議 事 日 程 (第1号)

                         令和2年7月21日(火曜日)午後1時30分開会

    開会と開議                                       
    新議員の紹介                                      
    仮議席の指定                                      
    管理者の挨拶                                      
第 1 議席の指定                                       
第 2 会議録署名議員の指名                                  
第 3 会期の決定                                       
第 4 諸般の報告                                       
第 5 議長の選挙                                       
第 6 議案第7号上程、説明、質疑、討論、採決                         
第 7 議案第8号上程、説明、質疑、討論、採決                         
第 8 議案第9号上程、説明、質疑、討論、採決                         
第 9 議案第10号上程、説明、質疑、討論、採決                        
第10 議案第11号上程、説明、質疑、討論、採決                        
    管理者の挨拶                                      
    閉  会                                        
                                              
出席議員(13名)
    1番   秦  野     博  議員     2番   河  井  美  久  議員
    3番   今  尾  安  徳  議員     4番   山  田  孝  夫  議員
    5番   石  川  敏  子  議員     6番   山  口  剛  一  議員
    7番   秦     邦  雄  議員     8番   仁  部  前  崇  議員
    9番   松  本  栄  一  議員    10番   海 老 原  光  男  議員
   11番   加  藤  一  生  議員    12番   栗  原     勇  議員
   13番   荒  木  洋  美  議員

欠席議員(なし)
                                              
地方自治法第121条の規定による説明者
 管  理  者   春 日 部 市 長    石   川   良   三
 副 管 理 者   蓮 田 市 長    中   野   和   信
    〃      白 岡 市 長    小   島       卓
    〃      杉 戸 町 長    古   谷   松   雄
    〃      春日部市副市長    種   村   隆   久
 会 計 管 理 者   春日部市会計管理者  土   渕       浩
 代 表 監査委員              水   井   隆   治
 事 務 局 長              奈   良   光   雄
 担 当 課 長   春日部市環境政策課長 矢   野   仁   史
    〃      蓮田市みどり環境課長 町   井   孝   行
    〃      白岡市環境課長    大   橋   寛   枝
    〃      杉戸町環境課長    小 野 寺       満
                                              
職務のため出席した職員
           埼葛斎場組合事務局  山   ア       旭
           次長兼管理担当主幹



                                              
    開会及び開議の宣告
秦 邦雄副議長 ただいまから令和2年7月埼葛斎場組合議会定例会を開会いたします。
  これより本日の会議を開きます。
                                      (午後 1時28分)
                                              
    新議員の紹介
秦 邦雄副議長 このたび新たに組合議員として選出された春日部市の秦野博議員、山口剛一議員、海老原光男議員、荒木洋美議員を紹介いたします。
  ただいま紹介申し上げた議員のご挨拶を願います。
  初めに、秦野博議員、お願いします。
秦野 博議員 春日部市議会、秦野博でございます。今後ともよろしくお願いいたします。
秦 邦雄副議長 次に、山口剛一議員、お願いします。
山口剛一議員 春日部市議会議員の山口剛一と申します。不慣れでございますが、どうぞご指導のほどよろしくお願いいたします。
秦 邦雄副議長 次に、海老原光男議員、お願いします。
海老原光男議員 皆さん、こんにちは。ご紹介いただきました春日部市議会の海老原でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
秦 邦雄副議長 次に、荒木洋美議員、お願いします。
荒木洋美議員 皆様、こんにちは。春日部市議会の荒木洋美でございます。よろしくお願いいたします。
秦 邦雄副議長 ありがとうございました。
                                              
    仮議席の指定
秦 邦雄副議長 新たに議員が選出されましたので、ただいまご着席の議席を仮議席に指定いたします。
                                              
    管理者の挨拶
秦 邦雄副議長 管理者の挨拶を願います。
  石川管理者。
石川良三管理者 本日は、令和2年7月埼葛斎場組合議会定例会をお願い申し上げましたところ、議員の皆様には公私ともご多忙にもかかわらずご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。
  今定例会に提案申し上げます議案は、条例の一部改正について1件、埼玉県市町村総合事務組合規約の変更について1件、令和元年度決算認定について1件、令和2年度補正予算について1件及び人事案件について1件の5議案でございます。
  議員におかれましては、慎重審議の上、認定、可決あるいは同意を賜りますようお願い申し上げ、開会に当たっての挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
                                              
    議席の指定
秦 邦雄副議長 日程第1、議席の指定をいたします。
  会議規則第3条第2項及び第3項の規定により、ただいまご着席の仮議席を議席に指定いたします。
                                              
    会議録署名議員の指名
秦 邦雄副議長 日程第2、会議録署名議員の指名をいたします。
  会議規則第73条の規定により、
    3番  今 尾 安 徳 議員
    4番  山 田 孝 夫 議員
 を指名します。
                                              
    会期の決定
秦 邦雄副議長 日程第3、会期の決定を議題といたします。
  この際、お諮りします。7月定例会の会期は本日1日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
秦 邦雄副議長 ご異議なしと認めます。
  よって、会期は本日1日間と決しました。
                                              
    諸般の報告
秦 邦雄副議長 日程第4、諸般の報告をいたします。
  地方自治法第121条の規定により、本定例会における説明者の出席を求めたところ、お手元に配付してあるとおり報告がありましたので、ご了承願います。
                                              
    議長の選挙
秦 邦雄副議長 日程第5、議長の選挙を行います。
  お諮りします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
秦 邦雄副議長 ご異議なしと認めます。
  よって、選挙の方法は指名推選で行うことと決しました。
  お諮りします。指名方法につきましては、副議長が指名することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
秦 邦雄副議長 ご異議なしと認めます。
  よって、副議長が指名することに決しました。
  議長に河井美久議員を指名します。
  お諮りします。ただいま議長に指名した河井美久議員を当選人として定めることにご異議ありませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
秦 邦雄副議長 ご異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名した河井美久議員が議長に当選されました。
  ただいま議長に当選された河井美久議員が議場にいらっしゃいますので、会議規則第31条第2項の規定により、議長当選の告知をします。
  当選されました河井美久議員の議長就任のご挨拶をお願いいたします。
河井美久議員 ただいまご推挙をいただきました河井美久でございます。議長として埼葛斎場組合議会の円滑な運営に全力で取り組んでまいりたいと思います。つきましては、議員各位並びに執行部各位のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、就任の挨拶といたします。ありがとうございました。
秦 邦雄副議長 ありがとうございました。これをもって議長を交代いたします。
  河井議員、議長席にお着きください。
  ご協力ありがとうございました。
                 〔副議長、議長と交代〕
                                              
    議案第7号 埼葛斎場組合監査委員に関する条例の一部改正について  
河井美久議長 議事を進めます。
  日程第6、議案第7号 埼葛斎場組合監査委員に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
  事務局、朗読を願います。
                 〔事務局朗読〕
河井美久議長 本案について説明を求めます。
  事務局長。
奈良光雄事務局長 議案第7号 埼葛斎場組合監査委員に関する条例の一部改正について、提案理由及びその主な内容につきまして説明申し上げます。
  議案書の1ページを御覧ください。初めに、提案理由でございますが、地方自治法の一部改正に伴い、請求または要求による監査の規定を改正したく提案するものでございます。
  次に、条例の主な内容につきまして説明申し上げます。議案書2ページを御覧ください。条例第4条第1項及び第2項の規定に引用している地方自治法第243条の2の規定が第243条の2の2に条移動いたしましたので、改正を行うものでございます。
  附則につきましては、この条例の施行期日を公布の日からとするものでございます。
  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
河井美久議長 本案についての質疑を求めます。質疑はありませんか。
                 〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 質疑がないようですので、議案第7号についての質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 討論がないようですので、討論を終結いたします。
  本案について賛成の議員の起立を求めます。
                 〔起立全員〕
河井美久議長 起立全員です。
  よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
                                              
    議案第8号 埼玉県市町村総合事務組合規約の変更について      
河井美久議長 日程第7、議案第8号 埼玉県市町村総合事務組合規約の変更についてを議題といたします。
  事務局、朗読を願います。
                 〔事務局朗読〕
河井美久議長 本案についての説明を求めます。
  事務局長。
奈良光雄事務局長 議案第8号 埼玉県市町村総合事務組合規約の変更について、提案理由及びその主な内容につきまして説明申し上げます。
  議案書3ページを御覧ください。提案理由でございますが、鴻巣行田北本環境資源組合の名称変更に伴い、埼玉県市町村総合事務組合規約を変更することについて協議したいので、地方自治法第290条の規定により提案するものでございます。
  次に、同組合規約の変更内容につきまして説明申し上げます。議案書4ページを御覧ください。別表第1及び別表第2中、鴻巣行田北本環境資源組合を彩北広域清掃組合に改めるものでございます。
  附則につきましては、埼玉県知事の許可のあった日から施行し、変更後の同組合規約の規定は令和2年4月1日から適用するものでございます。
  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
河井美久議長 本案についての質疑を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 質疑がないようですので、議案第8号についての質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 討論がないようですので、討論を終結し、採決します。
  本案について賛成の議員の起立を求めます。
                 〔起立全員〕
河井美久議長 起立全員です。
  よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
                                              
    議案第9号 令和元年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について    
河井美久議長 日程第8、議案第9号 令和元年度埼葛斎場組合一般会計決算認定についてを議題といたします。
  事務局、朗読をお願いします。
                 〔事務局朗読〕
河井美久議長 本案についての説明を求めます。
  事務局長。
奈良光雄事務局長 議案第9号 令和元年度埼葛斎場組合一般会計決算認定につきまして、決算書、決算附属資料、参考資料により、その主な内容を説明申し上げます。
  初めに、歳入でございます。決算書の6ページ、7ページ、併せて参考資料1の歳入の表を御覧ください。1款分担金及び負担金、1項1目負担金でございますが、収入済額2億5,881万円に対し、前年度収入済額は3億1,395万4,000円、前年度比較では5,514万4,000円の減となっております。減額となった主な理由でございますが、歳出での公債費の減額が主な要因でございます。
  なお、構成市町の負担割合など詳細につきましては、決算附属資料3ページのとおりでございます。
  次に、2款使用料及び手数料、1項使用料でございますが、収入済額1億2,897万2,870円に対し、前年度収入済額は1億2,932万7,870円で、前年度比較では35万5,000円の減となっております。増減の内訳でございますが、1目斎場使用料が42万7,000円の増、2目小動物炉使用料が29万1,000円の増、3目待合室等使用料が107万3,000円の減、4目財産使用料につきましては増減なし。以上により、前年度比較で35万5,000円の減となったものでございます。
  減額となった主な理由でございますが、待合室等使用料の減が主な要因でございますけれども、近年家族葬が多くなっており、待合室などを利用しない方が増えたため減少したものと考えております。火葬実績等、詳細につきましては、決算附属資料の4ページから11ページのとおりでございます。
  次に、3款財産収入、1項財産運用収入でございますが、収入済額2万8,271円に対し、前年度収入済額は1万8,731円で、前年度比較では9,540円の増となっております。増となった主な理由でございますが、この財産収入は施設整備基金の預金利子で、基金残額が増加したことが主な要因でございます。
  次に、4款1項1目繰入金でございますが、収入済額291万5,000円に対し、前年度収入済額は2,548万8,000円で、前年度比較では2,257万3,000円の減となっております。繰入金は火葬炉等の修繕費用に充てるため、施設整備基金を取り崩して繰り入れるものでございますが、前年度と比較し、修繕費用が減額となったことが主な要因でございます。
  次に、5款1項1目繰越金でございますが、収入済額2,700万5,018円に対し、前年度収入済額は3,148万9,435円で、前年度比較では448万4,417円の減となっております。繰越金の比較は、平成30年度から令和元年度への繰越額と平成29年度から30年度への繰越額の比較でございます。
  次に、6款諸収入、1項1目雑入でございますが、収入済額173万7,326円に対し、前年度収入済額は174万469円で、前年度比較では3,143円の減で、ほぼ前年度並みでございます。
  以上の結果、歳入合計は、収入済額が4億1,946万8,485円で、前年度収入済額5億201万8,505円と比較すると、8,255万20円の減額となったものでございます。
  続きまして、歳出でございます。決算書8ページ、9ページ、併せて参考資料1の歳出の表を御覧ください。初めに、1款1項1目議会費でございますが、予算現額112万6,000円に対し、支出済額は101万4,122円で、不用額は11万1,878円でございます。
  議会費は、議員報酬、議長交際費及び会議録の印刷製本に要する経費となっております。不用額につきましては、構成市町の議員選挙の影響で議員報酬が減額となったことや会議録の印刷ページが見込みより少なかったことが主な要因でございます。
  次に、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございますが、予算現額1億5,404万6,000円に対し、支出済額は1億3,460万6,102円で、不用額は1,943万9,898円でございます。主な内訳を申し上げますと、1節報酬から4節共済費までは、管理者1名及び副管理者4名と職員9名の人件費でございます。不用額につきましては、人事異動により職員手当などが減少したことが主な要因でございます。
  次に、11節需用費につきましては、消耗品費、光熱水費及び修繕料などでございます。不用額につきましては、修繕費の支出が見込みより少なかったことが主な要因でございます。
  次に、10ページ、11ページ、13節委託料につきましては、備考欄に記載のとおりで例年と同様に行っておりますが、一番下と2番目の業務委託、財務会計システム7節廃止改修委託と論文試験採点業務委託につきましては、新規に行ったものでございます。不用額につきましては、契約差金などでございます。
  次に、12ページ、13ページ、2目施設整備基金費でございますが、予算現額5,568万9,000円に対し、支出済額は同額の5,568万9,000円となっております。施設整備基金費は、例年の計画的な積立てのほか、前年度の繰越金や契約差金などの余剰金を積み立てたものでございます。
  なお、基金残高につきましては、決算書15ページ、財産に関する調書の3、基金の表にありますとおり、令和元年度末残高は1億7,932万7,679円でございます。また、年度別の基金積立額等の状況につきましては、参考資料3のとおりでございます。
  次に、3款事業費、1項1目事業管理費でございますが、予算現額9,214万1,000円に対し、支出済額は8,532万2,659円で、不用額は681万8,341円でございます。事業費につきましては、火葬業務に直接必要な経費で、消耗品費、燃料費、修繕料、運営のための委託料及び備品購入費でございます。不用額の主なものは、11節需用費で、燃料費が見込みより少なかったことが主な要因でございます。
  次に、4款1項公債費でございますが、予算現額1億530万7,000円に対し、支出済額は1億530万5,383円で、不用額は1,617円でございます。なお、令和元年度末の公債費残高につきましては、参考資料2のとおり1億3,493万6,448円でございます。
  以上の結果、歳出につきましては、歳出合計の欄のとおり、予算現額4億1,846万円に対し、支出済額は3億8,207万9,766円で、不用額は3,638万234円となるものでございます。
  それでは、再度5ページにお戻りください。最後に、令和元年度の歳入歳出差引残額でございますが、歳入合計の収入済額4億1,946万8,485円から、歳出合計の支出済額3億8,207万9,766円を差し引いた額3,738万8,719円が歳入歳出差引残額となるものでございます。この額を令和2年度へ繰り越すものでございます。
  説明は以上でございます。以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
河井美久議長 引き続きまして、監査委員から決算審査の報告をお願いします。
  水井代表監査委員。
水井隆治代表監査委員 代表監査委員の水井でございます。決算審査のご報告を申し上げます。
  詳細につきましては、お手元に配付いたしました令和元年度埼葛斎場組合一般会計決算審査意見書のとおりでございますが、去る6月25日、当斎場会議室におきまして、地方自治法第233条第2項の規定により、決算審査を実施いたしました。
  審査の対象につきましては、令和元年度埼葛斎場組合一般会計歳入歳出決算並びに決算附属書類として、埼葛斎場組合一般会計歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書でございます。
  審査の方法につきましては、決算書及び決算附属書類が関係法令に準拠して作成されているかどうか、予算が適正かつ効率的に執行されているか、また決算書の計数が正確であるかということにつきまして、関係諸帳簿及び証拠書類との照合等を確認するとともに、関係職員から説明を聴取するなどにより、審査を実施したところでございます。
  その結果、審査に付された決算書及び決算附属書類は、いずれも関係法令に準拠して作成され、またその計数も関係諸帳簿及び証拠書類と符合しており、予算執行は適正であると認めるところでございます。
  決算の総額につきましては、歳入が4億1,946万8,485円、歳出が3億8,207万9,766円で、歳入歳出差引残高は3,738万8,719円でございます。
  また、令和元年度末の組合債の残高につきましては、1億3,493万6,448円という状況になっております。
  結びといたしまして、全国的に財政状況が厳しい中、各構成市町におかれましてもさらなるコスト削減が求められていると思われます。本組合につきましても、職員一丸となって一層の効率化に努めるとともに、限られた財源を有効活用し、さらに健全な財政運営を図れますよう要望いたしまして、決算審査の報告とさせていただきます。
  以上でございます。
河井美久議長 ありがとうございました。
  それでは、本案についての質疑を求めます。
  5番、石川敏子議員。
5番石川敏子議員 決算について何点かご質問いたします。
  まず1つ目には、公債費増えているという中で負担金が減っていますが、使用料の値上げが平成28年に行われ、この値上げ前と、それからこの決算の負担金との差はどのぐらいあるのか、どうなっているのか明らかにしていただきたいと思います。
  それと、この間の負担金の最高額というのは一体どのぐらいあったのか明らかにしていただきたいと思います。
  3つ目には、公債費の減少で負担金が減ってきますが、使用料を以前のように免除するという考えはないのかどうか、どのように考えていらっしゃるのか明らかにしてください。
  それと、4つ目には、使用料について待合室などの減少がありますが、主な要因、先ほど家族葬が多いということでありましたが、どういう状況なのか明らかにしてください。
  それと、5つ目なのですが、11ページにあります委託料の中に、ここは確認なのですが、委託料がありまして、非常用電源装置点検委託料とあります。この間、あちこちで相当水害が起きている中で、この斎場にある非常用電源が水没する可能性というのはないのかどうか、そこはきちんと確保されているのかどうか、その点だけ明らかにしてください。
  以上です。
河井美久議長 事務局長。
奈良光雄事務局長 議案第9号 令和元年度埼葛斎場組合一般会計決算認定についてのご質疑に順次お答えいたします。
  まず、決算書2ページ、負担金でございますが、使用料改定前の平成27年度の負担金は3億1,262万円で、今回の負担金決算額よりも5,381万円多い状況でございます。
  次に、負担金の最高額につきましては、平成22年度の3億2,490万円でございます。
  次に、決算書2ページ、使用料でございますが、公債費が減った分、使用料を以前のように免除すべきではないのかということでございますけれども、利用者から一定の使用料を頂くことは受益者負担の観点から必要なことと考えております。また、料金につきましても近隣の斎場と同等の金額としているところでございます。このようなことから、公債費の減少分を使用料の引下げに反映させることは考えておりません。
  次に、同じく使用料について、待合室などが減少している主な要因でございますが、近年通夜、告別式を近親者のみの少人数で行う、いわゆる家族葬というものが増えておりますことから、待合室を使わないご葬家が増えているためというふうに考えております。
  次に、非常用電源でございますけれども、斎場の非常用電源は火葬棟北側1階、発電機室というところに設置をしております。この非常用発電が冠水することはないのかということでございますけれども、現在の施設を開設した平成19年以降、斎場が冠水したことは一度もございません。また、春日部市道路管理課に確認したところ、埼葛斎場の周辺道路の標高は約8メートルということで、春日部駅西口の約6メートルと比べますと、約2メートル春日部駅西口よりも高いような状況でございます。さらに、斎場周辺にはまだまだ田んぼなどの農地も存在していることから、台風などの大雨による冠水はまずないものと考えております。
  以上でございます。
河井美久議長 5番、石川敏子議員。
5番石川敏子議員 再質問させていただきます。
  負担金が、この間公債費が相当なくなってきているという中で、減ってきているわけですが、2,500万円を基金に積み立てるということで使用料の値上げが行われました。それよりも多額の差引残高となっています。3,700万円以上の黒字だと私は思うのですが、黒字が出ているという中で、先ほど言った使用料の減免というのは検討する余地があるのではないかというふうに思いますので、そこはもう一度お答えください。
  それと、先ほど負担金の最高額を教えていただいたのですが、最低額は幾らだったのか。今回ではなさそうなので、もう一回お答えいただければと思います。
  それと、火葬の費用の使用料を無料にしている斎場もあると聞いていますので、これについてはどこなのか、無料としている斎場はどこなのかを明らかにしてください。
  それと、使用料の減額については、コロナの影響というのはあるのかないのか。また、3月の決算ということで、コロナの影響が出る前に多分進めているのだと思うのですが、今どういう状況なのか。コロナの斎場に及ぼす影響というのはどんなものがあるのか、幾つかお知らせをいただければと思います。
  先ほど非常用電源については、冠水の恐れはないというふうにおっしゃっていたのですが、春日部のハザードマップというか、予想の中では、全くここは水没しないというふうになっているのでしょうか。すみません、その点を。
  以上。
河井美久議長 事務局長。
奈良光雄事務局長 再度のご質疑にお答えいたします。
  まず、歳入歳出差引残額、後の繰越金でございますが、これはその年の使用料収入、歳出における予算額に対しての不用額などにより、不確定な要素が大きいものでございます。また、使用料値上げ分の年間2,500万円につきましては、計画的かつ着実に行わなければならない火葬炉の修繕費用でございます。このようなことから、使用料を値下げして繰越金を火葬炉の修繕費用に充てるといったことは考えてはおりません。
  次に、負担金の最低額ということでございますが、これは今年度の負担金の額でございます。
  次に、県内で使用料を無料としておりますのは、県内公営火葬場20か所のうち、川越市斎場1か所でございます。なお、上尾伊奈斎場つつじ苑につきましては、令和2年度、今年度から有料となっております。
  次に、新型コロナウイルス感染症の使用料への影響でございますが、感染拡大を防止するため、参列者の人数をできるだけ少なくするようお願いを始めましたのが3月中旬頃でございましたので、今回の決算には大きな影響はなかったものと考えております。
  それから、春日部市のハザードマップの関係でございますけれども、これは利根川が決壊した場合の冠水量ということになっておりますけれども、利根川が決壊した場合の春日部駅西口の浸水量が1メートルから2メートルということとなっているのに対しまして、斎場周辺の浸水量は50センチ以下ということでございます。なお、また斎場の建物は周辺道路よりも約1メートル高くなっておりますので、ハザードマップによると利根川が決壊しても床下浸水等には至らないものと考えております。ただ、利根川が決壊いたしますと、職員や火葬従事者が通勤できないということが想定されますので、通常の業務は難しくなるものと考えております。
  以上でございます。
河井美久議長 ほかに質疑ありませんか。
  12番、栗原勇議員。
12番栗原 勇議員 12番、栗原勇です。4点質疑をいたします。
  歳出の2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、13節委託料の件です。決算の附属資料では、13ページになります。1点目ですけれども、財務会計システム保守委託料271万3,836円について、システム管理というものはどういうものでしょうか。
  2点目、財務会計システム7節廃止改修委託料49万5,000円の概要についてご説明ください。
  3点目、決算附属資料の12ページから14ページのところですけれども、特に委託料、契約方法で制限つきというものがあるのですけれども、その制限つきというのはどのような制限なのかご答弁ください。
  4点目、契約年数について、単年度あるいは複数年度とあると思いますが、単年度の契約の委託名をご答弁ください。
  以上、1回目の質疑を終わります。
河井美久議長 事務局長。
奈良光雄事務局長 栗原議員のご質疑に順次お答えいたします。
  まず、決算書11ページ、13節委託料の財務会計システム保守委託料でございますが、このシステム保守につきましては、執行管理、予算編成、決算書の作成などを行うシステムでございます。このシステムは、サーバーなどの電算機器を業者側が保有し、斎場職員はそこにアクセスして使用する、いわゆるクラウド型のサービス提供でございます。さらに、この業務委託では専門のヘルプデスクにより、操作方法の説明やシステムにトラブルが発生した場合の対応などを随時行っているところでございます。
  次に、財務会計システム7節廃止改修委託料でございますが、これは地方自治法施行規則の改正によりまして、歳入歳出予算の款項の区分及び目の区分変更があり、7節賃金が廃止され、7節以降が繰上げとなったものでございます。これを受けまして、総務省及び埼玉県からの通知により、7節廃止のシステム変更を行ったものでございます。具体的な改修内容といたしましては、節番号の繰上げにより、令和元年以前との継続性が保てるよう改修を行ったものでございます。
  次に、決算附属資料12ページから14ページの委託業務でございます。この中の契約方法で、制限付一般競争入札の制限でございますが、清掃委託、植栽管理委託、空調設備点検委託、消防設備点検委託の4件につきましては、構成市町内に本店を有するもの、また分析委託につきましては埼玉県内に本支店または営業所を有するものとしたものでございます。
  次に、単年度契約の委託ということでございますが、清掃委託、植栽管理委託、空調設備点検委託、昇降機保守点検委託、自動扉保守点検委託、浄化槽保守管理委託、非常用発電装置点検委託、貯水槽清掃委託、健康診断委託、ホームページ管理委託、定期報告点検調査委託、財務書類作成支援業務委託、財務会計システム7節廃止改修委託、論文試験採点業務委託、3款事業費では火葬炉設備保守点検委託、熱交換器清掃委託の合わせて16の委託を単年度契約で行っているところでございます。
  以上でございます。
河井美久議長 12番、栗原勇議員。
12番栗原 勇議員 2回目の質疑を行います。
  財務会計に関連する経費について、システムを初期の設定から令和元年度の保守委託、書類作成支援委託、システム変更等に要した経費の総額は幾らになるでしょうか。
  2つ目の質疑ですけれども、分析委託について、制限付一般競争入札6者となっていますが、組合内の応募者は何者あったのかご答弁ください。
  3点目、制限つきとした訳についてご説明ください。
  以上で2回目の質疑を終わります。
河井美久議長 事務局長。
奈良光雄事務局長 再度のご質疑にお答えいたします。
  まず、財務会計システムに関連する経費の総額でございますが、財務会計システムにつきましては平成28年から導入いたしまして、現在までの導入費及び保守管理費は898万8,044円、財務書類作成支援業務委託につきましては平成29年度から実施いたしまして、現在までに564万6,000円、システム変更につきましては元号の変更で42万1,200円、7節廃止の改修で49万5,000円、これらを全て合わせますと総額で1,555万244円でございます。
  次に、分析委託でございますが、組合内業者の応札はゼロでございます。
  それから、制限つきとした理由でございますけれども、入札における斎場の業務はできるだけ組合内の事業者にお願いしたいところではございますが、分析委託のように斎場ならではの特殊な業務になりますと、入札に参加したい、参加していただける組合内業者が少ないのが現状でございます。こうしたことから、入札による競争性を確保するためにも制限の枠を県内まで広げたものでございます。
  以上でございます。
河井美久議長 12番、栗原勇議員。
12番栗原 勇議員 3回目の質疑を行います。
  財務会計に関連して、総額が1,555万244円ということで、相当な額ですけれども、この財務会計システムのメリットについてはどのようにお考えでしょうか。
  それから、組合内という制限つきの委託が3件ありました。先ほどのご答弁の中で、できるだけ組合内でお願いしたいというふうな理由からということですが、ほかに組合内という制限つきの委託は考えられるものはあるでしょうか、その件についてご答弁ください。
  以上です。
河井美久議長 事務局長。
奈良光雄事務局長 再度のご質疑にお答えいたします。
  まず、財務会計システムのメリットでございますが、会計処理を電算化することで、今までの手書きの伝票処理に比べ、事務効率が格段に向上するとともに、予算決算などの事務処理も正確かつ迅速に行えるようになったものでございます。
  次に、制限付一般競争入札の関係でございますが、制限を組合内業者ではなく県内まで広げているのは分析委託のみということでございます。この制限では、県内ということで当然組合内業者も入札に参加できますので、今後組合内業者が複数入札に参加するようになった場合には、制限の枠を組合内にすることも検討してまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
河井美久議長 ほかにございませんか。
                 〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 質疑がないようですので、議案第9号についての質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論を求めます。
  3番、今尾安徳議員。
3番今尾安徳議員 3番、今尾安徳です。議案第9号 令和元年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について、日本共産党議員を代表して反対討論を行います。
  平成28年度から火葬炉、式場、霊安室、待合室の使用料をそれぞれ組合内、組合外を含めて値上げをしました。火葬炉使用料は組合内で1万円となり、当時の県内最高額となりました。現在も使用料を取らない斎場も1か所あることも今質疑で明らかとなりました。待合室使用料は減額となっており、家族葬が増えている。この決算では、新型コロナの影響は大きくはないようですが、さらにこうしたことが拍車をかけて、葬儀代を出すのにも苦労をしている市民の皆さんの暮らしを思うと胸が痛みます。
  一方で、市町の負担金は年々減少傾向です。建設費用の償還が順次終わり、今後さらに減少は見込まれています。負担金の最高額は平成22年度の3億2,490万円、また平成27年度、値上げ前は3億1,262万円でした。この決算額が最低ということで、この27年度との差額でも5,381万円ということでした。この減少分を使用料に充てさえすれば、使用料の引下げは十分に可能です。
  かつては、条例上の使用料規定があるにもかかわらず、使用者が組合の市町の民である場合には徴収をせず、組合市町が負担を肩代わりするなど、極めて温かい措置を取っていました。市民の苦しい暮らしの実態に寄り添い、長年市町の発展に貢献した方が安心して利用できるようにすることこそ福祉の増進につながります。使用料の引下げ、無料化を改めて強く求めます。
  以上を指摘して、この議案に反対します。
河井美久議長 ほかにありますか。
  10番、海老原光男議員。
10番海老原光男議員 議席番号10番、海老原光男です。議案第9号 令和元年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について、賛成の立場から討論します。
  今回の決算は、歳入が約4億1,900万円で前年度より約8,200万円の減となり、歳出が約3億8,200万円で前年度より約9,300万円の減となっております。これは前年度に比べ、歳出と公債費と火葬炉修繕費用が大幅に減少したため、歳入の負担金及び繰入金も減少となったものです。監査意見書にありましたが、また将来の修繕費用となる施設整備基金の積立てについても計画的に行っており、適正なものと考えます。
  今後も斎場施設の修繕費の増大が予想されるところですが、限られた財源を有効かつ効果的に活用しながら、利用者サービスの向上と良好な斎場運営に努められるよう要望し、賛成討論といたします。
河井美久議長 ほかにありませんか。
                 〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 ないようですので、以上で討論を終結し、採決をします。
  本案について賛成の議員の起立を求めます。
                 〔起立多数〕
河井美久議長 起立多数です。
  よって、議案第9号は認定されました。
  ここで、水井代表監査委員は所用があり退席いたします。しばらくお待ちください。
                                              
    議案第10号 令和2年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)につ
            いて
                        
河井美久議長 日程第9、議案第10号 令和2年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)についてを議題とします。
  事務局、朗読をお願いします。
                 〔事務局朗読〕
河井美久議長 本案についての説明を求めます。
  事務局長。
奈良光雄事務局長 議案第10号 令和2年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)につきまして説明申し上げます。
  補正予算書の1ページを御覧ください。今回の補正予算につきましては、第1条第1項のとおり、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,738万8,000円を追加し、歳入歳出ともに4億5,109万2,000円とするものでございます。
  次に、補正の内容につきまして説明いたします。まず、歳入でございます。6ページ、7ページを御覧ください。5款1項1目繰越金の補正額につきましては、令和元年度決算で歳入歳出差引残額が3,738万8,719円と確定いたしましたので、当初予算との差額2,738万8,000円を増額するものでございます。
  次に、歳出でございます。8ページ、9ページを御覧ください。2款総務費、1項総務管理費、2目施設整備基金費におきまして2,738万8,000円を増額するものでございます。増額の理由につきましては、今後の緊急的な火葬炉等の施設修繕に対応するため、施設整備基金へ積立てを行うものでございます。
  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
河井美久議長 本案についての質疑を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 質疑がないようですので、議案第10号についての質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 討論がないようですので、討論を終結し、採決いたします。
  本案について賛成の議員の起立を求めます。
                 〔起立全員〕
河井美久議長 起立全員です。
  よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
                                              
    議案第11号 埼葛斎場組合監査委員の選任につき同意を求めるについて
河井美久議長 日程第10、議案第11号 埼葛斎場組合監査委員の選任につき同意を求めるについてを議題といたします。
  事務局、朗読をお願いします。
                 〔事務局朗読〕
河井美久議長 本案についての説明を求めます。
  石川管理者。
石川良三管理者 議案第11号 埼葛斎場組合監査委員の選任につき同意を求めるについて、提案理由及びその内容につきまして説明申し上げます。
  埼葛斎場組合監査委員のうち、識見を有する監査委員、水井隆治氏は、令和2年7月28日をもって任期満了となりますので、引き続き埼葛斎場組合監査委員に選任いたしたく、地方自治法第196条第1項及び埼葛斎場組合規約第12条第2項の規定により、議会の同意をお願いするものでございます。
  水井氏の略歴につきましては、参考資料4にお示しのとおりでございます。
  よろしくご同意賜りますようお願い申し上げます。
河井美久議長 本案についての質疑を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 質疑がないようですので、議案第11号についての質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論を求めます。
                 〔「なし」と言う人あり〕
河井美久議長 討論がないようですので、討論を終結し、採決いたします。
  本案について賛成の議員の起立を求めます。
                 〔起立全員〕
河井美久議長 起立全員です。
  よって、議案第11号は同意することと決しました。
                                              
    管理者の挨拶
河井美久議長 以上をもちまして、本日の日程は全部終了しました。
  管理者の挨拶を願います。
  石川管理者。
石川良三管理者 本日の定例会にご提案申し上げました議案5件につきまして、議員の皆様におかれましては慎重なるご審議をいただき、いずれも承認、可決、同意を賜り、厚く御礼を申し上げます。議員の皆様から賜りました貴重なご意見を十分尊重し、今後の斎場運営に当たってまいりますので、より一層のご指導、ご協力を心からお願い申し上げます。
  議員の皆様におかれましては、暑さ厳しき折、健康に十分ご留意をいただきご活躍されますことを心から祈念申し上げ、閉会の挨拶といたします。本日は誠にありがとうございました。
                                              
    閉会の宣告
河井美久議長 以上で令和2年7月定例会を閉会いたします。
  ありがとうございました。
  なお、次回の2月定例会は来年の2月12日を予定しておりますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
                                      (午後 2時30分)


 議     長   河  井  美  久

 副  議  長   秦     邦  雄

 署 名 議 員   今  尾  安  徳

 署 名 議 員   山  田  孝  夫