議 事 日 程 (第1号)

                         令和元年7月22日(月曜日)午後1時30分開会

    開会と開議                                       
    新議員の紹介                                      
    仮議席の指定                                      
    管理者の挨拶                                      
第 1 議席の指定                                       
第 2 会議録署名議員の指名                                  
第 3 会期の決定                                       
第 4 諸般の報告                                       
第 5 副議長の選挙                                      
第 6 議案第4号上程、説明、質疑、討論、採決                         
第 7 議案第5号上程、説明、質疑、討論、採決                         
第 8 議案第6号上程、説明、質疑、討論、採決                         
    管理者の挨拶                                      
    閉  会                                        
                                              
出席議員(13名)
    1番   鬼  丸  裕  史  議員     2番   河  井  美  久  議員
    3番   今  尾  安  徳  議員     4番   山  田  孝  夫  議員
    5番   石  川  敏  子  議員     6番   岩  谷  一  弘  議員
    7番   秦     邦  雄  議員     8番   窪  田  裕  之  議員
    9番   松  本  栄  一  議員    10番   栄     寛  美  議員
   11番   加  藤  一  生  議員    12番   栗  原     勇  議員
   13番   武     幹  也  議員

欠席議員(なし)
                                              
地方自治法第121条の規定による説明者
 管  理  者   春 日 部 市 長     石   川   良   三
 副 管 理 者   蓮 田 市 長     中   野   和   信
    〃      白 岡 市 長     小   島       卓
    〃      杉 戸 町 長     古   谷   松   雄
    〃      春日部市副市長     種   村   隆   久
 会 計 管 理 者   春日部市会計管理者   土   渕       浩
 代 表 監査委員               水   井   隆   治
 事 務 局 長               奈   良   光   雄
 担 当 課 長   春日部市環境政策課長  矢   野   仁   史
    〃      蓮田市みどり環境課長  町   井   孝   行
    〃      白岡市環境課長     安   野   弘   之
    〃      杉戸町環境課長     小 野 寺       満
                                              
職務のため出席した職員
           埼葛斎場組合事務局   石   原       洋
           次長兼管理担当主幹



                                              
    開会及び開議の宣告
武 幹也議長 ただいまから令和元年7月埼葛斎場組合議会定例会を開会いたします。
  これより本日の会議を開きます。
                                      (午後 1時28分)
                                              
    新議員の紹介
武 幹也議長 このたび新たに組合議員として選出されました春日部市の鬼丸裕史議員、蓮田市の山田孝夫議員、秦邦雄議員、栗原勇議員、白岡市の松本栄一議員、加藤一生議員を紹介いたします。
  ただいまご紹介申し上げました議員のご挨拶をお願いいたします。
  まず、春日部市の議員からお願いいたしたいと思います。
  初めに、鬼丸裕史議員、お願いいたします。
鬼丸裕史議員 皆さん、こんにちは。春日部市議会の鬼丸でございます。当組合議会は、恐らく5年ぶりぐらいだと思うのですけれども、皆さんと精いっぱい頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
武 幹也議長 続きまして、蓮田の議員からご挨拶を願います。
  初めに、山田孝夫議員、お願いいたします。
山田孝夫議員 皆さん、こんにちは。蓮田市の山田孝夫でございます。4月の統一選で初当選をさせていただきました。組合のことはよくわからないのですけれども、皆さんに教えていただきながら一つ一つしっかりと仕事をしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
武 幹也議長 次に、秦邦雄議員、お願いいたします。
秦 邦雄議員 蓮田市議会議員、秦でございます。私もこの4月、1期目当選いたしたところでございます。よろしくお願いいたします。
武 幹也議長 次に、栗原勇議員、お願いいたします。
栗原 勇議員 蓮田市会議員の栗原勇と申します。よろしくお願いします。
武 幹也議長 続きまして、白岡市の議員からご挨拶を願います。
  初めに、松本栄一議員、お願いいたします。
松本栄一議員 白岡市議会の松本栄一でございます。4月に2期目に当選させていただきました。この斎場議会も前年から引き継いでおりますので、また今後ともよろしくお願いします。
武 幹也議長 最後に、加藤一生議員。
加藤一生議員 白岡市議会議員、加藤でございます。よろしくお願いいたします。斎場のことは初めてでございますので、ご指導を仰ぎながら務めたいと思います。よろしくお願いいたします。
武 幹也議長 ありがとうございました。
                                              
    仮議席の指定
武 幹也議長 新たに議員が選出されましたので、ただいまご着席の議席を仮議席に指定いたします。
                                              
    管理者の挨拶
武 幹也議長 管理者の挨拶を願います。
  石川管理者。
石川良三管理者 本日は、令和元年7月埼葛斎場組合議会定例会をお願い申し上げましたところ、議員の皆様には公私ともにご多忙にもかかわらずご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。
  今定例会にご提案申し上げます議案は、平成30年度決算認定、令和元年度補正予算、監査委員の選任同意の3議案でございます。
  議員の皆様におかれましては、慎重審議の上、承認、可決あるいは同意を賜りますようお願い申し上げ、開会に当たっての挨拶といたします。よろしくお願いいたします。
                                              
    議席の指定
武 幹也議長 日程第1、議席の指定をいたします。
  会議規則第3条第2項及び第3項の規定により、ただいま着席の仮議席を議席に指定いたします。
                                              
    会議録署名議員の指名
武 幹也議長 日程第2、会議録署名議員の指名をいたします。
  会議規則第73条の規定により、
   10番  栄   寛 美 議員
   11番  加 藤 一 生 議員
 を指名します。
                                              
    会期の決定
武 幹也議長 日程第3、会期の決定を議題といたします。
  この際、お諮りいたします。7月定例会の会期は本日1日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
武 幹也議長 異議なしと認めます。
  よって、会期は本日1日間と決しました。
                                              
    諸般の報告
武 幹也議長 日程第4、諸般の報告をいたします。
  地方自治法第121条の規定により、本定例会における説明者の出席を求めたところ、お手元に配付してあるとおり報告がありましたので、ご了承願いたいと思います。
                                              
    副議長の選挙
武 幹也議長 日程第5、副議長の選挙を行います。
  この際、お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
武 幹也議長 異議なしと認めます。
  よって、選挙の方法は指名推選で行うことと決しました。
  お諮りいたします。指名方法につきましては、議長が指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
武 幹也議長 異議なしと認めます。
  よって、議長が指名することに決しました。
  副議長に7番、秦邦雄議員を指名します。
  お諮りいたします。ただいま副議長に指名しました秦邦雄議員を当選人として定めることにご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
武 幹也議長 異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名しました秦邦雄議員が副議長に当選されました。
  ただいま副議長に当選されました秦邦雄議員が議場にいらっしゃいますので、会議規則第31条第2項の規定により、副議長当選の告知をいたします。
  当選されました秦邦雄議員の副議長就任のご挨拶をお願いいたします。
秦 邦雄議員 ただいま武議長から指名推薦いただき、副議長の任を賜りました秦邦雄でございます。このような大役を仰せつかりまして心より感謝申し上げますとともに、大きな職責に身の引き締まる思いでございます。埼葛斎場組合員の皆様の負託にお応えできるよう、議員の皆様のご指導、ご鞭撻を賜りながら議長とともに円滑な議会運営に努めてまいりたいと思いますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
武 幹也議長 ありがとうございました。
                                              
    議案第4号 平成30年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について
武 幹也議長 日程第6、議案第4号 平成30年度埼葛斎場組合一般会計決算認定についてを議題といたします。
  事務局、朗読願います。
                 〔事務局朗読〕
武 幹也議長 続きまして、本案についての説明を求めます。
  奈良事務局長。
奈良光雄事務局長 議案第4号 平成30年度埼葛斎場組合一般会計決算認定につきまして、決算書、決算附属資料、参考資料により、その主な内容を説明申し上げます。
  初めに、歳入でございます。決算書の6ページ、7ページ、あわせて参考資料1の歳入の表をごらんください。1款分担金及び負担金、1項1目負担金でございますが、収入済額3億1,395万4,000円に対し、前年度収入済額は3億1,409万8,000円、前年度比較では14万4,000円の減で、ほぼ前年度並みとなっております。負担割合など詳細につきましては、決算附属資料3ページのとおりでございます。
  次に、2款使用料及び手数料、1項使用料でございますが、収入済額1億2,932万7,870円に対し、前年度収入済額は1億2,894万870円で、前年度比較では38万7,000円の増となっております。増減の内訳でございますが、1目斎場使用料が72万3,000円の増、2目小動物炉使用料が14万5,000円の減、3目待合室等使用料が19万1,000円の減、4目財産使用料につきましては増減なし。以上によりまして、前年度比較で38万7,000円の増となったものでございます。
  増額となった主な理由でございますが、火葬件数が147件増加したことが主な要因でございますが、待合室等につきましては、家族葬が多くなっておりまして、待合室を利用しない方が多くなっているため減少したものでございます。詳細につきましては、決算附属資料の4ページから11ページのとおりでございます。
  次に、3款財産収入、1項財産運用収入でございますが、収入済額1万8,731円に対し、前年度収入済額は856円で、前年度比較では1万7,875円の増となっております。増額となった主な理由でございますが、この財産収入は施設整備基金の預金利子で、基金残高が増加したことによりまして、一部定期預金化したことが主な要因でございます。
  次に、4款1項1目繰入金でございますが、収入済額2,548万8,000円に対し、前年度収入済額は1,369万2,024円で、前年度比較では1,179万5,976円の増となっております。繰入金は火葬炉等の修繕費用に充てるため、施設整備基金を取り崩して繰り入れるものでございますが、前年度と比較し修繕費用の増額に伴い増となったものでございます。
  次に、5款1項1目繰越金でございますが、収入済額3,148万9,435円に対し、前年度収入済額は2,876万5,155円で、前年度比較では272万4,280円の増となっております。繰越金の比較は、平成29年度から30年度への繰越額と平成28年度から29年度への繰越額の比較でございます。
  次に、6款諸収入、1項1目雑入でございますが、収入済額174万469円に対し、前年度収入済額は164万9,289円で、前年度比較では9万1,180円の増となっております。増額となった主な理由でございますが、骨つぼセットの売り上げが増加したことが主な要因でございます。
  以上の結果、歳入合計は、収入済額が5億201万8,505円で、前年度収入済額4億8,714万6,194円と比較すると、1,487万2,311円の増額となったものでございます。
  続きまして、歳出でございます。決算書8ページ、9ページ、あわせて参考資料1の歳出の表をごらんください。
  初めに、1款1項1目議会費でございますが、予算現額112万円に対し、支出済額は99万2,780円で、不用額は12万7,250円でございます。議会費は、議員報酬、議長交際費及び会議録の印刷製本に要する経費となっております。不用額につきましては、議長交際費の支出が少なかったことや会議録の印刷ページが見込みより少なかったことが主な要因でございます。
  次に、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございますが、予算現額1億3,315万6,000円に対し、支出済額は1億2,323万286円で、不用額は992万5,714円でございます。主な内訳を申し上げますと、1節報酬から4節共済費までは、管理者1名及び副管理者4名と職員10名の人件費でございます。不用額につきましては、技能職員1名が昨年6月に依願退職したため、人件費の支出が減少したことが主な要因でございます。
  次に、11節需用費につきましては、消耗品費、光熱水費及び修繕料などでございます。不用額につきましては、光熱水費の支出が見込みより少なかったことが主な要因でございます。
  次に、10ページ、11ページ、2目施設整備基金費でございますが、予算現額5,861万6,000円に対し、支出済額は同額の5,861万6,000円となっております。施設整備基金費は、毎年度の計画的な積み立てのほか、前年度の繰越金や契約差金などの余剰金を積み立てたものでございます。
  なお、基金残高につきましては、決算書15ページ、財産に関する調書の3、基金の表にありますとおり、平成30年度末残高は1億2,655万3,679円でございます。また、年度別の基金積立額等の状況につきましては、参考資料3のとおりでございます。
  次に、12ページ、13ページ、3款事業費、1項1目事業管理費でございますが、予算現額1億1,177万1,000円に対し、支出済額は1億700万9,993円で、不用額は476万1,007円でございます。事業費につきましては、火葬業務に必要な経費で、消耗品費、燃料費、修繕料、運営のための委託料及び備品購入費でございます。不用額の主なものは、11節需用費で、燃料費が見込みより少なかったことが主な要因でございます。
  次に、4款1項公債費でございますが、予算現額1億8,501万6,000円に対し、支出済額は1億8,501万4,958円で、不用額は1,042円でございます。内訳でございますが、1目元金は、長期債6件の元金償還分として1億8,330万8,796円を、2目利子では、同じく長期債6件の利子償還分として170万6,162円を支出したものでございます。なお、平成30年度末の公債費残高につきましては、参考資料2のとおり2億3,968万8,540円でございます。
  以上の結果、歳出につきましては、歳出合計の欄のとおり、予算現額4億9,983万円に対し、支出済額は4億7,501万3,487円で、不用額は2,481万6,513円となるものでございます。
  それでは、再度5ページにお戻りください。最後に、平成30年度の歳入歳出差引残額でございますが、歳入合計の収入済額5億201万8,505円から、歳出合計の支出済額4億7,501万3,487円を差し引いた額2,700万5,018円が歳入歳出差引残額となるものでございます。この額を令和元年度へ繰り越すものでございます。
  説明は以上でございます。以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
武 幹也議長 続きまして、監査委員から決算審査の報告を願います。
  水井代表監査委員。
水井隆治代表監査委員 代表監査委員の水井でございます。決算審査の報告を申し上げます。
  詳細につきましては、お手元に配付いたしました平成30年度埼葛斎場組合一般会計決算審査意見書のとおりでございますが、去る6月25日に当斎場会議室におきまして、地方自治法第233条第2項の規定によりまして、決算審査を実施いたしました。
  審査対象は、平成30年度埼葛斎場組合一般会計歳入歳出決算並びに決算附属書類といたしまして、埼葛斎場組合一般会計歳入歳出決算事項別明細書、それと実質収支に関する調書、財産に関する調書でございます。
  審査の方法につきましては、決算書及び決算附属書類が関係法令に準拠して作成されているかどうか、また予算が適正かつ効率的に執行されているか、あるいは決算書の計数が正確であるかということにつきまして、関係諸帳簿及び証拠書類との照合等を確認するとともに、関係職員から説明を聴取するなどによりまして審査を実施したところでございます。
  その結果、審査に付されました決算書及び決算附属書類は、いずれも関係法令に準拠して作成され、またその計数も関係諸帳簿及び証拠書類と符合しておりまして、予算執行は適正であると認めたところでございます。
  決算の総額につきましては、歳入が5億201万8,505円、歳出が4億7,501万3,487円で、その歳入歳出差引残高は2,700万5,018円でございます。
  また、30年度末の組合債残高は2億3,968万8,540円となっております。
  結びといたしまして、全国的に財政状況が厳しい中、各構成市町におかれましてもさらなるコスト削減が求められていると思います。本組合におきましても職員が一丸となって一層の効率化に努めるとともに、限られた財源を有効活用し、健全な財政運営が図れるように要望いたしまして、決算審査の報告とさせていただきます。
  以上でございます。
武 幹也議長 ありがとうございました。
  それでは、本案についての質疑を求めます。
  今尾議員。
3番今尾安徳議員 3番の今尾安徳です。議案第4号 平成30年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について何点かお聞きをしてまいります。
  まず、計算書の6から7ページ、歳入について、今ご説明でもありましたように、分担金及び負担金の負担金についてなのですが、こちらは27年度の決算額から30年度までの額の推移について伺います。
  次に、使用料及び手数料についてですけれども、この使用料の中の斎場使用料、収入済額では前年度比較で72万3,000円の増で、今ご説明では火葬件数が147件の増加があったということですけれども、こちらについても同様に27年度決算額からこれまでの額の推移について。そして、もう一点、組合内と外の火葬件数の推移についてお示しをいただきたいと思います。
  次に、10ページからの委託料について、こちらは決算附属資料の12ページのところに委託業務一覧ということで、事業費のほうの委託も含めますと、全部で23件かなと。数えると23件とあると思うのですけれども、このうち一般競争入札で行っているものについては何件あって、その入札に対して何者の応募がそれぞれあったのかについてお示しをいただきたいと思います。
  1回目の最後ですけれども、12ページの公債費について、こちらも先ほど説明でありましたとおり、参考資料の2の未償還元金、最終的な30年度末での公債費の残高が2億3,968万8,540円というふうにあったかと思うのですけれども、この公債費の残高について、過去3年間の推移についてお示しをいただきたいと思います。
  以上です。
武 幹也議長 奈良事務局長。
奈良光雄事務局長 平成30年度埼葛斎場組合一般会計決算認定についてのご質疑に順次お答えいたします。
  まず、計算書6ページ、7ページ、1款1項1目負担金の平成27年度決算額からこれまでの推移でございますけれども、平成27年度は3億1,262万円、平成28年度3億1,206万6,000円、平成29年度3億1,409万8,000円、平成30年度3億1,395万4,000円でございます。
  次に、2款1項1目斎場使用料の平成27年度決算額からこれまでの推移でございますが、平成27年度は4,842万8,000円、平成28年度6,643万7,000円、平成29年度6,823万8,000円、平成30年度6,896万1,000円でございます。
  また、組合内外の件数の推移でございますが、平成27年度は組合内3,175件、組合外558件、平成28年度、組合内3,320件、組合外589件、平成29年度、組合内3,514件、組合外598件、平成30年度、組合内3,663件、組合外596件でございます。
  次に、計算書11ページ及び13ページ、備考欄に記載の業務委託でございます。一般競争入札を行ったのは清掃委託、植栽管理委託、空調設備点検委託、分析委託の4件でございます。
  次に、これらの業務委託の応札件数でございますが、清掃委託が7者、植栽管理委託が11者、空調設備点検委託が8者、分析委託が2者でございます。
  次に、計算書12ページ、4款公債費の過去3年間の推移でございますが、平成28年度1億9,288万3,888円、平成29年度1億8,612万5,732円、平成30年度1億8,501万4,958円。
  以上でございます。
武 幹也議長 3番、今尾安徳議員。
3番今尾安徳議員 ありがとうございます。
  それでは、2回目の質疑を行いますけれども、負担金については27年度から30年度まで、今のご答弁ですと約3億円台でほぼ横ばいの状況で推移しているということを感じました。使用料及び手数料については、27年度と28年度以降では約2,500万円ぐらいですか、ちょうどこの年、28年度から使用料の引き上げがあったということで、収入が増えているのかなと思うのですが、火葬件数を見ても、やはりこの間の中では組合内も組合外も含めて徐々に伸びている状況かなというふうには思います。
  委託料については、今4者について、7者、11者、比較的募集に応募している会社が多いのかなと。恐らく組合内の事業所を対象にかけているのがほとんどだと思うのですけれども、思ったよりも多いので、これは安心をしました。
  公債費については、28年度残高が1億9,288万円、これは払っている金額ですか。この公債費についてなのですけれども、参考資料2のほうにあります6者に関しては、この間の質疑の中でも償還期間がこれからだんだんなくなっていって、最終的に返済額ゼロになると。要は返し終わるというものが増えてくるのかなと思うのですけれども、この間の質疑の中でもこうしたものが完済し終わると、先ほどお聞きした各組合内の自治体の負担金については、これから減少していく傾向にあるのかなというふうに思うのですけれども、使用料と公債費などに係る費用、修繕料とかというのは、入ってくるものに使う目的が違うということで、使用料は修繕、火葬を維持するための費用として必要だということで、約2,500万円の引き上げがされたというふうに思うのですけれども、公債費の減少に伴っては、自治体の負担金というのはこれからだんだん下がっていくという見通しでいいのかどうか、これについてお示しをいただきたいと思います。
武 幹也議長 答弁を求めます。
  奈良事務局長。
奈良光雄事務局長 負担金につきましては、斎場運営経費のうち使用料で賄い切れない経費、いわゆる不足分を負担していただいております。公債費を含む全体的な経費が減少すれば、当然負担金も減少するものというふうに考えております。
  以上でございます。
武 幹也議長 3番、今尾安徳議員。
3番今尾安徳議員 今のご答弁で、やはり使用料以外に賄えないものを、不足額としてその自治体で負担をしてもらうと。もちろん自治体から入ってくるものも市民の方の税金であることは認識はしておりますけれども、ただそうしますと自治体の負担はだんだん減っていくわけです。それで、使用料は先ほどから申し上げているように28年度に年間約2,500万円分の引き上げがされていると。この間、今回の説明の中でもありましたように家族葬も増えていて、もちろん火葬の形態も時代とともに変わってきているとは思うのですが、ただ火葬自体にかかる費用に対する負担感というのも、今の社会情勢の中で各世帯が苦しんでいるのではないかと思うのです。かつてはこの使用料については、規則には定められていても、組合内では実際取らないで運営されていたという時代もあるというふうに聞いていますが、使用料の引き下げも十分に可能ではないかと考えますけれども、これについてはいかがでしょうか。
武 幹也議長 奈良事務局長。
奈良光雄事務局長 利用者から一定の使用料をいただくことは、受益者負担の観点から必要なことであるというふうに考えております。また、料金につきましても、近隣の越谷市斎場、加須市のメモリアルトネ斎場と同等な金額としております。このようなことから、公債費の減少分を使用料の引き下げに反映させることは考えておりません。
  以上でございます。
武 幹也議長 そのほか質疑ありますか。
  12番、栗原勇議員。
12番栗原 勇議員 12番、栗原勇です。歳出のところです。12ページ、3款事業費、1項事業管理費、1目事業管理費の支出済額が1億700万9,993円、この件に関して参考資料を見たほうがわかりやすいので、そちらのほうをごらんください。参考資料の1のところで歳出の3款事業費、1項1目事業管理費1億700万9,993円、これは対前年度比を見ると1,554万6,670円の増となっていますが、この増のわけについてご答弁ください。
武 幹也議長 奈良事務局長。
奈良光雄事務局長 栗原議員のご質疑にお答えいたします。
  参考資料1、歳出の3款事業費、1項1目事業管理費が増加した理由でございますが、火葬炉の長期修繕計画に基づきまして、平成30年度は前年度に比べより大規模な火葬炉の修繕を実施したためでございます。この長期修繕計画につきましては、12年を1サイクルといたしまして、それぞれの機器の耐用年数に応じて年度別に修繕内容を定めているものでございます。このため、各年度で修繕費用が多くなったり少なくなったりしている状況でございます。
  以上でございます。
武 幹也議長 12番、栗原勇議員。
12番栗原 勇議員 大規模な修繕ということで、大規模なというのは従来の修繕と比べると、恐らく違うと思うのです。大規模なについての中身をご答弁ください。
武 幹也議長 奈良事務局長。
奈良光雄事務局長 前年度よりも大規模という意味で解釈していただきたいと思いますけれども、平成30年度に行った火葬炉の修繕内容でございますが、埼葛斎場の火葬炉は焼却時に発生する煙を屋外に出さない設備、バグフィルターというシステムを採用しております。このバグフィルターの中に煙に含まれる不純物を吸着させるためのろ布と呼ばれておりますろ過材の交換を行っております。このろ布につきましては、定期的な清掃を行っておりますが、5年を目安に交換を行っているものでございます。
  また、30年度は火葬炉の外側に設置されておりますガス供給管の交換、火力を調整するための制御弁の交換、バーナー点火用のトラスト交換などをあわせて行ったものでございます。
  以上でございます。
武 幹也議長 12番、栗原勇議員。
12番栗原 勇議員 炉の修繕がされたということですが、今後の修繕の計画についてありましたらお願いします。
武 幹也議長 奈良事務局長。
奈良光雄事務局長 火葬炉修繕の今後の予定ということでございますけれども、12年サイクルの修繕計画の最終段階といたしまして、来年度から3カ年にわたりまして火葬炉内の耐火れんがの積みかえ、いわゆる窯の積みかえを予定しております。あわせて火葬炉内に設置されておりますひつぎを乗せる台車の更新もあわせて行っていく予定でございます。
  以上でございます。
武 幹也議長 そのほか質疑ありますか。
                 〔「なし」と言う人あり〕
武 幹也議長 質疑がないようですので、議案第4号についての質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論を求めます。
  12番、栗原勇議員。
12番栗原 勇議員 12番、栗原勇です。私は、議案第4号 平成30年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について、日本共産党議員を代表して反対の立場から討論します。
  歳入の収入済額は5億201万8,505円、歳出の支出済額は4億7,501万3,487円で、歳入歳出差引残額は2,700万5,018円です。今後も使用料、手数料とも増加傾向が続き、歳入歳出残額は増えていくと思われます。平成30年度決算は平成28年度に火葬炉、式場、待合室などの使用料を値上げした額に基づいての決算となっています。火葬炉使用料は大人で7,000円から1万円、待合室も6,000円から7,000円に引き上げられた額になっています。かつては条例上の使用料規定があるにもかかわらず、使用者が組合市町民である場合には徴収をせず、組合市町が負担を肩がわりするなどの極めて温かい措置をとっていました。長年市町の発展に貢献した方に敬意をあらわすことは、福祉の心と考えます。市民の苦しい暮らしの実態を考えて、使用料の引き下げを求めて反対といたします。
武 幹也議長 そのほか討論。
  10番、栄寛美議員。
10番栄 寛美議員 議席番号10番、栄寛美でございます。議案第4号 平成30年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について、賛成の立場から討論をさせていただきます。
  今回の決算は歳入が約5億201万円で、前年度より約1,487万円の増となり、歳出が約4億7,501万円で前年度より約1,935万円の増となっております。歳入については、前年度より構成市町の負担金で約14万円の減、使用料収入において約38万円の増となりましたが、歳入合計では火葬炉等の修繕費用に充てる繰入金が前年度より大幅に増加し、合計で増となっております。
  歳出につきましても、火葬炉の継続的な安定稼働のために積立金を増やすことや大規模な修繕を行った決算であり、適正なものと考えます。今後も斎場施設全体の修繕費の増大が予想されるところですが、限られた財源を有効かつ効果的に活用しながら、利用者サービスの向上と良好な斎場運営に努められるよう要望させていただいて、賛成討論とさせていただきます。
武 幹也議長 そのほかありますか。
                 〔「なし」と言う人あり〕
武 幹也議長 ないようですので、以上で討論を終結し、採決いたします。
  本案について賛成の議員の起立を求めます。
                 〔起立多数〕
武 幹也議長 起立多数です。
  よって、議案第4号は認定されました。
                                              
    議案第5号 令和元年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)につい
           て
                          
武 幹也議長 日程第7、議案第5号 令和元年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
  事務局、朗読願います。
                 〔事務局朗読〕
武 幹也議長 本案についての説明を求めます。
  奈良事務局長。
奈良光雄事務局長 議案第5号 令和元年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)につきまして説明申し上げます。
  補正予算書の1ページをごらんください。予算の名称については、第1条のとおり平成31年度埼葛斎場組合一般会計予算は、令和元年5月1日以降、令和元年度埼葛斎場組合一般会計予算とするものでございます。
  補正予算の総額は、第2条のとおり、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,700万5,000円を追加し、歳入歳出ともに4億1,846万円とするものでございます。
  次に、補正の内容につきまして説明申し上げます。まず、歳入でございます。6ページ、7ページをごらんください。5款1項1目繰越金の補正額につきましては、平成30年度決算で歳入歳出差引残額が2,700万5,018円と確定いたしましたので、当初予算との差額1,700万5,000円を増額するものでございます。
  次に、歳出でございます。8ページ、9ページをごらんください。2款総務費、1項総務管理費、2目施設整備基金費におきまして1,700万5,000円を増額するものでございます。増額の理由につきましては、今後の緊急的な火葬炉等の施設修繕に対応するため、施設整備基金へ積み立てるものでございます。
  説明は以上でございます。以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
武 幹也議長 本案についての質疑を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
武 幹也議長 ほかに質疑はないようですので、議案第5号についての質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
武 幹也議長 討論がないようですので、討論を終結し、採決いたします。
  本案について賛成の議員の起立を求めます。
                 〔起立全員〕
武 幹也議長 起立全員です。
  よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
                                              
    議案第6号 埼葛斎場組合監査委員の選任につき同意を求めるについて 
武 幹也議長 日程第8、議案第6号 埼葛斎場組合監査委員の選任につき同意を求めるについてを議題といたします。
  事務局、朗読願います。
                 〔事務局朗読〕
武 幹也議長 ここで、地方自治法第117条の規定により、11番、加藤一生議員の退席を求めます。
                 〔11番 加藤一生議員退席〕
武 幹也議長 本案についての説明を求めます。
  石川管理者。
石川良三管理者 議案第6号 埼葛斎場組合監査委員の選任につき同意を求めるについて、提案理由及びその内容につきまして説明申し上げます。
  議会選出の監査委員につきましては、これまで白岡市選出の菱沼あゆ美議員にお願いしてきたところでございますが、平成31年4月30日をもって任期満了となりましたので、新たな監査委員として白岡市選出の加藤一生議員を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項及び埼葛斎場組合規約第12条第2項の規定により、議会の同意をお願いするものでございます。
  加藤議員の略歴につきましては、参考資料4にお示しのとおりでございます。よろしくご同意賜りますようお願い申し上げます。
武 幹也議長 本案についての質疑を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
武 幹也議長 質疑がないようですので、議案第6号についての質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
武 幹也議長 討論がないようですので、討論を終結し、採決します。
  本案について賛成の議員の起立を求めます。
                 〔起立全員〕
武 幹也議長 起立全員です。
  よって、議案第6号は同意することと決しました。
  それでは、入室。
                 〔11番 加藤一生議員着席〕
                                              
    管理者の挨拶
武 幹也議長 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。
  管理者の挨拶を願います。
  石川管理者。
石川良三管理者 本日の定例会にご提案申し上げた議案3件につきまして、議員の皆様におかれましては慎重なるご審議をいただき、いずれも認定、可決、同意を賜り、厚く御礼を申し上げます。議員の皆様から賜りました貴重なご意見を十分尊重し、今後の斎場運営に当たってまいりますので、より一層のご指導、ご協力を心からお願い申し上げます。
  議員の皆様におかれましては、暑さ厳しき折、健康に十分ご留意をいただきご活躍されますことを心から祈念申し上げ、閉会に当たっての挨拶といたします。本日はまことにありがとうございました。
                                              
    閉会の宣告
武 幹也議長 以上で令和元年7月定例会を閉会いたします。
  ありがとうございました。
                                      (午後 2時20分)

 議     長   武     幹  也

 署 名 議 員   栄     寛  美

 署 名 議 員   加  藤  一  生