議 事 日 程 (第1号)
令和4年7月22日(金曜日)午後1時30分開会
開会と開議
新議員の紹介
仮議席の指定
管理者の挨拶
第 1 議席の指定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 会期の決定
第 4 諸般の報告
第 5 議長の選挙
第 6 議案第8号上程、説明、質疑、討論、採決
第 7 議案第9号上程、説明、質疑、討論、採決
管理者の挨拶
閉 会
出席議員(12名)
2番 今 尾 安 徳 議員 3番 金 子 進 議員
4番 鈴 木 貴 美 子 議員 5番 石 川 敏 子 議員
6番 中 村 貴 彰 議員 7番 近 藤 純 枝 議員
8番 仁 部 前 崇 議員 9番 中 村 匡 志 議員
10番 吉 田 稔 議員 11番 加 藤 一 生 議員
12番 木 佐 木 照 男 議員 13番 荒 木 洋 美 議員
欠席議員(1名)
1番 永 田 飛 鳳 議員
地方自治法第121条の規定による説明者
管 理 者 春 日 部 市 長 岩 谷 一 弘
副 管 理 者 蓮 田 市 長 山 口 京 子
〃 白 岡 市 長 藤 井 栄 一 郎
会 計 管 理 者 春日部市会計管理者 森 田 英 生
代 表 監査委員 水 井 隆 治
事 務 局 長 村 田 誠
担 当 課 長 春日部市環境政策課長 山 崎 員 弘
〃 蓮田市みどり環境課長 松 永 恭 武
〃 白岡市環境課長 関 根 啓 文
〃 杉戸町環境課長 小 野 寺 満
職務のため出席した職員
埼葛斎場組合事務局 山 ア 旭
次長兼管理担当主幹
◎開会及び開議の宣告
鈴木貴美子副議長 ただいまから令和4年7月埼葛斎場組合議会定例会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
(午後 1時30分)
◎新議員の紹介
鈴木貴美子副議長 このたび新たに組合議員として選出された春日部市の永田飛鳳議員、今尾安徳議員、金子進議員、中村貴彰議員、吉田稔議員、荒木洋美議員をご紹介いたします。
ただいまご紹介申し上げた議員のご挨拶をお願いいたします。
初めに、今尾安徳議員、お願いいたします。
今尾安徳議員 皆さん、こんにちは。春日部市選出の今尾安徳です。よろしくお願いいたします。
鈴木貴美子副議長 次に、金子進議員、お願いいたします。
金子 進議員 春日部市議会選出の金子進でございます。よろしくお願いいたします。
鈴木貴美子副議長 次に、中村貴彰議員、お願いいたします。
中村貴彰議員 春日部市議会選出の中村貴彰と申します。先輩にご指導いただきながら、何かお役に立てるように努力してまいります。よろしくお願いいたします。
鈴木貴美子副議長 次に、吉田稔議員、お願いいたします。
吉田 稔議員 同じく春日部市議会議員の吉田稔でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
鈴木貴美子副議長 最後に、荒木洋美議員、お願いいたします。
荒木洋美議員 皆様、こんにちは。春日部市議会選出の荒木洋美でございます。よろしくお願いいたします。
鈴木貴美子副議長 ありがとうございました。
なお、永田飛鳳議員は本日欠席でございます。
◎仮議席の指定
鈴木貴美子副議長 新たに議員が選出されましたので、ただいまご着席の議席を仮議席に指定いたします。
◎管理者の挨拶
鈴木貴美子副議長 管理者の挨拶をお願いいたします。
岩谷管理者。
岩谷一弘管理者 皆様、こんにちは。管理者を仰せつかっております春日部市長、岩谷一弘でございます。本日は、令和4年7月埼葛斎場組合議会定例会をお願い申し上げましたところ、議員の皆様には公私ともご多用にもかかわらずご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。
今定例会にご提案申し上げます議案は、令和3年度決算認定について1件、令和4年度補正予算について1件、以上2議案でございます。
議員の皆様におかれましては、慎重審議の上、認定、可決を賜りますようお願い申し上げ、開会に当たってのご挨拶とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
◎議席の指定
鈴木貴美子副議長 日程第1、議席の指定をいたします。
会議規則第3条第2項及び第3項の規定により、ただいまご着席の仮議席を議席に指定いたします。
◎会議録署名議員の指名
鈴木貴美子副議長 日程第2、会議録署名議員の指名をいたします。
会議規則第73条の規定により、
12番 木佐木 照 男 議員
13番 荒 木 洋 美 議員
を指名いたします。
◎会期の決定
鈴木貴美子副議長 日程第3、会期の決定を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
7月定例会の会期は本日1日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
鈴木貴美子副議長 異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日間と決しました。
◎諸般の報告
鈴木貴美子副議長 日程第4、諸般の報告をいたします。
事務局長。
村田 誠事務局長 本日お手元に配付しました出席者一覧表の副管理者である杉戸町の古谷松雄町長が体調不良により欠席しておりますので、ご報告を申し上げます。
以上でございます。
鈴木貴美子副議長 次に、地方自治法施行令第150条第3項において準用する同令第146条第2項の規定により、令和3年度埼葛斎場組合一般会計事故繰越繰越計算書を配付しましたので、ご報告いたします。
◎議長の選挙
鈴木貴美子副議長 日程第5、議長の選挙を行います。
この際、お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
鈴木貴美子副議長 異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選で行うことと決しました。
お諮りいたします。指名方法につきましては、副議長が指名することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
鈴木貴美子副議長 異議なしと認めます。
よって、副議長が指名することに決しました。
議長に3番、金子進議員を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま議長に指名した金子進議員を当選人として定めることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
鈴木貴美子副議長 異議なしと認めます。
よって、ただいま指名した金子進議員が議長に当選されました。
ただいま議長に当選された金子進議員が議場にいらっしゃいますので、会議規則第31条第2項の規定により、議長当選の告知をいたします。
当選されました金子進議員の議長就任のご挨拶をお願いいたします。
金子 進議員 ただいま皆様方のご推挙をいただきまして、議長に就任することになりました金子進でございます。議長として埼葛斎場組合議会の円滑な運営に全力で取り組んでまいりますので、議員各位並びに執行部各位の皆様のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、就任の挨拶といたします。よろしくお願いいたします。
鈴木貴美子副議長 ありがとうございました。これをもって議長を交代いたします。
金子議員、議長席にお着きください。
ご協力ありがとうございました。
〔副議長、議長と交代〕
◎議案第8号 令和3年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について
金子 進議長 それでは、議事を進めます。
日程第6、議案第8号 令和3年度埼葛斎場組合一般会計決算認定についてを議題といたします。
事務局、朗読願います。
〔事務局朗読〕
金子 進議長 本案について説明を求めます。
事務局長。
村田 誠事務局長 議案第8号 令和3年度埼葛斎場組合一般会計決算認定につきまして、決算書並びに参考資料により、その主な歳入歳出の状況を説明申し上げます。なお、前年度決算との比較につきましては、参考資料をご参照願います。
初めに、歳入についてご説明申し上げます。決算書の6ページ、7ページを御覧ください。1款分担金及び負担金、1項1目負担金でございますが、調定額、収入済額ともに2億836万6,000円でございます。なお、構成市町の負担割合など詳細につきましては、決算附属資料3ページのとおりでございます。前年度比較では150万4,000円の減となっております。減額となった主な理由でございますが、歳出での公債費の一部を完済したことが主な要因でございます。
次に、2款使用料及び手数料、1項使用料でございますが、調定額、収入済額ともに1億3,934万3,870円でございます。内訳でございますが、1目斎場使用料が7,980万5,000円、2目小動物炉使用料が1,607万9,000円、3目待合室等使用料が4,341万円、4目財産使用料が4万9,870円でございます。前年度比較では1,303万9,000円の増となったものでございます。増額となった主な理由でございますが、組合内外ともに火葬件数の増、待合室等使用件数の増が主な要因でございます。火葬実績詳細につきましては、決算附属資料の4ページから11ページのとおりでございます。
次に、3款財産収入、1項財産運用収入でございますが、調定額、収入済額ともに1万7,998円でございます。この財産収入は、施設整備基金の預金利子でございます。前年度比較では8,329円の減となっております。減額となった主な理由でございますが、この財産収入は施設整備基金の預金利子で、定期預金額利率の減によることが主な要因でございます。
次に、4款1項1目繰入金でございますが、調定額、収入済額ともに7,656万円でございます。前年度比較では396万円の増となっております。繰入金は火葬炉等の修繕費用に充てるため、施設整備基金を取り崩して繰り入れるものでございますが、火葬炉の修繕料が増額となったために、増額となったものでございます。
次に、5款1項1目繰越金でございますが、調定額、収入済額ともに1,898万1,336円でございます。この繰越金は、令和2年度から令和3年度への繰越金でございます。前年度比較では1,840万7,383円の減となっております。
次に、6款諸収入、1項1目雑入でございますが、調定額、収入済額ともに173万3,096円でございます。施設内の自動販売機設置電気実費代や骨つぼセット代でございます。前年度比較では24万6,385円の増となっております。増額の主な理由でございますが、骨つぼセットの増などが主な要因でございます。
以上、歳入合計欄のとおり、調定額、収入済額ともに4億4,500万2,300円となったものでございます。前年度比較では267万4,327円の減でございます。
続きまして、歳出についてご説明申し上げます。決算書8ページ、9ページを御覧ください。1款1項1目議会費でございますが、予算現額113万9,000円に対し、支出済額は102万7,150円で、不用額は11万1,850円でございます。
議会費は、議員報酬、議長交際費及び会議録の印刷製本に要する経費となっております。不用額につきましては、交際費の支出がなかったことや会議録の印刷ページが見込みより少なかったことが主な要因でございます。
次に、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございますが、予算現額1億1,982万4,000円に対し、支出済額は1億966万1,705円で、不用額は972万2,295円でございます。支出済額の前年度比較では232万8,951円の減となっております。減額となった主な理由でございますが、職員の人事異動などによる給与、職員手当の減などによるものでございます。
主な内訳を申し上げますと、1節報酬から4節共済費までは、管理者1名及び副管理者4名と職員7名の人件費でございます。不用額につきましては、人事異動等により職員手当などが減少したことが主な要因でございます。
次に、10節需用費につきましては、消耗品費、光熱水費及び修繕料などがございます。不用額につきましては、消耗品費や例規集追録代の支出が見込みより少なかったことが主な要因でございます。
次に、10ページ、11ページをお開きください。12節委託料につきましては、備考欄に記載のとおりで例年と同様になっております。不用額につきましては、契約差金などでございます。
次に、2目施設整備基金費でございますが、予算現額4,503万3,000円に対し、支出済額は同額の4,503万3,000円となっております。支出済額の前年度比較では1,860万8,000円の減となっております。施設整備基金費は、毎年度の計画的な積立てのほか、前年度の繰越金や契約差金などの余剰金を積み立てたものでございます。
決算書15ページを御覧ください。基金残高につきましては、財産に関する調書の3、基金の表にありますとおり、令和3年度末残高は1億3,884万1,679円でございます。また、年度別の基金積立額等の状況につきましては、参考資料2のとおりでございます。
恐れ入ります。決算書12ページ、13ページにお戻りください。3款事業費、1項1目事業管理費でございます。予算現額1億8,814万1,000円に対し、支出済額は1億8,309万747円で、不用額は505万253円でございます。支出済額の前年度比較では270万9,656円の増となっております。増額となった主な理由でございますが、火葬炉の改修計画に基づき、4基の火葬炉の改修を実施したことによるものでございます。事業費につきましては、火葬業務に必要な経費で、消耗品費、燃料費、修繕料、運営のための委託料及び備品購入費でございます。不用額の主なものは、10節需用費で、消耗品費の支出が見込みより少なかったことが主なものでございます。
次に、4款1項公債費でございますが、予算現額6,379万1,000円に対し、支出済額は6,379万188円で、不用額は812円でございます。支出済額の前年度比較では773万7,797円の減となっております。なお、令和3年度末で完済しております。
歳出合計の欄のとおり、予算現額4億2,807万9,000円に対し、支出済額は4億273万9,790円で、不用額は2,489万9,210円となるものでございます。支出済額の前年度比較では2,595万5,501円の減となっております。
14ページを御覧ください。実質収支に関する調書となってございます。歳入総額4億4,500万2,300円、歳出総額4億273万9,790円、歳入歳出差引残額4,226万2,510円となるものでございますが、翌年度に繰り越すべき財源として、事故繰越し繰越額が44万円ございますので、実質収支額につきましては4,182万2,510円となるものでございます。
以上をもちまして、令和3年度埼葛斎場組合一般会計決算認定の提案説明といたします。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
金子 進議長 引き続きまして、監査委員から決算審査の報告をお願いします。
水井代表監査委員。
水井隆治代表監査委員 代表監査委員の水井でございます。これより決算審査の報告を申し上げます。
詳細につきましては、お手元に配付いたしました令和3年度埼葛斎場組合一般会計決算審査意見書のとおりでございます。去る6月27日、当斎場会議室におきまして、地方自治法第233条第2項の規定により、決算審査を実施いたしました。
審査の対象は、令和3年度埼葛斎場組合一般会計歳入歳出決算並びに決算附属書類といたしまして、埼葛斎場組合一般会計歳入歳出決算事項別明細書、それと実質収支に関する調書、財産に関する調書でございます。
審査の方法につきましては、決算書及び決算附属書類が関係法令に準拠して作成されているかどうか、予算が適正かつ効率的に執行されているか、また決算書の計数が正確であるかということにつきまして、関係諸帳簿及び証拠書類との照合等を確認するとともに、関係職員から説明を聴取するなどにより審査をしたところでございます。
その結果、審査に付された決算書及び決算附属書類は、いずれも関係法令に準拠して作成され、またその計数も関係諸帳簿及び証拠書類と符合しておりまして、予算執行は適正であると認めるところでございます。
決算の総額につきましては、歳入が4億4,500万2,300円、歳出が4億273万9,790円で、歳入歳出差引残高は4,226万2,510円で、翌年度繰越し財源は44万円、実質収支額4,152万2,510円でございます。
また、令和3年度をもって全ての組合債の返済が完了しております。令和4年3月末の基金残高は1億3,884万1,679円となっております。
結びといたしまして、全国的に財政状況が厳しい中、各構成市町におきましても、さらなるコスト削減が求められていると思います。本組合におきましても、職員が一丸となって一層の効率化に努めるとともに、限られた財源を有効活用し、健全な財政運営を図られますように要望いたしまして、決算審査報告とさせていただきます。
以上でございます。
金子 進議長 ありがとうございました。
それでは、本案についての質疑を求めます。
9番、中村匡志議員。
9番中村匡志議員 それでは、議案第8号 令和3年度埼葛斎場組合一般会計決算認定案についての質疑を行います。
令和3年度埼葛斎場組合一般会計決算書8ページないし9ページの歳出、第2款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費、第10節需用費の収支済額2,442万2,000円のうち、例規集追録代77万6,050円につきお尋ねいたします。
令和3年度に行われた条例改正は、令和4年2月定例会において行われた4件のみであり、その他同定例会において行われた規約変更1件を含めても5件にすぎません。なぜ例規集追録代がこのように高額となったのか、お尋ねいたします。委託先の業者、追録の件数及び単価を含めてご答弁ください。また、業者の選定は、地方自治法234条1項のいずれの方法によったのかも併せてお答えください。
金子 進議長 答弁を求めます。
事務局長。
村田 誠事務局長 議案第8号 令和3年度埼葛斎場組合一般会計決算認定についてのご質疑に答弁を申し上げます。
決算書8ページ、9ページの需用費、例規集追録代についてですが、例規集追録代につきましては、条例、規則等に改正があった際に、当組合が例規集作成業者へ情報提供いたしまして、業者が例規集データベースの更新等をするための費用でございます。例規集追録代が高額となった理由でございますが、令和3年度は、条例、規則等の全面的な見直しを行ったため、追録を行った条例等が23件、172.5ページとなったことによるものでございます。単価は、1ページ当たり3,800円でございます。委託業者は、第一法規株式会社でございます。
選定した経緯でございますが、平成21年度に当組合の条例等を縦書きから左横書きに改めることに伴い、例規集の全面改訂を行いました。その際に、4者による指名競争入札を行った結果、第一法規株式会社が落札したものでございます。その後は、例規集追録のほか、同社が保有するサーバー上に当組合の例規集のデータベースを作成し、同社が保守管理及び更新を行い、当組合のホームページで例規集を公開するなどしていることから、同社と随意契約を締結しているところでございます。
以上でございます。
金子 進議長 9番、中村匡志議員。
9番中村匡志議員 合計23件、172.5ページの追録を単価3,800円で第一法規株式会社に随意契約により依頼、同社はデータベースの保守管理、更新を担当とのことで了解いたしました。
そこで、これらの点につき再質問いたします。当方もデータベースのほうを確認させていただきまして、先ほど申し上げました令和3年度に行われた条例改正4件については、確かに改正が反映されていることを確認できました。他方、埼玉県市町村総合事務組合規約については、データベースの登録はないようですので、合計で4件ということかと存じます。そういたしますと、残り19件は、規則、規程等の改正かと推察いたします。
そこで、お尋ねいたしますが、今回どのような規則、規程等について、いかなる改正が行われたのか、主要なものを挙げていただきながら、具体的にご答弁いただければと存じます。
また、今後についてでございますが、議会は組合の立法作用を執行部と分担する機関であるとともに、執行部のチェックを担当する機関でもありますので、規則、規程等の改正が行われた場合に、議会がそれを知らないということがあってはよろしくないように思います。そこで、今後は、規則、規程等の改正について、定例会ごとにその概要を一覧できるような形で情報提供をいただくのがよろしいかと存じますが、いかがでしょうか。
金子 進議長 答弁を求めます。
事務局長。
村田 誠事務局長 再度のご質疑に対しましてお答えします。
条例以外の19件の規則、規程等の主要なものでございますが、埼葛斎場組合斎場の設置及び管理に関する条例施行規則、埼葛斎場組合において制定する規則のうち、春日部市規則を準用する規則、埼葛斎場組合長期継続契約を締結することができる契約を定める条例施行規則など6規則の新規制定、埼葛斎場組合事務局組織規則、埼葛斎場組合契約規則などの6規則の一部改正、埼葛斎場予約システム取扱い規程、埼葛斎場組合職員勧奨退職取扱い規程など5規程の一部改正の合わせて17件の規則、規程に加えまして、埼葛斎場組合監査基準と2月定例会におきまして議員提出議案として提案、可決されました管理者の専決処分事項の指定についての2件で、合計19件でございます。
続きまして、規則、規程の改正があった場合に、議会へ情報提供したほうがよいのではないかということでございますが、構成市町ではどのような対応をしているのか参考にさせていただきながら、どのような対応が可能なのか検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
金子 進議長 9番、中村議員。
9番中村匡志議員 19件の規則、規程等の内容については了解いたしました。
埼葛斎場組合において制定する規則のうち、春日部市規則を準用する規則についても内容を確認させていただいたところ、現在15本の春日部市規則が準用されているようです。この点については、今年の1月頃に木村前事務局長より事前に打診があり、当初は条例についても準用条例を制定したいとのお話でしたが、それでは組合議会の存在意義がなくなりますよ、春日部の議会で条例案が可決されれば、自動的に組合の条例が改正されるのであれば、組合議会など要らないという話になってしまいます。そんなことは断じて認められませんと当方としては反対の意向をお伝えしました。
岩谷正管理者をはじめとする管理者側でもこの点を酌んでいただき、結局準用条例の話はなくなったものと聞いておりまして、ご配慮に心より感謝申し上げる次第です。
これに対し、規則については知らない間に準用規則が制定されていたことに一抹の驚きはありますが、いずれにいたしましても組合の正管理者は春日部市の岩谷市長でございますので、規則制定権者は実質的に同じであり、事務局の負担軽減の観点からも準用規則については容認してもよろしいのではないかと思います。その代わり、超えてはいけない一線のほうはしっかりと守っていただきたいと思います。
次に、規則、規程等の改正に関する議会への情報提供については、ご検討いただけるとのことで、ぜひよろしくお願いいたします。
構成市町での対応を参考にしながらということですので、少し白岡市のことをお話しいたしますと、条例上は特にこの点議会に特段の情報提供をしなければならないという規定は、管見の限り見当たりませんが、運用上、市の重要な施策については、条例事項以外であっても全員協議会において事前の協議や速やかな報告がなされております。会議規則等の条例の文言のみにとらわれず、広く構成市町の実際の運用をお調べいただければと存じます。
以上で終わります。ありがとうございました。
金子 進議長 ほかにございますか。
5番、石川敏子議員。
5番石川敏子議員 5番の石川です。決算認定について何点かお尋ねをいたします。
まず、1つ目には、実質収支が4,182万2,510円となっています。以前、大分前に実施していました組合内の火葬については無料となっていました。これだけの実質収支が出ているということであれば、負担金があとどのぐらいあれば火葬の組合内の無料化が図られるのかお知らせください。
それと、13ページにあります修繕費についてです。修繕費、令和4年度の小動物のレンガの積み替えが終われば、ほぼほぼ12年間の修繕が終わるということになっているのだと思うのですが、今後、どういうふうに、また同じような形で修繕が行われていくのだと思うのですが、小さい修繕も含めて今後の予定などがありましたらば、明らかにしてください。
それと、3つ目には、燃料費、電気代についてです。9ページにあります電気料、それから13ページにありますガス代なのですが、この相当の値上げが起きているという中で、令和3年度はどのぐらいの影響があったのか、一番安いところと高いところを明らかにしていただきたいと思います。
以上です。
金子 進議長 答弁を求めます。
事務局長。
村田 誠事務局長 石川議員の質疑に順次お答えいたします。
実質収支4,182万2,510円あるが、以前実施していた火葬を組合内無料とすると、負担金はどのくらいあればできると見ているかにつきましてでございますが、今回の実質収支におきましては、前年度より増額となったものの、斎場組合の予算は埼葛斎場組合規約におきまして、組合の経費は組合事業により生じる使用料及びその他の収入を充て、なお不足すると認められるときは、組合市町が負担すると定められております。つまり、斎場運営経費のうち使用料等の組合の収入で賄い切れない経費、いわゆる不足分を構成市町に負担していただいております。
決算上は執行残が実質収支額となっているところですので、この数値が小さい年度もあれば、大きめの年度もあるなど、不安定な状況ですので、この実質収支を見込んだ使用料の引下げ等はすべきではないと考えております。
また、利用者から一定の使用料をいただくことは、受益者負担の観点から必要なことと考えております。また、料金につきましても近隣の斎場と同等であり、適正な額と考えておりますので、使用料の引下げについては考えてございません。以上です。
続きまして、決算書13ページ、修繕費についてですが、令和3年度は、前年度に引き続き人体火葬炉のレンガの全体積み替えを行いました。今後の修繕の予定ということでございますが、本年度、4年度に行う小動物火葬炉のレンガの全体積み替え等により、12年をワンサイクルとする火葬炉の長期修繕計画が一周し、令和5年度以降は、そのサイクルの2周目ということになります。実施する修繕につきましては、毎年行っている火葬炉の保守点検により内容を決定するものでございます。以上でございます。
続きまして、燃料費単価の推移についてでございますが、決算書8ページ、9ページの需用費、電気料につきましては、令和3年度中の最低単価は令和3年4月の23.17円、最高単価は令和4年3月の29.00円ということで、伸び率が25.16%になったところでございます。
次に、決算書12ページ、13ページの需用費、燃料費、ガス代でございますが、令和3年度中の最低単価は令和3年5月の79.10円、最高単価は令和4年2月の116.78円、伸び率は47.64%になったところでございます。
以上でございます。
金子 進議長 5番、石川議員。
5番石川敏子議員 再質問させていただきます。
実質収支がその年によって違うということでありますが、今までのことを考えれば、公債費もなくなり、ほぼほぼ総計が減ることはあっても増えることはなくなってきているのではないかという中で、こういうコロナ禍の状況なんかもあって、相当いろんなところで値上げが大きく行われている中で、住民の最期のお悔やみということで、無料にすることを検討する必要があるのではないかというふうに思っているのですが、そこはどのように、受益者負担で負担するのは当然だというお答えなのですが、そこは検討する余地があるのではないか、また県内でも無料にしている自治体がないわけではないというふうに思うのですが、そこは無料になっているところはどこがあるのか、明らかにしていただければと思います。
以上です。
金子 進議長 答弁を求めます。
事務局長。
村田 誠事務局長 先ほども申し上げましたとおり、執行残が実質収支額増となったり、小さいという年もございます。非常に不安定な状況でございます。その中で安定稼働させていく、そういったことを考えた上で、やはり実質収支を見込んだ部分のものとすれば、使用料の引下げ等はすべきではないというふうに考えております。
以上でございます。
金子 進議長 よろしいですか。
〔「無料のところはあるんですか」と言う人あり〕
金子 進議長 無料の施設はあるのか。
事務局長。
村田 誠事務局長 大変申し訳ございません。今、手元のほうに資料がございませんので、ちょっと申し上げることができません。
金子 進議長 では、後でまた報告ということでよろしいですか。
次に、2番、今尾安徳議員。
2番今尾安徳議員 議案第8号 令和3年度埼葛斎場組合一般会計決算について、何点かお聞きをします。
まず、決算附属資料の1ページの火葬実績が合計4,638体、それでこのうち減免が200体というふうに記載されておりますけれども、過去3年間の推移がどうなっているのかお尋ねをいたします。
また、このうち、この年度で結構ですので、コロナで亡くなられた方がどの程度おられるのか、一番多かった月と少なかった月はどうかということについてお願いします。
次に、附属資料の3ページの負担金についてなのですが、市町別の負担金表の記載がこの附属資料にありますけれども、過去3年間の決算額の推移と、これ人口割と世帯数割という2種類の計算方式になっておりますが、この2つの計算方法にしている理由はどうなのか。県内でほかの団体で同じ計算式のところはあるのか。また、ほかでは、多分人口割1つというところが多いのではないかなと思うのですけれども、ほかのところではどうなっているのか、お尋ねをいたします。
次に、4、5と6、7ページ、使用料についてということですけれども、これ4、5ページ、組合内と、組合外が6、7ページと実績が出ておりますが、この年度の実績における値上げ前との差額、先ほども出ていましたけれども、値上げ前との差額はどういうふうになるのか、お願いをいたします。
次に、12、13ページの委託業務一覧によれば、これ組合内事業者への委託件数は12件のようですけれども、この間の組合内の件数の推移についてはどうなっているのか、過去3年程度でお示しをいただきたい。
最後ですけれども、決算書の8、9ページ、先ほどもちょっと出ていましたが、需用費の中の電気料が約1,438万円ということですけれども、前からこの中で提案というか、話もしておりますけれども、LED化がこの年度あったのかどうか、それについてお伺いいたします。
金子 進議長 答弁を求めます。
事務局長。
村田 誠事務局長 議案第8号 令和3年度埼葛斎場組合一般会計決算認定についてのご質疑に順次お答え申し上げます。
まず、決算附属資料1ページの火葬実績でございますが、過去3年間の推移につきましては、平成30年度が4,259体、減免175体でございます。令和元年度は4,216体、減免188体でございます。令和2年度は4,314体、減免198体でございます。
次に、令和3年度におけるコロナでの火葬実績でございますが、80体でございます。一番多かった月は、令和4年2月で26体、少なかった月につきましては令和3年の11月と12月のゼロでございます。
続きまして、決算書6ページ、7ページの負担金でございますが、決算附属資料3ページの市町別負担金でございますが、過去3年間の負担金につきましては、平成30年度が3億1,395万4,000円、令和元年度が2億5,881万円、令和2年度が2億987万円でございます。負担金の算出方法を人口割と世帯数割、2つの計算方法にしている理由につきましては、組合の設立当初からこの算出方法を用いておりますが、その経緯や理由については、記録が残っておりません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
他の団体における負担金算出方法につきましては、県内公営斎場のうち火葬場のみを共同処理している一部事務組合は、埼葛斎場組合を含めて4組合ございます。それぞれ経費の負担の算出方法は全て異なっております。越生町、毛呂山町、鶴ヶ島市、鳩山町及び坂戸市で構成する広域聖苑組合では、平等割100分の10、人口割100分の90となっております。加須市、久喜市、幸手市及び宮代町で構成する広域利根斎場組合では、定率割、加須市100分の8、久喜市100分の8、幸手市100分の2、宮代町100分の2、人口割100分の40、利用件数割100分の40となっております。飯能市、狭山市及び日高市で構成する広域飯能斎場組合では、均等割100分の5、人口割100分の95となっているところでございます。
次に、料金改定前との差額につきましては、料金改定前、平成27年度の使用料単価を用いて令和3年度実績の件数で計算しますと、斎場使用料が6,158万円となり、差額は1,822万5,000円でございます。他の使用料も同じように計算しますと、小動物火葬の使用料が1,288万5,000円で差額が319万4,000円、待合室等使用料が3,695万8,000円で差額が645万2,000円となっています。使用料全体で1億1,142万3,000円となり、差額が2,787万1,000円となるものでございます。
続きまして、決算附属資料12ページから14ページ、委託業務一覧についてでございますが、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、12節委託料と、3款事業費、1項事業管理費、1目事業管理費、12節委託料がございます。両方合わせた件数等の過去3年間の推移でございますが、平成30年度は委託総数23件、組合内事業者件数9件でございます。令和元年度につきましては、委託総数24件、組合内事業者件数9件でございます。令和2年度につきましては、委託総数21件、組合内事業者件数9件でございます。
以上でございます。
次に、決算書8ページ、9ページ、需用費、電気料についてでございますが、令和3年度につきましては、照明器具の老朽化や部分的な故障等がございません。既存の電球等もまだ多数残っていることから、LED化はございませんでした。
以上でございます。
金子 進議長 2番、今尾議員。
2番今尾安徳議員 ありがとうございました。まず、火葬件数については、平成30年度が4,259件で、そのうち減免が175体になっていると、元年度は4,216件で188体、2年度が4,314件で98体と、この年度は4,638体で、うち減免200体ということで、印象的には、やはりコロナが起きてからの状況から考えると、減免件数としてはやはり微増しているのかなというふうに思います。それだけやはり困窮している方も増えているのではないかなというふうには思うのですけれども、そういった状況が分かりました。
また、使用料については、差額で総額では約2,789万円、当初年間で2,500万円の修繕料ということで、大体それと同じような額だということが分かりました。
負担金についてなのですけれども、設立当初の状況で記録が残っていないということで、その記録が残っていないということは分かりました。また、ほかの団体もだいぶ計算方式がいろいろとあるのだなと、逆にすごく細かいところがあるということが分かりましたけれども、これはやはり人口割一本とかで分かりやすくしてもいいのではないかなと思うのですが、この人口割一本にできないのかについてお伺いをします。
以上です。
金子 進議長 事務局長。
村田 誠事務局長 再度のご質疑に対しまして、お答えをさせていただきます。
負担金の割合について、人口割一本にできないかとのことでございますが、先ほどお答えいたしましたとおり、現在の算出方法は組合の設立当初から用いておりますが、その経緯や理由については記録が残っておりません。そのため、負担割合の算出方法を変更するということになれば、負担金の額に影響が出ますので、構成市町それぞれの考え方、そのようなことがあるかと思われます。また、参考となる他の団体の算出方法につきましても、それぞれ独自の算出方法を用いていますことから、今尾議員ご指摘の人口割一本という方法も含めて、どのような負担割合がよいのかにつきましても、組合の今後の課題の一つとして研究してまいりたいと考えております。
以上です。
金子 進議長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
金子 進議長 質疑がないようですので、議案第8号についての質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論を求めます。
2番、今尾安徳議員。
2番今尾安徳議員 議案第8号 令和3年度埼葛斎場組合一般会計決算について、日本共産党議員を代表して反対の立場から討論をします。
今回、質疑の中や報告の中で実質収支が4,182万2,510円ですか、ということで分かりました。こうした中で利益が上がっているけれども、その利用料の減免というか、負担を減らすということについては、引き下げる考えはないと、安定的な運営をしていきたいということでした。
しかし、かつては条例上の使用料規定がありながら、組合の市町民には負担を肩代わりするという形で、極めて温かい措置を取っていたという時期がありました。今、コロナ禍やロシアによる戦争の長期化、また異次元の金融緩和による円安誘導などによって、輸入に頼らざるを得ない、特に食料品、先ほど燃料代の話もありましたけれども、こういったものの高騰が続いています。さらに、賃金は上がらず年金も下げられているという中で、市民の暮らしはますます苦しくなっていると考えざるを得ません。こういうときこそ使用料の引下げ、無料化こそ行うべきだと思います。
以上を述べて、この議案に反対します。
金子 進議長 ほかにありますか。
10番、吉田稔議員。
10番吉田 稔議員 議席番号10番、吉田稔です。議案第8号 令和3年度埼葛斎場組合一般会計決算認定について、賛成の立場から討論させていただきます。
令和3年度の決算に関しまして、まず歳入については約4億4,500万円となり、前年度より約267万円の減額となっております。主な内容ですが、使用料及び手数料は、件数の増加により約1,303万円の増額、火葬炉の修繕に対応するための施設整備基金からの繰入金が約396万円の増額となりましたが、公債費の減額による分担金及び負担金が約150万円の減額、繰越金が前年度比較で約1,840万円の減額となり、全体で減額となっております。
続いて、歳出についてですが、約4億273万円で、前年度より約2,595万円の減額となっております。こちらの主な内容については、火葬炉の修繕計画に基づき修繕に要する経費や燃料費が増額となりましたが、施設整備基金への積立金が約1,860万円の減額、借入金の償還計画に基づき公債費が完済となり、減額となったことで、全体での減となりました。
令和3年度においても施設の安定的かつ安全な運営に向けた計画的な修繕等を実施するなど、適正な予算執行となっております。今後におきましても、斎場施設の計画的な修繕費が予想されるところでございます。引き続き限られた財源を有効かつ効果的に活用しながら、利用者サービスの向上と良好な斎場運営に努められることを要望いたしまして、賛成討論といたします。
金子 進議長 ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
金子 進議長 討論がないようですので、以上で討論を終結し、採決をいたします。
本案について賛成の議員の起立を求めます。
〔起立多数〕
金子 進議長 起立多数です。
よって、議案第8号は認定されました。
ここで、水井代表監査委員は所用のため退席いたします。
◎議案第9号 令和4年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)につい
て
金子 進議長 日程第7、議案第9号 令和4年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
事務局、朗読を願います。
〔事務局朗読〕
金子 進議長 本案についての説明を求めます。
事務局長。
村田 誠事務局長 議案第9号 令和4年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)につきまして説明申し上げます。
補正予算書の1ページを御覧ください。今回の補正予算につきましては、第1条第1項のとおり、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,381万3,000円を追加し、歳入歳出ともに3億4,709万4,000円とするものでございます。
次に、補正の内容につきまして説明させていただきます。まず、歳入でございます。8ページ、9ページを御覧ください。4款1項1目繰入金の補正額につきましては、施設整備基金繰入金に199万1,000円を増額し、4,105万1,000円とするもので、これは施設修繕に充てるものでございます。
5款1項1目繰越金の補正額につきましては、令和3年度決算で歳入歳出差引残額が4,182万2,510円と確定いたしましたので、当初予算との差額3,182万2,000円を増額するものでございます。
次に、歳出でございます。10ページ、11ページを御覧ください。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、需用費の電気料におきまして367万9,000円を増額するものでございます。増額の理由につきましては、電気料金単価の上昇と電気量の増加によるものでございます。
2款総務費、1項総務管理費、2目施設整備基金費におきまして1,891万5,000円を増額するものでございます。増額の理由につきましては、今後の緊急的な火葬炉等の施設修繕に対応するため、施設整備基金へ積み立てるものでございます。
3款事業費、1項事業管理費、1目事業管理費の需用費の燃料費におきまして922万8,000円を増額するものでございます。増額の理由につきましては、ガス料金単価の上昇とガス量の増加によるものでございます。
同じく需用費の修繕料でございますが、199万1,000円を増額するものでございます。増額の理由につきましては、当初見積りより火葬炉の原材料費等の高騰の影響によるものでございます。
次に、5ページ、第2表、債務負担行為補正につきましては、火葬業務委託について令和4年度中に複数年契約を締結するため設定するものでございます。
以上で埼葛斎場組合令和4年度一般会計補正予算(第1号)の提案説明といたします。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
金子 進議長 本案について質疑を求めます。
5番、石川敏子議員。
5番石川敏子議員 5番の石川です。一般会計補正予算につきまして、何点かお尋ねいたします。
まず、5ページにあります債務負担行為について、火葬業務委託料が計上されていますが、契約方法と契約時期、また委託内容の中身の変更はあるのかどうかを含めてお答えください。
2つ目には、11ページに基金積立金があります。基金積立金1,891万5,000円ありますが、これにつきましては実質収支額が決算で4,182万2,510円とありました。この中から基金積立金を出しているのではないかというふうに思いますが、実質収支の残り額というのはどのようになるのか、明らかにしてください。
また、3つ目なのですが、先ほどの決算でもお尋ねしましたが、11ページの電気料、それから燃料費について、ガス代と相当大幅な値上げが起きているのではないかというふうに思いますので、年度当初予定していた額と今現在どのぐらいの値上げが起きているのか、その点を明らかにしていただきたいと思います。
以上です。
金子 進議長 答弁を求めます。
事務局長。
村田 誠事務局長 議案第9号 令和4年度埼葛斎場組合一般会計補正予算(第1号)についてのご質疑に答弁をさせていただきます。
初めに、補正予算書5ページ、債務負担行為の火葬業務委託でございますが、契約時期につきましては、11月から12月頃を想定しております。契約方法につきましては、これから検討してまいります。
委託内容につきましては、これまで行っていた火葬業務、通夜管理業務、待合室湯茶サービス業務、火葬炉設備保守点検業務、熱交換器清掃業務について、細かな点で見直しをするほか、これまで別の委託としていた残灰処理委託を火葬業務委託に加える予定で考えております。
続きまして、補正予算書11ページ、施設整備基金費、基金積立金についてでございますが、施設整備基金費の補正額と実質収支額との差額ということかと思われますので、これは令和3年度決算の実質収支額が4,182万2,510円、当初予算の繰越金1,000万円との差額3,182万2,000円が歳入の補正増となるものでございます。
歳出の補正額につきましては、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、10節需用費、電気料が367万9,000円の増、2款総務費、1項総務管理費、2目施設整備基金費、24節積立金は1,891万5,000円の増、3款事業費、1項事業管理費、1目事業管理費、10節需用費、燃料費が922万8,000円の増となるものでございます。合計をしますと3,182万2,000円と同額となるものでございます。以上でございます。
続きまして、補正予算書10ページ、11ページの需用費、電気料及び燃料費についてでございますが、電気料につきましては、令和4年度当初、予算算定時の単価は26.51円でありました。令和4年6月の単価は30.65円という、約16%の増となっております。
次に、需用費、燃料費、ガス代につきましては、令和4年度当初予算算定時の単価は102.32円、令和4年6月の単価は130.33円で、約27%の増となっております。
以上でございます。
金子 進議長 質疑ございますか。
5番、石川議員。
5番石川敏子議員 再質問させていただきます。
債務負担行為について、火葬炉の委託内容が細かな点で見直しが行われるとおっしゃっていました。それで、残灰についてはそこに入ってくると、そうすると上限額が今までとは変更になるのかどうか、どのぐらいの伸びがあるのかどうかをお答えいただきたいと思います。
金子 進議長 答弁を求めます。
事務局長。
村田 誠事務局長 総額は上がっておりますが、伸び率については、そこのところはちょっと計算しておりません。申し訳ございません。
〔「総額は分かる、どのぐらいありますか」と言う人あり〕
村田 誠事務局長 限度額は2億3,174万4,000円でございます。
〔「前回の限度額というのは」と言う人あり〕
金子 進議長 前年度の限度額と今年度の限度額を比較すればいい。
事務局長。
村田 誠事務局長 前回の限度額は2億3,020万8,000円です。
金子 進議長 よろしいですか。
〔「はい」と言う人あり〕
金子 進議長 ほかに質疑ございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
金子 進議長 質疑がないようですので、以上で議案第9号に対するの質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論を求めます。
〔「なし」と言う人あり〕
金子 進議長 討論がないようですので、以上で討論を終結し、採決をいたします。
本案について賛成の議員の起立を求めます。
〔起立全員〕
金子 進議長 起立全員であります。
よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
◎管理者の挨拶
金子 進議長 以上をもちまして、本日の日程は全部終了しました。
管理者の挨拶を願います。
岩谷管理者。
岩谷一弘管理者 本日の定例会にご提案申し上げた議案2件につきまして、議員の皆様におかれましては慎重なるご審議を賜り、いずれも認定、可決をいただき、厚く御礼を申し上げます。議員の皆様方から賜りました貴重な意見を十分尊重し、今後の斎場運営に当たってまいりますので、より一層のご指導、ご協力を心からお願い申し上げます。
ここ数日、コロナの感染が急速に再拡大しております。議員の皆様におかれましては、暑さ厳しき折、健康に十分ご留意をいただき、今後もご活躍いただきますことをご祈念申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございました。
◎閉会の宣告
金子 進議長 以上で令和4年7月定例会を閉会いたします。
ありがとうございました。
なお、次回2月の定例会は令和5年2月6日の開催が予定されておりますので、ご協力のほどお願い申し上げます。
本日は大変ご苦労さまでした。ありがとうございました。
(午後 2時35分)
議 長 金 子 進
副 議 長 鈴 木 貴 美 子
署 名 議 員 木 佐 木 照 男
署 名 議 員 荒 木 洋 美