、技能職員は主に日常業務は霊柩車から火葬炉へ納棺する炉前業務と呼ばれる業務と、夜間の式場管理及び窓口業務を担当してございます。今後定年等によりまして職員数が減少することが予測されておりますことから、業務の委託範囲を拡大する方法などにより対応していくことが予想されるものでございます。
  以上でございます。
河井美久議長 よろしいですか。
  ほかに質疑はございますか。
  11番、菱沼あゆ美議員。
11番菱沼あゆ美議員 菱沼です。今のご答弁をお聞きしてちょっと疑問に思ったことをお聞きしたいと思います。
  公会計についてなのですが、予定としてはいつの分をいつ公表なさるのか、また公表の方法をお聞きしたいと思います。
河井美久議長 事務局長。
前田良行事務局長 公会計帳票の公表でございますが、28年度分につきましては作成済みとなっておりまして、今ホームページのほうに掲載する準備を進めている段階でございます。
  以上です。
河井美久議長 よろしいですか。
11番菱沼あゆ美議員 わかりました。
河井美久議長 ほかに質疑はございませんか。
                 〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 質疑がないようですので、議案第4号についての質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論を求めます。
  今尾安徳議員。
3番今尾安徳議員 3番、今尾安徳です。私は、議案第4号 平成30年度埼葛斎場組合一般会計予算について、日本共産党議員を代表して反対の立場から討論をします。
  火葬件数は現在も微増で推移しており、今後も当面の間火葬件数は増加する傾向ということです。しかし、近年葬儀に対する意識の変化などから家族葬などが増えているということでした。待合室使用料の減少や骨つぼセット購入の減少はこうした多様化する葬儀の形態の変化のあらわれでもあるとは思います。しかしながら、明らかに暮らしが苦しいから使用を控え、少しでも安いものに切りかえるという葬儀代を出すのにも苦労している市民の皆さんの暮らしの反映が大変大きい部分を占めているとも私は思います。現在火葬炉使用料は1万円と一昨年から県内最高額となりました。かつては条例上の使用料規定があるにもかかわらず、使用者が組合市町民である場合には徴収をせず、組合市町が負担を肩がわりするなど極めて温かい措置をとっていました。市民の苦しい暮らしの実態に寄り添い、長年市、町の発展に貢献した方に敬意をあらわすことが福祉の増進と考えます。少なくとも使用料を値上げ前に引き下げるべきです。
  以上を指摘してこの議案に反対します。
河井美久議長 ほかに。
  1番、石川友和議員。
1番石川友和議員 議席番号1番、石川友和でございます。議案第4号 平成30年度埼葛斎場組合一般会計予算について、賛成の立場から討論いたします。
  当初予算の総額は歳入歳出それぞれ4億7,834万1,000円で、前年度と比較し1,746万9,000円の増額となっております。増額となった主な要因は、計画的に実施している火葬炉修繕において、平成30年度は前年度と比べ大きく増額したものによるものですが、その増額分を施設整備基金から充当していることから、適正なものと考えます。特に平成28年度から火葬炉修繕料の原資とするために改正した斎場使用料の増収分を積立金として確保しつつ、人件費などの増加分を構成している市、町の負担につながらないように工夫した予算となっております。
  以上、これからも地方債の計画的な返済と、将来を考えた良好な財政運営を要望し、賛成討論といたします。
  以上です。
河井美久議長 ほかにはございますか。
                 〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 ないようですので、以上で討論を終結し、採決いたします。
  本案について賛成の議員の起立を求めます。
                 〔起立多数〕
河井美久議長 起立多数です。
  よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
                                              
    管理者の挨拶
河井美久議長 以上をもちまして、本日の日程は全部終了しました。
  管理者の挨拶を願います。
  石川管理者。
石川良三管理者 本日の定例会にご提案申し上げた議案4件につきまして、議員の皆様には慎重なるご審議をいただき、いずれも可決を賜り、厚く御礼を申し上げます。議員の皆様から賜りました貴重なご意見を十分尊重し今後斎場運営に当たってまいりますので、より一層のご指導、ご協力を心からお願い申し上げます。
  議員の皆様におかれましては、寒さ厳しき折、健康に十分ご留意をいただきご活躍されますことを心からご祈念申し上げ、閉会の挨拶といたします。本日はまことにありがとうございました。
                                              
    閉会の宣告
河井美久議長 以上で平成30年2月定例会を閉会いたします。
  ありがとうございました。
  なお、次回の7月定例会は7月30日を予定しておりますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
  お疲れさまでした。
                                      (午後 2時20分)


 議     長   河  井  美  久

 署 名 議 員   中  里  幸  一

 署 名 議 員   石  川  敏  子