議 事 日 程 (第1号)

                         平成31年2月7日(木曜日)午後1時30分開会

    開会と開議                                       
    管理者の挨拶                                      
第 1 会議録署名議員の指名                                  
第 2 会期の決定                                       
第 3 諸般の報告                                       
第 4 議案第1号上程、説明、質疑、討論、採決                         
第 5 議案第2号上程、説明、質疑、討論、採決                         
第 6 議案第3号上程、説明、質疑、討論、採決                         
    管理者の挨拶                                      
    閉  会                                        
                                              
出席議員(12名)
    1番   金  子     進  議員     2番   河  井  美  久  議員
    3番   今  尾  安  徳  議員     5番   石  川  敏  子  議員
    6番   岩  谷  一  弘  議員     7番   齋  藤  昌  司  議員
    8番   窪  田  裕  之  議員     9番   松  本  栄  一  議員
   10番   栄     寛  美  議員    11番   菱  沼  あ ゆ 美  議員
   12番   栗  原     勇  議員    13番   武     幹  也  議員

欠席議員(1名)
    4番   中  里  幸  一  議員
                                              
地方自治法第121条の規定による説明者
 管  理  者   春 日 部 市 長    石   川   良   三
 副 管 理 者   蓮 田 市 長    中   野   和   信
    〃      白 岡 市 長    小   島       卓
    〃      杉 戸 町 長    古   谷   松   雄
    〃      春日部市副市長    種   村   隆   久
 会 計 管 理 者   春日部市会計管理者  岩   井   照   子
 事 務 局 長              奈   良   光   雄
 担 当 課 長   春日部市環境政策課長 矢   野   仁   史
    〃      蓮田市みどり環境課長 中   野   敦   一
    〃      白岡市環境課長    安   野   弘   之
    〃      杉戸町環境課長    伊   塚   武   史
                                              
職務のため出席した職員
           埼葛斎場組合事務局  島   村   信   男
           次長兼管理担当主幹



                                              
    開会及び開議の宣告
武 幹也議長 定刻も過ぎておりますので、ただいまから平成31年2月埼葛斎場組合議会定例会を開会いたします。
  これより本日の会議を開きます。
                                      (午後 1時32分)
                                              
    管理者の挨拶
武 幹也議長 管理者の挨拶を願います。
  石川管理者。
石川良三管理者 本日は、平成31年2月埼葛斎場組合議会定例会をお願い申し上げましたところ、議員の皆様には、公私ともご多忙にもかかわらずご参集を賜り、厚く御礼申し上げます。
  今定例会にご提案申し上げます議案は、平成30年度補正予算について1件、平成31年度予算について1件及び人事案件について1件の3議案でございます。
  議員の皆様におかれましては、慎重審議の上、可決あるいは同意を賜りますようお願い申し上げ、開会に当たっての挨拶とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
                                              
    会議録署名議員の指名
武 幹也議長 日程第1、会議録署名議員の指名をいたします。
  会議規則第73条の規定により、
   8番  窪 田 裕 之 議員
   9番  松 本 栄 一 議員
 を指名いたします。
                                              
    会期の決定
武 幹也議長 日程第2、会期の決定を議題といたします。
  この際、お諮りいたします。2月定例会の会期は本日1日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
武 幹也議長 ご異議なしと認めます。
  よって、会期は本日1日間と決しました。
                                              
    諸般の報告
武 幹也議長 日程第3、諸般の報告をいたします。
  地方自治法第121条の規定により、本定例会における説明者の出席を求めたところ、お手元に配付してあるとおり報告がありましたが、説明者に変更がありましたので、事務局長に報告させますので、ご了承願います。
  事務局長。
奈良光雄事務局長 執行部のほうの変更はございません。
武 幹也議長 報告がありましたので、了解をいたしました。
                                              
    議案第1号 平成30年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第2号)について
武 幹也議長 日程第4、議案第1号 平成30年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。
  事務局、朗読願います。
                 〔事務局朗読〕
武 幹也議長 本案についての説明を求めます。
  事務局長。
奈良光雄事務局長 議案第1号 平成30年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第2号)につきまして説明申し上げます。
  補正予算書の1ページをごらんください。今回の補正につきましては、第1条のとおり、歳出予算補正で、款項の区分ごとの金額を補正するものでございます。
  次に、第2条の債務負担行為で、平成31年度当初から始まる業務委託などについて債務負担行為を設定するものでございます。
  次に、補正の内容につきまして説明申し上げます。まず、3ページの第2表、債務負担行為補正をごらんください。平成31年度当初から業務開始が必要な清掃委託などの業務について、事前に契約手続が行えるよう債務負担行為を設定するものでございます。
  なお、第2表の一番下の欄でございますが、既に設定済みの債務負担行為のうち、ことし10月からの消費税及び地方消費税の率の引き上げの影響を受けるものにつきましては、既に設定されている限度額にこの影響額分を追加するものでございます。
  次に、6ページ、7ページの歳出補正予算事項別明細書をごらんください。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございますが、13節委託料におきまして、清掃、空調設備点検及び植栽管理委託料の事業費確定に伴う契約差金153万8,000円を減額するものでございます。
  次に、2目施設整備基金費、25節積立金につきましては、この契約差金による減額分153万8,000円を積み立てるものでございます。
  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
武 幹也議長 本案についての質疑を求めます。
  石川敏子議員。
5番石川敏子議員 補正予算について質問をいたします。
  先ほどの説明の中で、10月から増税される消費税分については含まれるということでありましたが、少し増えているわけですが、ほかにまだその増えた理由というのはあるのかどうか、明らかにしていただきたいと思います。
  それから、この契約方法について、具体的には競争入札なのか、随契なのか、それぞれについて明らかにしてください。
武 幹也議長 事務局長。
奈良光雄事務局長 議案第1号 平成30年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第2号)についてのご質疑にお答えいたします。
  補正予算書3ページの第2表、債務負担行為補正でございますが、全て10月からの消費税増税分を見込んでおります。また、表の一番下の項目につきましては、既に債務負担行為を設定しているもので、過年度に複数年契約を締結しておりまして、31年度に支払いが生じるものにつきまして消費税増税分を限度額に追加するものでございます。また、消費税増税以外にも限度額が増えている理由につきましては、人件費の上昇による増加分を見込んでいるものでございます。
  次に、業務委託等の契約方法、あくまでも予定でございますが、一般競争入札によるものにつきましては、清掃委託、空調設備点検委託、消防設備点検委託、分析委託、そのほかの業務委託等につきましては、随意契約を予定しております。前回と同様の契約方法を予定しております。
  以上でございます。
武 幹也議長 石川敏子議員。
5番石川敏子議員 再質問させていただきます。
  一般競争入札が4件あるわけですが、これについては組合内の業者なのか、その点を明らかにしていただきたいと思います。
  以上です。
武 幹也議長 事務局長。
奈良光雄事務局長 入札でございますので、組合内とは限りませんが、去年の例でいきますと、清掃業務委託は組合内、空調設備点検も組合内、消防設備点検も組合内、分析委託は組合外ということになっております。
  以上でございます。
武 幹也議長 ほかに質疑はありませんか。
                 〔「なし」と言う人あり〕
武 幹也議長 質疑がないようですので、議案第1号についての質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
武 幹也議長 討論がないようですので、討論を終結し、採決いたします。
  本案について賛成の議員の起立を求めます。
                 〔起立全員〕
武 幹也議長 起立全員です。
  よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
                                              
    議案第2号 平成31年度埼葛斎場組合一般会計予算について
武 幹也議長 日程第5、議案第2号 平成31年度埼葛斎場組合一般会計予算についてを議題といたします。
  事務局、朗読願います。
                 〔事務局朗読〕
武 幹也議長 本案についての説明を求めます。
  事務局長。
奈良光雄事務局長 議案第2号 平成31年度埼葛斎場組合一般会計予算につきまして説明申し上げます。
  予算書の1ページをごらんください。平成31年度当初予算につきましては、第1条第1項のとおり、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億145万5,000円と定めるものでございます。
  それでは、予算の主な内容につきまして説明申し上げます。予算書4ページ以降の歳入歳出予算事項別明細書により説明申し上げます。
  初めに、歳出から説明いたします。8ページをごらんください。1款1項1目議会費112万6,000円につきましては、組合議員の報酬や会議録作成のための需用費などでございます。前年度比較6,000円の増につきましては、会議録印刷製本費の消費税増税分などが主な要因でございます。
  次に、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費1億5,770万2,000円につきましては、管理者報酬や職員給与などの人件費のほか、施設の維持管理に必要な需用費及び委託料などでございます。前年度比較2,300万8,000円の増につきましては、11節需用費におきまして、自動ドア、空調設備、利用者のための案内システムなど、建物設備の修繕料の増額が主な要因でございます。
  次に、10ページをごらんください。2目施設整備基金費3,502万8,000円につきましては、前年度繰越額などから毎年計上している約1,000万円に加え、長期修繕計画に基づく火葬炉の維持補修費分約2,500万円と積立金の預金利子を計上したものでございます。ほぼ前年度並みでございます。なお、基金の管理状況につきましては、参考資料1のとおりでございます。
  次に、2項1目委員費15万1,000円につきましては、監査委員や公平委員などの報酬を計上したものでございます。前年度と同額でございます。
  次に、12ページをごらんください。3款事業費、1項1目事業管理費9,214万1,000円につきましては、火葬炉の維持補修、点検などの需用費や委託料を計上したものでございます。前年度に比べて1,963万円の減額となっておりますが、これは長期修繕計画に基づく火葬炉の修繕料が減額となったことが主な要因でございます。
  次に、4款1項公債費1億530万7,000円につきましては、長期債の償還金でございます。前年度に比べて7,970万9,000円の減額となっておりますが、これは平成18年度に借り入れを行った県の貸付金1件が平成30年度で完済となったことが主な要因でございます。
  最後に、5款1項1目の予備費につきましては、例年どおり1,000万円を計上したものでございます。
  以上、歳出合計につきましては、5ページにお示しのとおり4億145万5,000円となるものでございます。
  次に、歳入につきまして説明申し上げます。予算書6ページをごらんください。1款分担金及び負担金、1項1目負担金2億5,881万円につきましては、構成市町にご負担いただく一般負担金で、前年度より5,514万4,000円の減額となっております。減額となった理由につきましては、先ほど説明いたしました歳出における公債費の減が主な要因でございます。なお、各市町の負担金額の詳細につきましては、参考資料2のとおりでございます。
  次に、2款使用料及び手数料、1項使用料につきましては、1億2,797万8,000円を見込んでおります。見込み額の算定につきましては、平成30年9月以前1年間の利用実績から推計した数値としております。1目斎場使用料及び3目待合室等使用料につきましては若干の増加、2目小動物炉使用料につきましては若干の減少と見込んでおります。
  次に、3款財産収入2万7,000円につきましては、施設整備基金の運用利子を計上したものでございます。前年度より9,000円の増となっておりますが、これは定期預金利子の増額によるものでございます。
  次に、4款1項1目繰入金299万2,000円につきましては、火葬炉修繕費用を施設整備基金から繰り入れるものでございます。前年度に比べて2,316万6,000円の減となっておりますが、これは長期修繕計画に基づき必要な修繕が前年度よりも少なくなるものでございます。
  次に、5款1項1目繰越金1,000万円につきましては、前年度からの繰越見込み額を計上したものでございます。
  最後に、6款諸収入、1項1目雑入164万8,000円につきましては、骨つぼセットの販売収入などを計上したものでございますが、過去1年間の実績から前年度に比べ48万4,000円の増額を見込んだものでございます。
  以上、歳入合計につきましては、4ページにお示しのとおり4億145万5,000円となるものでございます。
  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
武 幹也議長 本案についての質疑を求めます。
  今尾安徳議員。
3番今尾安徳議員 それでは、何点かお聞きをしてまいります。
  まず、6、7ページの分担金及び負担金の1目負担金についてですが、前年度で5,514万4,000円の減額と、先ほど説明で公債費減が主な要因ということですが、改めましてこれが内容的にもう少し詳しく説明を減額の理由についてお示しをいただきたいと思います。
  2点目、10、11ページの委託料についてなのですけれども、委託料の説明の下から2つ目のところに、財務書類作成支援業務委託料163万5,000円というのがありますけれども、この163万5,000円の内訳についてお示しをいただきたい。
  あと除雪委託料というのがその下に22万円ありますけれども、これは初めてなのかなと思うのですけれども、これの概要についてお示しをいただきたいと思います。
  あと3点目、同じ10、11ページですが、2の施設整備基金費の中の積立金、先ほど説明で3,502万8,000円の内訳は、1,000万円毎年積み立てていたものに、いわゆる使用料で賄うとしていた年間2,500万円、それにプラスして利子ということの説明でしたけれども、これ参考資料の先ほどおっしゃっていた1を見ますと、平成30年度と31年度見込みの中で、31年度見込みはこの予算案のとおり3,502万8,000円ということだと思うのですが、30年度見込みですと5,861万6,000円と多いのかなというふうに思うのですけれども、これについて当初の見込みとの関係ではどうなのか。例えば、決算ベース見ると多く入っているのかどうか、これもお示しをいただければというふうに思います。
  最後、4点目、公債費についてですが、先ほどの説明でも県からの貸付金が1本減ってきて負担金も減ってきているということなのですけれども、これ元金と利子合わせて7,970万9,000円と、その1本が7,970万9,000円ということなのかなと思うのですけれども、これについて改めてもう少し詳しくお示しをいただきたいということと、償還の見通しについてはどうなのか、予定どおり進んでいるのかどうか、これについてお願いをいたします。
武 幹也議長 答弁を求めます。
  事務局長。
奈良光雄事務局長 平成31年度埼葛斎場組合一般会計予算についてのご質疑に順次お答え申し上げます。
  まず、予算書6ページの負担金でございますが、当組合の負担金につきましては、組合規約第13条の規定によりまして、組合の経費は組合事業により生ずる使用料及びその他の収入を充て、なお不足すると認められるときは組合市町が負担することと規定されております。負担金の減額理由につきましては、歳出総額の減額によるもので、これは公債費の減額が主な要因となっております。
  次に、予算書11ページの財務書類作成支援業務委託でございますが、これは総務省の要請により総務省の統一した基準に基づき財務書類の作成、具体的に言いますと貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書、資金収支計算書及び固定資産台帳の修正を行うものでございます。
  次に、予算書11ページの除雪委託でございます。昨年1月に大雪がございまして、職員のみでの除雪が非常に困難であったことから、今回の予算に新たに計上したものでございます。作業内容といたしましては、機械除雪、人力除雪、凍結防止剤の散布でございます。契約に当たりましては、春日部市で行っております契約方法を参考とさせていただき、作業量1時間当たりの単価契約とし、随意契約により事前に契約をしていきたいというふうに考えております。
  次に、予算書11ページの基金積立金でございますが、参考資料1、平成30年度見込み額5,861万6,000円につきましては、平成30年度当初で3,558万9,000円の積立額といたしましたが、その後繰越金の補正及び、今回の補正でございますが、今回の契約差金による補正で合計で5,861万6,000円を平成30年度末の見込み額としたものでございます。平成31年度見込み額3,502万8,000円につきましては、現段階での見込み額でございますので、今後前年同様に契約差金などの不用額や繰越金が発生すればその額を追加していくものでございまして、現段階での予測は難しいところでございます。
  次に、予算書12ページの公債費でございますが、前年度7,970万9,000円の減額となった理由につきましては、現在借り入れを行っている起債及び貸付金6件のうち、貸付金1件が平成30年度で償還が完了となることから減額となるものでございます。
  次に、今後の償還見通しでございますが、平成31年度は5件の償還で1億530万5,383円、平成32年度は3件の償還で7,152万7,985円、平成33年度は2件の償還で6,379万188円でございます。
  以上でございます。
武 幹也議長 今尾安徳議員。
3番今尾安徳議員 ありがとうございます。それでは、2回目の質疑を行っていきます。
  負担金についてはというか、この負担金もまた公債費の問題との絡みで、いわゆる公債費が減っていくと、1本減ったことで負担金の額が減っているということで、負担金も減ってきて、これから先も減っていくのではないかと思いますが、その関係について、新たに負担金が増えるようなことがあるのかどうか、そこら辺を含めてお答えいただければと。
  公債費も33年度に最終的には最後2件6,379万幾らかのこれで償還が終わるということだと思います。そうすると、ここまでは間違いなく負担金は減っていくのかなと思うのですけれども、その一方、基金積立金については、30年度の見込みも5,861万6,000円ですけれども、29年度前のやつも、28、29の値上げ後については、値上げ後かどうかちょっと正確ではないですけれども、4,468万とか4,764万とかという額が積み立てとしてあると。当初毎年1,000万の積み立てとプラスその足りない分のあれで年間2,500万平均すると、使用料の値上げということだったと思うのですけれども、この歳入の状況を見ると、値上げをしなくても引き下げは可能なのではないかなというふうに思うのですけれども、先ほど組合規約ということも言っていましたけれども、これについて改めてお願いします。
  また、使用料の引き下げはその使用目的が違うということであるのであれば、例えば財政的に余力があるのであればLEDへの変換だとか、例えばの話ですけれども、太陽光だとか、最近いろいろ省エネ施設化ということもあると思いますけれども、そういうことなんかに回せる余力があるのかどうか、これについてお願いいたします。
  あと財務処理に関してなのですが、この百六十数万円ですか、先ほど総務省の指導によって5点ほど、貸借対照表を初めとする各種諸表の作成ということですけれども、これ毎年これからもずっとこういった額がかかっていくのか、これについてお示しをいただきたいと思います。
  2回目は以上です。
武 幹也議長 事務局長。
奈良光雄事務局長 本斎場の建てかえに要した起債につきましては、借入額の総額が約21億円で、利子を含めた償還額が総額で約23億円でございます。これを十数年にわたりまして構成市町から負担金で毎年約2億円ずつ償還してきたところでございます。こういった状況でございますので、償還金がなくなれば当然市町の負担金も少なくしなければならないというふうに考えておりますので、償還金が減った分使用料を下げるということは今のところは考えておりません。
  また、基金につきましては、計画的な火葬炉修繕に充てることや、突発的、緊急的な修繕に対応するため積み立てを行っているものでございますので、積立金が多くなったからといって使用料を下げるということは考えておりません。これからどんどん修繕料が増えてまいりますので、できるだけ多く積み立てておきたいということを考えております。
  また、LEDの整備が可能なのではないかというご質疑でございますが、LED、多額の費用を要するため、老朽化や部分的な故障に合わせて今後も随時交換してまいりたいというふうに考えております。
  それから、財務書類作成支援業務委託でございますが、これは決算に基づいて毎年変わっていくものでございますので、固定資産の台帳につきましては、土地を買ったり売ったりしておりませんのでほとんど変わりはしませんけれども、決算に合わせて毎年変わっていくものでございますので、今後も作成を委託していくということでございます。
  以上でございます。
武 幹也議長 今尾安徳議員。
3番今尾安徳議員 それでは、最後の質疑を行います。
  財務処理に関してなのですけれども、毎年かかわってくることなので毎年行っていくと、こういうことなのですが、これ総務省の指導なのでいたし方のないところもあると思うのですけれども、これのいわゆる諸表に関しての活用とかというのは、毎年つくって発表する以外に何か活用される方法というのがあるのかどうか、本当に必要性があるのかどうかについてちょっと教えていただければと思います。
  引き下げは基金の上乗せ分も含めて突発的な理由などで考えていないということですけれども、先ほどもその組合規約の点の話がありましたけれども、規約上ではもともと埼葛斎場の当初からその使用料の規定はたしかあったと思うのですが、当初はその規約上そういった規定があっても使用料の減免、組合内の使用料は免除しているといった温かい政策判断をされていた時期もあったと思うのですけれども、運用上そういったことは実際可能なのかどうか、最後これだけお聞かせいただきたいと思います。
武 幹也議長 答弁を求めます。
  事務局長。
奈良光雄事務局長 まず、財務書類作成の関係でございますが、私どもの斎場、単純な業務で火葬の事業を行って収入を得るという単純な事業でございますので、特にこの財務諸表をつくったからといってこれを役立てるまでには至ってはおりません。
  次に、組合内の使用料でございますが、現在1体1万円をいただいておりまして、組合外の使用料が1体6万円でございますので、組合内の皆様には火葬費用の6分の1を大体負担していただいていることになります。これは近隣の火葬場と比較いたしましても決して高いものではないと考えておりますので、これによって使用料を下げるということは考えておりません。
  以上でございます。
武 幹也議長 ほかに質疑はありませんか。
  石川敏子議員。
5番石川敏子議員 予算について1点だけご質問いたします。
  斎場使用料について、6ページにあります斎場使用料なのですが、この中身について、積算根拠を組合内と組合外に分けて明らかにしていただきたいと思います。
武 幹也議長 事務局長、答弁願います。
奈良光雄事務局長 石川議員のご質疑にお答えいたします。
  予算書6ページの歳入、2款1項1目斎場使用料でございますけれども、平成29年10月から平成30年9月までの実績によりまして平成31年度の見込み数を想定しているところでございます。そのうち組合内の斎場使用料につきましては火葬件数が増加傾向にあることから、件数で前年度比341件の増で、合計3,634件、使用料で前年度比311万2,000円の増で3,442万7,000円を見込んでいるところでございます。
  組合外でございますけれども、組合外につきましては、これも過去1年間の実績で見ておりますけれども、前年度比27件の減を見込んでおります。トータルで571件、使用料につきましても262万円の減でトータル3,286万円ということで見込んでおります。
  以上でございます。
武 幹也議長 石川敏子議員。
5番石川敏子議員 再質問させていただきます。
  今尾議員とかぶる点もあるかと思うのですが、それぞれの自治体の負担が減っていく中で、実質的には3,500万ぐらいあれば無料になるということですよね、それぞれの自治体が出せば。そういうことは考えていないということなのですが、実際には県内でも無料にしている自治体もあると聞いています。前に川越がと言っていましたが、ほかの自治体、どこがあるのか、明らかにしていただきたいのと、やっぱりこれだけ負担金が減っていく中で、前は7,000円のときにそれぞれ無料にしていたと、減免していたという時期がありましたので、負担金減っていく中でなので特に無料にできるのではないかというふうに思うのですが、ぜひご検討いただきたいというふうに思いまして質問いたします。
武 幹也議長 答弁を求めます。
  事務局長。
奈良光雄事務局長 組合内の使用料につきましては、受益者負担の観点から組合の皆様から火葬費用の一部を負担していただいているという状況でございます。火葬件数が増えると使用料も若干増えますが、その分燃料費などの火葬費用も増えるため、これにより使用料を下げるといったことは今のところは考えておりません。
  それから、火葬料金を無料にしている火葬場ということでございますが、これは平成28年度末の資料しかございませんので、このときの状況で無料にしているのが川越市斎場、それから上尾伊奈斎場つつじ苑の2カ所が無料にしている、こういった状況でございます。
  以上でございます。
武 幹也議長 ほかに質疑はありませんか。
                 〔「なし」と言う人あり〕
武 幹也議長 質疑はないようですので、議案第2号についての質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論を求めます。
  栗原勇議員。
12番栗原 勇議員 12番、栗原勇です。私は、議案第2号 平成31年度埼葛斎場組合一般会計予算について、日本共産党議員を代表して反対の立場から討論をします。
  平成31年度予算は平成28年度に火葬炉、式場、待合室などの使用料を値上げした額に基づいての予算となっています。火葬炉使用料は大人で7,000円から1万円と県内最高額に、待合室も6,000円から7,000円と県内最高額になっています。かつては条例上の使用料規定があるにもかかわらず使用者が組合市町民である場合には徴収をせず、組合市町が負担を肩がわりするなどの極めて温かい措置をとっていました。長年市、町の発展に貢献した方に敬意をあらわすということが福祉の心と考えます。
  歳入の分担金及び負担金は、これは前年度比5,514万4,000円の減で、減額の理由は組合債償還金が減っていくからとのことでした。今後順次32年度、33年度と償還金が減り、平成34年度にはゼロになっていく見込みです。償還金が減り、やがてゼロになっていくことで市町の負担金が減っていくとすれば、その分組合規約の改正を伴いますが、利用料軽減に使うこともできます。
  利用料軽減を求めて、議案第2号に反対といたします。
武 幹也議長 栄寛美議員。
10番栄 寛美議員 議席番号10番、栄でございます。議案第2号 平成31年度埼葛斎場組合一般会計予算について、賛成の立場から討論いたします。
  このたびの当初予算、総額は歳入歳出それぞれ4億145万5,000円で、前年度と比較をいたしまして7,688万6,000円の減額となっております。減額となった主な要因は、公債費が前年度と比べ大きく減額となったことによるもので、これにより構成市町の負担金も減額となっていることから、適正なものと考えております。また、基金積立金も計画的なものとなっており、将来的に構成市町の負担増につながらないような予算となっていると考えております。
  よって、今後も限られた財源を有効に活用し、引き続き良好な斎場運営を要望いたしまして、賛成討論といたします。
武 幹也議長 ほかにありますか。
                 〔「なし」と言う人あり〕
武 幹也議長 ないようですので、以上で討論を終結し、採決いたします。
  本案について賛成の議員の起立を求めます。
                 〔起立多数〕
武 幹也議長 起立多数です。
  よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
                                              
    議案第3号 埼葛斎場組合公平委員会委員の選任につき同意を求めるについて
武 幹也議長 日程第6、議案第3号 埼葛斎場組合公平委員会委員の選任につき同意を求めるについてを議題といたします。
  事務局、朗読願います。
                 〔事務局朗読〕
武 幹也議長 本案についての説明を求めます。
  石川管理者。
石川良三管理者 議案第3号 埼葛斎場組合公平委員会委員の選任につき同意を求めるについて、提案理由及びその内容につきまして説明申し上げます。
  議案書の3ページをごらんください。提案理由でございますが、杉戸町から推薦いただき公平委員会委員に選任していた金子博氏が平成31年1月26日をもって任期満了となったことに伴い、同じく杉戸町から新たにご推薦いただいた細井勝保氏を選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意をお願いするものでございます。
  細井氏の略歴につきましては、参考資料3にお示しのとおり、各種委員を歴任され、現在杉戸町公平委員会委員も務められていることから、本組合の公平委員会委員として適任と考えております。
  よろしく同意のほど賜りますようお願い申し上げます。
武 幹也議長 本案についての質疑を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
武 幹也議長 質疑はないようですので、議案第3号についての質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
武 幹也議長 討論がないようですので、討論を終結し、採決いたします。
  本案について賛成の議員の起立を求めます。
                 〔起立全員〕
武 幹也議長 起立全員です。
  よって、議案第3号は同意することに決しました。
                                              
    管理者の挨拶
武 幹也議長 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。
  管理者の挨拶を願います。
  石川管理者。
石川良三管理者 本日の定例会にご提案申し上げた議案3件につきまして、議員の皆様には慎重なるご審議をいただき、いずれも可決あるいは同意を賜り、厚く御礼申し上げます。議員の皆様から賜りました貴重なご意見を十分尊重し今後の斎場運営に当たってまいりますので、より一層のご指導、ご協力を心からお願い申し上げます。
  議員の皆様方におかれましては、寒さ厳しき折、健康に十分ご留意をいただきご活躍されますことを心から祈念申し上げ、閉会に当たり挨拶といたします。本日はまことにありがとうございました。
                                              
    閉会の宣告
武 幹也議長 以上で平成31年2月定例会を閉会いたします。
  ありがとうございました。
  なお、次回の7月定例会は7月22日月曜日を予定しておりますので、ご協力をお願いいたします。
                                      (午後 2時20分)


 議     長   武     幹  也

 署 名 議 員   窪  田  裕  之

 署 名 議 員   松  本  栄  一